リーフィアと歩む緑統一の軌跡

ポケモン全国図鑑「緑」検索のポケモン達と共にポケモンバトルに挑む自称猫の育成記録。最近はクトゥルフ神話TRPGの沼に浸かっている模様。

短編一次創作「新年のご挨拶は実家にて」

新年明けましておめでとうございます今年もよろしくお願いいたします(遅い)、ざっそうを愛する猫です。

この度は、2019年を祝うべく年末年始から自己満足で書き続けてきた、猫の探索者を主人公とした短編小説を載せようと思います。「短編」と言いながら約12400字あるので、巷で「それはもはや短編と言わないのでは?」という話が聞こえてきたような気がしますがきっと気のせいです。空耳です。

毎度のことながら身内感満載のため、簡単な人物紹介を付けておきますが、読まなくてもそれとなく大雑把な空気は味わっていただけるかと思います。

この度も探索者の使用どころか台詞発注を快く引き受けてくださった(もとい突然台詞をぶん投げ付けてきた)ツキナミさんと、Twitterに文面を載せる度にいいねボタンを押してくださったぴーさんに最大限の感謝を込めて。

拙い文章ではありますが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。

 

【人物紹介】

草加怜(34歳男性/医者/PL:猫)
草加家の次男。草加診療所という名の小規模な診療所を営む鋼メンタルの医者。重度のお人好しにして猫が匙を投げる程の鈍感系主人公。現在は草加翡翠と同居している。クトゥルフ神話技能28。

ミフネ・ムレーヌ(30歳男性/薬剤師/PL:ツキナミ)
毒吐く(元)闇医者。草加診療所の薬剤師にして、翡翠の戸籍謄本を偽造した張本人。最近、諸事情により同居人(家政婦)が増えたらしい。クトゥルフ神話技能34。

草加翡翠(17歳少女/メイド/PL:猫)
草加怜と同居している少女。元々は人造人間とでも呼ぶべき存在だったが、奇跡的に一命を取り留め、現在は人間としての生活を享受している。料理は得意分野。クトゥルフ神話技能3。 

草加隼人(37歳男性/ビジネスマン/PL:猫)
草加家長男。電子工学系の企業で営業を担当しているサラリーマン。とある小説家と共に謎の空間に囚われ、生と死を何度も行き来する目に遭った以外は至って真面目で普通の人。クトゥルフ神話技能0。

草加葵(29歳男性/私立探偵/PL:猫)
草加家三男。草加探偵事務所という名の小規模な探偵事務所を営む男性。何度か名状しがたき体験をした結果、車および電車恐怖症(閉所恐怖症)と反芻言語、とある人物への恐怖症を発症している。また、謎の空間でとある少女を殺害したことを密かなトラウマとして抱えている。クトゥルフ神話技能9。

 

 

 

「新年のご挨拶は実家にて」

 

 先程まで耳に当てていた受話器を置き、深々と溜め息を漏らした。
 近くにあった受付用の椅子に座り、どうするべきか十数秒考えを巡らせる。しかし、妙案は思い浮かばなかった。簡単に解決できる問題なら自力でどうにかしているが、この手の謀が不得手な自分には打つ手が思いつかない。
「行ってきたらどうですか」
「き、聞いてたんですか!?」
 突然背後から声をかけられ、堪らず声をかけてきた人物へと向き直る。白衣を羽織り、薄く微笑む三十代程の男性は「別に盗み聞きするつもりはなかったんですが」と、特に悪びれた様子もなく答える。
「で、どうするんですか? ご実家からでしょう、今の電話」
「それは……」
 男性の言う通り、先程の電話は実家の母からかかってきたものだ。内容としては「一日くらいは実家に帰ってきなさい」という催促。例に漏れず、草加診療所も三が日まで休業日であり、それを察知した母から釘を刺されたのだ。確かにここ数年、多忙を理由にまともに顔を見せていなかったのだが、今年は事情が違う。
 今の草加診療所には「草加翡翠」という同居人がおり、彼女の存在を実家に一切伝えていないのだ。自分一人だけで実家に帰省するのは容易いが、いずれは「空から降ってきた元機械人形」という不可思議な存在について説明せざるを得なくなる。
 と、再度苦悩しかけた眼前に書類が突き出された。普段は見慣れないだろう「それ」は、草加の前にいるこの男性、ミフネ・ムレーヌが昔馴染みの伝手を頼って偽装した翡翠さんの戸籍謄本だった。
「いい機会です。これを持って『親も兄弟も知らない遠い親戚の子を預かることになりました。報告が遅れてごめんなさい』って報告しに行ってください」
「え、いやそれは……」
「私だって草加さんが不在中に『偶然』来院した草加さんの身内に『草加翡翠』さんという『同姓』で『同居中』の『異性』で、しかも『未成年』について説明を求められたら嫌ですからね」
 ぐうの音も出ない正論だった。そもそも、自分の実家は都内にある。ミフネさんの言うような状況になる可能性は十分にある。むしろ、今までよく翡翠さんと自分の親族が遭遇しなかったものだ。
「そ、そもそも『草加』なんて珍しい同姓にしなければここまで面倒な話にはならなかったんじゃ……」
「仮にそうした場合、事情の知らない患者さんから『あの医院は未成年の女の子を学校にも行かせず家に住まわせている』って噂になりますよ? 一度噂になったものはそう簡単には消えませんし、いらない尾鰭も付きます。身分を隠して静かに暮らそうとするなら、全く関係ない名前を付けるより、他人が関係性を勝手に勘違いしてくれる名前にする方が楽なんですよ」
 さすがは元闇医者。こういう言い方は失礼だろうが、説得力が段違いだ。うまい具合に逃げ道を封じられているような気もするが、彼が自分や翡翠さんのことを考えて行動してくれているのは十分理解できる。それなら、自分が何もしないわけにはいかないだろう。
「分かりました。これも何かの機会でしょうし、罪悪感を押し殺して行ってきます」
「はい、どうぞ行ってきてください。緊急対応できるように医院にいるつもりですから、急患の連絡が来ても帰ってこなくていいですので気兼ねなく」
 有り難い話ではあるが、それにしても用意周到すぎやしないか。そう言いたくなる気持ちを押し殺し、突き出された戸籍謄本を渋々受け取った。

 

 「怜兄が実家に女性を連れてくる」という話を少し興奮気味の母から聞いたときは、思わず携帯電話を落としかけた。ただ、詳細を聞けば、どうやら預かっている遠縁の親戚の子どもを連れてくるだけらしい。
 そうはいっても、俺の知る限り草加家の親戚で十七歳の少女なんて聞いたことがない。怜兄に限って未成年に手を出したとは思えないが、それにしても唐突な話だった。興味本位で軽く調べてみたら、確かに「草加」という苗字の少女らしい。珍しい苗字ではあるが、俺の家族以外に見かけないというものでもない。
 ともかく、兄弟が揃うだなんて本当に久しぶりのことだ。相変わらず客の少ない探偵事務所を年始に合わせて早々に閉め、身支度を整えてから実家に向かってバイクを走らせた。
 然程混んでいない道を走ること一時間程度、昭和な雰囲気を醸し出す和風の二階建ての屋敷までやって来た。門の奥にバイクを停め、引き戸の玄関扉をガラリと開ける。数年ぶりに帰省したとはいえ、特に変わり映えもしない実家の様子に少しだけ安堵する。
 居間に行けば、年始でも変わらず背広に身を包んだ男性が一足早く炬燵に座って暖を取っていた。俺よりも一回り年上のはずなのに兄弟の中で最も身長が低く、そして誰よりも真面目な長男だ。
「葵か、久しぶり」
「久しぶり。隼兄も相変わらずだな」
 相変わらず、という言葉に対して隼兄は苦笑いを浮かべるだけに留め、炬燵に入った俺に対して蜜柑を差し出す。それを受け取って皮を剥きながら話を切り出した。
「母さんから聞いたか? 怜兄が未成年の女の子連れてくるって。そんな趣味だったっけ」
「趣味な訳ないだろ。お人好しな怜のことだから、断れずに預かってるだけだろう」
 冗談のつもりで言ったのだろうと思ったのか、隼兄はそれ以上追求してはこなかった。隼兄が三兄弟の中で最も真面目な人種なら、怜兄は三兄弟の中で最もお人好しな人種だ。誰某構わず、自分が助けられる範囲であれば助けようとする次男にとって、医者という職業は天職だった。そんな怜兄に対し、隼兄が良からぬ想像をするはずがなかった。
「最近はどうなんだ、仕事は順調か?」
「仕事? いや、別に変わったことは、何も……」
 仕事関係は普段通り、特に変わりない。ただ「それ以外」では決して良いとは言えない。過去に自分が巻き込まれた幾つかの事象は、今も尚暗い影を落としている。
「どうした、顔色悪くないか」
「わ、悪くねえよ。そういう隼兄はどうなんだよ。家族で集まろうだなんて急に言い出したの、隼兄なんだろ?」
「ま、まあそうなんだが……何度も死ぬような目に遭うくらいなら、今の内にやりたいことをやるべきだと思ってな」
「隼兄こそ何言ってんだよ。人は、一度死んだら生き返らねぇよ」
「あ、ああ……そうだな」
 何とも不可思議な会話だと思ったが、隼兄の表情が至って真面目だったので茶化すことも憚られた。それに「一度死んだら生き返らない」だなんて、未だに後悔している自分に気付き、舌打ちしたい気分になった。
 二人の間を支配した妙な沈黙は、玄関扉をガラリと開けた音によって途絶えた。母さんは料理の準備のために台所に、父さんは二階の自室にいるはずだ。そうなれば、可能性は一つしかない。
「二人共、もう来てたのか」
 居間に顔を見せたのは怜兄だった。隼兄とは違って仕事着ではなく、セーターにズボンという至ってシンプルな服装だ。そして、怜兄の後ろで見え隠れする影が一つ。
「その子が、例の遠い親戚の子どもか」
「ああ。兄の隼人と、弟の葵だ。二人共、彼女は草加翡翠さん」
「初めまして、草加翡翠です。よろしくお願いします」
 少女は怜兄の後ろからおずおずと一歩前に出て、俺達に頭を下げた。透き通るような白髪とこちらを見つめる琥珀の瞳が印象的な子だ。黄色を基調としたシンプルなワンピースが、少女の可愛らしさを更に引き立たせている。
「ところで、二人だけか? 父さんと母さんは?」
「父さんは部屋。母さんは台所」
「じゃあ、先に母さんだな。二人には後で事情を話すから」
 そう言うと、怜兄と、翡翠と名乗った少女は居間の奥へと消えていった。奥には台所があるので、母さんに話をしに行ったのだろう。それにしても、あんな可愛い子をどうして怜兄が預かることになったのか。
「随分と可愛い子だな。礼儀も良さそうだし」
「……礼儀は、な」
 少しの引っかかりを覚えながら、俺は皮を剥いた蜜柑を一切れ口の中に放り込んだ。


 日頃の行いは大切なものだとしみじみと感じた一日だった。
「遠縁の親戚が、都合により家族全員で海外に行かなければならなくなった。しかし、翡翠さんは日本を離れたがらなかった。そこで、未成年である彼女を自分が引き取ることになった」
 自分でも無茶な言い訳だと思ったが、ミフネさんならいざ知らず、人を騙すことに疎い身としてはこれが限界だった。ただ、父さんは持参した戸籍謄本を見て納得してくれたし、母さんに至っては詳しい話をする前にお節料理を手伝ってくれた翡翠さんのことを可愛がっていた。母の指南の下で作った翡翠さんのお雑煮を「美味しい」と言って褒めている兄の隼人の様子を見る限り、こちらも問題はないだろう。
 ただ一人、翡翠さんに疑惑の目を向けている弟の葵を除いて。
「なあ、怜兄。ちょっといいか」
 夕食に母さんのお節料理と翡翠さんのお雑煮を頂いている間、葵から呼び出された。葵の後を追いかける形で、居間を離れて縁側へと移動した。縁側には雲間から月明かりが射し込んでおり、遠くから僅かだが居間で騒ぐ声が聞こえてくる。
「どうしたんだ?」
「どうしたんだ、じゃねえよ。怜兄、嘘吐いてるだろ」
 咄嗟に言葉が出てこなかった。葵の言葉はひどく静かで、それでいてこちらを見透かしたような声色だった。
「一応、これでも探偵だからな。人の嘘には敏感なんだよ」
 葵はまっすぐにこちらを見つめている。明らかにこちらの言い分が偽りであると見抜いているのだろう。草加家の三兄弟の中で最も才能に恵まれているのが葵だ。側から見れば何かと斜に構えて気楽そうに見える弟だろうが、物事の機微を見抜く力には特に優れている。
「怜兄が誰かに騙されたり脅されたりして嘘を吐いてるとも思ったけれど違うみたいだし……それなら、嘘を吐く理由は一つしかないはずだろ」
 自分ではこれ以上隠しきれないだろう。一つ軽く息を吐き、徐に口を開いた。
「……翡翠さんのため、だよ」
「その翡翠さんだけど、少し調べた限り日本育ちだった。それにしては、お節やお雑煮を見て随分と驚いてたよな。まるで、実物を見るのが初めてみたいに」
 葵には翡翠さんの戸籍謄本を見せていない。考えられるとすれば、実家に帰る前に別の手段を用いて調べたのだろう。
 実際、翡翠さんにとっては初めての正月だ。もちろん、知識はあるだろうが経験はない。記憶があっても実物を見たことがない。当然、それを見れば興奮してしまうのも仕方ないことだ。さらに「これが草加さんのご実家の味ですか」と意味深長に頷きながらお雑煮の味付けをしていたので、葵がそれを不審に思うのも理解できないわけではない。
「怜兄。変なことを聞くかもしれねえけど……本当はあの子、何者なんだ?」
 単純に察しがいいのか、それとも翡翠さんを怪しむが故の言動か。自分の身に起きた常識では語れない不可思議な体験が脳裏に浮かび、どのように答えればいいのか反応に困った。ただ、どんなに考えても答えは一つしか思いつかなかった。
「彼女は人間だよ。ちょっと世間に疎い割に好奇心が旺盛で料理が好きな、普通の女の子だ」
「人間の女の子、か……」
 一瞬、こちらの言葉を聞いた葵が妙な感傷に浸っていたような気がしたが、気のせいだろうか。
「……分かった。これ以上は何も追及しねえし、父さんや母さん達に告げ口もしない。ただ、何か困ったことがあればいつでも言えよ」
「ああ、すまないな」
「すまないなんて謝るくらいなら、せめてもっとマシな嘘吐けって。あんなので何も言わないの、うちの家族くらいなもんだぞ」
「そ、それは……うん、悪かった。じゃあ先に戻るからな」
 自分でも無茶だと承知の上だったので葵の言い分には素直に頷くしかなく、きまりが悪くなって足早にその場を後にした。


 怜兄を呼び出したのは他でもなかった。怜兄が家族に嘘を吐いてまで同居させようとしている少女が何者なのか、直接問い質そうと思ったからだ。
 職業柄いろんな人を見てきた経験と過去に巻き込まれた理不尽な体験から、彼女は「何かが違う」と感じたのだ。それこそ、言葉では言い表せないような「何か」そのものであるかのように。
「どうしたんだ?」
「どうしたんだ、じゃねえよ。怜兄、嘘吐いてるだろ」
 前置きもなく言い放った言葉に、怜兄は明らかにたじろいだ。ほんの少しだけ抱いていた期待は脆くも崩れ去った訳だが、逆にもっと気になってしまう。嘘を吐くのが苦手な怜兄にここまでさせるあの少女は、一体何なのか。
「一応、これでも探偵だからな。人の嘘には敏感なんだよ。怜兄が誰かに騙されたり脅されたりして嘘を吐いてるとも思ったけれど違うみたいだし……それなら、嘘を吐く理由は一つしかないはずだろ」
 そこまで言って怜兄の答えを待つ。しばらくして何か諦めたかのように一息吐くと、徐に口を開いた。
「……翡翠さんのため、だよ」
「その翡翠さんだけど、少し調べた限り日本育ちだった。それにしては、お節やお雑煮を見て随分と驚いてたよな。まるで、実物を見るのが初めてみたいに」
 出発前の調べ物がこんなところで役立つなんて皮肉としか思えなかったが、それがあったからこそ少女の言動に違和感を覚えたと言ってもいい。考えすぎかもしれないが、やはりあの少女には何かあるのではないか。
「怜兄。変なことを聞くかもしれねえけど……本当はあの子、何者なんだ?」
 「何者か」というより「何か」と聞きたかったが、さすがに憚られた。思い出しただけで怖気立つような、あんな不気味な体験をするのは自分だけで十分だ。
「彼女は人間だよ。ちょっと世間に疎い割に好奇心が旺盛で料理が好きな、普通の女の子だ」
 しかし、怜兄の返答は予想に反して穏やかで、それでいて胸がすくような一言だった。今の怜兄の言葉に嘘はない。紛れもなく怜兄の本心だと確信が持てた。
「人間の女の子、か……」
 ふと、夢か現か判別できない空間での記憶が蘇る。もし、あの時何かしていれば彼女を救えたのだろうか。そんな選べなかった未来を想像しそうになった自分に気付き、慌てて話を戻した。
「……分かった。これ以上は何も追及しねえし、父さんや母さん達に告げ口もしない。ただ、何か困ったことがあればいつでも言えよ」
 怜兄が本心から「普通の女の子」だと言うのなら、すぐに息巻く必要はないだろう。結果的に、俺はそう判断することにした。
「ああ、すまないな」
「すまないなんて謝るくらいなら、せめてもっとマシな嘘吐けって。あんなので何も言わないの、うちの家族くらいなもんだぞ」
「そ、それは……うん、悪かった。じゃあ先に戻るからな」
 そそくさと退散した怜兄の背中を見送り、俺も居間に戻ろうとして振り返る。
「……で、怜兄がああ言う以上は何も言わねえけど、それはそれとして盗み聞きはよくないだろ」
 図星を突かれて焦ったのか、縁側の曲がり角の奥から僅かに物音が聞こえる。しばらくすると、白髪の少女……翡翠がおずおずと顔を覗かせた。
「ご、ごめんなさい。そんなつもりはなかったんです……」
 翡翠が持っていたのは、先程まで居間で振る舞われていたお雑煮が入っていた小鍋だ。恐らく、台所まで追加の具材を取りに行こうとして縁側を通りかかったのだろう。この家の構造上、縁側を通らなければ台所まで辿り着けない。俺と怜兄が話しているのを見かけ、どうしようか考えあぐねていたようだ。
「……そんなつもりがないことは何となく分かったから、そんなに落ち込むなよ」
 先程まで彼女のことを警戒していた身としては、面と向かって話すのは何となく気が引けた。こちらの思いを知ってか知らずか、翡翠は無邪気に笑いかけてくる。
「優しい方なんですね、葵さん」
「はぁ? 優しい!?」
 予想外の言葉に思わず語尾が荒げた。知り合いは勿論のこと、家族からもほとんど言われたことがなく、捻くれ者の自分とは不釣り合いな言葉だ。
草加さんのことを心配して、ああして言ってくださったんですよね」
「心配? 怜兄が何をそんなに隠してるのか気になっただけだっての」
「やっぱり草加さんの弟さんなんですね。そっくりです」
 毒気が抜けるというか気が抜けるというか、彼女が見せる純粋な反応は捻くれ者の身としてはどこか眩しかった。
 だから、つい口を出したくなったのかも知れない。勿論いい意味で、だ。
「……『草加さん』って呼び方」
「はい?」
「はい、じゃねえよ。ここに何人の『草加』がいると思ってんだ。兄貴の名前は知ってるんだから呼べばいいだろ」
 何ならお前も『草加』だろ、と心の中で呟いていると、先程まで何を言っても微笑みを絶やさなかった翡翠が途端に戸惑いつつも目線を逸らしているのに気付いた。こちらの視線に気付き、至極困ったことのように尋ねてくる。
「何故か分からないんですが、『怜さん』って言いにくいんです。私、何かがおかしいんでしょうか……」
「言いにくいっていうか、それって単に恥ずかしいだけじゃないのか?」
 俺に言われたことがそんなに驚いたのか、翡翠は目を何度も瞬きさせた後、顔を赤らめて目を伏せてしまった。怜兄の反応見たさで提案したのだが、まさかここまで初々しいとは。言った側からちょっとした罪悪感に襲われてしまう。
「雑煮って結構重いだろ。帰りくらいは俺が持って……っ」
 せめてもの償いとして翡翠の持っていた鍋を取り上げるべく手を伸ばそうとして、不意に目の前の少女と別の少女の面影を被らせてしまう。
 直後、差し伸べた自分の手が真っ赤に染まっていることに気付いた。咄嗟に引っ込めようとした手に握られている銀のナイフが鮮血で赤く染まっている。先程まで何もなかった服はすっかり返り血に塗れていた。
 喉から出しかけた声を辛うじて押し止められたのは、誰かが血塗れの手を握りしめた感触があったからだ。
「落ち着いてください、大丈夫ですから」
 目の前にいる少女が、両手で俺の手をぎゅっと握りしめている。こちらを見上げる琥珀色の瞳は、足下に落ちた小鍋にも目をくれずに俺の顔を映し出す。手から伝わってくる人の温かさを感じてふと自分の手を見れば、先程まで見えていた返り血もナイフも無くなっている。過去の出来事がフラッシュバックしただけだと自分の理解が追いつくまでには、少し時間がかかった。
「平気、ですか?」
「……平気、だよ」
 俺の顔色を伺う翡翠の手を軽く振り解き、平静を装いながら返事をしたが、翡翠は尚も疑念の眼差しを向けてくる。
「嘘です。まだ顔色が悪いです」
「嘘じゃねえから、もういいって。どうにかなるもんでもねえよ」
 自分自身、いい顔色ではないだろうというのは察しが付く。ただ、こればかりはどうしようもない。それこそ、あんな結末を迎えてしまった不甲斐ない自分にお似合いの末路なのだ。
 ふと、足下に転がっていた小鍋に気付き、拾い上げる。ステンレス製の小鍋は割れておらず、残った雑煮の汁が僅かに底にあるだけだ。あの時、翡翠はこれを床に放り投げてまで、混乱する自分の手を握ってくれたのだろう。
「……ありがとう」
 思わず口から漏れてしまった一言が彼女の耳に届いていないことを切に願いつつ、拾い上げた鍋を小脇に抱える。
「ほら。とっとと雑煮取りに行かねえと、そろそろ父さん辺りが騒がしくなる頃合いだぞ」
「はい」
 やけに嬉しそうな笑みを浮かべた翡翠を連れて、俺達は台所へと向かった。


翡翠ちゃん。お雑煮取りに行ってくれないかしら」
「はい、分かりました」
 草加さんのお母様から空の小鍋を預かり、居間を出る。台所に向かって少しだけ肌寒い廊下を歩いていると、行き先から誰かの声が聞こえた。
「……随分と驚いてたよな。まるで、実物を見るのが初めてみたいに」
 縁側では草加さんと、草加さんの弟だという葵さんの二人が何やら話をしている。確か、この縁側の奥に台所があるはずだが、やけに緊迫した雰囲気の二人の間を割ってのは躊躇われた。
「怜兄。変なことを聞くかもしれねえけど……本当はあの子、何者なんだ?」
 心臓が一段と跳ねた気がした。何者か、と言われれば私自身上手く答えられない。人ではない存在が創り出した、人間の真似事をして動く機械人形だったもの。本来であれば、ここにいることすら叶わなかった物だ。
 草加さんは、何て言うのだろうか。
「彼女は人間だよ。ちょっと世間に疎い割に好奇心が旺盛で料理が好きな、普通の女の子だ」
 それがいかにも当たり前のような、自然な声色だった。自分の知る限り、草加さんは人を貶めるような嘘を吐く人でない。この言葉は紛れもなく草加さんの本心で、だからこそ自分の胸の奥が熱くなるのを感じた。
「人間の女の子、か……」
 一瞬返答に困ったのか、葵さんが何かを思い悩んだような気がしたが、すぐに元の調子で言葉を紡いだ。その時には既に、二人の間を隔てていた張り詰めた空気は消え失せていた。
「……分かった。これ以上は何も追及しねえし、父さんや母さん達に告げ口もしない。ただ、何か困ったことがあればいつでも言えよ」
「ああ、すまないな」
「すまないなんて謝るくらいなら、せめてもっとマシな嘘吐けって。あんなので何も言わないの、うちの家族くらいなもんだぞ」
「そ、それは……うん、悪かった。じゃあ先に戻るからな」
 そう言って先に草加さんが居間へと戻って行った。あとは葵さんが離れてから台所に向かおうと考えていたが、予想に反して彼はその場で振り返る。
「……で、怜兄がああ言う以上は何も言わねえけど、それはそれとして盗み聞きはよくないだろ」
 いつから気付いていたのだろうか。一歩、後ろに引き下げた足下の床が僅かに軋んで音を立てる。
 あからさまに音を立ててしまった以上、このまま何もなく立ち去れるとは思えない。意を決し、私は曲がり角の奥から飛び出した。
「ご、ごめんなさい。そんなつもりはなかったんです……」
 先程まで私のことを信用できないと宣言していた相手に信じてもらえるかは分からないが、ともかく正直に事情を伝えるしかない。
「……そんなつもりがないことは何となく分かったから、そんなに落ち込むなよ」
 ただ、何故かは分からないが、葵さんはそれ以上の話をしなくても構わないと先んじて言ってくれた。確か、自己紹介の時に職業が探偵さんだと仰っていたので、何かを察してくれたのかも知れない。
 そう思いながら、草加さんよりも高い位置にある彼の顔を見上げれば、先程草加さんと話していた時に比べて少しだけ落ち込んでいるように見えた。ひょっとして、私を疑ったことを後ろめたく思っているのだろうか。
 元はと言えば、私が普通に生活できるようにと草加さんとミフネさんがいろいろしてくれたとはいえ、怪しいのが当たり前なのだ。葵さんが私のことを警戒するのも、草加さんのことを心配するのも、間違ったことではない。
 でも、葵さんは草加さんの言葉を信用して、私に対して気を配ってくれたのだろう。
「……優しい方なんですね、葵さん」
「はぁ? 優しい!?」
 彼はやけに動揺したようで語尾を荒げたが、私からすれば至極当然のことのように思えた。
草加さんのことを心配して、ああして言ってくださったんですよね」
「心配? 怜兄が何をそんなに隠してるのか気になっただけだっての」
「やっぱり草加さんの弟さんなんですね。そっくりです」
 自分よりも他人のことを考えるところとか、何気なく人に優しくできるところとか、本当にそっくりだと思う。ただ、当の葵さんは何故か気まずそうに肩を竦めた後、話題を変えてきた。
「……『草加さん』って呼び方」
「はい?」
「はい、じゃねえよ。ここに何人の『草加』がいると思ってんだ。兄貴の名前は知ってるんだから呼べばいいだろ」
 言われてみればそうかもしれない。私も『草加』という名字を名乗っていいことにしてもらえたので、このままだと被ってしまう。草加さんは私のことを「翡翠さん」と呼んでくれるのに、私だけ名前で呼ばないのもおかしな話だ。
 「怜さん」と、心の中で呟いてみる。途端に、何故かよく分からないが頬が火照るような気がした。
 ふと、視線を感じて見上げれば葵さんが何度か横目でこちらを見ていた。
「何故か分からないんですが、『怜さん』って言いにくいんです。私、何かがおかしいんでしょうか……」
 今の気持ちを正直に伝えてみたら、葵さんは少し驚いたような表情を浮かべたものの私の疑問にすぐ答えてくれた。
「言いにくいっていうか、それって単に恥ずかしいだけじゃないのか?」
 草加さんのことを名前で呼ぶだけなのに躊躇われる。でも、草加さんがどんな風に反応してくれるのか気になってしまう。対立する二つの思いが私の中でせめぎ合っている。でも、胸に詰まったこの気持ちは決して嫌なものではない。これが「恥ずかしい」という気持ちなのだろうか。
「雑煮って結構重いだろ。帰りくらいは俺が持って……っ」
 私が悶々と悩んでいるのを見かねてなのか、葵さんが言葉を投げかけて、しかし不自然に途切れる。違和感を覚えて視線を向けると、葵さんの様子がどこかおかしいのはすぐに分かった。
「あ、葵さん……?」
「……だ、違う、そんなつもりじゃ……」
 明らかに「何か」に怯えている。一瞬、私に対して怯えているのかと錯覚したが、葵さんの目線は私に向いていない。まるで葵さんだけに別のものが見えているように、握り締めている物を手元に引き寄せて……。
「葵さん!」
 嫌な予感がして小鍋をその場に放り捨て、私は葵さんの手を掴んだ。
 その瞬間、葵さんは我に返ったようで、握られた手と私の顔に視線を向けてくれた。わたしはほっと溜め息を吐きつつ、呼吸を整えて動揺が表に出ないように努めながら声をかける。
「落ち着いてください、大丈夫ですから」
 葵さんの手を両手で強く握りしめていると、彼の手の震えが少しずつ収まっていくのが分かった。荒い呼吸も何とか整いつつある。
「平気、ですか?」
「……平気、だよ」
 と、葵さんは私の手を軽く振り解き、その手を虚空でひらひらと揺らして返答する。先程のような怯えた様子は見られなかったが、顔色はやや悪く、体調的に万全であるとは思えなかった。
「嘘です。まだ顔色が悪いです」
「嘘じゃねえから、もういいって。どうにかなるもんでもねえよ」
 でも、と更に言葉を紡ごうとした私は、彼の表情を見て咄嗟に口を噤んだ。葵さんはやけに寂しそうで、ただどこか割り切っていることに気付いてしまったのだ。
 これは、私が干渉していい問題なのではないのだろう。カウンセリングなどの精神療法で解消するとしても、彼自身それを望んでいない。優しい彼は、何があったとしても最期まで自分の問題として抱え込むつもりなのだろう、と。
 私が呆気に取られている間に、葵さんは足下に転がっていた小鍋に気付き、拾い上げる。その時、彼の口から「……ありがとう」と溢れたのが聞こえてきた。それが誰に対して発せられたものなのか、彼が気まずそうに横目でこちらを見ていることから予想がついてしまった。
「ほら。とっとと雑煮取りに行かねえと、そろそろ父さん辺りが騒がしくなる頃合いだぞ」
「はい」
 事実とはいえ「優しい」と言ってしまえばまた気を悪くするだろうから、せめて返事だけは元気よく返し、台所へ向かう彼の後を追いかけた。

 

 当初、日帰りの予定のはずだったのだが、昨晩は実家で一泊することになってしまった。母が翡翠さんを気に入ったのも原因の一つだが、やはり翡翠さんが和式の建物や家具に興味を引かれていたことが大きかった。診療所の二階にある居住空間に和室はないし、フローリングの床で布団を敷く機会は終ぞなかった。畳の上でごろごろ嬉しそうに寝転がる彼女の姿を見て「すぐに帰ろう」と言い出しにくいのも仕方ないことだと思う。
 内心、こうして実家に帰省している間も診療所に控えてくれているであろうミフネさんに頭を下げながら連絡を入れたら「ご勝手にどうぞ」と返信がきた。最近は頼ってばかりだな、と反省しつつお言葉に甘えることにした。
 次の日の朝食後、車の暖房を入れておこうと外に出ると、近くからエンジン音が聞こえてきた。少し顔を覗かせれば、敷地内に停めてあったスクーターバイクのサドル部分の収納からヘルメットを取り出す葵の姿があった。
「もう帰るのか?」
「ああ、先に帰る。実家で寛いでいるのも飽きたしな」
「そんなこと言って、また母さんに小言を言われるの嫌なんだろう?」
「嫌に決まってるだろ」
 そう言って、葵は悪戯をしでかした子どものようなバツの悪い笑みを浮かべる。こういうところは小さい頃から何も変わっていない。
「……バイクの免許取ったのか」
「ああ。免許って楽に取れるもんなんだな。気ままに動けるから結構便利だよ」
「そうか……」
 言葉がうまく繋がらず、不自然な間が続いた。昨日の今日で何と言っていいのか言葉に詰まってしまう。
「……怜兄、そんな気に病むことねえよ。逆にそうやって気まずい雰囲気出される方が嫌なんだけど」
 不意に葵が放った言葉にハッとさせられた。一方的に隠し事をしている状況ではあるが、だからと言って無理に壁を作る必要はないのだ。こちらの事情を推し量った上で「それでもいい」と言ってくれたのなら、その気持ちに応えないことこそ嘘だろう。
「……次は気を付けるよ」
「そういうところ律儀だよな。じゃあな怜兄、あの翡翠とかいう奴にもよろしく」
「分かった」
 こちらの返事を聞いて満足気に微笑んだ葵は、抱えていたヘルメットを被り、バイクを走らせて行ってしまった。
「……葵さん、帰っちゃったんですか」
「ああ。『翡翠さんによろしく』って言ってたよ」
 バイクの影を見送っていると、後ろからかけられた言葉に反応して振り向けば、翡翠さんが実家の方から駆け寄ってくるところだった。
「そうですか、ご挨拶したかったんですけれど……残念です」
「またお盆に会うことになるさ」
「お盆ですか。そしたらまた連れてきてくださいね、怜さん」
「それはもちろ……んん??」
 今のは聞き間違いか? そう思って翡翠さんの方を向けば、彼女も若干恥ずかしそうにこちらを見上げていた。
「あ、葵さんに言われて言ってみたんですけれど、やっぱりおかしいですか?」
 あの生意気な弟め、翡翠さんになんてことを教えたんだと心中で毒付く。学生時代ですら友人に名字で呼ばれることの方が多かった身だ。それなりに大人と言える年齢になって名前で呼ばれるというのは、やはりどこか気恥ずかしい。
 ただ、嫌な気分にはならなかった。
「……いいや、翡翠さんが言いやすいならいいんじゃないかな」
 翡翠さんが言いたい呼び方でいいよ、と付け加えれば、彼女は安心したように軽く一息吐いてから「これでお揃いですね」と、嬉しそうに微笑んだ。
 彼女から差し出された手をそっと握り返す。名前呼びの気恥ずかしさが抜けないまま、翡翠さんと一緒に荷物を取りに実家へと戻った。

短編二次創作「シーライトの希い」

今月末に忙しさのピークを迎えつつある猫です、こんにちは。

 

先日、にこいち様制作「オートマタは星に願う。」というシナリオにPLとして参加した猫ですが、セッション終了後に後日談を書きたい衝動が興り、気がついたら短編小説が出来上がっていました。久々にこんな速筆で小説を書いた気がします。

執筆の際には、Fate/Grand Order楽曲(OST)「君の願い」、BUMP OF CHICKEN「カルマ」、坂本真綾「逆光」をリピートしながら書きました。興味がある方はぜひお聴きください。

枕草子ではありませんが、初めは身内以外に見せるつもりではなかったため、猫の探索者及び他の方の探索者との交友関係を多分に含む自己満足短編となっております。一応、簡単な人物紹介を付けておきますが、読まなくてもそれとなく大雑把な空気は味わっていただけるかと思います。

あらかじめ言っておきますが、人物紹介の内容は一切盛っていません。


KPをしてくださった上、探索者の使用を二つ返事で許可してくださったぴーさん。短編執筆にあたって無茶な台詞発注を快く引き受けてくださったツキナミさん。そして、短編掲載を許可してくださった作者のにこいち様。お三方に最大限の感謝を込めて。

拙い文章ではありますが、読者の方々に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。

 

 

 


※以下、にこいち様制作「オートマタは星に願う。」のネタバレを含みます。その旨ご承知おきの上、どうぞご覧ください。

 

 

 


【人物紹介】

草加怜(34歳男性/医者/PL:猫)

https://charasheet.vampire-blood.net/1407615

本セッションPC参加。草加診療所という名の小規模な診療所を営む医者。重度のお人好しにしてPLが匙を投げる程の鈍感系主人公。一時期、深緑と同居しており、非常に可愛がっていた。クトゥルフ神話技能28。


ミフネ・ムレーヌ(30歳男性/薬剤師/PL:ツキナミ)

https://charasheet.vampire-blood.net/1658770

毒吐く(元)闇医者。深緑を異世界から助け出し、彼女の戸籍を用意して草加怜に託した人物。いつの間にか本人も草加診療所に転がり込んでいた。クトゥルフ神話技能27。


小鳥遊悠(22歳男性/作家/PL:ぴー)

https://charasheet.vampire-blood.net/1868038

巷で売れっ子の作家。異世界草加深緑に助けられて生還を果たす。その後、鳩となった深緑と共に生活しており、たまに草加診療所に顔を出してくれる。クトゥルフ神話技能28。


深緑(みどり)(17歳少女/放浪者/PL:???)

https://charasheet.vampire-blood.net/1658254

異世界でミフネに助けられた白髪紅眼の少女。その後、草加怜と共に同居を始めたが、小鳥遊悠を助けるために犠牲になった結果、白鳩になった。現在は小鳥遊の下で生活している。


翡翠(ひすい)(17歳少女/???/PL:???)

https://charasheet.vampire-blood.net/2125433

突如、草加怜の前に現れた少女。元々は人造人間とでも呼ぶべき存在だったが、奇跡的に一命を取り留め、人間として復活した。現在は草加と同居している。瞳が琥珀色ということ以外、深緑と瓜二つの容姿をしている。草加のことは命の恩人として慕っている。


柊杠葉(23歳女性/大学院生/PL:猫)

https://charasheet.vampire-blood.net/1884649

高校時代から一途に草加怜のことを想い続けている女性。全国大会に出場する程の腕を持つ射手。クトゥルフ神話技能6。今回の一件でPL達から付けられた渾名は「不憫」。

 

 

 


【シーライトの希い(ねがい)】

 

「……さん、草……ん、起きてください」

「ん……」

 誰かに呼ばれた気がした。重い目蓋を開き、視界が開けると、白髪に琥珀色の瞳の少女がこちらを覗き込んでいる。

「おはようございます」

 そう言って微笑む少女。幻視する。ほんの少しだけ、面影が重なる。

 ああ、今度こそ、守れたのか。一瞬だけそんな淡い思いを馳せ、しかしそんな思いを即座に否定する。

 この子と彼女は違う。「今度こそ」ではなく「今回は」なのだ。

「おはよう、翡翠さん」

 言い間違えないように、目の前にいる少女の名前を告げる。翡翠、と呼ばれた少女はこくんと頷き、こちらの手を取って起き上がるように促した。

 ほんの少し前、一瞬とはいえ冷たく無機質な物体と化したその手には、確かに人間としての温かさを感じた。

 


 翡翠さんは、オムライスに凝っている。

 初めて出逢った日の夜に自分が作ってあげたのがよほど美味しかったのか、「きっとあの時以上に美味しいものを作ってあげますから」と何度も挑戦しては撃沈している。彼女と生活を共にしてから然程日数は経っていないが既にその日数の倍は朝食と夕食に並んでいるだろう。

 そして今日もまた、彼女の練習の成果が朝食として皿の上に並べられている。回数を重ねる毎に彼女のオムライスは少しずつ完成形に近づいている。最初に出てきたオムライス……というより焦げたコッペパンに似た物体に比べれば、今日のそれは紛れもなくオムライスで、味付けも申し分ない。若干の飽きが来ていることを否定はしないが。

 しかし、肝心の本人は一口食べてから何故か不満げな表情を浮かべている。

「……草加さん。私のと草加さんの料理、何が違うんでしょうか」

 反応に困る。あの時は奇跡的な確率で自分でも驚くほど美味しいものができただけで、もう一度あれを再現しろと言われてもできる自信がない。なんというか、光る石を必死で探したとき並に奇跡的な確率ではないだろうか。

 こちらの葛藤など露知らず、翡翠さんはこちらの返答を少々上目遣いで待ち構えている。そればかりか、頬に空気を溜め、不機嫌そうな目を向けたままじりじりと迫ってくる。そんなこと一体どこで覚えてきたのか。

 何にせよ、答えないわけにはいかない雰囲気だ。言葉にするのは少々堪えたが、数十秒悩んだ末にようやく口を開いた。

「……どれだけ、相手のことを考えているか、ですかね」

「相手のことを、考える……?」

「どんな味が好きなのか、逆にどんな味が苦手なのか。初対面の人はもちろん、大切な人であれば、誰もが美味しいものを食べてもらいたいと思うでしょう?」

「はい。そうだと思います」

「それができるようになったから、翡翠さんの料理は少しずつ上手になっているんです。私にとって、今日はこれまで以上に私のことを想って作ってくれたんだと感じました。だから、自信をもっていいんですよ」

 嘘偽りなく、故に最大限の感謝を込めて告げた言葉。それを聞いた翡翠さんが嬉しげに微笑んだのを見て、自然と自身の頬が緩んでいるのを感じた。

 


 二人で朝食をとった後、すぐに身支度を整えた。洗濯した白衣に袖を通して紺のネクタイを締めれば、普段診察で着ている仕事服の完成だ。

 一呼吸入れ、自宅の扉を開けて下の階にある診療所に続く階段を下りる。その後を、看護師用の白衣に着替えた翡翠さんが追いかけてきた。

 これまで自分の仕事に関して何か頼んだことはなかったが、翡翠さんが「草加さんのお手伝いをしたいです」と言って聞かないので、数日前から待合室で患者さんの話し相手をお願いすることにしたのだ。

 ただ、意外にもお年寄りの方々と話が合うようで、常連の患者さん(何も知らない人達には、翡翠さんのことを「遠い親戚の双子の妹」として紹介している)ともすぐに打ち解けたらしい。

 先日、どんな話をしているか聞き耳を立ててみたら、平日の午後に放送されている恋愛ドラマの話で盛り上がっているようだった。自分はその辺りの知識に疎いので、彼女にとっても話し相手ができてよかったと密かに思っている。

「おはようございます、草加さん」

 階段を下りて診察室に向かう途中で、同じく白衣を羽織った男性から声をかけられた。薄く微笑む三十代程のその男性は、こちらの顔色を伺いつつ、さらに言葉を続ける。

「昨晩は夜間対応してたのにこんな時間に起きて大丈夫なんですか? 寝惚け眼で患者さん診るなんてことないようにお願いしますよ」

 彼は自分よりも年下で、仕事でも一応上司と部下の関係のはずだが、言葉尻だけ捉えれば当たりが強い。ただ、何だかんだで付き合いはそれなりに長い間柄である。口ではこう言っているが、こちらの身を案じてくれているが故の言動だ。

「ええ、分かってます。今日もよろしくお願いします、ミフネさん」

 ミフネ、と呼びかけられた男性は尚も微笑みを崩すことなく、今度は自分の背後に控える翡翠さんに視線を向ける。

「ああ、み……翡翠さんですか、おはようございます」

 翡翠さんに声をかけようとしたミフネさんが何かを言いかけ、咄嗟に言い直す。やはり、翡翠さんに彼女の面影を浮かべてしまうのは自分だけではないらしい。特に、彼は彼女に対して自分以上の思い入れがあるはずだ。

翡翠さんも朝早いようですが大丈夫ですか? 草加さんに生活習慣合わせなくても良いんですよ」

「大丈夫です。草加さんの寝顔を見るのが楽しみなので」

 翡翠さんが今とんでもないことを言ったような気がしたが、それについて問うことはできなかった。我々の話し声が響く以外、誰もいなかった待合室に、カラン、と涼やかなドアベルの音が鳴ったからだ。反射的にそちらを向けば、ちょうど一人の若い男性が玄関口で靴を履き替えているところだった。

「小鳥遊さん? どうされたんですか」

「ちょうど用事があってそこを通りかかったので、ついでと思いまして」

 そう言って、小鳥遊さんは自身の視線を横へと向ける。視線を追えば、小鳥遊さんの左肩には白鳩が乗っていた。

 鳩をこのようにして連れ歩くなど、彼が曲芸師でない限りあり得ないような話だが、彼の職業は作家である。そして、ちょこんと彼の肩に乗っているその白鳩も、ただの白鳩ではなかった。

 そういえば、翡翠さんが初めて草加診療所に来たとき、ミフネさんと小鳥遊さんとは顔合わせをしていたが、その時白鳩はいなかった。確か、小鳥遊さんの妹さんの所で預かってもらっていたのだとか。翡翠さんの姿を初めて見た小鳥遊さんが五度見してから、慌てて妹さんに連絡を取るくらいに狼狽えていたのを思い出す。

 そもそも、ただの医者である自分が、闇医者として生計を立てていたミフネさんと、有名作家である小鳥遊さんと知り合えたのはこの白鳩……深緑さんがきっかけと言える。

 小鳥遊さんの左肩に乗っている白鳩が、深緑さんが、その赤い瞳で翡翠さんを凝視する。翡翠さんも何事かと、琥珀色の瞳で白鳩を見つめ返す。

 数秒、誰も何も話さない奇妙な間が空いて、先に動いたのは深緑さんの方だった。

 小鳥遊さんの左肩から勢いよく飛び上がった深緑さんが、普段は聴かないような甲高い音を立てながら翡翠さんの頭を嘴で突き始めたのだ。

「え、何、何で、きゃっ……痛、っ!?」

「深緑さん!?」

 慌てて小鳥遊さんがミフネさんと協力して深緑さんを抱え込み、こちらは翡翠さんを背後に隠す形で咄嗟に庇う。何とか互いを引き剥がすことはできたが、深緑さんはやや興奮気味で甲高い声を立て続けていた。

 自分と瓜二つの姿の人間が目の前にいれば、誰だって動揺するに決まっている。誰もが一度、いや、自分とミフネさんに至っては未だに面影を重ねてしまうくらい、翡翠さんは「人間だったときの深緑さん」と瓜二つなのだから。

「み、どり……さん……?」

 白鳩のことを三人が「深緑さん」と呼ぶのを聞いて、翡翠さんはおずおずと白衣の背後から顔を出す。翡翠さんの表情に混乱と恐怖が色濃く表れているのはすぐに分かった。

草加さん、あの鳩さんは深緑さんというお名前なんですか?」

「……ああ」

 翡翠さんは現代の常識に疎いところがあるが、非常に聡明な子だ。そして、彼女自身が特殊な出生故に、世界には人類には理解できない異質な存在や現象があることを理解している。

 だからこそ、常連の患者さんが初めて翡翠さんのことを見たときに「深緑さん」と呼ぶ意味を、彼女はきっと理解しているのだろう。

「庇ってくださってありがとうございます。でも、これは私の問題ですね」

 白衣の裾を握りしめる翡翠さんの手は、少し震えていた。小さなその手を上から握りしめれば、ハッと顔を上げて、こちらに対して緩く微笑んだ。

「……大丈夫、です。だって、あの人は草加さんの大切な人なんでしょう?」

 そう言われれば、返す言葉がなかった。

 翡翠さんは横を通り過ぎて深緑さんに近づき始めた。一歩、さらにもう一歩。歩むごとに深緑さんの声は更に大きくなるが、翡翠さんの足は止まらなかった。

「怖がらせてしまって、ごめんなさい」

 歩きながら翡翠さんが告げた最初に言葉は、謝罪だった。

「きっと、あなたはこう思っているんでしょう。『私の偽者が、草加さんを騙して奪い取ろうとしているのではないか』って」

 小鳥遊さんに抱きしめられている深緑さんの声が、徐々に小さくなっていく。

「それは違います。あなたの居場所は、奪われてなんかいません」

 翡翠さんが差し伸べた手が、深緑さんの嘴が届く距離になる。ただ、先程のように深緑さんは突いたり威嚇したりする真似はしなかった。

草加さんは、今もあなたのことを大切に想っています。だから、私はこの姿になったんですから」

 小鳥遊さんから深緑さんを預かった翡翠さんが、両手でしっかりと彼女を持ち上げる。抱きしめるわけではないが、とても大切なものを扱うように丁寧に、慎重に。

 そして、深緑さんを手元に寄せ、頭を下げて小声で告げる。

「どうか、私にあなたの居場所を貸してください。私には、此処しかありません。私を救ってくれたあの人と、少しでも一緒にいさせてください」

 その時、深緑さんがどんな反応をしたのか、終ぞ知ることはなかった。突如として「何か」が診療所の窓ガラスを割って突撃してきたからだ。さらに、その「何か」はガラスの破片を診療所の中に巻き散らし、小気味よい音を立てて診療所の壁に突き刺さった。

「な、何ですか今のは……っ!?」

 あまりにも唐突すぎて足が動かなかった。それは他の面々も同じらしい。翡翠さんは咄嗟に、手元に寄せていた深緑さんをぎゅっと抱きしめて庇ったようだ。

「とんでもないものが飛んで来たと思ったら、これって……」

 ミフネさんが若干顔を引きつらせながら、壁に突き刺さった「何か」を引き抜いて見せてくれた。

 間違いない。弓道で用いられている矢だ。そして、自分の知り合いの中で弓矢の扱いに長けた人といえば、残念ながら一人しか思いつかない。

「もしかして、翡翠さんのことバレましたかね……いや、草加さんの養い方的にバレない方がおかしいですが……」

「え、まさか草加さん、ひょっとしてあの人に何も説明してないんですか……?」

「柊さんに、ですか? 弓道の大会でしばらく留守にすると言っていましたし、そもそも説明するようなことではないと思うんですが……」

 ミフネさんと小鳥遊さんが互いに顔を見合わせたかと思うと、二人揃って溜め息を吐いた。訳がわからない。

草加さんに自覚が無いのがまた難儀な……」

「これは、彼女に少し同情しますね……」

 一体どういうことなのか。二人からの視線が心なしか冷たく感じるのは気のせいだろうか。

 こちらが謂れのない咎を受けている一方で、男三人の様子を見てようやく息を吐いた翡翠さんが、抱きしめていた深緑さんをそっと離す。すると、深緑さんは軽く鳴いたかと思えば翡翠さんの頭にちょこんと着地した。

 その姿は、どこか彼女の存在を誇示しているようにも見えた。

 

 

 今日もいろんなことがあった。

 草加さんと出逢ってから、毎日が発見の連続だ。

 それに今日は、深緑さんと話ができた。「深緑さん」が私のモデルだと何となく理解してから、ずっと言いたかったことがようやく言えて、本当によかったと思う。

「……っ、ぁ……」

 閉じていた瞼を開ける。「眠る」という動作には、まだ慣れていない。こういうのを「寝付きが悪い」というらしいが、生まれてから日も浅いし、何より「以前」は眠る必要がなかったので仕方がない。

 草加さんからもらった縫いぐるみを小脇に抱え、ベッドから起き上がる。暗がりの中で隣のベッドを見れば、そこで寝ている草加さんが魘されているのが分かった。

 自分のベッドから下りて、隣のベッドの側まで静かに近寄った。人の気配を感じないほど深い眠りについているというよりも、夢の中で苦しんでいるから気づけないのだろう。顔色もあまり良くないように見える。

 ミフネさんの言う通り、草加さんは働きすぎだと思う。自分の手の届く範囲と言いながら、困っている人を見過ごせない。自分の身を削ってでも手を差し伸べようとする。私も、そうして助けられた。でも、少し無理をしすぎていないだろうか。

「……、な……い」

 隠しているつもりだろうが、最近このように魘されているせいか、診察と診察の合間に草加さんが眠そうにしているのを何度も見かける。寝不足、というものらしい。

「……ごめん、なさ……い」

 誰に、謝っているのだろう。夢の中の誰かに? どこかで出逢ったはずの誰かに? それとも、深緑さんに?

 そっと、草加さんの手を握りしめる。草加さんが自分を安心させようとしてやってくれたように、優しく、大切な人のことを想って。

「謝らなくていいんです。草加さんが精一杯頑張っているの、私、分かってますから」

 言い聞かせるようにゆっくりと、小さい声でもはっきりと呼びかける。

 しばらくすると、草加さんの寝息が聞こえるようになった。魘されることはなくなり、顔色も少しよくなったように感じられる。

 ほっとしたら急に眠気を感じてきた。名残り惜しくも草加さんの手を離したが、彼の表情は苦しそうではなかったので安心して自分のベッドに戻った。

 掛け布団を上から被って横向きになれば、暗がりの中だが草加さんの様子が見て取れる。落ち着いて寝息を立てている彼の姿を遠目に見てから、ふふ、と微笑んで瞼を閉じた。

 次の日の朝、彼が穏やかに目覚めるのを楽しみにして、私は静かに眠りにつくのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「いやぁ、鳩になった人間と人間になった人形が只の人間と仲良くしているだなんて、随分と滑稽な物語があったものだね」

「あれ、彼女を鳩にしたのは僕だったかな?」

「いずれにしろ、君達の平穏は永遠には続かないさ」

「『彼ら』は既に、混沌と狂気に魅入られているんだから!」

「可笑しなこともあったものさ。君達の健やかな日常を祈っておきながら、『彼ら』は再び君達を深淵に突き落とそうとする」

「それが、君達の宿命だ。だからこそ、あえて僕はこう言うのさ」

「君達の行先に『彼ら』の歓びと、邪神の祝福があらんことを!」

【更新途中】猫が異文化交流卓のTRPGフェス#1に行ったら、こうなった。

今から約一年前。2017年夏の自分は職場で大小様々な失敗を毎日のように繰り返し、上司からお叱りを受けては意気消沈する日が続いていました。真夜中に電車の踏切を通るとき、つい「遮断機の向こう側に行きたい」と考えたこともありました。

そんな約一年前の自分に、今こそ、言いたいことがあります。

「お前はこれから新しいゲームジャンルを知ることになる。あまりにも楽しすぎて数年間離れていた執筆活動を再開して新作シナリオを書き上げたどころか、そのシナリオが本になって夏コミで発売された上、その収入で旅行に行くことになるんだ。何を言っているのか分からないだろう? 私もそう思う!!」と。

そんなわけで私的な鬱話はここまで。

ここから先は、2018年9月22日(土)から24日(月・祝)の3日間で行われた「異文化交流卓のTRPGフェス#1」がめっっっっっちゃ楽しかった(語彙力)ということを猫視点でまとめた文章になります。なお、関係者の皆様に対する失言があるかも知れませんが、日本海のように広い御心で見逃していただければ幸いです。

※あまりにも濃密な数日間だったので、ブログの更新は少しずつ行います。あらかじめご承知おきください(2018年10月28日時点)。また、正式に完成した場合にはタイトルの先頭にある【更新途中】の文字を削除します。

 

 

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事の始まりは2018年8月中旬。突然こんな画像がDiscodeに届きました。時期としては、夏コミ1日目(8月10日)と翌日のボドゲ会および編集後記会(8月11日)という相当大きな案件が終わってから然程時間が経っていなかったこともあり、これを見た猫の第一印象は「え、これ本気??」でした。

あまりにも壮大な計画すぎたため「さすがに冗談なのでは?」と考え、その数日後に改めて読み返して「いや待て。『あの』すしさんだぞ? ひょっとして、これは本気なのでは……!?」と驚愕したのを覚えています。

そんなわけで予定を確認した猫ですが、9月22日にどうしても外せない仕事が入っていたために、泣く泣く23日から合流する形で参加を決意しました。なお、9月22日の行程表には洞窟体験やボドゲなど、非常に楽しそうな予定が書かれていました。ぐぬぬ

一方で、猫は同日夜23時からツキナミさんのオリジナルCoCシナリオのテストプレイに参加するという至高の時間を味わっていましたが!!(なお、セッション開始時刻の時点で旅行の荷物は一切まとまっていなかった)(セッション終了時刻は朝2時)(起床予定時刻は朝6時)

 

そして迎えた9月23日。

睡眠不足を乗り切って朝6時の起床に成功し、出発予定時刻の1時間半前からようやくトランクに荷物を放り込み始めました。そうは言っても、昨晩のセッション開始前から必要な荷物を一カ所に置いていたのが幸いして、あらかじめ準備していた荷物は簡単に入れられました。

そう、23日夜に実施予定だったCoCセッションのKP用資料はあらかじめ準備していなかったんですよ!!(自分から「KPやります」と言ったにも関わらず資料を印刷していないという痛恨のミス)

そして、何で急いでいるときに限って印刷機が止まるんだ(インク切れ)

母に心配されながらも最低限の印刷を済ませて(印刷できなかった分は諦めた)出発予定時間に自宅を出発。検索しておいた電車の移動ルートに従って電車を乗り継いで新横浜駅を目指しました。

 

ただ、そこから先が問題でした。 

横浜駅に到着した後、インターネットで予約した切符が受け取れる発券機を探したのですが、見つからないんです……(事前に受け取ろうと考えていたのですが、今週の仕事終わりが軒並み22時を超えていたので取りに行く気力がなかった)

さらに言えば、発券機なんて簡単に見つかると思っていたから乗り換え時間7分しか取ってなかった……(これは馬鹿)

猫「あ、あの! 《とあるインターネットのサイト名》で予約した券を受け取れる発券機はどこにありますか!?」

駅員「それでしたら《猫が通り過ぎていた改札口の名称》にありますよ」

近くにいた優しい男性駅員のおかげで何とか発券機の場所が判明。ありがとう駅員さん!(1回目)

何とか新幹線の切符を受け取り、改札口に切符を通すと改札バーが降りました。おかしいなぁ……。

駅員「ああ、切符二枚入れてますね。これ一枚だけでいいですよ」

先程、猫に発券機の場所を教えてくださった男性駅員さんによる丁寧な対応。ありがとう駅員さん!(2回目)

ようやく新幹線の改札口に入った時点で既に出発時刻まであと1分。恥を承知で正直に告白しますが、ここまで散々焦っている猫はとんでもない考えをしてしまいます。

猫脳内『あ、あれ? 浜松って東京方面だっけ!? 京都方面だっけ!??(混乱)

静岡とは一体なんだったのか。お前はもう一度日本地図を見直せ。

ちなみに、このときの猫が正しい場所を当てられたのは、電子掲示板の終点地や新幹線の番号を把握した上で確認したのではなく、単純に出発時間が近い方に行ったからです(もはや勘)猫が新幹線に飛び乗ってから数十秒後には扉が閉まって新幹線が動き出したので本当に紙一重だったと思われます。よく間に合ったな……。

約1時間後、浜松に到着した猫が再度改札口に切符を通すと改札バーが降りました。おかしいなぁ……。

駅員「あれ? これ、乗車券と特急券が一緒になっている券ですね。もう一枚、別の乗車券をどこかで購入されたんですか?」

猫「……は?」

親切な女性駅員さん曰く(猫がインターネットの予約でやらかしたのか発券機でやらかしたのかもはや区別が付かないのですが)、どうやら「乗車券と特急券が一緒になった券」と「一枚目と同じ区間の乗車券」を発券機から受け取り、それを二枚同時に改札口に入れたためにバーに止められていたそうです。

駅員「二重でお金をいただいている状態なので返金いたします。目的地までの乗車券も購入しますか?」

一度お金を払ったのに再度同じ区間のためにお金を払ってしまった愚かな猫に返金処理をしてくださったばかりか、目的地までの切符まで準備してくださいました。ありがとう駅員さん!!(3回目)

猫「あの……『特別急行』って書いてあるんですが、これ特急券は要りますか?」

駅員「要りませんよ」

その後、乗ろうと思っていた電車の内装が新幹線に酷似していたために動揺していた猫に親身になって教えてくださった初老の駅員さん、本当にありがとう!(4回目)

改めて日本の駅員さんはどなたも優しかったことを実感した半日でした。 

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紆余曲折あったものの、目的地である弁天島まで到着した猫は何とか連絡を取り合ってすしさんと合流(車で迎えにきてくださるというイケメンRP)。そのまま一緒に車で昼食の買い出しに行くことに。道中、普通のスーパーに蒲焼きがあるという光景を眺めつつ、メモにある食材や材料を買い揃えていきました。

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そして、全ての買い物を終えてから他の皆さんこと、キロすけさん・おむねぐさん・すこーぷさん・かろんさんと合流。猫の荷物を宿に預けてから昼食会場ことキャンプ場に向かって車で出発! すしさん、引き続き運転ありがとうございます!

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キャンプ場に着くと全員で協力してテントを張り、火を付け、バーベキューの準備をすることになりました。インドア系なのでこの辺の知識には疎い猫ですが、異文化交流卓の皆さんはアウトドアの知識が豊富な方が多いように感じました。『ゆるキャン』というアニメがいいらしいです(ブログ更新後に「いいです」と訂正されました)

準備ができてから、みんなで炭火を囲んで買ってきた肉を並べて焼き始めました。すしさんのオススメの塩を振りかけて食べたのですが、これが非常に美味しくて感動しました。岩塩プレートの上でモモ肉を焼いて食べるというのは素敵な経験でしたね。

その後、普通のスーパーに売っていた蒲焼きを一枚焼くことになりました。実は、蒲焼きを購入したのはすしさんからのサプライズでした。これもまた身が柔らかくて美味しかったです。野外の炭火焼きで食べる食材は何でどれもこれも美味しいんでしょうかね?

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実は、こうやってバーベキューを楽しんでいる間にもいくつかのボドゲを一緒に楽しませていただきました。

①「語彙大富豪」

1人につき5枚の紙に各自思い浮かんだ語句を書いてシャッフルし、相手が出してきた語句よりも「強い」語句と理由を述べるゲームです。弁論と戦略次第では一見弱そうな語句でも強気に出せるゲームでしたが、おむねぐさんが途中から始めた「鳥」縛りで大爆笑しました。「拳銃」より「鳥」が強い理由が「デザートイーグル」か……なるほど……。

肝心の結果ですが、革命が強すぎて猫の大敗北。自分の書いた語句を必ずしも使えるというわけではないのでもう少し考えて書けば良かったです。それにしても「バシャーモ」と「FGO」はやりすぎました。ごめんなさい。最終的に「水」「太陽」のような自然物は強いという結論に至ったので今後プレイする方はご注意を。

②「インサイダー・ゲーム」

マスターに対して全員(庶民)が質問を繰り返して、制限時間内に答えを導き出すゲームです。ただし、マスター以外にも答えを知っている「インサイダー」と呼ばれる人物が紛れ込んでおり、そもそも答えが分からなければ全員負け、答えが分かった上でインサイダーを見つけられれば庶民側の勝ちというルールです。推理力と洞察力が問われるゲームでした。

それにしても、インサイダー役の難易度が高いことと言ったら……この面子の中で当たり障りのない質問をしつつ、他の人が答えを導き出せるように誘導する……なかなかできることではないですね。何度か回しましたが全て庶民側の勝ちだったのも仕方ない。ただ、インサイダー側の人も怪しまれないように立ち振る舞っていて、正直投票の際には何度も迷いました。

 

そんなこんなでボドゲを楽しみつつもバーベキューに舌鼓を打っていると、気が付けばキャンプ場に来てから4時間ほど経過してしまいました。時間の経つのがあっという間でした。

全員で協力して片付けた後、旅館に戻ってクトゥルフ神話TRPGを回すことになりました。

猫(KP)・おむねぐさん・すこーぷさん組と、かろんさん(KP)・キロすけさん・すしさん組に分かれてそれぞれオンセが始まるのでした。
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次回の更新を待て!!

【1年目】猫がPLとしてCoCのシナリオを繰り返したら、こうなった。

現在進行形でクトゥルフ神話TRPGの世界観の沼に浸かっている猫です、こんにちは。

この文章はクトゥルフ神話TRPG歴がようやく一年となった猫が、いつ、どんなシナリオをプレイしてきたのか忘れないための備忘録的なものです。要は一人語り。読まなくても平気です。なお、こちらはPL編です。
「壊胎」「貴方は私を二度殺すのね」「はにー❤︎すいーつ❤︎ちょこれーと」「この中に一人無課金がいる(インセイン)」「星空荘の怪異譚」「人工陰謀島」「ドライブ(仮)」「Crumble Days」「狼の鳴く夜に」「ハンバーガーショップD」「ご主人様は吸血鬼!~新米執事メイドの奮闘~」「明日が来るから寝たくない」「オートマタは星に願う。」「ジュリエット」「ホットカーペットが剥がせない」「イートアンドウォーカーズ」「イエイ! ブラッディバレンタイン!!」「デュエリストの集い」「繰り返す夢」「首切り様」「境界の社より 〜大晦日奇譚〜」「セーラー服を脱がさないで」「汝、真実を愛する者なりや。」「絶世美人」「好奇心は君を殺す」「壁からケツが抜けない」「ニャルットモンスター」「死ね! 花粉」「江戸と宝と姫と侍」「君におはようと言えたら」「チクタクハート」「daze syndrome -目眩まし症候群-」「夜と睦言」「Your Captive」「ななつとみっつでとおのむら」「都市伝説『T高のU子さん』」「そして誰もいらなくなった」「七夕狂騒曲」「実りの鈴の鳴る前に」のストーリー詳細と顛末、要はシナリオのネタバレが含まれますので、PL予定の皆様はこの先の閲覧はお控えください。ネタバレをしても後悔しない方のみどうぞ。

 

 

 

2018年8月24日「壊胎」むつー様作

KP:れいらん/PL:猫・テル坊/PC:煽堂蓮(エンターテイナー/スタントマン)・武故征矢(警察官)

一言:れいらんさんありがとう……テル坊さんありがとう……!!

Twitter上でPL募集を見かけ、秒でリプを送ってれいらんさんを驚かせた猫です。むつーファンとしてはぜひPLで経験したい! そしてKPとして回したい!!

そんな欲望まみれで21時半から始まったセッションは、紆余曲折ありながらもNPC含めて全員生還! なお、終了時間は朝5時。計7時間半!!(シナリオ概要には「2〜3時間」との記載あり)(作者本人がTwitter上で「5〜6時間かかる」と言及)

はい、初めて完全徹夜クトゥルフ神話TRPGをプレイした瞬間です。仕事で朝5時半には自宅を出なくてはならなかったので仕方ない……。

途中、PLの思考が溶けてRPがまともにできず手詰まりだったとき《アイデア》を振らせたり、PLの意見をこれでもかと採用してくださったりした優しいKPがいなければ確実にロストしていましたね……難易度高すぎだろ……。

猫の知り合いでPLをしたい方が沢山いると思うので詳細はなるべく控えますが、新探索者こと煽堂くんの設定と今回のシナリオが噛み合いすぎて自分で自分を疑いました……(シナリオ本は購入したものの後書き以外は開いていない猫)また、煽堂くんは追い詰められる程燃えるタイプのようで、後半のSANCはことごとく成功させました。主人公かな??

セッション中に、彼の未来を大きく変える選択を突きつけられるのですが、彼の場合むしろ喜んで承諾したに違いありません。

また、冗談で振った《言いくるめ》が1クリしたために7匹の動物が懐いたので、そのまま飼うことにしました。「可愛く見えてきた」とはセッション中の煽堂くんの談。ドイツ語の数字を名前として付けました。結構お気に入り。

一方、武故さんのRPは安定感に溢れており、数値の高い《目星》と《拳銃》技能はたびたび頼りにしていました。(研究室PCへの《図書館》三人連続ファンブルから目を逸らしながら)

また、終盤では冷静沈着に脱出手段を組んでいっていただき非常に助かりました。あと、最後の三連続《拳銃》技能成功はガッツポーズしました。全員生還できたのは紛れもなく武故さんのお力です。いろんな意味で忘れられないセッションとなりました! ありがとうございました!

 

2018年8月25日「貴方は私を二度殺すのね」りくも様作

KP:イルハ/PL:猫・こたつタコ・えみりぃ・トト丸/PC:柊杠葉(大学院生)・尾崎聡(冒険家)・榊原えみ(アイドル)・カナディアンマン(プロレスラー)

一言:満足とは何か、それは「やり切る」ことだ!

Twitter上でイルハさんからお声がけされ、イルハさんのお知り合いの方々と一緒にセッションをすることになりました。

事前情報一切なしの初めまして通話は久しぶりで非常に緊張しましたが、お優しい方々ばかりで本当に良かったです。皆様、クトゥルフ以外のTRPGも数多くプレイされている経験者らしく、非常に心強かったです。

導入段階から身内卓独特のダイスが狂喜乱舞していて緊張がすっかり取れました。また、榊原さんには女子同士ということもあって結構気を遣ってもらいましたが、まさかその榊原さんから呪文を教わることになろうとは……「君も早く “こちら側” においでよ」って貴女はどこのニャル様ですか……?(褒め言葉)

今回登場した重要NPCの名字が「ひいらぎ」だったため、KPから「妹設定にしますか?」と聞かれ、ダイス目が「妹を生やせ」と命じてきたので妹が増えました。おかげさまでセッションの難易度がノーマルモードからナイトメアモードに変更し、身内補正でSAN値減少が増えた上、拉致られた柊ちゃんにトラウマが増える。なお、その時に送られてきたハンドアウトを見て三分以上放心状態になりました……(いろんな意味でエグい内容だった)

難易度を上げたことを許してくださり、他の皆様には頭が上がりません。尾崎さんのことだけ《知識》失敗で知らないことになってしまって申し訳ないです。あと、発狂時に優しく止めてくださったカナディアンマンさんには感謝しています。おかげさまでクトゥルフ神話技能が貰えました。皆様が面白いRPをドンドンするので、猫は正直笑い死ぬかと思いました。「KPとPLの関係性ではこんなRPもアリなんだな」と新しい視点が見えた気がします。

ED後、猫に送られたハンドアウトの内容が公開された直後、立ち去ろうとするNPCをPC二人がよってかかって昏倒させ《吸魂》を使用するというまさかの展開に。どんな形にせよ、柊姉妹の仇を取ってくださって感謝しています。ガッツポーズ不可避。

 

2018年8月26日「はにー❤︎すいーつ❤︎ちょこれーと」磨白様作

KP:ツキナミ/PL:猫・ぴー/PC:草加怜(医者)・小鳥遊悠(作家)

一言:これが「恋」か……。

大学の後輩に頼まれて、行方不明になった女性を探すことになりました。作家さん(頻繁に診療所に訪れては深緑ちゃんを見せてくれているらしい。優しすぎる)と合流してアパートを訪ねたと思えば、待っていたのは血塗れのエプロンと○○で一杯になった浴槽でした。

一方の小鳥遊さんですが、ソファーを調べるためにカバーを引っ剥がし、ベッドを調べるために掛け布団と敷き布団を剥がしているせいか、NPCの女性から冷たい目で見られていました。不審者ムーブはご健在のようで何よりです。

そして、終盤でまさかの事態に陥り、NPCをどう説得するのか悩む羽目に。その際、「友達なんだからNPCに説得してもらうのが一番自然な流れでは?」とKPに丸投げしたら、ツキナミさんが満面の笑みを浮かべながら空気を一切読まないキラーパスを飛ばしてきました。解せぬ。

そして、全力で考えた末のRPで補正付きで《説得》を振っても90台で失敗したばかりか、恋が話題に上がった途端にあらゆる技能を全部失敗する辺り、やはり草加さんに恋なんて分からないんだなぁ……と改めてキャラ性を強く実感した瞬間でした。

最終的には小鳥遊さんが(頭を抱えながらも)全てを受け入れて華麗なフォローをしてくれたお陰で万事解決しました。おかげさまで、小鳥遊さんの周辺がだいぶ面白いことになりました。深緑ちゃんを元に戻す算段を付ける目標を無事に達成できましたね、おめでとうございます!(なお現状)

ところで、同じPL回数を経験しているキャラのはずなのに、《クトゥルフ神話技能》の数値に3倍の差を付けられました。誰だよこんなにたくさん《クトゥルフ神話技能》をあげたのは!? 一ファンとして、今後とも小鳥遊さんの行く末を暖かい目で見守りたい所存です。

 

※2018年8月29日「この中に一人無課金がいる」逸様作《インセイン》

KP:おにぎり/PL:マサキ・かろん・猫・すし/PC:真田・早乙女・佐藤・すしこ

一言:RPめちゃくちゃ楽しかったです!!!

異文化交流卓のボドゲ会で知り合ったおにぎりさんが、インセインシナリオを回してくださいました。このセッションのために事前にインセインのルルブを購入したのに読む暇がなく手付かずで大変申し訳ない。そんな雑魚猫にも懇切丁寧に分かりやすく教わりながらキャラを作りました。

インセインは表向きに提示されるハンドアウト(HOと略される設定メモ的なもの)とは別に真の目的が記された秘匿HOが配られ、各々の目的のために腹の探り合いをしながら殴り合うTRPGという認識なのですが合っているでしょうか??(偏見)

今回猫が作成したキャラは「佐藤創」という高校生です。元ネタは、去年5月頃に猫が身内間で執筆した創作小説の主人公。今だから正直に言いますが、HOを読んでから《回想》RP(=自分の秘匿HOの内容を公開すること)のことしか考えておらず、秘匿HOの設定に合致するこの子を引っ張り出してきました。

肝心の《回想》RPは、やや低い声域で恨み言を吐き散らしながら悪役RPができたので大満足です。最終的に美味しいところは全部すしさんに持っていかれましたが猫は満足です(2回目)。PCこと佐藤くんは多分未練しか残っていないでしょうが仕方ない。せめて怨敵だけでも道連れにしたかったなぁ……。


2018年9月2日「星空荘の怪異譚」耶話鳴え様作

KP:イルハ/PL:猫・こたつタコ・えみりぃ・ミスターS・エカルラート/草加怜(医者)・山崎ひなた(医学生)・江見正明(医者)・星野空(森林組合職員)・龍臣虎治(元自衛官

一言:ほう???(起きた事がよく理解できていない顔)

草加さんに負担をかけた、というよりも猫の精神に負担がかかったシナリオとなりました。

山梨県某所にあるロッジで天体観測を楽しむために訪れたはずが、何の因果か神話生物に襲われることになりました。これは理不尽。更には「KP側としては軽率に出したいがPL側としては最も出会いたくない神話生物(猫調べ)」の影がチラホラ見えてゾッとしました。アレは駄目、アレは簡単に対策が取れないから駄目!

また、NPC含め狂気に陥る人が多かったので振った《精神分析》や、KPから「いいですよ」と促されたので振った《クトゥルフ神話技能》をことごとく失敗した時には思わず叫びました。辛うじてRPで補正が付いた《説得》が何とか成功したので一安心……していたら、セッション開始前からKPが密かに準備していた地雷を誰かが踏み抜いたらしく難易度がナイトメアモードに変更(既視感)。危うく1d8/5d10を振らされそうになりました。《目星》に失敗してよかったと心底ホッとした瞬間です(ミスターSさんがダイスを振って奇跡的に生存したのを見ながら)。

その後は紆余曲折ありつつもNPCの《運転》技能に全てを任せ、無事脱出に成功しました!! 今回はいろんな意味でロストが見えたセッションとなりました。

ところで、草加さんが相変わらずの鋼メンタルのせいで遂にSAN値が82/83になり、クトゥルフ神話技能が増える度に現在のSAN値が削れるという逃れられない宿命を背負う。彼の寿命はあとどれくらいなのだろうか。

ちなみに、翌日9月3日午後。彼のRPを意識したお陰で長期休暇明けの某仕事を乗り切って上司から珍しく褒められました。草加さん本当にありがとう。

 

2018年9月10日「人工陰謀島」アポロン様作

KP:イルハ/PL:猫・トト丸・アイリーン/PC:煽堂蓮・梶木漁太(漁師)・白江仇(消防士)

一言:煽堂くんがご迷惑をおかけ致しました……。

知人と観光目的でやってきた人工島で一騒動に巻き込まれました。そもそも煽堂くんをPCとして使っていいかどうかという問題もありましたが(前回セッションで彼の設定を大きく変更せざる得なくなったため)、KPが了承してくれたので思い切って採用。なんやかんや言って、むつーさんのシナリオを突破した彼のことは結構気に入っているのです。

序盤で出逢った幼女を引き止めたかと思えば、幼女が白江さんの肩を気に入ってよじ登った辺りで可愛さが限界突破しました。もっと撫でて愛でたかった……。白江さんも普段は険しい目つきのせいで子供に懐かれないらしく、かなり可愛がっていました。

他の探索者たちと一緒に幼女の両親を探しながら観光を楽しむことになるのですが、昼食で頼んだシーフードカレーはルーの海でイカの脚がウネウネ動いているし、幼女に頼んだタコ焼きはロシアンルーレットになるし、次の日の朝食(ビュッフェ形式)で梶木さんが山盛りのご飯とステーキを食べさせようとするし、食事が来る度に煽堂くんが弄られるのが楽しかったです! それにしても、幼女がBL要素(梶木さんが煽堂くんにくっ付いた案件)に食いつくのは本当に笑いました。さすがに早すぎる……。

セッション後半では儀式を阻止するために祭壇に突入し、梶木さんの《投擲》成功→白江さんの《剣道》失敗→煽堂くんの《パンチ》+《MA》成功→敵を粉砕という綺麗な流れで戦闘終了かと思えば、敵いそうにない神話生物が登場しました。さすがに11d6の攻撃は死にます(しろめ)

そんな中、煽堂くんが密かにファンブルをSANCで消費する上、1d20を1減少で抑えてくれました。犬の悪夢がチラつきましたが、さすは追い詰められるほど燃える男!

……と思っていたら、肝心要のSANCに失敗して一時的狂気(反響動作)を発狂。正気に戻そうと精神分析(物理)を試みて失敗する仲間の動きを真似して鮮やかにカウンターを決めてしまいました……あまりの展開にKPが頭を抱える事態(ちなみに猫は大笑いするしかなかった)。

ぶっちゃけた話、あの時は本気で煽堂くんのせいでPC全滅が視野に入っていました。KPの温情がなければ全員の命がなかったでしょうね……。

そんなわけで辛うじて生還したのですが、SANC自体は軽めに抑えていたせいでSAN値が10近く黒字になりました。悪運強くない??

 

2018年9月22日「ドライブ(仮)」ツキナミ様作

KP:ツキナミ/PL:猫・じいじ・おにぎり/PC:草加葵(私立探偵)・米俵一郎(米農家)・オリヴァー・トルネンディ(人類学教授)

一言:最後は正直ロストしたかと思いました。

ツキナミさんの誕生日にツキナミさんのオリジナルシナリオを回していただけるという幸運を噛みしめながらのセッションでした。体調管理は大事ですね(猫含む)

序盤は英語技能を一切持っていないPC達二人がおにぎりや緑茶をダシにPCの外国人と意思疎通を図ろうとするRPてんこ盛り。特に、おにぎりの中に入っている具の一つで交友関係が深まったり亀裂が走りそうになった辺りは笑いが止まりませんでした。食文化は偉大。だからこそ、おにぎりにコーラという組み合わせよりも緑茶の方がいいというのは自然の発想だと思うんです。我ながら神がかった発想だと思った瞬間でした()

今回、草加弟こと葵くんはあろうことかSAN27で(死ぬ気で)参加しましたが、セッションの途中で当たり前のように不定の狂気に陥って発狂RPをさせていただきました。他のお二方のRPが非常にレベルが高いので、今回中途半端なRPとなってしまったことを深く反省しているところです。度重なる寝不足のせいで頭も回らず、話がまとまらないまま話してしまうことも多々ありました。申し訳ありませんでした。

さて、誤解を与えてしまうことを重々承知の上でシナリオの内容を説明するなら、「楽しいドライブだったはずだったのに、気がついたら絶望の淵にいた」が的確だと思います。超短編シナリオはロスト率が高めだと思うんです(猫調べ)

一方で、超短編シナリオ故にクトゥルフ神話要素が薄くなっている……というわけではなく、むしろ過密とばかりに充実していて素晴らしいと思います。その辺りの神話現象の取り入れ方がとても自然で、そして緻密性があるように感じました。ツキナミさんが描写内容を書き切ったら、作者ご本人の許可を貰った上でKPとして回したいです。軽率に回せるというのは最高だと思います!

 

2018年9月29日「Crumble Days」こたつタコ様作

KP:こたつタコ/ PL:猫・イルハ・えみりぃ・ミスターS・エカルラート・ツキナミ/PC:後藤鋼樹・美凪栞・ヘリオス・キルケー・M・カジタ・高山・宇那木拝道(全員高校生)

一言:大人数だとKPの処理が大変だと思いました(他人事)

「土日に接近する台風対策に自宅勤務だった? いいえ、クトゥルフをするためにあえて仕事を持ち帰ってきました!」という週末でした。

初めてまともに「クトゥルフ2010」(ルルブの内容を補填してくれる別冊。他にも沢山の種類があるらしい)の中身を読みながら「学生探索者」ルールを適用して探索者を作りました。それにしても、あらゆる箇所の数値が足りなさすぎて本気で大丈夫かどうか心配でした。途中「数値足りないなら極振りですよ!」という経験者のお言葉を支えに《日本刀》を取得しました。

開幕にて突然起きた衝突事故からヒロイン共々生き残ったかと思えば、今度は謎の組織から監視される羽目になりました。日常は何処。

KP「(事情を知らされた上で)組織に協力しますか? しませんか?」

猫「巻き込まれたくないから遠慮します」

しかし結局巻き込まれる。さすが不幸体質。序盤の《幸運》クリティカルがラッキースケベに反映されて周囲から非難されるし、何でもよく食べる美凪さんからショゴススープを貰ってSAN値が減ったかと思えば、美凪さんが《暴飲暴食》でモブ男君の頸動脈を食い破ってショゴス化したのを目撃するし……誰だよ、彼に「不幸体質」なんて設定を付け足したのは??

肝心のシナリオ終盤では、まさかの《日本刀》と《暴飲暴食》がメインの攻撃となりました。それから、たびたび《マーシャルキュケオーン》なる未知の技能が振られていたのですが、猫の感性が足りないのか未だに理解できないです()

ともかく無事に生還できたので、次回以降、後藤君を成人設定にするかどうか存分に悩みたいと思います。

 

2018年9月30日「狼の鳴く夜に」isora様作

KP:ぴー/ PL:猫/PC:草加葵(私立探偵)

一言:ダイスの馬鹿野郎おおおおおお

記念すべきぴーさんの初KP回という喜ばしいセッションだったはずが、蓋を開けてみれば猫のRPと葵君のダイス目がことごとく反比例する大惨事回と化しました。KP大笑い回とも言う。

気が付いたら見知らぬ場所に閉じ込められ、促されるままに「人狼」を見つけようとする葵君ですが、興奮してまともに話ができない女性NPCに対する《言いくるめ》が失敗して情報が引き出せず、逆にKPが頭を抱える羽目になりました。

そんな中、頭の空っぽな猫が捻りに捻って出した打開策が(あのお人好しの兄貴ならきっとこうするだろうから、という理由で)「人狼を傷付けられない普通のナイフを自分の首に当てて切り裂く」というものでした。今考えると随分捨て身な真似をしたものだ……。

そして、ここで大きな問題発生。NPC達に詳しく話を聞きすぎたせいで、猫がパニックに陥って情報を整理しきれず全く推理できなくなってしまったのです()

猫「あの、私のINTがPCと違って足りてないんです! PCなら気付くと思うから! アイデアを振らせてください!!」

KP「ま、まあいいですよ」

† 100ファンブル

猫「ああああああ(頭抱えながら)」

KP「あはははははは!!!」

ダイスの女神様は微笑まず、結局誤った推理のまま罪のない幼女と人に化けていた人狼をその手にかけた葵君です。あの時の猫は本当に頭が働いてなかったなぁ……色々と後悔の残るセッションとなりました。

 

2018年9月30日「ハンバーガーショップD」ありんこ様作

KP:ぴー/ PL:猫/PC:草加葵(私立探偵)

一言:ありがとう葵君

先程のセッションで骨を食べたり幼女を手にかけたり散々な目に遭った葵君に同情したぴーさんが、その日のうちにSAN値回復シナリオを回してくださいました。今考えてみても、この日短時間で三つもセッションしたの頭おかしいですね??

ハンバーガーを食べる」という至極単純なシナリオだったのですが、問題はその中身。本来なら自由に選べるであろう具材をダイスで決めたのですが、何で当たり前のように神話生物が候補に入ってるんですか!!?(そして当たり前のようにそれらを勧めてくるKP)

ここで葵君の本能と直感が発揮されたのか、奇跡的な運と確率で以ってダイス目が全ての神話食材を避けてまともな伊勢海老バーガーが完成!! これにはKPも「あのダイス(前回セッション時)と同一人物と思えない」と証言。やったぜ。バーガーを食べてSAN値が異常に回復しました。シナリオに記載されていたという回復量がエグかったのでさすがに自重しましたが、それでも他のシナリオに十分参加できるようになりました。一時期「SAN27になってしまったから『○○○○○○(シナリオ名)』でKPCとして死んでもらおうか」と思っていたとは口が裂けても言えませんね(おい)

 

2018年10月5日「ご主人様は吸血鬼!~新米執事メイドの奮闘~」isora様作

KP:ぴー/ PL:猫・fin@・ツキナミ/PC:有栖川弥夜(聖職者)・良牡丹(ネットタレント)・日野柏尾(ドライバー)

仕事中聞き専していたセッションに割り込む形で参加させていただきました。ちなみに、参加開始時刻は23時を回っていました。さすがに迷惑だったと(今更ですが)反省しております。

何故、当時の猫は吸血鬼に聖職者をぶつけようと思ったのだろうか……?

制限時間ギリギリになって参加した有栖川さんですが、参加直後にご子息の遊びに付き合って血液を吸い取られるという散々な目に遭う。

そして、肝心の脱出の手がかりを求めてご主人様の部屋に突撃したのですが、《目星》に失敗したせいで肝心のブツが発見できないという事態に発展。たまらず他の探索者に助けを求める羽目に。

しかし全員《目星》を失敗していくーー!!

猫「え、いやこの中に(肝心のブツが)入ってるって知ってるんですよね!? しかも既に一回調べてますよね! 補正は貰えますよね!?」

KP「そもそもそんな時間があるかどうか《幸運》判定ですね(にっこり)」

その後、何とか《幸運》も《目星》も成功したのでよかったのです……これ以上失敗していたらロスト一直線だったらしいので……。

なお、給仕服(メイド服)を着る探索者達を想像したのが聞き専で最も楽しかったところです。

 

2018年10月5日「ハンバーガーショップD」ありんこ様作

KP:ぴー/ PL:猫・fin@・ツキナミ/PC:草加怜(医者)・鎖創(高校生)・ミフネ・ムレーヌ(闇医者)

一言:あの、え、待って何で??

またしてもSAN値が減った探索者達のためにハンバーガーショップが開店する流れとなり、既にシナリオ踏破済の猫は聞き専に回りました。

ツキナミ「ミフネさんは草加診療所で薬剤師をしているので、昼ご飯に草加さんを誘います」

猫「…………はい???」

訂正。見事に巻き込まれました。

確かにとあるセッション以降、ミフネさんは闇医者から薬剤師に転身して猫の探索者(=草加怜)の経営する診療所に転がり込んでいましたが、まさか踏破済シナリオに引きずり込まれるとは思っていませんでしたね!?(というか、ツキナミさんが関係ないシナリオでも何度か草加さんを巻き込んでくるんですがそれは)

ちなみに、当時の草加さんのSAN値は82/83。前回のセッションで「このシナリオはクトゥルフ神話技能がかなり増える」とぴーさんから聞いていたので余計に不安しかありませんでした。

セッション中、鎖さんとミフネさんが嬉々として謎の神話食材を選んでいく一方で、草加さんのダイス目がことごとく神話食材を引き当てていきました。少しは弟のダイス運を見習ってほしかった……っ!!

KP「ドリンクはどうしますか?」

????「ゴルゴロスの卵のタピオカジュースが飲みたいです」

????「黄金の蜂蜜酒ソーダ割りってできますか?」

猫「飲み物だけは普通のコーラを飲ませてあげてください……」

そんなわけで結果がこちら。

f:id:leafiness:20181021121907j:image※なお、この後更にクトゥルフ神話技能が1増えて、SAN値71/71になりました。

ただ、彼の初期SAN値70なんですよ()

そんなわけで依然としてSAN値黒字を確保し、草加さんの鋼メンタルは健在だったという話でした。

 

2018年10月25日「明日が来るから寝たくない」nakahara様作

KP:ぴー/PL:猫・りん/PC:草加葵(私立探偵)・小鳥遊縁(看護師)

一言:人の家を焼いてSAN値回復させた幼女殺しゴリラ爆誕(偏見)

いつの間にか見知らぬ布団で眠っていた葵君と縁さんが協力して和風の家から脱出を図ることになりました。

草加怜と小鳥遊悠、兄同士は知り合いなのに、弟と妹同士は一切面識がなかったという……リアルであり得そうな設定ですよね。

りん「身長180cmって高いですね……これは実質ゴリラなのでは? 30cm差ありますし」

猫「実質ゴリラって何ですか??」

謎のゴリラ認定された葵君。おかしい。

落ちていた紙幣を見てどうやら時代が違うことを理解した上で地図を見た猫、リアルアイデアがクリティカルして「あ、これ○○○○○だ」と把握。最近、仕事のためにこの時代の生活環境や文化水準について調べていたことも大きかったです。なにより、部屋の配置が特徴的だったからね……。

探索中、これまで日の目を見ることがなかった「探偵」としての勘が開花したのか《目星》をかなり成功させてくれました。ところで、とある部屋に入ろうとして《言いくるめ》を成功させた際に、

KP「おかしいな……猫さんのRPとダイスが反比例しない……」

りん「次にどうやって説得しようか考えてました」

猫「酷すぎませんか!? 80でそうそう失敗しませんよ!」

という流れからの、

f:id:leafiness:20181027161320j:image《目星》クリティカル→《目星》ファンブル→《DEX×5》失敗→《幸運》ファンブルは酷かったですね……葵君は褒めたら付け上がるタイプのようです。そんなところ、猫とそっくりじゃなくてもいいからね!?

危うく押し入れで付けていたマッチから引火してロストしかけたところを、《幸運》に成功した縁さんが水を汲んで鎮火してくれました。縁さんありがとう……本当にありがとう……そして葵君は反省したまえ!!(言い訳こと《言いくるめ》も当然失敗して居間でテレビ見ながら落ち込んでいました)

 

2018年11月3日「オートマタは星に願う。」にこいち様作

KP:ぴー/PL:猫/PC:草加怜(医者)

一言:守りたい人がいるから。

ぴーさんがかねてより「回したい」と仰っていたシナリオを回すことになりました。なお、23時半開始7時終了である(推定2~4時間とは)

実は、事前に同じシナリオを踏破したツキナミさんのダイス目が荒ぶったらしく精神的に重症を負っていたので、猫の探索者の中で出目が安定している(もとい猫が最も信用している)草加さんを連れていくことにしました。

宝富士という山に一人で慰安旅行に出かけたところ、「親方! 空から女の子が!」現象に遭遇。その子が猫の元PC草加深緑ちゃんに瓜二つだったのですが、そんな衝撃的な出来事に遭遇しても草加SAN値は減りませんでした。さすが鋼メンタル。なお、聞き専だったツキナミさんから「翡翠(ひすい)」という素晴らしい名前をいただきました。即採用。

猫「KP、今日の草加さんは自分の診療所をミフネさん(ツキナミさんのPC。最近は薬剤師として草加診療所で働いている)に任せて旅行に来ています。しかも、自宅は診療所の2階にあります」

KP「はい、そうですね」

猫「翡翠ちゃんを連れて帰るならミフネさんと遭遇するので、きちんと紹介しないといけないと思うんです。そんな訳でミフネさんを招集したいです。あと、念のため深緑ちゃんの所在を確かめたいので、小鳥遊さん(鳩になった深緑ちゃんを預かっているぴーさんのPC)に連絡を取ります」

聞き専だったツキナミさんと、KPのぴーさんを巻き込み、突発的に草加・ミフネ・小鳥遊のRPが開始されました。このメンバーが全員揃って会話する機会はこれまでほとんどなかったので最っ高に愉しかったです。

KP「そんなわけで翡翠ちゃんを見たミフネさんと小鳥遊はSAN値チェックです」

結果、小鳥遊さんのSAN値が1減りました。お二方共ノリがよすぎでは??

f:id:leafiness:20181105021319j:plain

※その後の探索にあたって、再度診療所をミフネさんに任せた際のお言葉がこちら。この闇医者最高か??(RP的に)

その後、翡翠ちゃんに熱いものの食べ方を教えたり、オススメの本を紹介したり、ぬいぐるみをプレゼントしたり、お互いにご飯を食べさせたり、翡翠ちゃんを落ち着かせるために頭撫でながら一緒に寝てあげたり、一週間後に舞台を見にいく約束をしたりしました。そんなRPをする度にKPが「はあーーーーー」と溜め息を吐いてくれたので猫としても楽しかったです。

PL的にこの後の展開が何となく読めてしまった(関連する神話生物にもアタリが付いてしまった)が故に、RPは特に気合いを入れました。「KP、ちょっと待って下さい。PCはともかく、私は決して『あーん』をしたくないわけではないんです。同じご飯でやるよりも別の物でやるべきです。デザートはどうでしょうか? 翡翠ちゃんはパフェを注文するイメージです」と提案する位にはガチでやりました。後悔はありません。

翡翠『両親も、帰る場所も、戻るはずの記憶もなかったんですね」
草加『帰る場所ならここにある。記憶はこれから作っていけばいい。両親の、代わりにはなれるかどうか分からないが……そんな悲しいことは言わないでほしい』

我ながら特に頑張ったRPがこちら。ただし、この後のダイス目は悲惨なことになりましたが(反比例の法則)

そして、遂に訪れた運命のダイスロール。KPの温情で「10d100を3回までなら認める」とのこと。覚悟を振って回した結果がこちら。

f:id:leafiness:20181105021523j:plain

猫「っっっっしゃああ!!!(両手ガッツポーズ)(大声で叫ぶ)(朝6時)」

草加さんは奇跡を起こすことができました。ハッピーエンドで生還した彼は、翡翠ちゃんと同居することに。深緑ちゃん嫉妬不可避。SAN値68/71と初めて赤字を達成しましたが、そんなことは些細な問題なので全く気になりません。

その後の反省会では「まさか本当に出すとは思わなかった」「何も言えない」「とりあえず瞳の色だけは変えませんか?」「今までのことは全て翡翠さんをお迎えする壮大な伏線だったのでは??」と様々なお言葉をいただきました。ツキナミさんのPCが辿った結末を思うが故の申し訳なさを若干感じつつも、猫はこれからの彼らの生活が少しでも幸せになるように願っておきます。

f:id:leafiness:20181105095158j:imageカスタムキャスト翡翠ちゃんを制作してみました。可愛い。

※にこいち様の許可をいただき、ぴーさん・ツキナミさんのご協力の下、後日談的短編小説「シーライトの希い(願い)」を書かせていただきました。本当にありがとうございます。

 

2018年11月4日・11日「ジュリエット」喀血卓様作

KP:えみりぃ/PL:猫・イルハ・トト丸・キラメル・ツキナミ/PC:如月琳(ディレッタント)・美凪靖(教授)・ルミッサ・小杉(考古学者/冒険家)・羽沢紗夜(警察官)・我家垂蔵(刑事)

一言:PL1は我家さんでした(満場一致)

えみりぃさんから「このシナリオ、猫さんが好きそうなので回したいのですが」と誘われ、軽率にPL参加させていただきました。キラメルさんとは初交流でした。ありがとうございました。

馴染みの喫茶店の店主から依頼を受けて、とある絵に隠された真相を探ることになりました。遭遇時から美凪さんが二人に見えて「あれ、これSAN値チェック案件かな?」と思いましたが、お互い常連客だったので許されました。よかった(よくない)

途中、情報収集のために三カ所に別れたのですが、見事に一人きりになって(技能を失敗して情報を聞き出せなかったらどうしようと思って)焦りましたが、先にダイスを振った4人が順調に情報を集めてくださったおかげで大分心穏やかでした(我家さんのファンブルに目を瞑りながら)

その後、とある洋館の地下室で奇妙な体験をして見知らぬ空間に辿り着きました。その空間にいた謎の女性から「好きな紅茶とお菓子を出してあげる」と言われたのですが、ほとんどの人が紅茶とお菓子ではないものをお願いしているのが非常に面白かったです。ルミッサさんに至っては自ら寿司を握り始め、そして全部失敗しているの本当に面白すぎました(元ネタがあるという話はいいですね。そういう裏話大好きです)

セッション後半では謎の神殿に赴き、蛇と遭遇して噛まれたり謎の巻物を見てSAN値削れたりと散々な目に遭いました。その過程で、どうやら我家さんが本シナリオの神話生物の両方共に接点があることが明らかに。

我家『実は、知り合いの娘さんをとある館で死なせてしまったことがあるんです』

猫「うぐっ」

ツキナミ「どうされましたか猫さん」

猫「ああ……いや、心当たりしかなくてですね」

そして訪れた最終決戦。探索者全員が戦闘技能持ちで武装済、その上技能に成功すれば銃弾も量産可能で一回のみ即死無効付きという破格の待遇でしたが、もちろんそんな待遇である以上相手も破格の神話生物でした……。毎ターン、あの数値の回復量はエグいです(しろめ)

PL達が頭をひねっても打開策が見出せず、KPが《アイデア》を振らせてくださったおかげで何とか活路を見出せました。その際に、PLの心が一致して起きたのが「我家さんに決着を付けてもらいたい(『技能を振って銃弾作ります』という宣言)」というものでした。KPまでもが我家さんのためのシナリオではないかと公言する程の噛み合いぶり。

結果、無事に生還して終えることができ、如月ちゃんは日本語と英語とエジプト神聖文字と猫語を使いこなすバイリンガルになりましたとさ。如月事務所の今後は如何に。

 

2018年11月16日「ホットカーペットが剥がせない」ぴー様作

KP:ぴー/PL:猫・ツキナミ・りん・れいらん/PC:翡翠(メイド)・ミフネ・ムレーヌ(闇医者)・小鳥遊縁(看護師)・雪音リリィ(歌手)

一言:† 圧倒的ゴリラEND †

どうしても翡翠ちゃんを使いたい欲求を抑えきれず、投入させていただきました。職業はKPと相談して決めました。《製作/料理》と《精神分析》は譲れなかったんだ……。

ミフネさんと一緒に草加家を掃除していたら、突如りんさんとれいらんさんがダイスを振り出し、結果的に小鳥遊妹と世界的有名歌手が草加診療所に来襲しました。何だこれ。

肝心のホットカーペットがやはり剥がせないのでどうしようかと思っていたら、縁さんの《説得》がクリティカルして無形の落とし子さんがにゅっと登場。何とか退いてもらおうと雪音さんが歌を唄い始めたり、縁さんがゴリラの召喚に成功して草加家に突撃させようとするのを猫が制止したり、猫は猫で翡翠ちゃんにサラダを作らせて落とし子に食べさせたりと、まさにやりたい放題。そんな中、SAN値チェックを全部失敗していくミフネさん()

小鳥遊『ごめんゴリラ、戦闘があるかも知れないからそこで待ってて(診療所の外)』

れいらん「(《変装》に失敗して野次馬が多数押し寄せている状態+ゴリラにSAN値チェック案件なので)診療所の外に出て歌います」→《芸術/歌》成功

りん「ゴリラがドラムを叩いてくれますよ多分」

れいらん「ベース弾いてほしいんだけど」

KP「ベース弾いてくれますね」

???『何か面白いことをしてくれたら此処を退いてあげるよ』

翡翠『今、診療所の外で歌のお姉さんがゴリラさんと一緒にライブしてます』

???『何それめっちゃ面白そう(落とし子を連れて観にいく)』

KP「シナリオクリアです」

PL全員「えっ」

確かこんな感じのゆるふわ深夜テンション(もはやカオスすぎて記憶すら怪しい)で終始笑わせていただきました。セッション開始時に翡翠ちゃんの戸籍について重々しい話をしたようなしなかったような気がしましたがきっと気のせいですね()

f:id:leafiness:20181117123349j:image※ちょっとした後日談

 

2018年11月22日「イートアンドウォーカーズ 草取村の疑惑」健康骨様作

KP:桜井義之/PL:猫/PC:翡翠(メイド)

一言:連れて行くキャラを間違えた(ごめんなさい)

珍しく早く帰宅した猫の様子を見て桜井さんがお声をかけてくださり、短時間でセッションをしてくださることになりました。キャラを選択する時点では推奨技能しか分からなかったので、家庭教師ミフネさんのおかげで元に戻ったEDUの数値で技能値を振り直した翡翠ちゃんで臨みました。

※猫はこのシナリオの概要を知っていましたがPC視点を重視して臨み、メタ知識を一切用いなかったことを此処に宣言いたします。

導入段階で「一人で旅行する程に成長した翡翠ちゃん」「美味しい茸を入れて帰ろうと、クーラーボックスを抱えている翡翠ちゃん」の姿(想像)がもう可愛くて可愛くて、画面の前で顔を覆っていました(実話)

f:id:leafiness:20181123123113j:image ※当時猫が更新していたツイートがこちら

《投擲》が予想以上に大切だったことに今更ながら気づくも既に遅かった。しかし《地質学》に成功したので個人的には満足です。

シナリオ後半では肝心の神話生物と遭遇することになるのですが、ここで大きな問題が発生。

猫「翡翠ちゃんのメモ欄に書いてあるんですが、○○○って翡翠ちゃんの○造○なんですけれど……」

KP「え、ち、ちょっと待っ……えっ?? これ、SAN値チェック入ります??」

猫「減少数値を減らしてはいかがでしょうか?(SAN値チェックを成功させる音)」

KP「SAN値減少はありません! 見慣れてますね!!」

ご迷惑をおかけして本当にすみません……その後、美味しい料理もちゃんと作れました……SAN値回復も美味しかったです……。

最後の最後で翡翠ちゃんが《説得》技能を失敗したときはどうしようかと思いましたが、NPCの少女の交渉技能が見事に成功したので圧倒的ハッピーエンドでした。やったぜ。

ところで、翡翠ちゃんの数値が14→93→9だったのですが、荒ぶりすぎでは??(なお、《目星》でクリティカルを2度出している模様)

f:id:leafiness:20181123123135j:image ※ちょっとした後日談

 

2018年11月22日「イエイ! ブラッディバレンタイン!!」ありんこ様作

KP:ぴー/PL:猫・りん・れいらん・ツキナミ/PC:草加翡翠(メイド)・小鳥遊縁(看護師)・冬美心愛(パティシエール)・Tsune Narami(武道家

一言:愛の力は偉大

見知らぬキッチンで30分以内にチョコを作ることになりました。謎空間でのSAN値減少なんてなかったんだ……(全員SAN値チェック成功しました)

趣旨を理解した心愛さんが「これバレたら世界滅ぶのでは??」と彼女(神話生物)にビクビクしていましたが、それ以上の本命チョコを作ることで何とか許されていました。世界が滅ばなくて本当によかったです。

時間を超越したオーブンは現実世界にも欲しいところです。いや割と真面目に欲しい。

そんなわけでみんなでワイワイしながらチョコを作り始める四人。そして全員判定成功。地味に凄い。奈良海さんに至ってはクリティカルを出し、それを見たプロのパティシエールが膝から崩れ落ちる程の奇跡のチョコが完成しました。一番女子力が低いというのは嘘だった模様。

そんなわけで何の問題もなく普通に生還を果たしたのですが、ここで猫が駄々を捏ねる。

猫「自分のRPはともかく! 私は! 皆さんのRPが! 見たいんですよ!!」

ここから、PC四人が誰にどうやってチョコを渡すのか、壮大なるRP会が幕を開けるのであった……っ!!(奇跡的にシナリオ関係者のKP及びPLが勢揃いしており、NPCも問題なく召喚できる最高の条件付きである)

心愛さんは、彼女に対してガチのチョコレートケーキに手紙を添えてテーブルに置くという粋な計らい。

奈良海さんは、いつも料理を教わっている兄妹に感謝の意を込めてプレゼント。

縁さんは、同居人のナイちゃんに手渡し。それから、何だかんだ言いながらお兄さん(小鳥遊悠さん)の家のドアノブにも引っ掛けておいたのだとか。

そして翡翠ちゃんは、いつもお世話になっている草加さん、ミフネさん、悠さん、そしてゴリラのお姉さん(縁さん)にフォンダン・オ・ショコラを渡しました(《製作/料理》技能を四回振って、全部成功させたチョコである)。なお、草加さんには特別に甘さ控えめのホイップクリームを添えるというオマケ付。

何だこれ、RPしている猫の方が胸焼けで死にそうなのだが……!?(実は告白させようかどうか20分近く迷っていた模様)

 

2018年12月3日「デュエリストの集い」ぴー様作

KP:ぴー/PL:猫・ツキナミ/PC:草加葵(私立探偵)・空色疾風(コンピュータ技術者)

一言:「半端な気持ちで入ってくるなよ。デュエルの世界によ!!」(偏見)

ぴーさんのオリジナルシナリオと聞いてすっ飛んできたのですが、PCの条件がこれまで作成したどのPCにも当てはまらなかったので、「近所の悪ガキ共と話をしている内になんやかんやでカードゲームにのめり込んだ」という謎設定が追加された葵君で臨みました。

馴染みのカードゲームショップで新作TCGが発売されると聞いて行ってみたら、何故か「空色・藍色」と色の濃淡で呼ばれるようになってしまった……愛されているから仕方ないね(実際に名前呼びやすい)

さらに、その新作TCGを実際に体験してみたら、それはもう散々な目に遭いました(《クトゥルフ神話技能》が1クリして冒涜的な雰囲気を察してしまう不遇さ)嫌な予感を覚えて帰ろうとしても時すでに遅し。それはもう店員さんにコテンパンにされました。やはり某犬は怨敵……。

このシナリオの何が凄いというとその圧倒的情報量と各デッキのバランス配分です。普段からカードゲームを嗜んでいる方だからこその内容を他の方々にもぜひ体験していただきたい。次回作(新弾)も今から楽しみにしています。

 

2018年12月31日「繰り返す夢」ぱちょ様作

KP:桜井義之/PL:猫・イルハ・えみりぃ・パーティクル/PC:有栖川美弥(聖職者)・美凪栞(本屋)・工藤七海(オカルト作家)・不二嵐(無職)

一言:意図せずリアルクトゥルフ神話技能を使ってしまった……(反省)

年末年始クトゥルフ神話TRPG大感謝祭第一弾として、企画者こと桜井さんがシナリオを回してくださいました。《戦闘技能》が欲しいと事前に言われていたのですが、これまでほとんどセッションに参加していなかった有栖川さんを連れて行くことにしました。ちなみに彼女の戦闘技能は《こぶし》のみです(なお、DBはない模様)

開始早々、共通の知人が早々に命を落としたと思ったら、気がつけば時間が元に戻っていたという摩訶不思議な出来事が起こります。ただ、それ以上に「空の色が○○色である」と描写された途端、美凪さんが腹の中に納めていた神話生物を吐き出して「これと同じ色?」と確認して1d6/1d20を周囲に振りまいたことが印象に残りすぎて……よく有栖川さん不定踏まなかったなぁと感心しました()

ところどころで不二さんだけが《聞き耳》を成功するのが面白かったですし、老人の手を引いて歩くRPめちゃくちゃ楽しかったです。

KPにも迷惑をかけつつも何とか元凶と対峙できたまではいいのですが、肝心の有栖川さんが《応急措置》しか役に立たず申し訳なく……それにしても美凪さんダイス運よくないですか?? 何とか生還できたのは、間違いなく美凪さんのおかげです。ありがとうございました。

 

2019年1月2日「首切り様」マリコロ様作

KP:トト丸/PL:猫・イルハ・えみりぃ/PC:草加葵(私立探偵)・美凪栞(本屋)・江見正明(医者)

一言:譲れないものがあればPvPが起こっても仕方がない(にっこり)

突発的に参加した2019年初セッションとなりました。序盤では久々の葵君RP(反復言語)に慣れるまで時間がかかり、縛りを忘れて普通に話していました。やらかしました(多分誰も気付いていない)。それから、交通手段がバイクというのがネックになっていて個人的に笑いました(PLの皆さんのおかげで葵君のバイクがスクータータイプに決定したり、NPCがバイクを貸してくれたりしました)。

自由奔放の美凪さんを押し留めるために服を引っ張りながら《言いくるめ》を振ったのは楽しかったですし、そんな美凪さんの食事代を江見先生に奢らせたのも本当に面白かったです。こういうノリに付き合ってくださるPLの方々に心から感謝します。

途中、NPCの口が堅すぎたので(三人共《言いくるめ》《説得》を失敗したため)猫が頭を捻らせて「そういえば、この山には○○○の封印がされているところがあるらしいっすよねー、行ってみますかー」とNPCに聞こえるようにRPしてから再度振った《言いくるめ》が1クリしたのが葵君の山場でした()

また、会話を交わす内に予想以上にNPCの男性のことが好きになってしまい、「一発殴らないと気が済まない」という発想に至ってしまいました。ちなみに、その時に言った「お前、俺の職業知ってるだろ?」が個人的に好きな台詞です。

そして、終盤に押し入った部屋で目の当たりにした事実を前に、美凪さん・葵君・江見さんの三つ巴が発生。PL同士も全力で弁舌を発揮する展開となりました。KPはきっと大変だったと思いますが、猫は非常に楽しかったです。以前、自分の手で人の命を絶ったことのある葵君らしいRPもできたと思います。「包丁を掴む」という宣言をしたときは本気で覚悟を決めました。ところで《暴飲暴食》強くないですか?

○○○「退けよ」

葵「……っ」

○○○「そんな素人の動き、見ていられるか」

素晴らしいRPをありがとう、KP……最も感動した瞬間の後にどうしようもない絶望に叩き落とす展開嫌いではありません(むしろ大好きです)(しかし咄嗟に言葉が出ないくらい衝撃を受けました)

結果的に、また一つ後遺症が残ったものの無事に生還できました。彼はどうやってもこんな役回りなんだろうなぁと改めて思いました。

 

2019年1月3日「境界の社より〜大晦日奇譚〜」深淵様作

KP:ツキナミ/PL:猫・あさ/PC:後藤鋼樹(郷土史家)・里原薫(大学生/剣術家)・沖津紅(巫女)

一言:中国語の野郎許さねえ

念願叶ってあささんとご一緒にPLを体験する機会に恵まれました。猫の数少ないTRPG歴の中でお逢いした「この人のようなRPをしたい!」と思った方の一人でしたので本当に嬉しかったです。

以前、高校生シナリオに参加していた後藤君を一回だけダイスを振り直して数値を加え、成人として登場させました。その際、図らずも里原君と《日本刀》技能が被ったため、後藤君の柳木道場に後輩として入っていただくことになりました。畏れ多いことです。

初めはどうやって関係性を築いていこうか迷いましたが、里原君の適度に軽い言動をブン殴ってでも止めさせる、程のいい年上のお兄さん的な立場に収まりました。

ところで、格好いい男性が袴を着こなす姿って最高だと思うんですよ??(里原君の袴姿のイラストめっちゃ待ってます)

鍵を握るNPCに謎の組織の調査を依頼されたはいいものの、見つかりそうになる度に二人揃って《日本刀》を振り出して気絶させようとするのが楽しかったです。

見かねたKPが「本部からやってきた天子様と護衛の方々」という助け船(という名の無茶振り)を出してきたお陰で、RPに散々頭を悩ませる羽目になりました。

そして、探索の末に手に入れた資料を読むために振った《中国語》のファンブル処理で、里原君の携帯とNPCから借りた電子辞書が壊れました。その説は誠に申し訳ありませんでした(補正有《中国語》を三連続で失敗しながら)

何とかKPを言いくるめて四回目の《中国語》を成功させたはいいものの、KPが資料の内容を即興で一昔前のギャル風に言い直し、それをメモした猫が後藤君として喋るという阿鼻叫喚と化しました。そして、恥も外聞も捨て去った後藤君のフワッフワとした説明で全てを理解したNPCである(クトゥルフ神話技能がクリティカルしたらしい)

f:id:leafiness:20190113125837j:image※なお、RP中の猫はずっとこんな顔でした。

後藤君の尊い犠牲の下、いざ最終決戦へ。それにしても何ですかこの神話生物大感謝祭は(SAN値を削られながら)。ただ、事前に準備させてくださったKPの温情やダイス目のお陰で戦闘内容はほぼ完勝。何やかんやで《日本刀》が綺麗に決まって良かったです。それにしても、日本刀よりも木刀の方がダメージが出るのは何故でしょうね……?

 

2019年1月13日「セーラー服を脱がさないで」かる様作

KP:イルハ/PL:猫・こたつタコ/PC:柊杠葉(大学院生)・奥村燐太郎(祓魔師)

一言:柊ちゃんはいつもこんな目に遭う(定期)

先んじて「高校の文化祭に行ってもらいます」という話があったため、散々頭を悩ませた末に柊ちゃんを連れていきました。なお、高校生の奥村君とは近所の知り合い関係になったのですが、彼の語尾が「ヅラ」だったのは反則ですよね(最初、猫が笑いすぎてRPどころではなかった)

二人で謎解き脱出ゲームに参加しただけのはずが、気がつけば年齢的に辛いセーラー服を着せられる羽目になりました。柊さんは(APP的に)まだ大丈夫という判定をいただいたのですが、お隣にいた男子高校生が散々たる有様になっており……柊ちゃんとしては冷めた目付きにならざるを得ず……その上SAN値チェック案件をことごとく引いていく奥村君……本当に申し訳ないというか何というか……。

ただ、名前付きで黒板に相合い傘が書かれていればさすがに消します(すまない)。

途中まで出目が安定していたのですが、終盤で一回ファンブルしたために何者かに抱きしめられた上キスまでされてしまいました。そういうところだよ本当……(多分これが初めてだったと思われる)

最終的にはこたつタコさんと協力してリアル知識で謎解きを完遂させ、無事脱出することができました。こういう話を体験する度に、せめて点字とモールス信号くらいはきちんとした知識を持っておきたいと思うんですが……。今回、正直一人ではお手上げだったと思うので、こたつタコさんの存在が非常に大きかったです。ありがとうございました。

イルハさんから「柊ちゃんのセーラー服姿、描いてくれるんですよね??」と言われましたが、さすがにイラストを描く余裕はなかったのでカスタムキャストで許していただきたい……(ついでに紺色セーラー服がなかったこともお許しいただければ)。

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なお、今回のシナリオにおける猫の目標は「お土産のリンゴ飴を某診療所の少女に渡す」だったのですが、ともかく生還できて良かったです。

 

2019年1月19日「汝、真実を愛する者なりや。」にこいち様作

KP:ぴー/PL:猫・ツキナミ/PC:草加隼人(ビジネスマン)・空色疾風(コンピューター技術者)

一言:新たなコンビと関係性に期待。

遂に草加家最後の一人こと長男が満を辞して解禁。久々に新規で探索者を作成したので非常に緊張しました。

後輩が恋人と共に行方不明になってしまったので、事情を知っていそうな妹さんに話を伺いに行くことになりました。途中で自転車を全力疾走して来た空色君と合流し、一緒に部屋を漁りつつ情報を集めることに。

ところでこの二人、年齢差が20歳近くあるので側から見ればもはや親子レベルではないのでは……そんな二人が嬉々として他人のコンピューターを覗き見するの可愛いのでは……??

その後、交通手段がバラバラだったこともあり、現地集合しようという流れになります。

ツキナミ「自転車に乗って先に行きます」

猫「え!? タクシーで後を追います(探索し忘れた箇所を確認し終えてから出発した)」

ツキナミ「教会に十字架はありますか?」

KP「ないですね」

ツキナミ「隼人さんを待ちます(即決)」

何とか合流した後、二人で教会に突撃。情報収集してから問題の失踪地にて後輩を見つけて辛うじて連れて帰ることができましたが……確かにクトゥルフ神話的な後味のシナリオでした。好きです(直球)。

その後、シナリオ後の「真実」を知った故に空色君がとある決断をしたことで、一つの話が持ち上がります。

ツキナミ「空君的にはあの人と恋人さんの行方を探したいんですけど、どうしましょうか」

猫「それなら隼人さんが、自分の弟のやってる探偵事務所の連絡先を教えてくれますよ」

ここでまさかの葵君と空色君がデュエルセッション以来の再会を果たすフラグが立つ。そして、セッション終了後に(1時間半ほどかけて、誰も聴いていないのに、しかも朝3時なのに)ツキナミさんと一緒に彼らの会話をRPするという暴挙を果たしました。自分でも頭おかしい真似をした自覚はあります! 楽しかったです!!(次の日録音データをほぼ全部書き起こした顔)

 

2018年1月29日「絶世美人」t-sr様作

KP:イルハ/PL:猫・桜井義之/PC:如月琳(ディレッタント)・プラシド(軍人)

一言:やらかしたが満足である(すみませんでした)

久方ぶりに出張先から直帰できたので、「余裕があればPLやりたいなぁ」とツイートをしたらイルハさんが颯爽とKPを買って出てくださいました。有り難い話です。

プラシド及び女社長と知り合いという謎の交友関係をもつNPCの男性から「妻と別れたいから妻について色々と調べてほしい」と頼まれ、家宅捜索することに。真っ先に人様のベッドにダイブして《医学》をクリティカルさせ、別の部屋では前置きなしに冷蔵庫を開けられたので個人的に大満足です。部屋を漁る内に猫も桜井さんも「むしろNPCの男性の方が怪しいのでは?」という話になり、もう一つの情報源である酒場に行くことになった時に事件は起こります。

猫「(バイク変形したプラシドさんの後ろに乗る直前に)あれ、これヘルメットありますか?」

KP「《幸運》判定をお願いします」

猫「(あ、やべぇ余計なこと言った)《幸運》失敗しました……」

KP「運転中に警察に見つかりますね」

桜井「《運転》で振り切ります。ファンブルしました……」

KP「激突します。1d3+1で振ってください。あと、当然警察には切符を切られます」

桜井「《言いくるめ》を振ります。失敗しました……」

KP「切符切られます。あと、事故を起こしたのでバイク変形ができなくなりました」

桜井「《機械修理》を振ります。失敗しました……」

KP「今日はもうバイク変形できないということで」

もう余計なことは言わないようにしようと決意した瞬間でした桜井さんごめんなさい(KPにも色々負担をかけました)

何とか酒場までやって来たのですが、バーの店主に名刺を渡しながらオススメを聞いたら世界第一位から三位までの高度数の酒を勧められたのでCON対抗を振って第二位まで一気に飲み干しました。如月ちゃんはお酒に強い。プラシドさんは第三位で既にダウンしていたのに帰りのタクシー代を奢ってくれるといういい人(?)でした。

次の日、改めて妻に話を聞いたらやはり妻の方がヤバい感じで言葉を失いました。しかも《クトゥルフ神話技能》が成功したせいでNPCの男性の正体まで分かってしまうし、再度呼び出された時に「やっぱり耐えられないんだ……」と言われれば、そりゃ同情もしますよね……。

結局鍵を握るアイテムをどうするかという話だったはずなのに、隣にいたプラシドさんが不定に堕ちたので選択の余地はありませんでした。なんやかんやで生還を果たした上、屋敷で手に入れた拳銃を持ち帰ってしまったので、拳銃の弾を自作できる上、《猫語》を話せるというよく分からない探索者が誕生しました。如月ちゃんの明日はどちらだ?

 

2018年2月2日「好奇心は君を殺す」ポン酢様作

KP:ぴー/PL:猫/PC:草加怜(医者)

一言:ぴーさん覚えてろよ……(褒め言葉)

土曜の仕事が終わって帰宅した後、突発的にぴーさんと卓を囲むことになりました。日曜仕事があるというのにKPをしてくださり、本当にありがとうございました。

それにしても、草加次男(最近未成年と同居し始めて幸福な生活を送っている怜さん)を指定する時点で既に業が深いですね。序盤の時点で狙い澄ましたかのように天国から地獄へと落としてくる辺りが最高です(あまりのことに言葉を失いながら)。

そうしてやってきた見知らぬ部屋。KPC含めて16回のセッションに顔を出している怜さんですが、「い つ も の(謎の異世界に閉じ込められる)」案件は彼にとって初めてだったのでSAN値チェックを食らいました。そして当然成功である。

ソファーに座っていた謎の白猫(しかも琥珀色の瞳の子)と一緒に、帰る手段を探すことになったのですが、あちこちに好奇心旺盛な猫が引っかかるようなデストラップが仕掛けられていて探索どころではなかった。リアル知識を駆使したり《アイデア》を振ったりしたのですが、《目星》失敗のせいで猫を一回見殺しにしてしまい(KPの温情で自分で殺した扱いにはならなかった)「すまない」と謝る羽目に。これは感情移入しますわ……それにしてもお前、危険なものに自分から飛び込むのマジで止めろ??(ビー玉取ったりタマネギ処理したりプランターを抱えたりボロボロの本棚が崩れ落ちた時に庇ったりと色々あってPL・PC共々息切れ気味)

その後、部屋を探索しても帰る手段が見つからずにどうしようかと思っていると、猫が出口らしき地下室(底の見えない直下型)を教えてくれました。直下型だからさすがに入ろうかどうか迷っているとKPから「入っていいんですか?」と声をかけられ、今度は猫が勝手に別の扉に付いている猫用の通り窓に入って「え、このまま猫を置いて帰っていいの?! いや、そもそも猫は無事なの!?」という思いから扉を開けようとして「本当にいいんですね?」と声をかけられる。どちらに転んでも辛い選択を強いられ、猫が自分で通り窓から出てくるまで待つことを決意。こういう優柔不断さは本当に何とかしたいですね。

結局は(KPの温情のおかげで)生還するのですが、シナリオのエンディング分岐を聞いて心が折れそうになりました(ベストエンドだったので全く関係ないはずなのに、いざそうなったらを考えたらゾッとするレベルだった)。SAN値回復もほぼ最低値で、怜さん的にも心が折れかかった体験だったようです。エンディングで突然翡翠ちゃんを抱きしめてもおかしくないよね……。「守りたいものがある」というのは強さにも弱さにもなるなぁとつくづく実感したセッションでした。

 

2019年2月11日「壁からケツが抜けない」たん吉様作

KP:ぴー/PL:猫/PC:草加葵(私立探偵)

一言:もはや芸能美である。

猫が回したシナリオのお返しとばかりに、ケツシナリオを回していただけることになりました。いや何だよケツシナリオって本当(褒め言葉)

目が覚めた時点で既にクライマックス。描写について少しでも触れようものなら葵君の貞操に関わる大惨事。何というかいろんな意味でヤバい。シナリオタイトルからしてヤバい感じでしたが、開始3分の時点でこのシナリオを回そうと思ったぴーさんをいろんな意味で尊敬しました。ええ。

それにしても制限時間8分というのが驚きました。ダイスを振る時間や描写説明を除くとはいえ短すぎない?! と焦りながら始めた探索でしたが、KPの焦りやPCである葵君の動揺がそのままダイス目に反映したのか、《目星》を2回ファンブルするというよく分からない確率(69もあるのに途中まで成功率約30%以下)で制限時間がどんどん削られました。解せぬ。

テーブルに向かって何度か縄を《投擲》してクリティカルをもぎ取ってから運気が回復して事なきを得ましたが、セッションの途中まで「ああ……葵君、ここで死ぬ気かコイツ(死んだ魚のような目)」と思っていました。事なきを得て何よりです。

ところで、セッション終了後の成長ロールで《目星》1クリするの止めような??(KPの温情で《目星》が72になりました)

 

2019年3月3日「ニャルットモンスター」喜乃様作

KP:ぴー/PL:猫・りん・れいらん/PC:琴乃葉奏(大学生)・唯乃実花(私立探偵)・鳴神咲夜(私立探偵)

一言:感動の再会(?)

休日出勤して処理した仕事が一区切りした段階で早々に退勤し、ホテルにてセッションに参加しました。そして2018年7月以来の琴乃葉ちゃん参戦。前セッションで一緒だった唯乃さんがいなかったら(コミュ障なので)完全に詰みでしたね……危ねぇ……。

気楽な名前に反して、不思議な世界に迷い込んだ矢先にSAN値直葬しかけ、その後も気軽にSAN値が吹っ飛びかけたり死にかけたりするという恐ろしいシナリオでした。

途中、情報集めに訪れた図書館で嬉々として振った《図書館》85が見事に二回失敗する快挙を成し遂げたかと思えば、命の危機に苛まれた時に振った1d100で2クリを叩き出すなど、いざという時の出目が強かったです。

KP「○○○○には行かないんですか??(やけに嬉しそう)」

れいらん「アイツ、神話生物で一番嫌いなので行きません(キッパリ)」

そんな訳で終盤戦。黒幕との会話にて衝撃(でもない)事実が判明し、鳴神さんが生涯をかけて捜し求めていた存在との感動の再会を果たします。記念に家族写真を撮影した後、生き残りを賭けた運命の対決が始まりました。しかしクトゥ○○とクトゥ○○は強かった……(圧勝)

無事に生還を果たした三人。鳴神さんは人生に疲れたらいつでも家族と再会できる権利を獲得して満足かと思われます。琴乃葉ちゃんと唯乃さんは邪神との接点をまた一つ増やしました。

……あれ、ここだけ見れば圧倒的ハッピーエンドでは??

 

2019年3月13日「死ね!花粉」つきのふね様作

KP:ぴー/PL:れいらん・りん・テル坊・猫/PC:花宮蓮(林業者)・小鳥遊縁(看護師)・黒木薫(医者)・煽堂蓮(スタントマン)

一言:(関係各所に対して)申し訳ありませんでした、楽しかったです。

「何やら面白そうなシナリオ回しているじゃないですかー!?」と喜び勇んで聞き専として飛び込み参加しました。前置きもなく突然通話に参加したのに「あ、猫さんだー」と温かく迎えてくださる皆様の懐の深さに感謝します。

要は花粉を焼くシナリオらしく、皆さんが挙って防護服を着込んでいたのが面白かったです。ただ、クライマックスでは予想以上に凶悪な神話生物が顕現。一度《回避》に失敗すれば即死のはずなのに、KPもPLもクリティカルが飛び交う(ある意味で)散々たるダイス目でした。

りん「バナナで受け流しできませんか??」

れいらん「(クリティカルが出たので)反撃しまーーす!」

テル坊「猫さんがKPしましょう!(猫KPの戦闘技能は失敗することに定評がある)」

KP「いやー、いくら猫さんでもさすがにこの数値は成功しますよ……猫さん、今から(PLとして)突撃しません??」

猫「え、物理攻撃ほぼ効かないんですよね? 貫通系の戦闘技能持ちの探索者ほとんどいませんよ?」

れいらん「D-4着ればいいんですよ」

全員「!!!????」

猫「あ、あれって貫通系の攻撃ありましたっけ?」

れいらん「ありますあります。もし(猫の探索者である)煽堂君を連れてくるなら着せると思いますよ」

猫「……と、上司(某シナリオでKPを担当したれいらんさん)も言っているんですが、いかがでしょうか」

KP「分かりました、許可しましょう!」

猫「いいんですか! 本当にいいんですか!?」

そんな流れでヘリコプターで派遣された正義のヒーローこと煽堂君が、神話生物を一撃で真っ二つに斬り裂きました。「ありがとうヒーロー!」というPCの声援にポーズのみで応えて去っていく姿は、まさに彼が理想とするものだったでしょう。PL視点としては何これ状態でしたが()

ともかく、本来ならあり得ない某シナリオの設定を急遽投入する許可をくださったKPに圧倒的感謝を。いろいろとお疲れ様でした。

 

2019年3月17日「江戸と宝と姫と侍」ぴー様作

KP:ぴー/PL:猫・ツキナミ/PC:後藤鋼樹(郷土史家)・沖津紅(巫女)

一言:2クリ5ファン(大惨事)

ぴーさんが一日で何千文字も書き進めて完成させたというオリシを回してくださると聞き、嬉々として参加してきました。

序盤、後出しジャンケンの如く「後藤君って普段から着物のイメージなんですが……」と爆弾発言を投下して申し訳ありませんでした。ちなみにダイス目が「お前は洋服」と告げたので今回は大人しく洋服を着ました。

さて、シナリオ内で出会ったNPCがこちらの言い分をなかなか信用してくれず、沖津ちゃんの怒りのボルテージが徐々に上がっていくのがリアルだなぁと思いました(そんな不穏な空気の中で二人に挟まれる後藤君)。

探索パートでは、道場で矢を撃ち合って優劣を比べたり不意打ちを退けたりしたかと思えば、胡散臭い情報屋が望む対価の基準がよく分からず困惑させられました。あの時は(恐らく)途中から沖津さんの言葉がツキナミさんの本心になっていましたね……。

そうして技能値がやたらと高い裸眼A・裸眼B(おまけに眼鏡掛け機)との戦闘へ。《日本刀》技能による殺陣の応酬が非常に楽しかったです。さすが八割さんは安定感がある。

ただ、後藤君が殺害を許容できるとは思えず、敵対NPCの命を奪わないためにHP管理に気を遣いました。協力NPCが遠慮なく敵対NPCを殺そうとするのを止めるために、《日本刀》のクリティカル判定を使う位には頑張りました。おかげさまで死亡者ゼロに済ませられたので本当に良かったです。それにしても寝起き姫による《応急手当》が優秀だったなぁ……。

また、戦闘中にノックアウト攻撃の判定方法、ショックロールの方法、《受け流し》の判定方法、自動気絶および蘇生方法についてKP・PL共に確認不足な部分も否めず、先述した猫のワガママも相まって、戦闘処理だけで一時間もかかりました(すみませんでした)。改めて、クトゥルフ神話TRPGの戦闘方法はきちんと頭に叩き入れておかないといけないなぁと痛感しました(特に《受け流し》については猫自身、ルルブを後から読み直してようやく理解した模様)。

その後、縛り付けた眼鏡掛け機に(日本刀を喉元に突き付けながら筆談で)事情を聞き、借りていた物を返却し、NPCも含めて無事に全員生還できました。ED後、紆余曲折あって手元に戻ってきた木刀を道場の神棚に納められて何よりです。

ところで、何の判定か忘れてしまったのですが戦闘中にこんな掛け合いがあったのだとか何とか。

猫「え? 1d100の90以下(の数値を出せば成功)ですか!?」

ぴー「そうですよ」

ツキナミ「大丈夫です、ファンブルしなければいけます」

猫「止めてください……そんなフラグを立てたら……!!」

f:id:leafiness:20190319213854j:image

猫「ほら、ね。来ると思ったんですよ」

ぴー「むしろ凄いですね……」

ツキナミ「本当に出るとは……」

 

2019年3月30日「君におはようと言えたら」セカイ様作

KP:あまつ/PL:猫・あまつ/PC:柊杠葉(大学院生)・橘千里(モデル)

一言:「埋め合わせ」という言葉の重み……。

あまつさんとの初セッション。先に猫がKPをした後に回してもらいました。「ココフォリア」というオンラインセッションツールを教えていただきながらのセッションでした。どとんとふが使用できなくなる前に機能を把握しておきたい今日この頃です。

突然ですが不遇な目に遭うことに定評のある柊ちゃんに彼氏ができました! 仲良し補正で《心理学》+30%されたら自動成功になって彼氏が隠し事をしていることが分かりました! 即落ち二コマかな??

そんなわけで一つ何やら抱え込んだ彼氏と遊園地デートをすることになりました。途中不穏な雰囲気を感じつつもデートっぽい雰囲気になったので良しとしましょう。ジェットコースターで撮影された写真を買ったり、ゲーセンで大きなぬいぐるみを取ってもらったりしました。なお、ぬいぐるみはセッション途中から最後まで抱えていました。

いい加減嘘を隠し通されるのも癪だったので事情を問い詰めると「実は僕、クローンなんだ」と予想の斜め上の告白をされました……。

橘「何で? どうして僕じゃ駄目なの? あの人と何も変わらないじゃないか」

柊「自分の知っている人が危険な目に遭っているって知って、私が何もしないような人じゃないって知っているでしょう?」

この直後、心底弓矢が欲しいと思いつつも敵本拠地に突撃しました。そして明かされる真実と橘君の決意を聞くことになるのですが、柊ちゃんとしてはここは譲れないところだと思って最後の最後まで粘りました(KPには申し訳なかったですが)。《説得》の技能を低くしたことをこんなに恨んだ日はありませんね……。

柊「『埋め合わせ』してくれるって約束したじゃない。だから、必ず帰ってきて」

どうやっても彼を説得できないと分かってもなお、小指を差し出して無茶な約束をさせることだけは止められない柊ちゃんでした……。ただ、辛くても、苦しくても、橘君のことをしっかりと心に刻んでくれるでしょう。強い子だなぁ……。

 

2019年3月30日「チクタクハート」isora様作

KP:トト丸/PL:猫・アイリーン・イルハ・エカルラート・キラメル・こたつタコ・桜井義之/PC:草加怜・不破郁音・美凪儺穣・オッコエ ルイス・菊池エンリケス・山崎ひなた・九十九遊馬

一言:めちゃくちゃ悔しい。

大人数でワイワイ騒ぎながらのセッションとなりました。某病院に研修でお邪魔したかと思いきや(自分の診療所でもないのに)代わりに診察を任されたり、突如発生した大量殺人に巻き込まれたり、挙げ句の果てには時間遡行までやってのけたりと序盤からシナリオもRPも飛ばして まくりでした。

事態を解決するべくひなたさん(「星空荘」の際に同卓だったことをセッション中盤まで忘れていたPL達)と別行動するも上手いこと情報が得られなかったり、遊馬君達がジャーナリストから情報を得るべくデュエルして敗北したり、蚊帳の外になっていた美凪さんが暗躍したりと、さまざまな視点で進行するストーリーが緊迫度を増幅させていきました。

なお、一番驚いたのはイルハさんから秘匿チャットで「よろしくPvP」というコメントが届いた時です(この時点で終盤の展開をある程度察した猫である)。

ただ、核心的な情報を収集できないまま終盤に行き着いてしまい、探索者達はNPCの少女から何もせず立ち去るように求められます。ほとんどの探索者がそれに従う(それに従えば探索者の命はほぼ確実に助かると分かっている状態だった)中、怜さんは(内心で翡翠さんに謝りながら)相対することに決めました。PCが死ぬことを覚悟してRPをやり切ろうと決意した瞬間です。もはやどうすることもできない故に遅延行為だとは分かっていましたが、他の方々にご無理を言ってやらせてもらいました……。

NPCにかける適切な言葉が見つからなくても、戦闘技能を持ってなくても、美凪さんとのPvPになろうとも、「目の前で多くの人の命が失われるのを見過ごせるわけがない」という言葉が彼の本音だったのでしょう(結局、美凪さんのノックアウト攻撃の前に倒れる)。

???「貴方は優しいですね」

???「もっと早く貴方のようなお医者さんに出会えていれば、何か変わったのかも知れませんね」

???「……ありがとう」

気絶中、NPCの少女に抱きかかえられるというよく分からない体験をした後エンディングに移行。結果的にはNPCの少女の思いは報われず、さらに目の前で多くの命も失われ、何もできなかった後悔と罪の意識を抱えることになりました。 PLとしても情報を取り逃がしたのが痛すぎたので今後は探索を徹底したいと思います。

 

2019年4月1日「daze syndrome -目眩まし症候群-」にこいち様作

KP:猫/ PL:猫/PC:草加怜(医者)

一言:何かを得るために何かを奪う覚悟。

KPがいなくても PLが選択することでストーリーを進行できる「KPレスシナリオ」というものを初めて回してみました。

そして初手誘拐である(34歳男性、何度目かの誘拐の瞬間)。翡翠ちゃん共々謎の組織に攫われ、何かの冒涜的な儀式の生贄にされかけました。ただ、技能を失敗したために儀式阻止に必要な物品を得るためのパスコードが入手できず、結果的に誰かを生贄に捧げなければ出られないということが明らかになってしまいます。

勿論翡翠ちゃんは除外するとして、残された選択肢は自分と組織の人間。ただここで自分が犠牲になったとして、無事に翡翠ちゃんが診療所に戻れる保障がなかった(もしそんな保障があったら怜さんが犠牲になる選択肢もあり得たはず)……。

f:id:leafiness:20190510073831j:image 結果として無事に脱出することに成功しますが、また一つ罪を抱え、初めての一時的発狂を翡翠さんに救われた怜さんでした。

 

2019年4月29日「夜と睦言」八重樫アキノ様作

KP:猫/PL:猫/PC:草加怜(医者)

一言:きちんとやりました!!

KPレスシナリオ二本目、回してきました。本当は前回の反省(前回のKPレスシナリオはDiscordを使ってRPしたせいでいろんな人にネタバレを振り撒いてしまった)を踏まえ、RP内容をどどんとふに書き込んできました。

さて、肝心の内容ですが、謎の空間に飛ばされたかと思えば自分の想い人について書かせるというなかなかエグいものでした。 PL自身、怜さんが翡翠さんに対してどんな想いを抱いているのか考える良いきっかけとなりました。

ただし、改めてチャット欄に書くと恥ずかしくないですか!? めちゃくちゃ恥ずかしかったです!!

f:id:leafiness:20190510075240j:image ※犯行の現場を捉えた貴重な画像

 

2019年5月1日「Your Captive」甘党ふうせん様作

KP:イルハ/PL:猫・こたつタコ・トト丸・イルハ/PC:琴乃葉奏・高橋かなで・霧原かすみ・美凪朱癒

一言:何だこれ(ダイス目)は……!?

記念すべき令和を迎えた日にシナリオを回していただきました(このセッションの前に猫が「沼男」を回している)。

美凪さんから泊まりの旅行に誘われ、山奥のペンションにお邪魔することになりました。なお、この時点で既にコミュ障の琴乃葉ちゃんにとって快挙に次ぐ快挙。シナリオの都合とはいえ、携帯電話にどんどん連絡先が増えていきます。嬉しい悲鳴です。

さて、到着した先で美味しい料理を振る舞っていただいた後、いろんな場所を散策して夕飯の食材を集めることになります。

ところが。

f:id:leafiness:20190511111832j:image 山にキノコを採集に行った琴乃葉ちゃん達がこんな有様になり、途中までで既に2クリ5ファンという悲惨すぎる(某不幸体質剣道道場主と同じ)ダイス目を披露。毒キノコを嬉々として収穫しました。一方の川組は無事にNPCの少女(桃華ちゃん)との接触に成功。何だこの差は。

その後、なんやかんやでコミュ障なのに少女との遊び相手を任され、一緒にレクリエーションルームで遊んだり、持ってきた本で読み聞かせをすることに。ついでとばかりに(PL達の悪ふざけで)兎耳の被り物を付けさせられました。これで本当にAPPが上昇していいんですか……?

後半では、既に他PCが発見していた場所から隠された部屋を見つけて突撃。少女の隠された真実と、自分達が気付かずに犯してしまった非人道的行為に衝撃が走ります(諸事情で某PCのSAN値回復するの笑う)。

終盤では、拙いながらも琴乃葉ちゃんの価値観や言い分をNPC達にぶつけるRPができて大満足です(そんな中でも諸事情でSAN値回復する某PC)。他の皆さんも各々が生き残るためのRPをして下さり、非常に助かりました。それにしても、一時的狂気(殺人癖)を引いてしまったために美凪さんに強制退場させられた霧原さん、ご愁傷様です……。

少女を助けるために何度も対抗ロールを振ることになりましたが(当然だが文学オタクに戦闘技能など存在しないので死ぬ気で振った)、最後の最後で1クリを叩き出しました。思わず「っしゃああ!!」と叫んでガッツポーズした件についてはお許しください。

結果、少女をお持ち帰りした琴乃葉ちゃん。両親への諸々の事情説明はきっと大変だったでしょうが、琴乃葉家で預かり、今後は妹として可愛がることでしょう。

 

2019年5月5日「ななつとみっつでとおのむら」にこいち様作

KP:ぴー/PL:猫・みーな/PC:柊杠葉(大学院生)・鼠家蕾(大学生)

一言:あれ、これ柊ちゃん要りましたか……?

ゲーム仲間と共に満喫した二泊三日のTRPG合宿後、一時間程度の電車内でまさかのオフセが始まりました。ちなみにオフセだけでは終わらなかったので、帰宅後にボイセを行いました。

京都以来に蕾ちゃんと再会し、こちらも二泊三日で小さな村に旅行しに行きました。途中までは普通の(途中、部屋の物が移動したこともあったけれど悪意はないようだったから問題なし)旅行だったはずなのに、気が付いたら蕾ちゃんが小学一年生くらいの女の子になっていました。

柊「え……、ひょっとして、蕾、ちゃん……?」(蕾ちゃんを持ち上げながら)

蕾「うん! 蕾だよー。柊ちゃん大きくなったのー?」(手をぶんぶんしながら)

何だこのカオスかつのほほんとしたやり取りは。可愛いか、これが可愛いなのか??

その後、何とか元凶を探ったり何とかするべく探索を始めるのですが、リアル知識でどんな神話生物が関わっているのか分かってしまったせいで猫がやたらと水場に行きたがらなくて申し訳ありませんでした……。

そんなPLのせいで逡巡し続けていた柊ちゃんを横目に、《登攀》や《跳躍》や《水泳》を次々に決めて必要そうな物を全部回収する蕾ちゃんにはさすがの一言でした。まあ、蕾ちゃんよりも全体的に技能値が劣っていたからなぁ……。

結果的には蕾ちゃんも無事元の姿になり、残りの宿泊日数を満喫した二人でした。

ところで、KPのガバが見つかる度にぴーさんが焦っているし、猫も猫で技能失敗する度に悶えるし……リアルで会話しながらRPする楽しさの一つは、きっとああいうPL同士の反応が見られるところなんでしょうね。ぜひ、またオフセをやりたいものです。

 

2019年5月26日「都市伝説『T高のU子さん』」にこいち様作

KP:ぴー/ PL:猫・りん・れいらん/PC:如月琳(ディレッタント)・陽向芽衣(YouTuber)・星宮リオン(歌い手)

一言:如月芸能事務所に待望の新人が到来。

f:id:leafiness:20190611222018j:image時間おかしくないですか??(お誘いいただきありがとうございました!!)

そんなわけで、ぴーさんに釣られてホイホイ付いて行った先にはホラーシナリオが待っていました。

正直、お化け屋敷が苦手な猫ですが、猫以上にホラーが苦手なりんさんとれいらんさんとぴーさんが互いに互いを殴り倒すような現場だったので、むしろ開き直って嬉々として参加することにしました。ちなみに、セッション中に恐怖感を煽るような「通りゃんせ」をYouTubeで探してDiscordで流したのは私です()

あらかじめ幽霊や怪談関係のシナリオだと知っていたので、如月ちゃんを連れて行くことにしました。すると、あらかじめ提示されていたお二方のPCとの接点を持つために、逆にお二方のPCが如月芸能事務所に所属することになりました! やっと芸能事務所としての面目が保てる! ……と、意気揚々と機材を買いに行った矢先に不可思議な現象に巻き込まれました。

某赤魔術師曰く、「怪物であるためにはいくつかの条件がある」らしく、その中に「怪物は理解されてはならない」「怪物は会話をしてはいけない」というものがあるとか。そういう意味では、今回の神話生物は非常に恐ろしい存在でした。おかげさまで必死に頭を働かせて何とか遭遇しないように考えましたとも、ええ。技能値が足りなかっただけですとも。しかもセッション後半では、情報が集まったはいいもののどうすることもできないと分かって絶望しかないという、隙を生じぬ二段構え。辛い。

それでもNPCの少女を救うために何とかしようとした結果、少女の救済と引き換えに、如月ちゃんの目の前で所属タレントの二人が無残な死体となるという残酷な結末を迎えました……(INTが溶けてギミックを解けなかった猫が悪い)直後、二人共何事もなく生き返って元の世界に戻れたとはいえ、如月ちゃんにとっても PLにとっても(いい意味で)生きた心地がしなかったホラーセッションとなりました。

なお、セッション終了後に寝られなかったPL達もいれば、とある猫はKPと導入の読み上げをし合うというよく分からないことをした後にぐっすり寝たらしいですよ。

 

2019年6月2日「そして誰もいらなくなった」isora様作

KP:ぴー/PL:猫・桜井義之・りん・れいらん/PC:藤咲澪(刑事)・堂下浩次(消費者金融社員)・市原桜(院生)・零林蒼夜(怪盗)・星名貞弘(刑事)

一言:上げて落とすと思っていました()

かつて猫がブクマをしておいて一切読まずにいた気になるシナリオを回してくださるとの報を聞き、ぴーさんに急遽お願いした次第です。参加して本当によかったです!!

秘匿HO制の採用により、「何でも願いが叶う島」という噂を聞きつけてやってきた藤咲君。他の探索者の様子を伺いながら、何故か女装してきた自称探偵の男性怪盗に茶々を入れたり、堂下さんの願いが叶うかどうか確かめようとしたり(魔道書はさすがに却下されていましたが、『願いが叶った』というカウントになっていたり)と、途中までは結構慎重に立ち回りました。それというのも、 PL視点的にはあまりにも島の噂が罠すぎて「願いを叶えたら外に出られなくなるか、最悪即ロストもあり得るのでは……?」とメタ的な思考に走っていたからです(反省)

「いやいや何のための秘匿HO制だ、PLではなくPC視点で動け猫! 今更(探索者の)命なんか惜しくはない、やるなら後悔しないようにやれえええ」と自分を奮い立たせて一人で突撃し、「自分の上司である星名貞弘(=猫が某シナリオでKPCとして殺したPC)を生き返らせてほしい」という願いを叶えてもらいました。まさか本当に叶うとは思っていませんでした……。

ぴー「猫さん、星名さん(のRP)やります?」

猫「はぁ!? まさかPLで一人二役!? いやいやいや無理です、ぴーさんに任せますよ!?」

藤咲『あの……本当に、星名さんッスか』

星名『(亡くなった直前の記憶が失われているため、前後の記憶が断裂している)何だお前、そんなところで何やってるんだ。ところで、ここは何処だ? 何でこんなところにいるんだ?』

藤咲『あー……えーーっとそれはそのぅ……』

星名『ほーう? お前、上司に嘘を吐ける程偉くなったのか?』

藤咲『いいえ違うっスこれには深い訳がありまして……(一時的狂気で口にしていた座布団を敷いて、その上に正座して謝罪する部下の図)』

その後、 PLの皆様方から「刑事コンビ」と並び称された藤咲君と星名さんが、珍しく有能な活躍を見せてくれて非常に嬉しかったです。特に、《追跡》と《目星》と《心理学》を二回振れるというのが大きかったですね。しかもほぼ成功させているのが強い。f:id:leafiness:20190612001248j:imageこんなことも言われましたが猫は元気です(全ては星名さんのSAN値が低いのが悪い)

途中まで、生還ルートはともかく星名さんお持ち帰りルートが掴めずにPL全員悩んでいたら、ぴーさんから「探索が足りないからですよ……」と(天の)声が聞こえてきました。優しすぎませんか??

市原さんの出目が輝いて二度も達成率30%代の技能に成功したかと思えば、最後の《幸運》で堂下さんが1クリを叩き出して他PLのロストを直前で回避してくださるなど、それぞれのPCが互いを補い合った結果のベストエンディングだったと思います。

当面は戸籍が消失して遺品整理までしてしまった星名さんの処遇について考えようと思います……が、その前に刑事コンビで邪神的ハンバーガーを食べに行ってきました!! 美味しい!!(しろめ)

 

2019年6月14日「七夕狂騒曲」riryuru様作

KP:ぴー/PL:猫・ぴー/PC:草加怜(医者)・草加翡翠(メイド)

一言:ヤメロォ(いいぞもっとやれ)

草加さんに回したいシナリオを見つけてきました! 今日やりませんか!?」と、ぴーさんのよく分からない話にまんまと誘われ(むしろ乗って)、23時過ぎからセッションしてきました。3時間半睡眠ダメ絶対。

翡翠さんと七夕祭りに行って短冊に願い事を書いてきました。KPCである翡翠ちゃんの願い事は決まっていたそうですが、翡翠ちゃんならそう書いても文句は言えない……。

ちなみに怜さんは「翡翠さんが幸せになれますように」と書きました!!(初期値《隠す》に失敗してしっかり翡翠ちゃんに見られました畜生)

ただ次の日、何故か二人で仲良くベッドに寝てるし恋人繋ぎしてるし警察がリア充爆発させようとしてくるし、またしても何やら巻き込まれていることだけは理解できたので取り急ぎ知人に連絡をしておきました。

f:id:leafiness:20190615135817j:image(なお、ツキナミさんとあささんには一切に何も伝えていないという。完全にフレーバーである)

その後、話の聞かないおばさんに助けられつつも事態を解決させることができました。

赤面する翡翠ちゃんの方がまともに見られなかったり、ファンブル続きで転びまくる翡翠ちゃんを抱きしめたり、攻撃から身を呈して守ったり……何だこの医者格好いいぞ? いつ結婚するんだこいつ??

猫「『私には《医学》の心得がある!』何のための86だと思ってるんですか。こういう時のためですよ!(翡翠ちゃんが怪我した時)」

ぴー「前回のセッションで《医学》の限界を感じたんですよね……」

お互い一年で相当数をこなしてきたことを感じるセッションとなりました。

 

2019年6月18日「実りの鈴の鳴る前に」提灯鉄鼠様作

KP:イルハ/PL:猫・ぴー・りん・れいらん/PC:草加葵(私立探偵)・小鳥遊悠(作家)・小鳥遊縁(看護師)・冬美心愛(パティシエール

一言:突発卓とは思えない充実感。

珍しく早く仕事が終わったと思ったらいつの間にかクトゥルフを始めていました(イルハさんありがとうございました)

一夜経って改めて見ると凄まじい面子でしたね……荷車を音速レベルでかっ飛ばしたり○○人に分裂したりするKPCこと臥凪ウィルさんも相当に凄まじいキャラだったので、葵君は完全に一般人ポジションでした。

ちなみに、冬美さんのAPPに魅力されて一目惚れしてしまった葵君。この事が冬美さんの彼女にバレたら彼は死にます(ツキナミさん許すまじ)

さて、改めて自己紹介をしたところで全員荷車(葵君が閉所恐怖症のため車に乗れないので移動手段がほぼ全部荷車になりました。やはりツキナミさん許すまじ)で移動して肝試しへ。そして案の定、次の日に左手に何やら良からぬ痣が浮かび上がり、事態の解決に乗り出すことになりました。

あれ、気のせいかも知れませんが、まともに探索しているのが葵君と冬美さんの二人だけだったのでは……?(なお、葵君の《言いくるめ》は安定の失敗だったので冬美さんにカバーしてもらいました。何でいつも失敗するんだちくせう)

小鳥遊兄妹が行くところに限ってめぼしい情報がなく、相変わらず仲良く雑談しながらも神社で笛を吹き合っているのが面白すぎました。数値的にもダイス目的にも優秀な妹と、どうしても妹に及ばない兄という、いい関係性を見せてもらいました。ただ、機会を見つけては兄妹揃って《ゴリラ語》振るの本当に何でですかね(褒め言葉)

そして、遂に訪れた神話生物との遭遇および特大のSAN値チェック。その直前に幼女殺害のトラウマを思い起こしたからなのかSAN値が削られていた葵君でしたが、犬のトラウマを乗り越えて血文字と同数値の減少に留めました。

葵『拒むに決まってんだろこの野郎』(と言いながら右手の親指を下に向けているイメージ)

……ところが、クトゥルフ神話技能が最も高い小鳥遊兄が一気にSAN値を減らして不定も踏み越え、一ヶ月ほど笛を吹くことに執着するようになってしまいました。どんなに吹いても上手にならないのが不憫でしかない……今後はしばらく草加診療所に通院ですね。

正直に言えば、PLとしてはこの面子と葵君との交友関係ができたのが嬉しすぎるので、ぜひまた同卓させてください!

【1年目】猫がKPとしてCoCシナリオを繰り返したら、こうなった。

現在進行形でクトゥルフ神話TRPGの世界観の沼に浸かっている猫です、こんにちは。

この文章はクトゥルフ神話TRPG歴がようやく一年となった猫が、いつ、どんなシナリオをプレイしてきたのか忘れないための備忘録的なものです。要は一人語り。読まなくても平気です。なお、こちらはKP編です。
「毒入りスープ」「Xday」「徒桜の一夜」「ヒガンのきみへ」「スノーパレスにさよならを」「潮風パスタ」「THE サイゼリヤ」「ねこねこ☆パニック!~殺すぞマジで~」「紅葉の館」「壊胎」「てるてるぼうず」「雪が舞い上がった夜」「Bはシの音」「汝、死を乗り越え目覚めを渇望せよ」「うるう秒」「『沼男』は誰だ?」「Bacchus」「選ぶのはお前だ」「汝の隣人を愛せよ」「まずはダイスを振れ、話はそれからだ。」「人間観察日記」「彼岸の扉」「いつか死に逝く貴方に」「出てはならない」「泡沫の行方」「深淵図書館」「死にたがり電車」「Lucky color」「緑の流星」「追憶の蒐集室」「空の果て、願いの在処」のストーリー詳細と顛末、要はシナリオのネタバレが含まれますので、PL予定の皆様はこの先の閲覧はお控えください。ネタバレをしても後悔しない方のみどうぞ。

 

 

2018年8月23日「毒入りスープ」泥紳士様作

KP:猫/PL:ななむーん/PC:生方柚(ジャーナリスト)

一言:NPCを死なせたくない気持ちは分かる。

ななむーんさんから突発通話を申し込まれたので即答し、一緒にイカナワバリバトルを楽しんだ後にセッションを行いました。

制限時間があることは大分早く察していたらしく、探索はだいぶサクサク進みました。「《聞き耳》はないから最初から諦めていた」とのこと。潔すぎる。おかげさまで珍しく蝋燭君の出番が少なかったです。

下僕の少女と出逢ったときに持ち前のリアルアイデアで何かを察したのか、「嫌だ、死なせたくない……どうしよう、でも……」と悩み始めました。その後、とある神話生物を見てSAN9が吹っ飛び、多弁症のままに拳銃を撃って《幸運》がファンブルし、自分に跳弾する始末。リアル動揺が完全にPCに反映していて笑いました。

出過ぎた真似かと思いましたが、猫がヒントを口に出した途端、即座に毒の在処を察した辺りはさすがの一言です。ただ、いくら生還のためとはいえ、死体入りの鍋に手を突っ込んでかき混ぜ始めるとは思いませんでしたけどね!?

セッション後、よく話を聞いたらTRPG歴が猫よりも倍以上あるんだとか。もっと早く猫を誘ってくれてもよかったんですよ!?

個人的にお気に入りの会話はこちら(完全身内ネタ)

ななむーん「ところで、猫が作ってた『泡沫の行方』ってどんな感じのシナリオ?」
猫「鬼畜さで言えば、以前私が書いた某オリキャラの過去編レベル」
ななむーん「えっ、それ相当やばいんじゃ……内容的に誰も救われなくない?(ドン引き)」

 

2018年9月1日「Xday」翅繭様作

KP:猫/PL:れいらん・りん・テル坊・ツキナミ・ぴー/PC:夜凪鈴蘭(舞踏家)・麻倉由季(陸上自衛隊員)・黒木薫(医者)・ミフネ・ムレーヌ(闇医者)・神崎千尋(傭兵)

一言:ツキナミさんが作った最強の兵団 vs 戦闘技能を振るとロクな事にならない猫

「少し長めのシナリオをやってみたい」というお話だったので、 C94で購入・読了して惚れたシナリオを回してきました。元々は三人の予定でしたが「あ、これギミック的に三人では詰むのでは??」と思ってツキナミさんを引き摺り込み、聞き専で参加予定だったぴーさんを唆して巻き込みました。

そして、連れ込んだミフネさんと神崎さんを真っ先に酷い目に遭わせるという鬼畜KP。特に、3日目朝の件は本当に申し訳ない。あの描写をしたいがためにこのシナリオを回したと言っても過言ではない……いや、あの場面で悪いのは神崎さんだけ《肉体の保護》を施さなかったツキナミさんですよね!?(責任転嫁)

(なお、この辺りでツキナミさんがリアル発狂してこんな画像を送り出す)f:id:leafiness:20180904185633j:image

れいらんさんのリアルINTが溶けたせいで夜凪さんは事あるごとに腕を斬り落とそうとするし、黒木さんと麻倉さんは初対面のNPCに無理矢理睡眠薬を勧めるし(この所業を許可したら最悪PCが2人隔離されてロストする可能性が大だったので全力で逃げました)、ネガティブ思考だったミフネさんは吹っ切れて《肉体の保護》をかけまくるし、神崎さんは《キック》+《MA》を連続成功させて当たり前のように2d6+1d4を毎ターン食らわせてくるし、PLの皆さんに至ってはセッション中にTwitter上でデレステ報告をしているという、まさに終始カオスな卓でした(雑談枠はもっとカオスだった模様)

f:id:leafiness:20180904075109j:image

ちなみに、なんやかんやで最終決戦時にはNPC含めてこんな感じのステータスに落ち着いたPC達である。何だこれは……何なんだこれは!?(なお、日本刀持ち1名・ライフル持ち2名の完全武装パーティ)

これに立ち向かわなければならないKPの気持ちを切実に考えてほしい。

そして、「成功率40%とはいえ3d6+1d4の攻撃が1ターンに5回振れるからいけるだろ」と思っていたKPが、3ターン(約15回分)攻撃を失敗し続けた上(内ファンブル2回)、攻撃よりも低い達成率の《回避》だけ成功してPLの皆さんに同情されたときの悔しさときたらもう……装甲すら削れなくて本当に悔しい……っ!!

そんなわけで、やはり猫に戦闘技能を振らせたらロクな事にならなかったという話でした。もちろんTRUE ENDで全員生還。おめでとうございます!!(自棄気味)

 

2018年9月8日「徒桜の一夜」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:ツキナミ・ぴー・猫/ミフネ・ムレーヌ(闇医者)・小鳥遊悠(作家)・草加怜(医者)

一言:「コレ」がやりたくてシナリオを書いたと言っても過言ではない。

仕事が本格的に始まる中「茶番RPしたい」「KPもPLしたい」「草加さんで発狂RPしたい」という欲が膨れ上がった結果、一週間程度でシナリオが一本出来上がっていました。妄想万歳。

ぴーさん曰く「深緑ちゃんを愛でる会」の面々にいつもの場所(草加診療所)に集まってもらい、最もSAN値が低いミフネさんに諸々の事情説明(※1)とSANC(※2)を課してからのセッション開始となりました。

※1 ミフネさんが某セッションで少女を助ける→現代日本で彷徨っていた少女を草加さんが保護する→ミフネさんが「深緑(みどり)」という名前と戸籍謄本を用意する→草加さんと深緑ちゃんが同居を始める→別セッションで小鳥遊さんを助けるために深緑ちゃんが犠牲になる→深緑ちゃんの姿が白鳩になる→小鳥遊さんの下で暮らし始めるという一連の流れ。

※2 以前自分が助けたはずの少女が、いつの間にか白鳩の姿になっているという衝撃の事実に対するSANC1/1d5(草加も振りました)

そんなわけで「深緑ちゃんに桜を見せてあげたい」と草加さんが提案し、隣町の花見スポットに行くことになりました。どうしてもやりたかった花見RPも楽しんだところで土地神様について調査をすることになり、慣れた様子で探索を進めていく三人。さすがは歴戦の探索者達。

そんな中、草加さんが土地神様にお参りしなかったことが原因で突然のPvP(Player vs Playerの略。簡単に言えば PC間の殴り合い)が発生。今だから正直に言いますが、草加さんの発狂RPもっとやりたかった!! もう二度とこんな機会ないよ絶対に(鋼メンタル故に)

その後、なんやかんやで気絶した草加さんがミフネさんに拘束された上で叩き起こされ、尋問紛いのことをされるという美味しいシチュエーションをいただいたので良しとします。RP楽しかったです(自己満足)

 

2018年9月9日「徒桜の一夜」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:イルハ・桜井義之・ぴー/美凪孵化鷸(メイド見習い)・ビィリオンセラーのビィ(探偵ものの小説家)・染井吉野(地学生)

一言:雑草卓初の犠牲者が出てしまった……。

クリファン及び初期値成功率が異常に高いセッションとなりました。ダイスの女神様が微笑みすぎです。処理をするKPの気持ちを切実に考えてください(どうすることもできない)

ビィさんが飛ぶ度に周囲にSANC1/1d6が入るのは序の口。美凪さんは度々人格が変わり、染井さんに密着してアタックしては染井さんに《回避》を振られていました。図書館では三色団子を食べる染井さんの口をビィさんが塞ぎ、口の中が切れてしまった染井さんに美凪さんが睡眠薬を勧めて昏倒させ、殴って起こそうとしたビィ君とそれを警棒で受け流す美凪さんが一騎討ちを始め、たまらず止めに入る司書を「映画の撮影です」と説得する華麗()なRPを披露してくださいました。

情報入手後の《地質学》でファンブルした染井さんが祠の中の要石を蹴って崖下に飛ばしたことが完全にミスリードとなり、終盤の難易度が一気に跳ね上がりました。しかも猫が振ったNPCの攻撃がクリティカルし、「《回避》を振らせてほしい」と宣言した美凪さんが失敗したために4d6を受けて即死。雑草卓初の犠牲者が出た瞬間でした。正直、KPも衝撃を受けていて咄嗟に言葉が出てきませんでした。その後は、他の方々が暗くならないようにイルハさんが明るく振る舞ってくださったのを心の支えにして進行しました……。

結果、残りの二人は生還。心の底からおめでとうございます。ただ、イルハさんのPC達が集う美凪家はただの一家ではないらしく、いずれ《復活》の呪文を使うかもしれないと仰っていました。あれ、おかしい……アレってそんな気軽に扱える呪文ではなかったはずなんだが……?

 

2018年9月15日「ヒガンのきみへ」初宮様作

KP:猫/PL:ぴー・猫/PC:神崎千尋(傭兵)・星名貞弘(刑事)

一言:悔いはない。

税関で星名さんにお世話になって以来の知人という面白い設定を採用してからのセッション開始。気がついたら見知らぬ場所にいたシリーズ(いつもの)を体験していただきました。

序盤から星名さんが何かを隠していることに気付いていながらも何も言わない神崎さんのさり気ない優しさを終始感じました。探索を続けていく中で、自分たちに起きた出来事を的確に当てていくリアルアイデアはさすがの一言です。それにしても、神崎さんのクリファン比率相当酷かったんですが!?(4クリ3ファン)

探索途中で敵と遭遇したときには「これ、殴った方が早くないですか?」と傭兵らしいRPから鮮やかな《キック》+《MA》を繰り出し、僅か1ラウンドで全てを解決していきました。見事な回し蹴りでした。さすが本職は違う……。

そして、探索の途中で度々登場した「ある物」をどうするのか非常に悩んだ結果、物理で全てを解決することを決意。その際、神崎さんが《キック》を失敗したのを見たKPが「星名が振ってもいいですか!?」と自分の役割を忘れて振った結果、見事に成功。星名さんがきちんと攻撃を当てた瞬間です。大満足です。

終盤、セッション前に「この物語は誰も救われません」という注意書きがあった理由が星名さんの口から明かされます。その後のRPは「傭兵」という日頃から命を扱っているキャラ故に真摯なRPをしてもらいました。更には自主的にSAN値を減らしてくださるとは思っていなかったので非常に感慨深かったです。

神崎「……最期に言い残すことはありますか」

星名「行方不明の妻と娘に、『申し訳ない』と」

こうして神崎さんは星名さんのジッポを形見に生還。ぴーさんのキャラに何かを背負わせることに定評があるKPで本当に申し訳ない……いつか「紅葉の館」を回すので許してください……。

 

2018年9月15日「スノーパレスにさよならを」isora様作

KP:猫/PL:ぴー・猫/PC:橘有栖(探偵)・如月琳(ディレッタント

一言:もふもふとトランプと百合。

友人と美術館に行くはずだったのに突然のぼっちになった橘さんが次に目を覚ましたら、そこは氷の城でした(いつもの第二弾)。度々こんな導入で申し訳ない。

気温が0度だったこともあって藁布団と毛布が相当気に入ったらしく、事ある毎にもふもふしていたせいで気を取られたのか失敗が続き、PLのメモまで「もふ」がデフォルトになる事態に。もふもふ。

途中、EDに直結する行動を取っていた橘ちゃんにKPとして忠告がてら《目星》や《幸運》を振ってもらったのですが、あからさますぎたと密かに反省しています。あれはあれで分岐EDだったので仕方ないと割り切るべきでしたが、やはり一日に二度も自探索者を殺したくなかったんですよ……。

さて、肝心のKPCこと如月ちゃんは橘ちゃんを突き飛ばすわ罵詈雑言撒き散らすわ、橘ちゃんも相当な衝撃(SAN値減少)だったにも関わらず、めげることなく砂糖入りのココアとトランプともふもふ毛布を持って再度突撃。そして「私と神経衰弱しませんか? 私が負けたら素直に帰ります。でも、私が勝ったら目薬を点してください」と宣言したことで、INT18(橘)とINT17(如月)の頭脳戦が幕を開けるのであった……!! なお、結果はKPが100ファンを出して大敗北しました。何故だ。

その後、何とか如月ちゃんの感情と記憶と感覚を取り戻すことに成功した橘ちゃん、如月ちゃんに抱きつくばかりか、ほっぺたを安易に抓り始める。仲良しかな?

終盤では、橘ちゃんが周囲の氷を食べ始めた如月ちゃんを警棒でぶん殴って正気に戻しつつも二人で無事生還……したのですが、シナリオを遵守して二人で手を繋いだし、目を覚ましたら橘ちゃんの隣で如月ちゃんが寝ているし、突然の《写真術》で如月ちゃんの寝顔が取られそうになるし、ぴーさんが「昨夜はお楽しみでしたね!!」とやたらと嬉しそうに言うのも頷けますね!??(どうしてこうなった) 

個人的には「頬を抓られるRP上手いですね!」とぴーさんに褒められたのが素直に嬉しかったです。毎回、どんな立場でもRPは非常に楽しくやっています。

 

2018年9月15日「潮風パスタ」ギフト様作

KP:猫/PL:そよ/PC:吉良山善(聖職者)・草加怜(医者)

一言:よ う こ そ 沼 へ

クトゥルフ神話TRPG初心者の友(今年10月に別卓予定)相手に「クトゥルフ神話TRPGとは?」から説明する講座を夜中に開講してきました。

一つずつダイスを振って能力値を決め、キャラの職業を決め、技能値を振ることでキャラの特徴を決められる自由度の高さを気に入ってくれたらしく、深夜2時にも関わらずもう一人探索者を作成してくれるというノリの良さ。素晴らしいと思います。どどんとふの使い方やチャットパレットの作り方まで説明したのですが、何とか理解していただけてよかったです。ビデオ通話は神。

せっかくキャラシを作ってくれたのに実際にTRPGを体験しないなんて……と思ったので、猫にしては珍しく3分間で回せるクトゥルフ神話TRPGのシナリオ(実はこの日のために数日前からpixivを漁って探していた)を回すことにしました。

そんな訳で(もはや申し訳ないという意識すらなくなった)草加怜を道連れに、二人でとある店に入ってもらってパスタを食べてもらいました。何の変哲もないシナリオですが、一瞬だけ存在する発狂RPのチャンスを草加が拾い(SANチェックファンブル)、そしてあっさり棄てていきました(1d6→1の減少)。安定の鋼メンタルでまたしてもSAN値が全快しました。吉良山さんもSAN値が回復したので安心して次の卓で減らせますね(にっこり)

 

2018年9月30日「THE サイゼリヤ」つちおかうじ様作

KP:猫/ PL:ぴー/PC:小鳥遊悠(作家)・草加怜(医者)

一言:全力で楽しみました!!

夜食に来た「深緑会」(もはやそれだけで通じるようになった)のメンバーが相変わらず非現実的な出来事に巻き込まれました。

今回はKPが積極的にハメを外すシナリオだったので「(」・ω・)」うー! (/・ω・)/ にゃー!」は本気で言いましたし、「大声で叫びながら説明してください」とシナリオに書いてあった部分はスポーツ解説的なテンションで叫びました(なお深夜である)。この時点でKPは十分すぎる程楽しませていただきました。

肝心のシナリオですが、順調に技能に成功したりファンブルを出して狂気的な絵画を見たり、優雅にワインを楽しむ神話生物と呑気に遭遇したりしつつも、無事にトゥルーエンドで終了。鳩こと深緑ちゃんに助けを求めるまでもありませんでしたね。

それにしても、ぴーさんが途中から「え、これ宣伝ですか?」と言うのも頷けるほどのサイゼリヤシナリオですが、頭空っぽにして馬鹿なKPをしたい時にはオススメです()


2018年10月6日「ねこねこ☆パニック!~殺すぞマジで~」田中田様作

KP:猫/PL:りん・れいらん・ツキナミ/PC:水月黒音(メイド兼護衛)・花本鈴(ミュージシャン)・ミフネ・ムレーヌ(闇医者)

一言:ネコミミとは何だろうか(真理)

ツイッターでツキナミさんと猫、どちらがKPするか決めるためにシナリオ名を出したら「気になりすぎる」「反則でしょこれは」「タイトル名が全部持っていった」と言われました。猫もそう思います。

大雑把に言えば「とある友人に呼び出されたら友人も自分も猫耳が生えていた」という導入のシナリオなのですが、ここで一つ大きな事件が発生しました。

????「あの、KP。水月さん、生まれつき猫耳が生えているんですが」

猫「え゛……っ??」

シナリオギミック大崩壊の瞬間(キャラシ設定の見落としという痛恨のミス)

正直頭が真っ白になって、その後の処理を結構強引に誤魔化したことをここに懺悔いたします。なお、進行度に応じて口調が変わるのは本来の仕様なので許してください。PLの皆様がてんやわんやしながら猫語を話すのが非常に面白い反面、(噛みすぎて死にそうという単純な理由で)猫は絶対にRPできないと思いました。シナリオ上に「ボイセは大変なのでオススメしません」と書いてあるのも頷けますね()

ただ、先天的に猫耳をつけた人類を見つけた黒幕さんが絶対黙っていないと思うので、水月さんはセッション後も付きまとわれることを覚悟しておいてください(都合のいい駒として使ってやってください)

 

2018年10月7日「紅葉の館」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:動く点P・ななむーん・ヨルモ・カルトそよ/PC:皇小夜(武道家)・忍野弥助(警察官)・守田藤吾(ジャーナリスト)・吉良山善(聖職者)

一言:誠に申し訳ありませんでした……。

数少ないリア友達を誘ってきました。初心者の方には事前に「クトゥルフ神話TRPGとは何ぞや」という講座を受講していただいて挑んだセッションでした。

今回はPLの皆さんの希望で、PCの会話をテキセで、PL同士の相談をボイセで行うという猫KP史上初めてのセッション方式となりました。NPCが5人もいるので正直不安でしたが、チャットパレットのタブをキャラ毎に量産することで対応できました。むしろ、PLの方が考えて打ち込む分だけKPには余裕がありました。

PL・KP共に全員創作出身ということもあって、それぞれのキャラや設定を大切にしていることはRPからも伝わってきました。特にお風呂RPは非常に楽しませていただきました。

後半部分ではKPの処理(PLが二手に分かれ、内一組が黒幕に突撃する等)が多くなったものの、終盤の処理については何かもう少し上手いことできたのではないかと今でも後悔しています。KPとして不誠実な点はなかったか、誤魔化してしまった点はなかったか……結局たらればになってしまうのですが。

結果的には一人がSAN値直葬、もう一人が脱出の際の《幸運》失敗によるロストとなりました。しかも、TRPG初心者の方のキャラのみロストしてしまったため、お二人共相当引きずっていらっしゃいました。「今後はロストしないシナリオしかやりたくない」と言われても仕方がないと思います……。

楽しかったのは間違いないのですが、それ以上に申し訳なさしか残らなかった、自分で書いたシナリオなのにトラウマになりかけたセッションとなりました。

 

2018年10月8日「壊胎」むつー様作

KP:猫/PL:桜井義之・イルハ/PC:デビルマン(ヒーロー)・美凪獄(警備員/武術家)

一言:MVPはタラスク

先日のセッションから一夜明け。KPとして回せるテンションではありませんでしたが、事前に自分から日程調整をしていたので断る訳にはいかず、何とか気持ちを保たせつつ「今回のシナリオのロスト率は高めなので覚悟しておいてください」と宣言。嘘は吐いていない。そんな気持ちを払拭してくださったのはお二人による、個性溢れすぎるRPでした。

イルハ「タラスク持ち込んでいいですか? 《操縦/亀》の技能使いたいです」

KP「タラスクって体長幾つですか? ふむ、なるほど。了解です、許可します」

????「あ、僕も《デビルカッター》使っていいですか?」

KP「《デビルカッター》の技能と数値は? はい。了解です、許可します」

今改めて考えてもよく許可したなぁと()

このやり取りの前に「今回のシナリオだけは、人を、人間を持ってきてください!!」と言ってイルハさんにPC変更をお願いしているので決して管理していないわけではないんですが……(タラスクに関しては「手荷物持ち込み不可」というシナリオの記述を見逃した猫の責任である)

高ロストと事前に触れ込んだこともあって、肝心のセッションは真面目に考察してくださいました。ただ、中盤での戦闘後、デビルマンを回復させる方法として「タラスクの足が6本あるので、その内1本もぎ取って血液を飲ませます」というのは常軌を逸しているんだよなぁ……そして、その後諸事情でもう1本取ったという……(なお、SANC付きで1d3回復を認めました)

そして終盤戦。二つの選択肢から一つを選び取り、その流れで《信用》が高いデビルマンが戦闘に回ったために「これ逆だった方が良かったんでは!?」とイルハさんがご自身のダイス運を嘆きながらNPCを説得する一方、桜井さんはオリジナルルールを把握した上で戦略を練り、技能を丁寧に成功させていきました。猫の出目が極端に荒れなかったとはいえ、最終的に○○を完全撃破するという快挙を成し遂げたのは本当に素晴らしいと思います(なお過去の自分)

ただし、完全に命の危機が去ったわけではなく、このままいくとロスト必至。まともに動けないNPC達をどうやって連れていくのかという話になった時に、

イルハ「NPC達をタラスクに乗せて《操縦/亀》で操ります」

猫「タラスクゥ!??」

イルハ「この前のセッション(※別卓)では二人乗りできました」

猫「いけるなぁ!? 許可します!!」

その後、神がかったKPの迫真のダイス目により生還までの猶予はあと1ターンとなり、ギリギリのところを見事に《操縦/亀》を成功させ、無事に全員生還していただけました。終始ハラハラした分、楽しんでいただけたなら嬉しいです。

肝心のむつーさんのシナリオですが、オリジナルルールが提示しやすく、長いセッションにも関わらず中弛みしにくい構成で、メインキャラやシナリオ背景のみならず裏設定や音声データまで充実して本当に凄いと思います。非常に回しやすかったです!!


2018年10月13日「潮風パスタ」ギフト様作

KP:猫/PL:れいらん・りん/PC:夜宵智春(アイドル)・花本鈴(ミュージシャン)

一言:食べ物で遊ばないでください。

毎度お馴染み突発的かつ短時間のセッションでしたが、非常に濃密な内容となりました。

店の前で並んでいる際に突然二人で路上ライヴを敢行し、お店に入った途端に店員の肌に生えている鱗を触り始め、注文を聞かれた際には、

KP「オススメはミートソースですね」

????「それならカルボナーラをください」

シナリオに書かれていないレシピを注文されてしまいました。まさにやりたい放題。

慌ててその場のノリと雰囲気でメニューを捏造した直後にクリティカルを出され、結果としてフォークを避ける黒光りしたソースの映像を録画して遊び始めてしまいました。これは強い。

一方で、ミートソースは無事()に召し上がっていただきました。ところで今更ですが、食べた途端に○○が使われているのが分かるの凄いですよね。

 

2018年10月21日「紅葉の館」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:ぴー・ツキナミ/PC:神崎千尋(傭兵)・沖津紅(巫女)

一言:NPC星名貞弘体験クエストへようこそ。

セッション開始時間になってもPL全員から返事がなく「ひょっとして猫が予定を勘違いしたのかも知れない」と思っていたら、まさかの二人共爆睡オチでした。人のこと言えませんが、皆さん無理しすぎです……。

導入でKPC星名貞弘の遺品を神崎君が整理するという、いつもよりも重い導入となりました。なお、このセッションのために約1000文字の導入を準備させていただきましたが、違和感なく館に行く流れができてよかったです。

また、シナリオ踏破済のツキナミさんには「行方恵と一緒に観光を楽しむ一般人(故に「探索者」という視点ではない)」という難しい役回りをお願いしました。初めての二日目を楽しんでいただけたのなら何よりです。

さて、肝心の内容ですが、神崎君が事前情報を踏まえていろんな箇所を警戒してくれてKPとしては嬉しい反面、出せる情報が少なすぎて申し訳なく思いました。「あらかじめ『何か』があるかも知れない」と警戒させた方がPLが疑心暗鬼に陥りやすいんですね。参考にさせてもらいます。おかげさまで神崎君が《心理学》をいっぱい振る羽目になりましたが、実は全部成功でした。ぐぬぬ()

スペック強者で数値の化物こと神崎君の唯一の弱点が《交渉技能》初期値だったのですが、その辺は紅ちゃんが上手く支援してくれました。宗谷君を見事に宥めたその手腕はさすがの一言。

肝心の戦闘は宗谷君の《こぶし》+《MA》がまさかの成功、トドメは神崎君がノックアウト攻撃で鮮やかに決めてくれました。さすが本業。

無事に生還した後、ぴーさんが「星名の墓に『間に合わなくてすみませんでした』と言いながら娘の自由帳を御供えする」と宣言した時、猫は心の中で泣きましたとさ。

 

2018年10月26日「てるてるぼうず」優希様作

KP:猫/PL:れいらん・ツキナミ/PC:蘇芳天音(舞踏家)・浅葱夢道(探偵)

一言:あふれる安定感

目を覚ますと布で包まれている上に縛られているという恐怖体験から始まる、い つ も の 展開でした。それにしても縛られている状態で《跳躍》振られて成功するの止めてもらえませんか? 処理に悩んだんですよ!?

お二人が珍しくリアルアイデアに失敗し、とある歌詞で混乱していたご様子でしたが、ギミックの解き方はさすがの一言でした。

ツキナミ「赤色がない……クトゥルフで赤と言えば……つまり……!?」

れいらん「いっそオレンジと黄色でよくないですか??」

何色にするのか散々頭を悩ませながらも、結果的に何の問題もなく生還していただきました。終盤でギミック読みとして「ひょっとして、これ『俺たちが○○○になるんだよ!』的なシナリオだったりして」とサラリと言い当てたのがもうね、経験者の勘故ですね。いいなぁ。

 

2018年10月28日「雪が舞い上がった夜」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:じいじ/PC:慣行栄光(栄養士)

一言:†早朝セッション†

前日10月27日(土)、sherryさん主催のボドゲ会にお呼ばれされて思う存分ボドゲを楽しみ、居酒屋で終電を逃すまで飲み明かしつつボドゲに興じ、その流れでカラオケでクトゥルフしてきました。

なお、セッション開始時刻は26時30分である()

本当はその場におにぎりさんもいらっしゃったのですが、完全に寝落ちしていたので急遽じいじさんとのタイマンセッションとなりました。

難易度としてはそこまで高くない上、内容的にはほぼ一本道のシナリオなので深夜でも迷うことなく進行できました。

ただ、セッションの半分もいかない内に、探索結果でとある少女の謎に言及したのは見事の一言でした。じいじさんに「え、あの、猫さんのシナリオって○○○必出なんですか??」と言われましたが許してください(傍観者視点ってめちゃくちゃ好きなんですよ)

某少年のことは当初から気にしていただきました。途中から泣き出した彼をよしよし抱きしめて頭を撫でてくれて作者は非常に満足です。

結果的には無事に生還してくださいました。早朝セッションだった故にお互い限界を超えてセッションしていましたが、それでもセッション後に「ショタ良き」とのお言葉をいただけて嬉しい限りです。

 

2018年11月1日「Bはシの音」ギフト様作

KP:猫/PL:ツキナミ・りん・ぴー/PC:沖津紅(巫女)・花本鈴(ミュージシャン)・染井吉野(地学生)

一言:カ オ ス(何故こうなった)

真夜中24時頃から「10分~30分で出来る」という触れ込みで突発的に開始されたセッションのはずでしたが、何故か1時間半かかりました。

紅ちゃんの神社でバイトをすることになったのですが、参拝客を1d100で決めることになった上、初手SAN値チェックが結構エグい数値だったせいで半分近くの参拝客が一時的狂気に陥ることに。おかげで紅ちゃんが弓矢を引っ張り出す大惨事になりました()

狂気の原因と思われる一軒家の住人と遭遇したものの、染井ちゃんが交渉技能をファンブルしたせいで彼女だけ自宅に入れず、代わりに庭で土弄りし始めました。何で《地質学》だけ成功するんですか??

一方、まともに自宅に入り込んだ二人は、その家に住む娘が諸悪の根源(ひどい言い方)だと突き止め、彼女から問題の楽譜を取り上げようとします。実は、この辺りからKPの眠気が酷くて記憶が怪しいのですが……。

確か、SAN値チェックを失敗した紅ちゃんが一時的狂気を発症し、その場から逃走しようとして庭に飛び出し、庭で土弄りしていた染井さんを踏み台にして庭の壁を《登攀》しようと試みて失敗し、二人共ダメージを食らって転がり、染井さんが紅ちゃんをぶん殴ろうとしたものの失敗して狂気が解除できず、一方で「楽譜返して!」とお願いする幼女と、幼女から学譜を取り上げている花本さんが二人仲良くぴょんぴょんしているという何ともカオスな状態になっていたような気が、します……。

結果的に楽譜はボロボロの状態になってしまい、幼女が泣いて悲しむのを見て、花本さんが見事なピアノの演奏で慰めてのエンディングとなりました。

次の日は当たり前のように寝不足となりましたが、KPとして処理に困りつつもハチャメチャなRPは見ていて非常に楽しかったです。

 

2018年11月24日「汝、死を乗り越え目覚めを渇望せよ」あさい様作

KP:猫/PL:ぴー/PC:小鳥遊悠(作家)

一言:緊張しました(いろんな意味で)

最近はRP祭と言わんばかりにPLを満喫したので、たまにはKPをしようと思い立ち、ぴーさんに「久々にPLしませんか?」とお声がけしたら一分で「やります!」と返事がきました。

ついでとばかりに聞き専を呼び集めたらツキナミさん・じぃじさん・おにぎりさん・ささめさんという錚々たる顔触れが現れて緊張度が高まるセッションとなりました(ぴーさんに至っては初めましての方が三人もいたという)

PCを染井さんと橘さんの二択で迷っていたはずなのに小鳥遊さんが来たときには笑いました。展覧会に行く前に関連NPCをどこまで出すのかという事案が発生するのは楽しかったです(今回深緑ちゃんはお留守番でした)

夢の中で棺桶に閉じ込められても平静を保っている歴戦の探索者感。伊達に八回も恐ろしい体験を乗り越えていませんね。もはや慣れた。

顔色の悪い男性と話をしている内に彼の正体が分かる流れはRPしていて非常に楽しかったです。そうそう、これが一般人の反応ですよ。そんな彼への《説得》に成功して連れて行ってくれて非常に嬉しかったです(なお、連れて行かなかったら彼はロストさせていました)

ところで、肝心のギミックをリアルアイデアで鮮やかに乗り越えられたんですが??(最初の悪夢で一度も死ななかったのが悔しかったんですか??)

ただ、最後の悪夢では相当混乱しており、情報を集めるために見た本棚で魔道書を見つけてしまい、好奇心のままに読むことに。

猫「見ますか? 本当に見ますか??(念押し)」

ぴー「彼は読みますね(即答)」

結果、SAN値チェックを失敗して2d8を振り、不定の狂気(中国語および漢文への恐怖症)を発症しました。おめでとうございます。

猫「だから言ったじゃないですかーー『好奇心は猫を殺す』んですよーーー! 先日ツキナミさんとそんな話をしたばっかりじゃないですかーーー!?」

KPも発狂。思わずNPCの男性がMAを付けて右ストレートの《こぶし》を振っても仕方ないですよね(理不尽)

f:id:leafiness:20181125105657j:image ※そのときの聞き専の皆さんの反応

本来であれば制限時間的にロストED待ったなしだったのですが、最後の最後に一回だけ行動を認めたところ、辛うじて生還への道筋を拾ってくれました。これを教訓に小鳥遊さんは知的欲求を自制してくださいね……貴方が死ぬと世界が滅ぶという自覚をしてください……(彼女的に)

その後、数時間に及ぶ大反省会もとい雑談会の結果、久方ぶりに3DSを開いた猫がC抜け5V夢個体(遺伝技付)イーブイ♂を厳選していました。何故だ。

 

2018年12月16日「雪が舞い上がった夜」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:イルハ・トト丸/PC:美凪穢(アニマルセラピスト)・ルセア(牧師)

一言:クリファン多すぎでは??

リアルの仕事がひと段落したので、夏頃に作ったオリジナルシナリオ(2018年12月15日を舞台にしたシナリオ)を回してきました。

当初からトト丸さんにクリティカルをバンバン出されて、どこまで情報を提供しようか悩みました。特に《心理学》クリティカルが2つもあって処理に困りました。

また、イルハさんから「亀は何匹連れて行けますか?」という予想の斜め上の質問が飛び込んできて、慌ててネットで各種カメのサイズを確認しました。ガバKPで申し訳ない。

穢さんが自己紹介しようとすれば《操縦/亀》がファンブルして亀が逃げ出し、ルセアさんのクリティカルで無事に捕まえるという一連の流れは見事でした。

今回のセッションの何が凄いかといえば、トト丸さんのNPCに対する熱いRPです。正直、NPCの心情的には前半で核心的な情報を出しそうになりました(KP視点としては全力で止めざるを得なかった)また、イルハさんもキャラクターとして動くことを意識して子ども達と積極的に触れ合っており、それぞれ素晴らしいなぁと思っていたんです。

それがまさか後半で(情報がうまく伝達できずに)PvPが発生することになるとは……! ギミック的にはどうしようもないのですが、ここまで大規模な問題に発展するとは思っていませんでした。猫の心情はNPCのようにガクブル震えておりました。

なんやかんやで、その後ルセアさんがRPと交渉技能を上手く使ってくださり、無事(?)に穢さんの協力を取り付けながら終盤を迎えることができました。

ところで、後半の対処法については人それぞれアイデアが出てきて楽しいですね。刺又は万能。しかし運命力は偉大。そして繰り出される穢さんの渾身の一撃。迎えるエンディング。生還おめでとうございました!

セッション終了後、お二人からシナリオに関してお褒めの言葉をいただき、非常に嬉しかったです。今後の励みになります。また機会がありましたら、是非ご一緒させてください。

 

2018年12月31日「THE サイゼリヤ」つちおかうじ様作

KP:猫/ PL:イルハ・桜井義之・えみりぃ・パーティクル/PC:美凪深雪深世纏(女優)・ウルトラビィストのビィ(花火職人)・榊原えみ(アイドル)・山下孝一郎(教授)

一言:事前準備が一番神経を使いました……。

年末年始クトゥルフ神話TRPG大感謝祭第二弾として回してきました。ただ、猫が「これからギャグシナリオ回します」と宣言した途端、「じゃあこのキャラ使っていいですか?」「花火玉準備しますね」「そんな訳で花火技師を作りました!」とよく分からないテンションで話がどんどん膨れ上がりました。

なお、猫も調子に乗ってルルブを開きながら「花火玉の威力って火炎瓶以上ですよね……? では威力は4d6、判定は《芸術/花火》か《投擲》でお願いします」と許可を出しました()

さて、本編の内容としては「サイゼリヤの店内で間違い探しをする」という至ってシンプルなものなのですが、導入前にSANCが発生するPC(謎の怪物と、APPが人外レベルのアイドル)がいたために、一般人こと山下さんが度重なるSANCを食らう羽目になりました(その節は本当に申し訳ありませんでした)。

何が凄いかと言えば、サイゼリヤに関連するシナリオだと分かった途端、PLの皆さんが間違いが10個であることを瞬時に見抜き、更にサイゼリヤに関する知識を存分に発揮して間違いを見抜いていったことです。特にえみりぃさんのリアル知識には脱帽しました。このシナリオで共有メモがいらなくなったのは初めてです。

個人的には店員さんのキャラはRPしていて非常に面白いです。若干高めの声を意識しているが故に鬱陶しくなければよかったのですが……ともあれ、皆様よいお年を!

 

2019年1月3日「うるう秒」ムーン様作

KP:猫/PL:ツキナミ・あさ/PC:レイジ・クイックス(自宅警備員)・里原椿(医学生

一言:二人共、仲睦まじい関係で何より。

里原兄が年末にかけて神話生物とやり合う一方、里原弟は小さい頃からの幼馴染みであるレイジさんと一緒に初詣に向かっていました。

お参りの列に並びながら世間話をしつつカウントダウンを迎える辺りでは、幼馴染みが本当に会話している気すらしてきました(そんな穏やかな日々を送っている二人を狂気に叩き落とすKPこと猫である)。

突如として時間が止まり、周囲の状況を把握してもらってから密かにリアルと連動した制限時間のカウントを始めたのですが、お二人共危なげなく探索を進めていきました。

途中、避けられない戦闘の際に里原さんが初めて呪文を使って「これ本当に使えるんだ」と驚いたかと思えば、持っていたお神酒をファンブルで落としてしまいます。これにより、レイジさんは時間稼ぎのため3ラウンドもの間、物理攻撃の効かない謎の生き物相手に一人で凌がなくてはならなくなりました(実は二人共外に出れば問題なかったのですが、そんなことは一切伝えない鬼畜KPである)。それにしても攻撃が当たらないなぁ(戦闘技能に定評のある猫)

レイジ『(両手でお神酒の入った紙コップを)持ってきたか!?』

里原『(両手にお神酒の入った紙コップを持ちながら)持ってきたよー!』

「あれ、これって戦闘中ですよね?」と密かに突っ込みたい位には和やかな会話でした。

その後は探索によって得た情報をもとに原因を解消し、無事に新年を迎えることができました。里原兄弟にとって散々な年明けとなった今年、お二方の未来が少しでも明るいものとなるようにお祈りいたします。

 

2019年1月5日「『沼男』は誰だ?」ma34様作

KP:猫/PL:ツキナミ・ぴー・おにぎり・じぃじ/PC:ミフネ・ムレーヌ(薬剤師)・花菱和葉(警察官)・鳳翔玲子(警察学校生)・メアリー・ワーナー(ギャル)

一言:濃密だった。

去年12月から猫が密かにシナリオ改変、キャラの画像や資料の検索、マップの作成など、各種準備を進めてきたシナリオを回してきました。

当初から皆さんに「ロストの危険性が高いです」と言っていたこともあってか、PLの皆さん(特にツキナミさん)が「どうせ死ぬんだ」「このセッションが終わったら引退させるんだ」と何故か死に場所を求めていて驚きました。むしろKPが「諦めないでください」と励ます状況とは一体何だろう。ただ、いざセッションが始まると自然と生きようとするので、その辺はさすがだと思いました。

序盤から犬が出たり地下室に火を放ったりと遠慮容赦なくSAN値チェック案件を発生させて皆さんのSAN値をゴリゴリ削りましたが私は悪くないんです許してくださいシナリオのせいなんです。

とある組織に突撃する際に花菱さんが警察手帳を取り出し、鳳翔さんが交渉技能を振り、結果真下の階のベランダから強引に侵入するRPには頭を抱えました。ただ、結果オーライで良かったですね(NPCの男性に即死級のダメージを与えながら)。

その場から逃げ出してしまったNPCの少女に対して優しく声をかけてくださった鳳翔さんのRPや、今回のセッション唯一の一般枠ことメアリーさんが「電車代とラーメン代、まだ貰ってないから」と意気込みを口にするのはPCらしさが出ていて素晴らしいと思いました。

途中、身内ネタで本当に申し訳なかったのですが、NPCとして猫の某PCを引っ張り出したことでツキナミさんとぴーさんの反応が楽しめて非常に良かったです。ミフネさんがああも腹を立てるとは思っていなくて意外でした(即座に正体を見破るとは思っていなかった)。KPとしては後半の戦闘処理よりも戦闘後のPLの行動の方が緊張しました。展開によっては一人のPCの命が儚くも血飛沫と肉塊と化していたので……。

終盤では某NPCと再会したはいいものの、会話をする度に「はー、ムカつく」とPLの方々からありがたいお言葉をいただきました(褒め言葉と受け取っております)。なお、最後の最後まで粘って《精神分析》でクリティカルを引いたミフネさんには完敗しました。あの時の彼の台詞は全部猫のアドリブで乗り切りました。

終盤ではPL及びPCの皆さんの気持ちをしっかりと確かめた後、セッションの行く末及び「日常」を賭けたPvPが開始されました。鳳翔さんの出目がここぞとばかりに輝き、おにぎりさんが「こいつ何でこんな粘るの?」と漏らすレベルで孤軍奮闘していました。あれは本当に凄かったですね……。

エンディングを乗り越えたPCの方々が、自分達が奪ってしまった数多の命をどう乗り越え、一人の女性とどう向き合っていくのか、今後の展開をぜひ楽しみにしております。

ところで、このシナリオで自分のPCを軽率に殺そうとしたKPがいるらしいですよ(生死を分ける《幸運》判定を行いながら)

 

2019年1月9日「Bacchus」isora様作

KP:猫/PL:ぴー/PC:小鳥遊悠(作家)

一言:飲酒してもしなくてもカオス。

「劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] 第2章 lost butterfly」のネットチケット販売開始まで暇だったのでセッションを始めることになりました。

本来なら持ち物は一切持ち込めないのですが、どうしても持ち込ませたい生き物がいたので《幸運》を振ってもらいました(白鳩こと深緑ちゃんが生えました)。

KPCとしてお馴染みの草加(次男)はこの度酔っぱらいと化しました。酒の強さを決めるダイスでファンブったのが運の尽きです。なお、小鳥遊さんに「医者のくせに酒勧めないでくださいよ!?」と言われるまで、彼が医者だということをすっかり忘れていました(「普段ここまで飲めないだろうから、たくさん飲ませてあげよう」としか思っていなかった)。

途中、草加さんの要求通りお酒(酒1:水10で割ったお酒らしき代物)を飲んで鍵をもらった小鳥遊さんが、その先にあった図書室で中国語の本を見つけた途端、慌てて草加に助けを求めたのは楽しかったです(現在、小鳥遊さんは不定の狂気(中国語および漢文への恐怖症)を発症している)。軽率に中国語の本を生やしたことをお詫びいたします。

そうして一通り情報を出し切った段階で調子に乗ってきた(酔っぱらいRPに慣れてきた)KPから一言。

KP「今草加さん酔ってるので、いろんな質問に正直に答えてくれますよ」

ぴー「分かりました。今から質問内容をメモにまとめるので待ってもらえますか」

KP「え、確かに自分から言いましたけど、メモする程聞くことあるんですか!?」

この後めっちゃ聞かれました。特に翡翠ちゃんと深緑ちゃん関連の質問が辛いの何の……彼が自分の恋心を自覚するまでもう少しお待ちください……。

最後には小鳥遊さんと草加の関係だからこその質問を投げ付けられましたが、草加の答えは変わりませんし、深緑ちゃんの決断は決して間違っていなかったと思います。お互い、酒の席だからこそ言いたいことを言えたのではないでしょうか。

……と、やりたいことをやり切って満足してしまったせいでブログ更新を完全に忘れていました。本当に申し訳ない。

 

2019年1月13日「選ぶのはお前だ」norabbit様作

KP:猫/PL:イルハ・こたつタコ/PC:美凪仙(板前)・樽石武(ヨガトレーナー)

一言:処理間違いが多かったことを懺悔いたします。

時間が余ったので急遽回すことになりました。久方ぶりにシナリオを読んで内容を確認したとはいえ、描写を長めに読む癖があるせいでPLの方々には度々ご迷惑をおかけしました。

探索者達がどう選択するかによって難度が変動するシナリオなのですが、美凪さんは竜宮城を探し始めるわNPCの命綱を切ろうとするわ、キャラの性格に合わせて自由に動いていました。セッション中一度も発狂していないはずなんですが仕方ないですね()

樽石さんは持ち前のヨガを駆使して人助けをしてくださいましたが、とある青年にだけ容赦ないのは笑いました(資料の内容を踏まえてきちんと考察した結果だと思いますが、それにしても躊躇いが一切なかったなぁと)。

そういえば、振り返ってみると二人がまともに協力したのは鱗を剥がす時とフジツボを食べようとする時だけでしたね……。

ところでお二人共、とある呪文を覚えようとして振ったダイスが失敗したのを非常に後悔されていました。なお、猫もPLの立場なら悔やみますね(汎用性が高い呪文だった)。

終盤では、とある存在の有無や鱗を増やすか否かという問題が重なった結果、独自の解釈(という名のでっち上げ)で進行してしまい、PLの方々に多大なる損害をかけたことを懺悔いたします。更には、生還報酬に影響がある選択肢がもう少し出るはずだったのですが全部カットしました(原作者様に顔向けできない処理)。

せめてPLの方々に少しでも喜んでいただけたことを祈るしかありません……ともかく、参加していただいて感謝しております。

 

2019年1月14日「汝の隣人を愛せよ」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:桜井義之/PC:鬼柳京介(狂信者)

一言:《決闘》技能って万能なんだなぁ。

構想自体は去年中にできていたものの踏ん切りが付かなかったシナリオを(頭の中で)完成させて回してきました。

事前確認の時点で、鬼柳さんはサティスファクションタウン(某鳥○県付近)の町長として一軒家に住んでいることになりました(実はこの時点で事前に考えていたマップ構造がほぼ全部壊れました)。そんな家にちょっとした騒動が起きてなんやかんやするのですが、情報が少なすぎたことが反省点です。次はもう少し探索者の動機付けをはっきりさせようと思います。

今回の鍵を握るNPCのキャラ付けがセッション直前まで決まらなかったのですが、最終的に先日上映された「劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] 第2章 lost butterfly」を観てシナリオを書く意欲が出てきたので、その点を重視して○○○○な子となりました。気に入ってくださったようで何よりです。「それにしてもこれ、クトゥルフ神話TRPGという名を被っただけの○○○○ですよね??」という苦情は一切受け付けていません。

鬼柳『それがお前の気持ちなら、《決闘》で直接伝えるんだな!(サブのデュエルディスクとデッキを渡しながら)』

最後の最後まで鬼柳らしいRPを崩さない姿勢、KPとしても非常に面白く見させていただきました。

 

2019年1月17日「汝の隣人を愛せよ」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:ぴー/PC:神崎千尋(傭兵)

一言:イケメンだからこそ許されるRP。

珍しくぴーさんがツイッター上で「KPでもPLでもやります!」と仰っていたので「じゃあダイス振ってどちらがKPやるか決めましょう!」と職場で提案した猫です。

セッション開始直後から神崎さんが慎重に情報を集めつつ各種技能をことごとく成功させていくので正直憎しかったです(《目星》《聞き耳》《心理学》などが80近くあるので大抵失敗しない)。そして出逢ったNPCにライフルを構えつつも淡々と対応。さらにはNPCの手元が覚束ないと判断すると、背後に回って優しく手を押さえてあげるというイケメンRPいただきました。

(後で話を聞いたら「武器を隠し持っていなかったので最悪蹴ればいいやと思ってました」と仰っていて何このイケメンゴリラって思いました)

神崎『今度はきちんと正面からインターホン押して来てくれるならいいですよ』

そんなわけで、神崎君の家を訪れる子が生えました。短編が書けたら星名さんから税関業務を引き継いだ探索者も作るので、少しずつ交友関係を広げていきましょう。

ぴー「あの、まだ寝室見てないんですけれど……」

KP「このままエンディングです」

ぴー「アッハイ」

なるべく早く書面にまとめます。頑張ります。

 

2019年1月19日「まずはダイスを振れ、話はそれからだ。」にこいち様作

KP:ぴー/SKP:猫/PL:ツキナミ/PC:空色疾風(コンピューター技術者)

一言:それは駄目。

前セッションから酒に酔っていたぴーさんがさらにお酒を開けた結果、新しい卓が生えました。既に踏破済みのシナリオだったので、猫は急遽NPC役を買って出ることになりました。悪ノリが過ぎるとこうなる。覚えておきましょう(反省)。

さて、突発卓だったこともあり、個人的にはRPが今ひとつだったのが残念です。当初は「○○○役は慣れているからいけるだろう」と安直に思っていましたが、シナリオに合わせてNPCがどう動くべきか、どのようなRPをすればKPが困らずに済むか、PLが自分の意思で動いているように感じられるか、SKP(サブキーパー)だからこその葛藤に苛まれ続けました。SKPに好き勝手RPさせてくださるKPさんがいてこその悩みではありますが、それでも非常にいい経験ができたと思います。まだまだ修業が足りませんが、ぴーさんとは改めてきちんと打ち合わせをした上で一緒にセッションを回したいです。

ところで、戦闘技能なしの探索者を戦闘ルートに引き込みそうになった時はさすがに反対しましたよ!?(「本当にいいんですか!?」と水面下でKPにチャットを送りながら)

お酒に酔うのもほどほどに。

 

2019年2月10日「人間観察日記」流音様作

KP:猫/PL:ぴー/PC:橘有栖(探偵)

一言:(KP視点で)初めて泣いた。

ぴーさんに先週いいシナリオを回していただいたので、お返しにとっておきのシナリオを回しました。クトゥルフ神話TRPGを始めた当初から回したくて仕方ないシナリオだったので、今回こうして回しても許されるような方に出会えたことに感謝しております。

導入に入る前に、猫のPCこと如月ちゃんとの絡みでリアル時間を30分以上使うとは思ってませんでしたけどね!!(コンビニに夕食を買いに行ったり、客間で一緒に寝るかどうかで揉めたりした)

次の日起きればなぜか見知らぬ部屋。ただ、荷物があったり携帯が通じたり所持金が減っていたりと、普段の異空間とは少し違った体験をしていただきました。

最初からNPCの少女(ゆなちゃん)を可愛がっていただいた反面、どうやって彼女に気付かれずに探索するか考えたり、情報が集まるまで誤解をしていらっしゃったりと、いろんな意味でぴーさんが頭を抱えていました。途中、猫が情報を出すタイミングを見失った故の改変などもありましたが、概ね何とかなったと思います。多分。

途中まで橘ちゃんが探偵らしく動じず、しかも必要な情報を(タイマンということもあって情報開示に温情を差し上げましたが)ほとんど見落とさずに取ってくださったのでありがたかったです。ただ、終盤では非常に辛い選択肢を突き付けられることになりました。

橘『ゆなちゃん、何食べたい?』

ゆな『苺のショートケーキが食べたいな!』

ぴー「……作るかぁ!!!」

※その後、二人で手を繋いでスーパーに行き、食材を買って家に戻ってくる。

猫「では、無事にショートケーキができました」

ぴー「苺の大きな部分を切り分けて渡します」

猫「『おかあさん、ありがとう! いただきます!』と、笑顔で食べ始めます」

ぴー「その姿を泣き笑いしながら見ています」

ゆな『おかあさん、どうして泣いてるの? どこか痛いの?』

橘『いや、ゆなちゃんが可愛いなぁって思ってね……』

ゆな『そうなんだ。あれ……? まだ食べきってないのに、眠くなってきちゃった……ごめんなさい』

橘『ケーキは逃げないよ、大丈夫』

ゆな『うん、ありがとう……』

ぴー「……ゆなちゃんをベッドに運んでいいですか?(泣きながら)」

猫「はい、できます(泣きながら)」

この段階でKPもPLも大号泣。

ただし猫は進行上、両目から涙を零しながらも嗚咽を堪えることになりました。いっそやるならとことん心を抉るような言葉回しがいいなと思ったので、即興とはいえ全力でRPしましたとも。大満足です。後悔はありません。

その後、無事に生還した橘ちゃんですが、如月ちゃんの事務所に突撃して猫をもふりながら泣き続けるというエンディングとなりました。

ぴー「(FGO周回しながら)他のこと考えてないと泣いちゃうので。いや、周回すらまともにできない」

ぴー「(セッション中に書いている)メモが読めない」

橘ちゃんもぴーさんも、少しでも心に残るシナリオとなったのなら幸いです。

 

2019年2月11日「徒桜の一夜」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:りん・テル坊・れいらん/PC:花本鈴(ミュージシャン)・伊田秋人(自動車整備士)・峯岸咲(アイドル)

一言:トラック被害者の会、再結集

Twitterで「クトゥルフしたい」という某人物からの呼びかけに答える形で、いつ卓を開くか話をしている内に、いつの間にか大所帯になっていました。しかもこのメンバー、以前「嘘の世界に消える」というシナリオを回した際に集まった トラックに殺意をぶつけた問題児達 PLの皆さんでして……果たして猫の腹筋は保つのだろうか、という一抹の不安を抱えてのセッションとなりました。

f:id:leafiness:20190212181930p:plain

当初から突発的なRP(雑談チャット)にも容易に答えてくださるような、気さくかつRPが上手い皆様なので非常に楽しかったです。花見RPも楽しんでいただけたようで何よりです。まさか、「花見に必要な持ち物」として伊田さんが持ってきた段ボールが大活躍するとは……。

強いて言うなら、このシナリオの動機付けがどうしてもPLの皆さん任せになってしまうので辛い点ですね。NPCとして出店の男性や地元住人の女性を急遽出して場繋ぎしたものの、皆さんの温情がなければ大変なことになっていたと思います。

肝心の《要石》については、花本さんが「ぱわーーーー」と言いながら持ち上げ、伊田さんや峯岸さんが落とすという一連の流れで、いろいろとやらかしてくださいました。おかげさまで終盤の戦闘では探索者側が大分不利になりました。伊田さんに至ってはSAN値を最大値もっていかれていましたね……。

ただし、やはり猫の戦闘技能は当たらないんですけどね!!!(自棄気味)

??「(多弁症+諸事情で効果のない呪文を呟きながら)○○○(神話生物)に《キック》します」=「呪文(物理)」

??「《キック》ファンブルしたら○○○(神話生物)に当たったりしませんか?」

??「じゃあ、5分間踊って」→猫「○○○(神話生物)と某PCとの(悪)夢のコラボを見た探索者達はSANCです」

特に、某人物にはいろいろとご負担をおかけしましたが、少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。

 

2019年2月11日「THE サイゼリヤ」つちおかうじ様作

KP:猫/PL:りん・テル坊・れいらん/PC:花本鈴(ミュージシャン)・伊田秋人(自動車整備士)・峯岸咲(アイドル)

一言:(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー! (息切れ気味)

「徒桜の一夜」の後に時間が少し余ったので「簡単に回せるシナリオやりますか?」とPLのお三方に提案した次第です。

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KP(おかしい……シナリオ名は皆さんにも言っているはずだ。それなのに、何故叙々苑に行く流れになっているんだ……!?)(叙々苑のマップ画像を出しながら)

そうして結果的に三人が辿り着いたのは叙々苑ではなく、サイゼリヤでした。叙々苑の扉を開けたはずなのにおかしいですね??(めっちゃ強引に方向転換したKPである)

ただ、その後は順当にシナリオ内の動きに従って間違いを探してくれました。

そう。

店員が取り外そうとしている狂気的な絵画を(《目星》クリティカルした報酬として)花本さんが嬉々としてお持ち帰りしたとか、奇妙な音が鳴る呼び鈴を峯岸さんが連打するとか、そんなことは些細なことなのです。

いえ、呼び鈴に関してはめっちゃ恥ずかしかったです。テル坊さんが見るに見かねて「KP泣かせ止めような」と止めに入ってくださったレベルで連打されました(そんなテル坊さんも最後に「俺、一度も鳴らしてないから」と言いながら鳴らしていましたが)。

いずれにせよ、少なからず店員さんも罪悪感があったのでしょう。最後には叙々苑の賞金券を差し上げた次第です。これでぜひ、三人で集まって今度こそ叙々苑に行っていただきたいものです。

ところで、そんな話をぴーさんにしたところ、「じゃあ猫さん、『叙々苑』のシナリオ書かないとですね!」と言われましたが……え、マジ? 本気ですか?? 

 

2019年2月11日「彼岸の扉」竜原様作

KP:猫/PL:ぴー/PC:橘有栖(探偵)

一言:昨日今日で傷心気味のPLに回すシナリオではなかった(愉悦)

昨夜お互い心身共にボロボロでセッションを乗り越えたはずなのに、ぴーさんがTwitterで「セッションしたい」と呟いていたため「ほう??」と思ってお声がけした次第です。なお、猫から幾つかタイマンシナリオを提示したのですが、ぴーさんのダイス目がこのシナリオを引き当ててくれました(やったぜ)

序盤、猫のPCである如月ちゃんが橘ちゃんの様子を見に行ったのですが、さすがに三ヶ月経っても橘ちゃんの心の傷は癒えていませんでした()彼女の様子を見た如月ちゃんが外に連れ出して一緒にパフェを食べたりコロンを買ったりしたのですが、その度に橘ちゃん(というかぴーさん)がゆなちゃんの影を追い求め、結果アルニカの匂いのコロンを買ってしまうのが、もうね……(先日、ぴーさんも自身のTwitterのアイコンをゆなちゃん用のイラストに変更するレベルだったので相当なんでしょうね)

そんな夜、橘ちゃんは見知らぬ場所にほおり込まれます。不意に目の前の扉をノックする音。奥からは以前聞いたことがある、忘れられない少女の声。

??「おかあさん、ゆなだよ。ここを開けて。ねえ、開けてよ」

その後、PLもPCも散々迷った挙句、橘ちゃんはその言葉に応じませんでした。

セッション終了直前、「あの、扉から声が聞こえてきた瞬間にバルコニーに出て、そこからカーテンを伝って下に降りられますか??」とガチテンションで尋ねられた位には驚かせることはできたでしょうか。セッション途中というか終了直後、ぴーさんがしきりに「怖っ……怖……怖っ」としか言っていなかったのですが()

いずれにせよ(リアルファイトは覚悟の上で回しましたが)、条件の合致する探索者がいたからこそ、このシナリオを回すことができました。光栄に思います。次までにはRP力と演出力をもう少し磨いておきたいです。ありがとうございました。

 

2019年2月22日「いつか死に逝く貴方に」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/SKP:ぴー/PL:ツキナミ/PC:群犬御舟(薬剤師)

一言:録音すればよかった……。

ツキナミさんと話している内に着想が湧き、推しであるミフネさんのために二日でシナリオを書き上げました。自分でも驚きの執筆速度です。

この度はぴーさんをSKPとしてお招きし、ミフネさん周辺の人達が草加診療所に集まって宅飲みしました! ちなみに、猫が草加怜と円堂シオリ(と草加深緑)のRPを、ぴーさんが小鳥遊悠と草加翡翠のRPを担当しました。総勢6人のPC達による飲み会は非常に楽しく面白くRPできたと思います。ぴーさんが悪ノリして、酒を飲ませた翡翠ちゃんを怜さんに密着させた辺りも含めてめちゃくちゃ楽しかったです。

2〜3時間想定のシナリオなのに導入で2時間もかけましたが、後悔は一切していません。楽しい酒盛りが一変するところも含めてこのシナリオだと思ったので、その後もぴーさんのRPはなるべく止めませんでした。

さて、今回は継続探索者用の救済シナリオとなっておりまして、セッション中に探索者の願いが三つ叶う権利が与えられます。散々悩み抜いた結果、ミフネさんは以下のことを願いました。f:id:leafiness:20190307000942j:image

それがどんな結果を生むことになったのかは、推して知るべし。いずれにせよ、ミフネさんは生還を選びました。彼がロストするのではないかと思いながら書いたので、正直胸を撫で下ろしました()

群犬「生きて帰ります。変えたいのは過去じゃなくて今、未来だから」

セッション後、ぴーさんから「選択を迫るえっぐいシナリオ」とお褒めの言葉をいただき、一週間後にツキナミさんとお会いした際には「あれはズルい」と溜め息交じりでの嬉しい悲鳴が聞けたので猫は満足です。

f:id:leafiness:20190307001220j:imageちなみに、作者からのコメントがこちら。 自分で言うのもアレですが身も蓋もないなぁ……。

 

2019年3月10日「出てはならない」山田結貴様作

KP:猫/PL:ぴー/PC:染井吉野(大学生)

一言:散々な目に遭うのがもはやデフォ。

あまりに仕事が辛すぎて「もう辛抱きかないのでセッションしませんか」とぴーさんにお声がけしたら速攻でOKの返事がきました。鳩と少年の扱いについてあらかじめ言及したら「某PC狙い打ちじゃないですか」と言われましたがそんなことはありません。ええ。

そんなわけで、地質学にまつわる研究目的でやってきた染井ちゃんに、地方の旅館……もといホテルにて都市伝説に遭遇してもらうというシナリオでした。

ただ、序盤で情報を出しすぎたせいでPCに警戒されてしまい、舞台を旅館からホテルに変更せざるを得なくなりました。自分の首を締めるとはまさにこの事。正直かなり辛かったです(セッション中に言い直しが多かった主な原因)。

途中、情報集めの一環で振った《写真術》が見事にファンブルし、研究資料が入っていたカメラが壊れたようですが無事に生還できてよかったですね。おめでとうございます。

f:id:leafiness:20190318222641j:imageそれにしても、染井ちゃんの大学教授ってどんな人なんでしょうね……?(即興RPしながら)

 

2019年3月16日「泡沫の行方」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:ぴー/PC:染井吉野(大学生)

一言:また一人トラウマを植え付けてしまった(愉悦部)

「どちらがKPやりますか」的なノリとテンションから始まった突発セッション。ぴーさんの予定に制限があったので、描写などはなるべく簡略化させつつ進行させていただきました。

島民相手にいいRPをしてくださったので、序盤で情報を多めに提供したら「行きたくない」「もう帰りたい」と言われました。解せぬ。まあ、孤島まで見舞いに来たはずのNPCの少女が見事に全快しており、両親から連絡が来ていたはずなのに当の本人達に覚えがなく、何より訪れる予定の診療所が胡散臭ければ仕方ないと言えばそうなんですが(それにしても、崖の強度について《地質学》で判断することになるとは思わなんだ)……。

中盤では染井ちゃんがNPCの少女こと七海ちゃん(今だから言いますが彼女の名前はダンロン2のヒロイン名を、性格はジャンヌオルタリリィをモチーフにしております。完全に猫の趣味)と非常に仲良くしてくださいました。海水浴に行ったり向日葵畑を一緒に歩いたり、少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。

終盤は某NPC(本来なら死ぬはずだったのにシークレットダイスの《幸運》がクリったせいでまたしても生き残ってしまったぐぬぬ)から真実を告げられ、染井さんは選択を迫られます。戦闘? さて何のことでしょうか?

結果、七海ちゃんは染井ちゃんと一緒に本州へ行き、直後行方不明になったのでした。

セッション終了後にぴーさんから強く続編を希望されたのですが、肝心のメモが残っておらず……あの、気長にお待ちいただければ何とか頑張ります……(と言いながら次の日に『クトゥルフカルトナウ』を購入した猫)。

 

2019年3月30日「深淵図書館」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:あまつ・猫/PC:猫田たび(教授[鳥類研究])・草加葵(私立探偵)

一言:猫田さんのキャラめっちゃ好きです(告白)

異文化交流卓主催のボドゲ会で知り合ったあまつさんとの初セッション。いくつかシナリオを提示した中で真っ先にこれに興味を持っていただけて嬉しい限りです。

KPPCとして、うちの問題児こと葵君も巻き込んで謎の図書館を探検してもらいましたが、猫田さんが想像以上に元気一杯に動き回るので葵君の方がたじろぐレベルでした。途中、司書と遭遇した際のSAN値チェックを失敗して気絶した葵君を抱えながら交渉を試みる姿は素晴らしかったです。終始猫田さんの明るさに助けられてましたね……。なお、思い立ったら即行動したがる猫田さんを止めようと頭ぽんぽんしていたら、あまつさんから「好き!」と言われました。分かる。

二人には今後とも是非お付き合いしたくて、KP権限で互いの本を入れ替えて持って帰ってもらいました。葵君の罪を知っている唯一の人物となった猫田さんの今後に期待です。

あまつさんは「リアルINTが溶けていた」と仰っていましたが、正直これまでこのシナリオに参加された方々の推理力が異常に高かったので、ギミックを察せなくても問題ないかと……。

 

2019年3月31日「死にたがり電車」ごんずい様作

KP:猫/PL:あまつ/PC:雪村翠(アニマルセラピスト)

一言:凄い()

初手キャラロストか!? と思わせるような描写から始まった当セッション。描写をする毎にあまつさんが反応してくださって非常に嬉しかったです。やり甲斐を感じました。

雪村さんがことごとく《目星》を失敗して情報が出ないのにどんどん先に進もうとするから強制イベントに突入し、制限時間を考える暇すらなかったです()

途中で遭遇した少女に対して「お兄ちゃんじゃない、よ?」とふんわり言っては泣かせようとする(猫が泣き真似を始める)ので、遂にあまつさんから「性転換しますか!?」と爆弾発言が飛び出す始末。あの場面で《精神分析》を振ろうとしたのはさすがの一言です。

そして「私まだ○○○○○○から!」と言いながらカエルめがけて突進しようとした雪村さんのリアルラックに脱帽です。ほぼ情報がない中で生還ルートを見つけ出したあまつさんのRP力、感嘆しました。終始丁寧にRPしてくださるのでこちらも進行しやすかったです。二日連続でのセッション、ありがとうございました。

 

2019年4月29日「スノーパレスにさよならを」isora様作

KP:猫/PL:あさ・猫/PC:里原椿(大学生)・草加怜(医者)

一言:濃密なRPに感謝。

あささんが「連休中にクトゥルフしたいなぁ……(ちらちら)」と呟いているのを見かけて即リプ送りました。ご要望が「猫さんの探索者に会いたい」だったので候補をお出しし、噂はかねがねと怜さんを引き摺り出してもらいました。怜さんが大人気で猫は嬉しい(怜さんとしては堪ったものではない)。

ただ、これまで里原君と怜さんの接点がなかったため小一時間かけて互いに関係性を考えた結果、以下の画像の通りになりました。これは美味しい。

f:id:leafiness:20190519061420j:image そんなわけで「久々に会おう」という話を振った当人こと怜さんが行方不明に(おい何度目だ)。次に目が覚めるとそこには性格が全く違う怜さんの姿が。怜さんが相手を嫌悪するRPなんてしたことがなかったので本当に楽しかったです。なお、歴戦の探索者こと里原君には速攻で察せられました。

そんな訳で見事にギミックを見抜いた里原君は元の怜さんに戻すことに成功するのですが、ここから雲行きが怪しくなってきます。

椿『前の部屋に出口に繋がる扉がありました。一人しか出られないというなら、僕よりも草加さんが出た方がいい。僕とは違って、貴方には待っている人がいるはずです。大丈夫です。僕もすぐに後を追いかけますから』

猫「じゃあ、そう言うAPP18の顔を思いっきり右から左に平手打ちします」

あさ「えぇ!?」

はい、RP祭りの開幕です。

これまでのセッションで誰も救えなかったことへの強い後悔と、人の優しさに疑念を抱えてしまった里原君。かたや、これまでのセッションで何人もの人達を見殺しにしてきた罪悪感と、それでも誰かを救いたいと足掻いて守るものを抱えた怜さん。

互いに冒涜的な現象に巻き込まれていると知っているが故の口論に発展しました。猫としては「怜さんは絶対二人で帰る方法を探すに決まっている。あんなことを言われた以上、引きずってでも連れて帰る」「怜さんに『自分も人殺しだ』ということを言わせたい」「『好きな人(=翡翠ちゃん)に知人がいなくなるという悲しみを背負わせたくない』というエゴを織り交ぜたい」「里原君は医者の卵なんだから、いっそ草加診療所に引き込めば万事解決では?(完全にPLの願望)」なんてことを考えながらRPしました。あささんのRPのおかげで全部入れられました。ありがとうございました!! RP中ラスボスの存在完全に忘れていました!!()

あんなRPをしておいて不甲斐ない真似はできないとダイス目が輝く怜さんに対し、里原君が《アイデアファンブルして短絡的な発想に至るも、結果的に無事生還してくれました。

里原君の草加診療所就職を心よりお待ちしております(元闇医者と元機械人形がいるアットホームな職場です)。

 

2019年5月1日「『沼男』は誰だ?」ma34様作

KP:猫/PL:イルハ・こたつタコ・トト丸/PC:臥凪言彦(言語学者)・秋上点蔵(忍者)・フィル(剣術家)

一言:壮絶なPvPを見た……。

まさか令和元年初日に「沼男」を回すという背徳さを味わえるとは思っていませんでした。そんな訳で横浜は二度災厄に巻き込まれました。慈悲はありません。

さて、今回はセッション開始前に「ハードモード」を採用するか否かPLの皆さんに確認した上でダイスを振っていただき、原作シナリオにおける「コイントスルール(今回は偶数か奇数かどうかで判断)」を採用させていただきました。これにより、シナリオ開始時点でほぼ全員生存が厳しいという鬼畜難易度で臨みました。

……正直、この処理は最後まで迷いましたが、最終戦直前に皆さんの覚悟を改めて確認したことで、猫も覚悟を決めて採用させていただきました。

それにしても、PC三人のキャラが濃すぎるの何の……。点蔵さんもフィルさんも闇社会に生きているキャラなので生殺も必要であれば軽々と実行に移すし一人で勝手に自由行動しようとするし、制止するのが結構大変でした(このシナリオで一人行動は拙い)。

何より言彦さんが「PL視点の会話が聞こえる(別視点の状況やPCの秘密はもちろん、PLの作戦会議の内容も全部聞いて勝手に行動する)」という探索活動において反則級のPCだったため、描写や開示情報はそれなりに気を遣いました。ありがとう秘匿チャット(「彼、秘匿会話の内容は理解できないんで」という話だったので多用しました)!!

中盤、とある理由で逃げ出したNPCを追いかけた言彦さんがいいRPを見せてくださったり、点蔵さんもフィルさんも華麗な戦闘技能を見せてくださったりと、皆さんそれぞれに活躍の場があって、聞いていて楽しかったです。

ただ、皆さんのRPを見ていて思ったんですよ。マンションの三階にある部屋は普通、玄関から入りますよね!!?? おかげさまで今回はシェリルちゃんに活躍の場があってよかったです(なお、相変わらずKPが酷いダイス目だった模様)。あと、何でシェンリュちゃんはすぐにやられてしまうん(彼女のRP結構楽しかったです)??

ところで、シェンリュちゃんが口を割るまで彼の居場所が気付かれにくくて個人的に嬉しいポイントです(きちんと考えれば予想できるように描写しているとはいえ、やはりイベントの内容が内容だけに結構気付かれない)。

そして、問題の最終決戦。「スワンプマン(沼男)」の存在を許容するか否定するかという選択肢が突き付けられ、互いの意見の食い違いが起こり、言彦&点蔵vsフィルというPvPが発生しました。この場面でダイス目が見事に輝き、フィルさんが言彦さんを、点蔵さんがフィルさんを倒す展開により生存1ロスト2という結果となりました。存分にRPをやりきれたのであればいいのですが……。

ともかく、KPとしては後悔なく進行できました! またの機会があればぜひよろしくお願いします!!

 

2019年5月3日「Lucky color」あにー様作/5月4日「緑の流星」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:テル坊・ぴー・みーな・りん・れいらん

一言:オフセで回すとこんなに楽しいのか……!!(なおダイス目)

ネット仲間との二泊三日のTRPG合宿中に光栄にも二つもセッションを回してきました。それにしても、テル坊さんみーなさんぴーさんが各々用意したというシナリオや、れいらんさんが用意したというTRPGもやりたかったんですが時間足りなかったな??

正直PCの名称に関してはある程度しか覚えておらず、「Lucky color」に至ってはメモすら取っていない始末なのでこうして文章のみ記録させていただきます。

f:id:leafiness:20190519214549j:plain ※ちなみに、「緑の流星」の参加PCの資料。ゴリラがいつ召喚されるかどうか分からない緊迫感漂うセッションだったため、ルルブのページをメモしておく始末である。

 

まずは「Lucky color」について。

リアル時間を携帯で計りつつも、全員にダイスを振ってもらう時にはPCのDEX順で振らせないと大変なことになる(自分のダイス目が分からなくなる)ことを実感したシナリオとなりました。

前半は探索者達がほぼ全員「どっちのコードを切ろうか?」「嘘を吐くなら○○だよな?」「あれ、○色と○色のコードってあったっけ?」という感じでミスリードしていたのですが、KPは内心「あれ、このままだと全員死ぬんだけど大丈夫……? オフセでPL5人全滅するのマジで??」と焦っていました。

しかし、さすがは歴戦のPLの皆様方。後半で黒幕との接触した際の《心理学》の結果を信じてくださり、最後の最後で生存ルートを選択してくださいました。MVPは間違いなく「あの質問」をしたみーなさんです。ありがとうございました!!

 

そして、問題作の「緑の流星」について。

どうしてもこのシナリオのタイトル名が決まらず、当日は無題で回させていただきました(シナリオ名どころか中盤以降の展開の打ち込みが終わっておらず、地図未作成かつED分岐未定という状態だった雑魚猫である)。セッション終了後に名付けてくださったぴーさんに感謝です。思いついたネタはメモに書き出してあるので、今後は時間を探して打ち込みを頑張ります。

今回は探索者達を二つに分けての導入となりました。穏やかな警察グループに対して一般人グループの異常性はどうしたんだろうね……《ゴリラ語》習得って何だろう……探索者が死ぬと世界も終わる縛りって何だろう……(遠い目)

猫「ところで、とあるシナリオのセッション時に猫が発狂した理由がお分かりいただけました……?」(そう言いながら即死級の攻撃を序盤から振りかざすKP)

全員「ああ……まあ、うん『アレ』かぁ……」(察しながらも《回避》を成功させていく探索者達)

セッション後半では情報の出し方が雑すぎて大変申し訳ありませんでしたが、最終決戦の展開や特殊ルールについては頭の中でしっかり組めていたのでそれなりに進行できたと思っています。ええ、進行は上手くできたんですよ。

猫「それでは○○○(敵対神話生物)の攻撃ですね。えーっと4d6、4d6っと……」

全員「え、嘘マジか」「あいつそんなにダメあるの??」「死ぬじゃん」

猫「\100ファン/」

全員「さすが猫さん!」「俺たちの猫さんが帰ってきた」「ありがとうございます!」「よ う こ そ」

りん「\3クリ/」

猫「はーーーーーーーー」

そんな感じで鮮やかなダイス目を披露されて全員見事に生還されました。殺意高めで作ったはずのシナリオなのにどうしてこうなったんだろう……?

 

2019年5月5日「汝の隣人を愛せよ」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:テル坊/PC:高木貢(銀行員)

一言:情報提供ありがとうございました!!

ブログを更新する前にデータを消失させる大失態をやらかしました()

GW中に何連休あるかをダイスで決めたら三連休しかなかったという絶望感溢れる導入から、流れるような帰宅ムーブ。「自分の家に帰る」だけなのにどうして皆さんそんなに警戒するんでしょうね(PCが警戒するような情報を出しながら)

提示したマップを見て真っ先に「トイレ広くないですか?」と突っ込まれたような気がしますが気にしない気にしない(実際、トイレ=脱衣所と洗面所を合わせた面積分もあった)

さらに、初手から開放感溢れるクローゼットを開けていただき本当にありがとうございます。もうお分かりかとも思いますが猫は「ナルニア国物語」が好きなのです。

結果としてNPCのことを優しく包み込んでくれるようなRPで幕を閉じたセッションとなりました。毎回ひどい仕打ちもされないし恋人にもしてくれないし、やはり鮮宮さんの性格が奥手すぎるでしょうか……?

 

2019年6月1日「追憶の蒐集室」isora様作

KP:猫/PL:ぴー・猫/PC:橘有栖(探偵)・如月琳(ディレッタント

一言:百合の間に割り込む男に慈悲など要らぬ(極論)

一日で同じシナリオをそれぞれ別の人に回すという季節外れの押し競饅頭的な過密スケジュールを立ててきました。どちらも非常に楽しかったです!

橘ちゃんが相変わらず如月芸能事務所の猫をモフりに来たところから始まるセッションでした。

猫「橘さんってどのくらいの頻度で遊びに来ているんですか?」

ぴー「週8ですね(即答)」

猫「週8!?」

今更ですが、事務所にいる猫達は飼っているわけではなくて野良猫が屯しているという設定です(恐らく最低限の身だしなみは整えさせると思いますが)

そして初手如月ちゃん消失。よく考えたら如月ちゃんのことを知っている共通の知り合いがいなかった(他セッションでの交流がなかった)ので、シナリオの記載よりも少し早めに如月ちゃんのことを忘れてもらいました。ただ、猫をモフるためだけに空き家となった事務所跡(=野良猫の溜まり場)にしばらく入り浸っていたようです。これは不審者。

そんなある日、突然起きた殺人事件について調査する折、急遽NPCとして藤咲君を生やして情報提供してもらいました。この時点で藤咲君の不遇ポジは決まったのだ……。

謎の空間に飛ばされた後は、かつての記憶と探索技能を頼りに順調に探索を進めてくれました。ただ、もう一度とある部屋に戻ろうとした時にはさすがに止めましたが(SAN値が厳しそうだったので)

ところで、前半《心理学》を全く振らないので縛りプレイかと思っていましたが、純粋にぴーさんが忘れていたようで……(橘ちゃんの最も高い技能のはずなのに忘れるとはこれ如何に)

終盤ではNPCと、彼を完全に変態扱いした橘ちゃんとで戦闘が発生し、互いに100ファンを出す展開となりました。何でこうもKP側の戦闘技能は当たらないのでしょうか……?

結果的には橘ちゃんも如月ちゃんも無事に生還できました。不審者もとい変態の記憶はない方が二人のためかも知れません。とりあえず橘ちゃんは如月ちゃんの事務所の下の階に引っ越しましょうか!!

 

2019年6月1日「追憶の蒐集室」isora様作

KP:猫/PL:あさ・猫/PC:里原椿・草加怜(医者)

一言:RPで猫が(萌え)死にました。

夜から深夜にかけて二回目の蒐集室を回してきました。

前回「スノーパレスにさよならを」で同卓した時に診療所に誘っていた件について遂に返事が聞けるかと思ったのに怜さんが消えた()

何とか怜さんの痕跡を手繰ろうとする里原君をよそに、診療所や翡翠ちゃんの名字やミフネさんの記憶から「草加怜」という存在を消していきました。事前に一週間ほど心の準備をした上で、ツキナミさんから適切なアドバイスと対里原君用の語録をいただいておいて非常に助かりました。ありがとうございます。

f:id:leafiness:20190611063725j:imageこのセッションのために用意した運転免許証を叩きつけた直後、謎の空間に飛ばされた里原君。探索の途中で「出口から出られるのは一人だけ」と書かれた扉の前で猫が「再現RPやりませんか」と提案した際には以下の展開となりました。

椿(扉を開けながら)『先生、僕が言いたいことは分かりますよね?』

怜『ああ、それなら君も私が言いたいことは分かるだろう?』

猫「そう言って、里原君を扉の向こうに勢い良く突き飛ばします」

椿『先生!? 一体何を……!』

怜『すまない。一人しか帰れないなら、君が帰るべきだろう。翡翠さんのこと、よろしく頼む』

あさ「(めちゃくちゃ大きな溜め息)」

椿『(事の次第を思い出して)何であんなことをしたんだ……貴方には待っている人も帰るところもあるはずでしょう……!?』

いつもは受け身な怜さんが他の誰でもなく里原君のことを診療所に誘うんだから大切に想っているに決まってるだろ何で気付かないんだ、と勝手に思っていましたが、よくよく思い返したら「スノーパレスにさよならを」で同じ提案をした大学生を平手打ちした医者のすることではなかったですね……(超特大ブーメラン)

その後、探索を終えて真実を明らかにした里原君はNPCの女性と相対します。

椿『先生の幸せに僕は入っていません。だから、初めはあなたの提案通りにしてもいいと思った。でも、怜さんの側にいるべき人は別にいます』

そうして始まった戦闘ですが、里原君がクリティカルを出して真っ先にキーアイテムをぶん取ったかと思えば、NPCとの交渉のために里原君が《被害をそらす》を解除し、一歩間違えれば自動気絶するレベルの攻撃を食らいそうになりました。この時に限っては自分の戦闘技能の出目に感謝です()

NPCの最期に彼女を抱きしめて謝罪までする里原君に恨み言を残すとは思えず、この時ばかりはシナリオの言葉を改変させてもらいました。少しだけ救いがあってもいいと思うんだ……。

結果的には里原君も怜さんも無事に生還できました。周りを大切に想うが故に自分のことを省みない者同士、そしてこれからは診療所で働く者同士、どうぞよろしくお願いします。

https://twitter.com/leafiness_neko/status/1135067369049452549?s=21

※後日談を書いてみました。フォロワーのみ許可したふせったーとなります。核心的なネタバレがあるため踏破済の方のみお読みください。

 

2019年6月22日「紅葉の館」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:イルハ・桜井義之・りん・れいらん/PC:美凪栞(本屋)・オルガ=イツカ(傭兵)・麻倉由季(特異現象対策課)・水月黒音(メイド兼護衛)・星名貞弘(元刑事)

一言:未経験者2名・経験者2名という異色卓

身内に同じシナリオを回し続けるとPLできる人がいなくなるという欠点があることを思い知らされました。同じシナリオを6〜7回もやればそうなりますよね()

そんなこんなで、経験者の方々にはPC視点を意識していただいて始まった当セッション。紅葉初参加のイルハさんのPCこと美凪さんは、美味しいものを堪能した結果蛇料理を食べたがり、同じく初参加のりんさんのPCこと麻倉さんは、見覚えのある神話生物との再遭遇を果たすという展開に。

オルガさんはKPCの星名(最近復活した義足の方)との関係をしっかり築いてくれましたし、水月さんはPLの雪辱を見事晴らしてくれました。見応えのあるRPの一方で、猫が久しぶりに紅葉を回す関係でなかなか進行が上手くいかず、ご迷惑をおかけしました……。

あと、やはりこのシナリオのNPC多すぎて辛いんですがそれは()何とか25時までに終わらせることができてよかったです。深夜までかかってしまった突発卓に参加していただき、感謝いたします!

 

2019年6月25日「空の果て、願いの在処」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:ぴー/PC:小鳥遊悠(作家)・草加怜(医者)

一言:猫の趣味趣向を遠慮容赦なく叩き付けられて満足しました!()

対小鳥遊悠用シナリオを作成し、完成した直後に回してきました。本来なら、小鳥遊さんと空君に一泊二日の執筆旅行に出かけてもらおうと思ったのですが、何故か怜さんが巻き込まれました(彼女を出禁にした反動)(「怜さんはどうでもいいですが、翡翠ちゃんだけは死なせたくないんですよ!!」とKPが駄々を捏ねて連れて行かせませんでした)

訪れた村で取材している間に良からぬ気配やら暗示やらクトゥルフ神話技能やらを体感していただき、

悠『あの、草加さん……ここヤバくないですか』

怜『奇遇だね、私もそう思ったよ』

という言葉をもらったところで、満を辞して例の場面(猫の趣味趣向を遠慮容赦なくぶち込んだ渾身の場面)を体験していただき、「これはもう許されない。小鳥遊さん、いざとなったら使えるものは使う主義なんで怜さんに協力してもらいます」と、ぴーさんに言わしめることに成功しました。これは楽しい。

そして終盤戦。諸々の比率が上手くいかず、途中グダグダになってしまって申し訳なかったです。あれは取り巻き要りませんでしたね……。

怜さんがビヤーキーを召喚できなければ詰みそうになるレベルの戦闘を仕掛けた猫が悪かったと思います。ただし、猫のダイス目が良かった点については一切後悔しておりません。

猫がKPでも! ダイス目が輝く時はあります!!(それ以上に怜さんが奮闘して《回避》を二度もクリティカルしたものの自動気絶まで追い込まれた。悔しい)

結果的には全員無事に生還することができましたが、小鳥遊君が今後あんな仕事を引き受けない(「さもなければ出版社を変えます」宣言まで出る始末)という位にはトラウマを植え付けられたようで何よりです。

以前、○○=○○○○と接触した空君がいて、○○○=○○○○を彼女に持ち、とあるセッション以降に白鳩と化した少女と暮らして、数々のセッションで多くの呪文を抱えてしまっている小鳥遊君だからこそのシナリオとなったでしょうか。ぴーさんが楽しんでいただけたのなら幸いです。