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リーフィアと歩む緑統一の軌跡

ポケモン全国図鑑「緑」検索のポケモン達と共にポケモンバトルに挑む自称猫の育成記録

ダンガンロンパV3 ストーリーをクリアした話

こんにちは、発売日から軽く三ヶ月以上経ってようやく積んでいたゲームを消化した猫です。

せっかく発売日前に限定版を予約しておきながら全くプレイしなかったのは「プレイ時間が長くなりそう」という危惧と、「一度やったら絶対に途中でやめられなくなりそう」という確信があったからです。ダンガンロンパ2で猫は学んだのです。

そんなわけで、今回は今年一月に発売されたダンガンロンパシリーズの新作ゲーム「ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期」のメインストーリー踏破記念としてキャラクターと物語に関する記事を書きました。

メインストーリーの確信に迫る超高校級のネタバレもありますので、ご注意ください。なお、猫はクリア後の紅鮭団モードは未プレイです。

 

 

 

それでは、ダンガンロンパV3のネタバレ感想をキャラクターごとに書き連ねていきます。キャラ愛が文字数に表れると思いますがお許しください。 

 

 

 

  

【キャラクター編】

赤松楓 超高校級のピアニスト

メインヒロイン枠は間違いなく彼女。「みんなのために」「全員でここから出たい」という気持ちが強すぎた故に悲劇が起きた第一章。倉庫までカメラを探しに行ったとき、砲丸を選択するまで次の場面に移動しなかったのは「おかしい」と思い、通気口のフタを開けたままにして「何でだろう」とは思っていたものの、クロだとは思わなかったんだ……あんなことになると誰が思ったんだ……舞園さんのことを忘れていた猫が悪かったんだが……。

そして第六章で明かされた衝撃の真実。彼女の命を返せ。誰がなんと言おうと最原君とダブル主人公で生き残ってほしかった……二人で幸せになってほしかったよ……。

 

入間美兎 超高校級の発明家

本当に残念で悲惨な下ネタ枠。何故こうなった。第四章はなかなかの頭脳プレイを見せてくれたもののあえなく散ってしまった。第五章から怒涛の有能さを発揮していく。つまり喋らなければ便利な有能枠だった、ということなのか……最後まで彼女は不憫だった。

 

白銀つむぎ 超高校級のコスプレイヤー

「地味キャラ設定だから仕方ないとはいえ、犯行やアリバイに関わらなさすぎだな」とは思っていたものの、最後の最後にとんだ爆弾を投下した首謀者。第六章のコスプレはコスプレというより早着替え。フィクションを生み出し、フィクションのために命を張った彼女は、歪んだ思想の持ち主だったとはいえ、真の意味でフィクションを愛していたのではないか。最後まで彼女のことは嫌いにはなれなかった。全ては運営が悪いのだ。しかし運営の犬と化した彼女に慈悲はなかった。第六章のおしおきは哀愁溢れるものでしたね……。

 

茶柱転子 超高校級の合気道

体育会枠。「男死は死すべし慈悲はない」系の女子。そこまで忌避する必要はないと思ったのですが、これもキャラ付けということか……。夢野の心を変えるという点では無くてはならない重要キャラ。ただ、何故そこまで夢野に執心していたのか、プレイ中の猫にはよく分からなかったのであった。

 

東条斬美 超高校級のメイド

万能枠。猫としてはかなり好きなキャラクター。みんなが東条さんを便利に扱いすぎるシーンは面白かった。不躾ながら「第三章には死んでしまいそうだ」と思っていたので自由行動で積極的に話しかけていたのですが、予想よりも早い退場だったためにツウシンボが埋められなかった。悔しい。第二章で分かった彼女の事情は猫の予想の斜め上を超えていき、それ故に最期まで逃げ延びようとする姿には涙が堪えられなかったです。

 

春川魔姫 超高校級の保育士(暗殺者)

第二章のネタバレ後に真の才能が明らかになった物騒な才能枠。その段階で「あ、この子は最後まで生き残るな」とは思っていたものの、本当にそうなるとは思っていませんでした……。百田君のおかげで徐々に心を開いていくものの、好きになったはずの彼を誤って自分で殺してしまったと勘違いしてしまう。そんな状況を乗り越え、準ヒロイン枠まで成長した彼女に拍手を送りたい。

 

夢野秘密子 超高校級のマジシャン

途中まで「面倒くさい」が口癖で、こいつ本気で生き残る気があるのか疑問だったチビ枠(失礼)。第二章の件は未だに許していない。こいつが水中脱出マジックのタネさえ素直に明かしていれば前半の学級裁判は要らなかったと言っても過言ではなかったというのに……。転子の献身によって心変わりして最後まで生き残ったものの、現実世界で魔法が使えると言うのはさすがにマズいと思うので気をつけてほしい。

 

夜長アンジー 超高校級の美術部

不思議枠。神様を信じ、神様の言葉に従う……「あれ、神様って江ノ島ry」と思っていた頃もありました。第三章に至るまでの過程で何となく嫌な予感はしていたものの、生徒会はまずかった……あれは確実に死亡フラグだった。それは措いといて、第三章の件について、猫は全面的に許していなかったのであった。

 

天海蘭太郎 超高校級の???(生存者)

才能不明枠。それにしても退場早くない? きっと紅鮭団モードでキャラクターについても詳しく明かされることになるのだろうが、それにしても本編では不憫すぎない? 彼については現時点ではあまりよく分かっていないので詳しく書けないが、それにしても人気じゃない??

 

王馬小吉 超高校級の総統

狛枝枠。全体を掻き乱す奴は総じて狛枝枠と表記したい猫である。しかし狛枝とは違ってまともな精神の持ち主。嘘を巧みに使ってそれをみんなに悟られないようにしているだけであると猫は信じている。「嘘」と「真実」の全てを綯い交ぜにしてごっちゃ煮にしたようなキャラだが根は良い奴だと猫は信じて疑わない。なんやかんやで首謀者を騙って、被害者と加害者、さらには死因まで分からない犯罪を完成させようとしたのもみんなを守るためだったと猫は主張したい。……はい、猫の大好きなキャラです。ストーリー内でツウシンボを埋めたのは彼が最初で最後でした。

え、第四章の件? いやあれはその……命を狙われていたから仕方なかったんだよきっと……(震え声)

 

キーボ 超高校級の(希望)ロボット

機械枠。ロボット差別に敏感の自意識過剰な子で猫の苦手意識を煽る一方、章を重ねる毎に重要キャラになっていく。あら不思議。そして、第六章で見事ロボットとしてエグイサルと互角の戦闘を繰り広げるまでに改造を重ね、思う存分に破壊の限りを尽くす。あれ怖いぞ。更にはまさかの視聴者代表ということが判明。おいどれだけ設定を盛り込めば気が済むんだ? キーボ君視点で物語が展開したときには「お前が次の主人公枠になるのかよ!?」と思いましたが、やはり彼は「あの結末」のために、なくてはならない人物だったということで納得しました。

 

獄原ゴン太 超高校級の昆虫博士

純粋無垢枠。騙されて暴走するのは本当に勘弁してほしい。特に「昆虫でなごもう会」は駄目だ。あれだけは許されない。第四章の学級裁判で反論せずに同じことを呟いていたときには「お前いい加減にしろよ」と思ったものの、途中から事情を察して「止めてやれよおおおおお」と叫んでいた。何もアルターエゴまで殺さなくてもよかったのに……。

 

最原終一 超高校級の探偵

今作品第二の主人公枠。帽子を被っていても脱いでいても格好良いとか嘘だろ。探偵として「真実」に立ち向かうことの怖さ、信じたい人を疑わなくてはならないことの辛さを全て抱え込みながら、赤松さんの意思を継ぎ、百田君の想いを胸に前を向き、成長してつき進もうとする彼の姿は紛れもなく主人公そのものでした。クライマックス推理の彼はどうやっても格好良いので本当に反則。特に、犯人を追及するシーンの彼は格好よさMAX。お気に入りはこちらの画像。f:id:leafiness:20170327000118j:image 何故彼はあんなに格好良いのか……。

第六章では予想外の「真実」に度肝を抜かれて変な声を上げる貴重なボイスがあるので必聞。そして、希望でも絶望でもなく、「真実」の先を見据えて「ある提案」を持ち出します。これまでは苗木君は希望を、日向君は未来を選びました。しかし最原君は希望ではなく未来すらも捨て、自分の命を「コロシアイを止める」ために使う決心をします。その勇気ある決断に胸を打たれ、猫の中でダンロンシリーズ上最推しキャラにのし上がりました。

 

真宮寺是清 超高校級の民俗学者

不思議枠その二。「田中君のように、言動は怪しいが中身はいい奴だろう」と思っていた猫の期待を返せ。お前のような民俗学者がいてたまるか。第三章の展開は読めていたものの、予想以上の変人だった。とりあえず世の中の民俗学者に謝れ。

 

星竜馬 超高校級のテニスプレイヤー

イケメン枠。イケメンすぎる元テニスプレイヤー。珍しく生きる意思のないキャラクターではありましたが、本当にいい人だったので個人的には生き残ってほしかった……ただしここに書くことが少ないのが本当に悔しい。

 

百田解斗 超高校級の宇宙飛行士

隠れた天才枠。最初は考えなしの馬鹿枠かと思ったのですが、改めてストーリーでも指摘されていた通り、宇宙飛行士見習いとして任命されるだけの力がある以上、やはり彼もかなり頭が切れるはず。少なくとも、春川さんとみんなの仲を取り持ち、最原君を立ち直らせた点からもコミュニケーション力は優れていたと考えられる。実は、最初はそこまで好きなキャラではなかったが、だんだん魅かれていくと共に「あ、こいついつか死ぬぞ」とは思っていた。口から血は出すわ体調は悪化するわ最原君と喧嘩するわ、こいつはいくつ死亡フラグを立てれば気が済むんだと思っていた。安心したように笑って逝けただけ彼は幸せだったはず……。

 

 

【第六章で明らかになった超高校級のネタバレについての私見】

 

メタい! 説明不要!!

 

超高校級も苗木誠も日向創も江ノ島順子も希望ヶ峰学園も未来機関も新世界プログラムも希望も絶望も「フィクション世界」のものとして斬り捨てる。外の平和の世界の人々が楽しむためだけに、第五十三回にわたるリアルコロシアイエンターテイメントを運営する。そのために集められた高校生たちは新しいキャラクター設定としての記憶を植え付けられ、人格・生い立ち・家族・友人・世界観・才能すらも「フィクション=嘘」のものを「真実」と信じこまされる。

その実態は、単なるフィクション。どのゲームにもあるような、ありふれた、それでいて現実ではない空想の世界観。本物のように偽った箱庭の中に現実の命を入れて、コロシアイだけをリアルなものに特化させた物語。画面越しに見るだけの娯楽映像。

これは、私達、プレイヤーに対する明らかなメッセージだ。

最原達がコロシアイをしているのは、外の平和の世界の人々が、コロシアイを望んでいたからだ、と白銀は話す。ゲームの中の世界。フィクションの世界。だからこそ、娯楽として受け入れられているのだ、と。

プレイヤー、本当にそれでいいのか? そう問いかけられているような気がした。

例えば、刑事ドラマに登場する人物は独特の世界観の下、登場人物はキャラクター設定を持っていて、ストーリーに沿って動いている。私達はそれをフィクションの世界だと知りながらも、そこに心魅かれるからこそ娯楽として見ている。

ただし、その刑事ドラマの登場人物は俳優や女優であり、キャラクター設定を演じながら、自分の本当のキャラクターを知っている。世界観が嘘だと知っている。決められたストーリーがあることを知っている。だから、ストーリー上で死んだ被害者は「リアル」では生きている。本当にその世界観の中で死ぬことはないと知っている。

しかし、最原達は違う。登場人物は俳優や女優のように、キャラクター設定を演じているわけではなく、その設定が、自分の本当のキャラクターだと信じている。世界観が本物であると信じている。決められたストーリーなどないと信じている。全てが「リアル」であると信じ、「フィクションの世界」の中にいることを知らない。

そして、私達プレイヤーは、その事実を知りながら、「リアル」の命が奪われているさまを娯楽として見ているのだ。

正直、この事実をゲーム内でつき付けられたとき、猫は自分自身のことを振り返った。いや、振り返らなかったプレイヤーはいるのだろうか。

自分が楽しんでプレイしていたこのゲームは、フィクション世界の箱庭に現実世界の人間を入れて、「リアル」の命の奪い合いを楽しみながら見ているものではないか、と。

勿論、そんなことがプレイヤーの世界にあるはずがない。ただ、それに近いことを、私達プレイヤーはゲームキャラに強いてきたのだ。たとえ、それがフィクションのキャラクターに対する感傷でも構わない。少なくとも、プレイヤーが「ダンガンロンパ」を楽しんでプレイしているというのは、それに似たようなものかも知れない。第六章をプレイしながら、猫はそんな風に錯覚させられた。最原終一、というキャラクターが苦しむ様は見たくなかったのかも知れないが。

コロシアイを巡る争いが、希望か、絶望か、どちらで決着が付くのだろうか。どちらでも確かに物語として面白い。そして、新しい道を切り拓こうとする姿勢も、当然面白い。面白ければ、また見たくなる。コロシアイが起こってほしくなる。希望と絶望の戦いをもっと見たくなる。コロシアイを起こしたくなる。

ほら、プレイヤーが「ダンガンロンパ」の続編を求めるのも、同じ理由でしょう?

だから最原終一は、希望も、絶望も、選ばなかった。どちらかでも「選択する」ことこそが、外の世界の人々の娯楽になると見抜いたから。選ばないことが、投票を「棄権する」こと=自分で自分を殺す「自殺」こそが、最も娯楽には程遠い結末だと理解したから。そうすれば、娯楽を求めてコロシアイを見る人もいなくなる……コロシアイは、止められる。そう信じたのだ。

だから猫は、プレイヤーは、結果的に彼らの選択を見届けて、受け入れた。

ダンガンロンパ」は、もうおしまいにしよう、と。

希望と絶望を巡る争いは、このゲームは、新しい物語は、生まれなくてもいい。

ここで、コロシアイを真の意味で終わらせよう。

たとえ、それがフィクションの、ゲーム内の世界であったとしても、そこで苦しんだり悲しんだりするキャラクター達はいるのだから。

 

猫は、この作品が「ダンガンロンパ」の完結編としてこれ以上なく相応しいものであると主張します。どうやら、ネット上では賛否両論あるらしいですが、それはゲーム内の、外の平和な世界の人々も同じでしょう。

ただし、これだけは言っておきます。

最後に、最原君達の命だけは救ってほしいと願いませんでしたか。

それが、「我々」の総意だったと、猫は信じています。