リーフィアと歩む緑の軌跡

大好きなリーフィアとともに歩む日常。最近はクトゥルフ神話TRPGを嗜んでいる。

【緑王杯】 リーフィアは嫁枠()【大会トナメ第3位構築】

皆様初めまして、ざっそうを愛する猫と申します。

XYから本格的に、リーフィアというブイズ不遇枠を嫁として育成し続けている者です。それが高じて、全国図鑑「緑」検索で該当するポケモン達のみ使用する「緑統一」という縛りルールを課してレートに潜り続け、ΩRαSのS17シングルで最高レート1632を達成することができました。(この件については後々記事を書こうと思いますが、需要があるかどうかは知らない)

 

一方で、ΩRαSの締めくくりとして各地でポケモンの大会が開かれている中、ふと思っていました。

「こんなマイナーな統一、ポケモンガチ勢の皆様ならどんなパーティを組むのだろうか」

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気がついたら、手元のメモに要項の原案を書きなぐっていました。(そのメモが、上司に毎週提出する書類に挟まれていたことに気づいたのは3週間後であった)

知り合いのポケ勢の意見をお聞きしたり、以前とある知人が月一で企画していた「と○ん杯」を参考にしたりして、まとめ上げた要項をツイッターに投稿しました。

 

猫はその時、まだ気づいていませんでした。

知り合いのガチポケ勢のほとんどが、別の大会企画に参加していたことに。

 

気づいたときには既に遅く、この事実を知った時には「あっ、これ終わったな」と参加者皆無(かも知れない)の絶望感に打ちのめされました。

しかし、宣伝キャスを通じて少しずつ参加人数が伸びていき、遂に10名の参加者の皆様に集まっていただけることになりました。2桁に乗せられるとは思っていなかったので、この結果は非常に嬉しかったです。

  

それでは、本題に移りましょう。

 

 「緑王杯」とは、全国図鑑「緑」検索のポケモン(下画像参照)5体と自由枠1体によるシングルフラット準拠のトーナメント大会です。

緑統一に滅法強いS17上位7位の憎きポケモン達(ガブガルゲンボルトバシャゲッコアロー)は主催権限で退場させました。さらに、メガストーンは1体しか持たせてはいけないというルールとなっています。

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参加者の皆様は、いつもとだいぶ畑の違うポケモンの型や育成に苦戦しているようでしたが、その点では普段から緑統一を使っている主催は †圧倒的有利† (育成済み緑ポケモン3ボックスは伊達ではなかった)

目標は当然、優勝。主催とか知らない。

さもないと、大会賞品としてリーフィア(猫が育成したリーフィア22兄弟の内1匹)を本当の意味で「嫁」に出さなくてはいけないのだから……!!!

 

そんな負けられない戦いにあたり、主催が用意したパーティは以下の通りです。

 

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主なコンセプトはリーフィアで舞ってバトンして無双しよう(舞えるとは言っていない)」です。「弱保トリルタクン」「スカーフバンギ」など各種ギミックも混ぜつつ、対面で自由枠に勝てる型の緑ポケモンを入れたパーティとなっております。

参加者の皆様は「自由枠をメタれる自由枠」を考慮していたそうですが、猫は緑統一のポケモン達で相手の自由枠を見て、こちらの自由枠で相手の緑統一を見る予定でした。

 

リーフィア@タンガの実 NN:あずき

いじっぱり/ようりょくそ H252 A6 S252

燕返し剣舞/バトン/はたき落とす

圧倒的嫁枠。典型的なバトンリーフィアにメガヘラ対策を仕込んだ、記念すべきリーフィア兄弟23匹目。(もちろん23匹全て違う型なので違う技構成をしています)

H252+タンガの実により、ダメ計ミスでなければA252補正有メガヘラのミサイル針確定耐え。(最大90%とか嘘だと思います)剣舞を積んだ後に上から燕返しを食らわせるという、メガヘラに親を殺された系リーフィア。(猫のリーフィアは度々メガヘラに惨殺されているので、あながち間違いではないです)

バトン先は、後述のドータクンバンギラスマニューラなどの物理アタッカーの予定でしたが、対戦相手がリーフィアの出しにくいパーティばかりだったため、3試合中唯一選出しませんでした。うん、ごめんよ。

ちなみに、試運転で潜ったフリーでは剣舞後自身で2タテを達成。やはりリーフィアは強かったです。

 

ドータクン@弱点保険 NN:マチュピチュ

ゆうかん/ふゆう H252 A252 B6

ジャイロ/岩雪崩/思念の頭突き/トリックルーム

今回の地雷枠。緑統一は、たとえ大会パーティだろうと何だろうと地雷を仕込まないと戦えないというのが猫の持論です。

相手がタクンに対して何かしら有効な技を打ってくることを読んでトリルを展開し、弱保発動後逆転したSで上から殴るというロマン溢れる型。対ソラさん戦では見事に刺さって大活躍。ソラさんにタクンのトラウマを植え付けることに成功しました。ちなみに、鉢巻ではないのは技を打ち分けられるようにするためです。

S最遅を目指して孵化作業をしていましたが、以前理想個体ドーミラーをいただいていたことに気づいてそのまま採用。ありがとうございます。

弱保発動ジャイロにより、H252振りメガバンギは確1、H252振りメガバナですら87%の高乱数で落とせる化け物。当然一発耐えなければ意味がないので、耐久ダメ計は相当気を遣いました。

特化C252メガサナシャドボ→確2(60%)
特化A252メガバンギ噛み砕く→確2(82%)
特化C252メガマンダ大文字→確2(66%)
無補正C252ガモス大文字→確1

結果を見て明らかですが、ガモスは別のポケモンに頼るしかありません。

試運転で潜ったフリーでの感覚としては、後述する他のポケモン達とトリルがくっっっっそ噛み合わないので、運用には注意が必要でした。実際、対カヅヒロさん戦ではトリルが原因でバンギがメガクチに一発入れられないという痛恨のプレミをしました。エースというより、終盤のフィニッシャーとしての役割が相応しいかも知れません。

 

バンギラス@スカーフ NN:あっき!!

ようき/すなおこし A252 B6 S252

地震/岩雪崩/噛み砕く/馬鹿力

安定のNN詐欺枠。バンギラスのNNは詐欺まがい(詐欺とは言っていない)の名前を付けるという自分ルールを課しています。

最初はスカフリャを考えていたのですが、リーフィアメガヤンマを入れる時点で氷タイプが重いことは明白だったため、氷にそこそこ強い枠として採用しました。

最速スカーフは読まれにくいと思って採用してみたものの、意外とフリーに潜ってさまざまなポケモンと対面してみると、技を打ち分けられないと厳しいことが何度もありました。そして、スカーフを巻いても霊獣トルネの上を取れないのが痛すぎる上、重いと思っていたメガクチへの地震がH無振りでも確2(78%)、H252振りでは62%しか入らない点は猛省するしかありません。

ただ、バンギ対面で確実に勝てるように馬鹿力を採用し、さらに意表をつくための最速スカーフが3位決定戦では見事に刺さったので個人的には満足しています。

 

フシギバナ@メガ石 NN:うぇりな

ひかえめ/しんりょく→あついしぼう H252 C152 S104

ギガドレ/ヘド爆/めざ炎/光の壁

 今回のメガ進化枠にして緑統一の要。この子がいなければ、誰がクチートギルガルドマニューラなどの緑統一で辛いポケモンを倒せるというのか。

普段からレートで使用しているめざ炎メガバナ。緑王杯パーティの中で唯一新規育成していない重鎮。いつもお世話になっています。
Sは実数値113、準速バンギと同速で最速50抜き調整です。上から殴れるという安心感は異常でした。

今回の大会にあたって、このポケモンだけはいつも通りだったため、ほとんどダメ計をしていません。しかし、直前に一つだけ確認のためにダメ計をしました。

*ヘドロ爆弾 H252振り補正有リーフィア高乱数1発

残念ながら、大会中にリーフィアとバナが対面したことはありませんでした。

 

メガヤンマ@ヨロギの実 NN:じゃっじ

ひかえめ/かそく H156 C252 S92

守る/エアスラ/原始の力/虫のさざめき

猫の緑統一で唯一KP1を獲得した不遇枠。参加者の皆様も仰っていたのですが、緑統一には飛行タイプが突き刺さっています。そこで、緑色のポケモンから数少ない飛行枠として採用しました。地味に理想めざ氷個体。

ターンごとにSが速くなるという、憎きバシャが持っている特性と同じ加速をどう使うか非常に悩みました。結果的には実数値127、1加速でジュカイン・最速メガマンダ抜き調整(実数値190となり、霊獣最速トルネと同速)に至りました。レートで使用する場合、この調整だと最速ゲッコウガ(実数値191)を抜けないため、調整の仕直しが求められます。

彼の主な仕事はメガヘラやメガバナの処理です。メガヘラはHD252振り補正有でも高乱数1(85%)なので確実に処理できます。メガバナの場合、H252振り無補正で確2(60%)ですが返しの攻撃を一発受け切れます。ただし、万が一相手がメガバナに†めざ岩†を仕込んできた場合耐えられないため、ヨロギの実を採用しました。

それにしても、確実に加速するために投入した守るが、3位決定戦でまさかの活躍をするとは思っていませんでした……。

 

マニューラ@襷 NN:てんてき

ようき/プレッシャー A252 B6 S252

けたぐり/氷の礫/はたき落とす/氷柱落とし

自由枠。猫としては緑統一に突き刺さる最強最悪のポケモンだと思っています。

陽気最速にすると最速メガマンダのSを上回るため、上から氷柱を落とせばH252振り無補正メガマンダ確1。同じく氷柱落としでH252振り無補正メガバナ低乱数2のため襷込みで競り合うことができ、メガバンギにはけたぐりでH252振りメガバンギ確1(37%)と有効打があります。何この子優秀すぎる。対ソラさん戦では、最後の1匹として圧倒的Sによる高火力攻撃を浴びせる役割を果たしました。

ただし、どうしても耐久面の難があり、珠持ちの場合一撃で処理できなければ返しの攻撃に耐え切れません。そのため、最低でも2回という攻撃回数を確保するために襷を持たせました。やはり襷があると安心感がありました。

 

このパーティで緑王杯に参加して、結果3位入賞を果たしました!

優勝には届きませんでしたが、これまで参加してきた大会では1勝できるかどうかという雑魚だったため、正直なところかなり嬉しかったです。実況者の○つーさんの保護者勢としては、3位はむしろ名誉ある順位です!!

優勝者はカヅヒロさん、準優勝者はさとるさん、第4位はろーどさんとなりました。

 

なお、優勝者であるカヅヒロさんは、リーフィア22兄弟の中から陽気最速珠物理アタッカー型リーフィア(NN:ごきょう)をいい笑顔でもらってくださいました。ごきょう……お元気で……。

代わりに、今回の大会で大活躍だったメガクチート(しかもメガ石持ち)をいただきました。今度、カヅヒロさんがお使いになっていたトルネロス+ランクルス+クチートの並びを作ってみようと思います。ありがとうございました!

 

緑王杯全試合終了後、個人的に気になったので参加者の皆様からパーティをお聞きして、手書きでKPを算出してみました。

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個人的には、リーフィアのKPが3だったことがとても嬉しかったです。対緑統一でもやはりバンギラスが優秀だったということで圧巻のKP8。続いてフシギバナがKP6。

つまり、バナバンギの並びを作っただけでKP14>優勝者のKP11となるというおかしい結果に。一方、トノルンパの並びはKP5。緑統一には刺さりにくいですから仕方ないですね……。

今後、皆様が作ったパーティを参考にして緑統一を作ってみても面白いかもしれません。

 

最後となりましたが、改めましてこの度は「緑王杯」にご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました! こんなマイナーな大会が無事開催できましたのは皆様のおかげです。猫一人の力では、今回の大会は決して実現することはできなかったと思います。

今回の大会開催にあたり、参加賞(とは名ばかりの超優秀個体)として臆病之鳥さんからラブボA抜け5V♀チルットこうそくいどうくろいきり、パワースワップハイパーボイス遺伝の海外産個体)、大会賞品としてすいしんさんから神通力遺伝めざ炎夢スボミー、クロハさんからプレボ遺伝技各種搭載チコリータをいただきました。本当にありがとうございます。何度お礼を言っても言い足りません。

 

閉会式キャスでもお話ししましたが、サンムーンでの厳選環境やレート環境が安定してきた頃にでも、第2回緑王杯を企画するかも知れません。もし、そんなことがありました時には、今回参加されていた方もできなかった方も、どうぞよろしくお願いします!

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追伸

緑王杯参加者の臆病之鳥さんが、参加者の方々の好きなポケモンを用いて、緑王杯記念のイラストを描いてくださいました。マイクラでの点描画はかなり根気が要る作業のはずなのに数日で仕上げてくださいました。素敵なイラストありがとうございます!

そして、やはりリーフィアは可愛かった。

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