リーフィアと歩む緑の軌跡

大好きなリーフィアとともに歩む日常。最近はクトゥルフ神話TRPGを嗜んでいる。

【0年目】猫がKPとしてCoCシナリオを繰り返したら、こうなった。

現在進行形でクトゥルフ神話TRPGの世界観の沼に浸かっている猫です、こんにちは。

この文章は猫がクトゥルフ神話TRPGにのめり込みすぎたので、いつ、どんなシナリオをプレイしてきたのか忘れないための備忘録的なものです。要は一人語り。読まなくても平気。こちらはKP編です。

「毒入りスープ」「In the cage.」「コッペリアの証明」「Lucky color」「嘘の世界から消える」「選ぶのはお前だ」「紅葉の館」「深淵図書館」「死にたがり電車」「弊社のためなら死ねる」「雪が舞い上がった夜」「EXIT 〜自宅から出られない?!〜」「泡沫の行方」のストーリー詳細と顛末、要はシナリオのネタバレが含まれますので、PL予定の皆様はこの先の閲覧はお控えください。ネタバレをしても後悔しない方のみどうぞ。

 

 

 

 

 

 

大丈夫ですか? 語っても平気ですね?

 

 

ネット仲間による熱い勧誘を受けてクトゥルフ神話TRPGのPLを2回経験した猫は、その独特の世界観や自分で自由に考えて行動できるプレイ方法に魅力を感じてしまいます。

そして遂にリアル発狂したのか、「KPをやりたい、シナリオを回してみたい」と思うようになりました(半年前まで初心者だったくせに)。

そこで、クトゥルフ神話TRPGの沼に引きずり込んでくださったツキナミさんに感謝の気持ち()を込めて、1月28日に以前からツキナミさんが「やりたいんです」と仰っていた「毒入りスープ」を回すことになりました。

 

「毒入りスープ」泥紳士様作

KP:猫/PL:ツキナミ/PC:ミフネ・ムレーヌ(闇医者)

【参考動画】単発ゆるふわ系CoCリプレイ「毒入りスープ」~PL:Aの場合~ http://sp.nicovideo.jp/watch/sm23359283

一言:なんとかなった。

事前に画像の準備やらシナリオの読み込みやら、やることが多くて大変だと感じると共に、今までそれを難なくこなしている皆様の凄まじさを感じました。KPは偉大。

時間によってロストの可能性があるため、時間制限をどうやって伝えるか四苦八苦しました。「スープの温度……って、温度の高さ低さなんて見ただけで分かるか!!」と脳内で突っ込みを入れながら描写しました。その点ではありがとう蝋燭くん(めちゃくちゃ描写しやすかった)。それにしても図書館技能3連続失敗は泣くしかなかった。ダイスの女神様は残酷。

ツキナミさんがNPCの少女と連絡先を交換できないまま別れてしまったことを非常に後悔していて、シナリオを楽しんでいただけたようだったので本当に良かったです。

 

そんな傷心気味のツキナミさんに一言。

 

猫「今、私が気になってるシナリオを使えば、あの子と再会できるかも知れないんですけど来週やりますか?」

ツキナミ「やります」

 

2月4日にKP二回目のシナリオが決まった瞬間であった。それにしても、三週間連続でクトゥルフTRPGをやっていたことに今更気が付きました……道理でこの時期、仕事の準備が間に合ってないと思った()

 

「In the cage.」優希様作

KP:猫/PL:ツキナミ/PC:ミフネ・ムレーヌ(闇医者)

【参考動画】【ヒロアカCoC】幼馴染で『In the cage.』http://sp.nicovideo.jp/watch/sm31210328?cp_webto=share_iosapp

一言:やはりRPは難しい。

「毒入りスープ」のNPCだった少女が猫のキャラシに登録されたかと思ったら、今度は籠に閉じ込められて出られない……というシナリオで二人は無事()再会を果たします。このシナリオではRPが非常に大切なのですが、かなり露骨にRPしてしまったようです。「その鳥は危ないと思います」と言っただけなんですけどね……おかしいな()

このとき、どとんとふむせるを使用していたのですが、共有メモに貼り付けた重要な言葉をツキナミさん側できちんと見られなかったらしく、散々頭を使わせてしまいました。最終的にはツキナミさんが情報をRPで引き出したおかげで違和感に気づき、確認してようやくお気づきになったらしいです。まさか「緑」と「縁」の見分けがつかないとは思わなんだ……。

その後のエンディングでまさかの少女の戸籍登録からの正式PC決定。今のところ使うつもりはありませんが、心理学だけは振ってあるのでどこかで活躍させてあげたいものです。

 


3月からリアルが相当忙しくなることが分かっていたので、しばらくクトゥルフTRPGができないからやり納め……と思って参加したはずなのに、結果さらにプレイしたくなる矛盾が起こる。ツイッターで「時間があればKPやりたいなぁ」と呟くと数名から返信が届いた。

 

…………よし、やるか!!!

 

コッペリアの証明」isora様作

KP:猫/PL:えこー・ツキナミ・れいらん/PC:日比谷航(大学生)・ミフネ・ムレーヌ(闇医者)・零林蒼夜(怪盗)

一言:時間かかりすぎた、申し訳ない。

「このシナリオのKPCを草加さんにしたら」という日頃の妄想がPLの皆様のおかげで現実になった素晴らしいセッションでした。感謝しかない。好きなキャラクターほど心身共に衰弱するとか何かしら酷い目に遭うとかいう場面に萌える猫なのでした。

NPCとなるべく自然に遭遇できるよう導入にめちゃくちゃ頭を悩ませたはずなのに、蓋を開ければRPに頼りきりな展開でした。えこーさんのキャラのみ一般人だったせいで完全に突っ込み役に回っていたのが面白すぎる。どの方もNPCと非常に親切に接してくださっていたので「よし、一緒に寝てくれる相手を平等に1d3で選出するか」と思っていたのに、蓋を開ければツキナミさんのPCしかいなかったのでED分岐を全部丸投げしました。すまんな!

そしてシナリオ終了時刻が朝3時半。ごめんなさいまさかここまでかかるとは思ってなかったんです時間の見積もりが甘かったんです……何なら戦闘イベントがあると事前に分かっていたのに処理方法を考えておかなかったばかりに動画の知識でアドリブしました……本当は出すつもりのなかった(当然シナリオにも記載のなかった)深緑ちゃんを食事係としてめちゃくちゃ活用しました……本当は流そうと思っていたBGMも10曲弱あったのですが時間の都合上カットしました……。

ただ、皆様相当NPCを愛してくださっていたのでシナリオ終了後はえこーさんとツキナミさんのリアルSAN値が削られていたようでした。やったぜ()

 

地獄の22連勤を超えて生還した猫ですが、依然としてクトゥルフ熱が冷めることはありませんでした。面白いものは面白いのだから仕方ない。だから、疲労困憊状態の猫が3月21日に遊びに行く前に思わず「クトゥルフやりたい」と言ってしまったのも仕方ないのです。突然のセッションへのお誘い、大変失礼しました。

 

「Lucky color」あにー様作

KP:猫/PL:ななむーん/PC:生方柚(ジャーナリスト)

一言:ダイスロールが楽しすぎる。

図らずもお互い初のオフセとなりました。「せっかく対面してやるんだからウェブダイスじゃなくて実際にダイス振った方が楽しいよね!」と思った(トチ狂った)猫は相談をせずにTRPGグッズ対応店舗に行ってダイスを買ってからお宅訪問しました。ごめんなさい。

推奨人数は2~4人なのですが、内容は非常にシンプルなので1人でもいけるだろうと思い、強行。蓋を開けてみると、制限時間30分前にはシナリオのギミックに気付いたらしく「時間には余裕があったから内容を精査して可能性を潰していった。でもアレしか結論が出なかったからいいやと思った」などと供述。改めて友人の頭脳指数の高さを思い知りました……くそ、次は覚えてろよ……。

ところで、セッション後にななむーんさんから「猫が以前やった『対生す悪夢』のRPが良かったね、って話を別の友人としたよ」という言葉と「猫の選ぶシナリオって殺意高いよね」という言葉をありがたくいただきました。どちらとも素直に喜びました。

 

さらに調子のよくなった猫が奇跡的に休みを取ったので、ツイッター上でPLを募集。4月1日にふさわしいシナリオを探したので回すことにしました。参加してくださった皆さん、本当にありがとうございます。

 

「嘘の世界から消える」茜色様作

KP:猫/PL:みーな・snowman/PC:小花馨(博士課程学生)・人見逢海(海女見習い)

一言:職業が噛み合いすぎた。

キャラシを貰った段階であそこまで悩み苦しんだのは初めてでした。具体的にはリアル友人達とのカラオケの最中、絶叫しながら助けを求めました。

実はこのシナリオ「空腹補正」がかかるため、それを解除するために食べ物を探さなくてはならないのです。なお、探索場所の候補に「山」があり、山菜を探すための幸運を振る機会があり、インターネットでは「山菜の園芸キットがある」との検索結果。おまけに「この時間帯のキーパーソンは海岸にいる」とシナリオには記述されている。

つまり、「芸術(園芸)と水泳(海女見習い)って何だよ!? 職業とシナリオが奇跡的に噛み合ったぞ、嘘だろどうやって対処すればいいんだ!?」……という意味の絶叫でした。なお、山菜を探す際に《芸術(園芸)》を振る許可を出し、海岸に行った際のキーパーソンとの遭遇イベント、さらに《水泳》でサザエやワカメが収穫できることにしておきました。(「クトゥルフで海に入りたくない」とのことで、結局海女さんの潜水は見られませんでしたが)

さらにPOW対抗による特殊な空腹補正、二日目午後では下降補正が増していく幸運を振らないと探索できないようにギミックを一部変更するなど、今まで以上に捏造オンパレードでした。そのせいで、三日目午前で探索できる箇所が減ってしまい、PLの皆さんにはご迷惑をおかけしました。申し訳ない。個人的には用意した音楽を流せたことと、時間配分を間違えずにできたことが救いです。

PL同士のRPが非常に面白く、昔からの馴染み故のゆるふわのほほん女子トークは癒やしでした。的を射た発言も多かったのも凄い点です。(途中でKP的に「そろそろ時間ですよ」と言うのが辛いくらい楽しかった)シナリオ自体も「面白かったです!」と言っていただけたので本当によかったです。

 

そんなこんなで時間通りに終わりセッションの感想を話していると、まさかの突発第二回戦開始の流れに! やったぜ!!!(慌てて準備しながら)

 

「毒入りスープ」泥紳士様作

KP:猫/PL:みーな・snowman/PC:小花馨(博士課程学生)・人見逢海(海女見習い)

一言:もうね、楽しかった(こなみ)。

「◆ТАЅ クトゥルフ神話TRPG『毒入りスープ』」www.nicovideo.jp/watch/sm25786100

snowmanさんが「上の動画を見ただけで具体的な内容は知らない」という話だったので、「天井の豆電球を壊しても何も出てきません」と一言添えてからのセッション開始。前のセッションから半年経ったという設定で同じPCを使用していただきました。

前回の反省を踏まえて時間管理をきちんと説明できたのが個人的によかった点です。蝋燭くんにはまた助けられました、ありがとう。

今回はみーなさんのリアルアイデアsnowmanさんの初期値《図書館》成功が生還への架け橋となりました。下僕の少女とも仲良くなっていただき、「白っぽいから『ゆきちゃん』!」と可愛らしい名前も付けて貰いました。嬉しくなって、途中からKPも「ゆきちゃんは~」と描写する始末。可愛いから仕方ないね!

猫「あ、人見さん。不定まであと12ですね」

??「いやー、さすがに12は削られないでしょう!」

という不穏な会話の後、死体を見たり鎖蛇を見たりしたものの不定は踏みませんでした。よかったですね!!(スープを飲んだSANチェックを課しながら)

 

改めて日常に戻り、死なず生かさずの生活を送っていた猫のもとに不意のDMが届きます。

??「猫さんKPにPLとしてセッション参加してみたい欲がすごいので、もし猫さん側の都合が良ければどこかで叶いませんでしょうか?」

猫「ファッ!??(あまりの衝撃に電車内で声が出る)」

そんなわけで乗せられるまま、4月30日にセッションを急遽開催することになりました。だって嬉しかったんだもの!!

 

「選ぶのはお前だ」norabbit様作

KP:猫/PL:fin@・snowman/PC:花依団子(暴力団組員)・臼矢珀音(ミュージシャン)

一言:黒幕RPが最高に楽しかった。

申し訳ないですが、キャラシを貰った段階で展開を察しました。暴力団組員てなんぞや。

定番の閉鎖空間を順番に回っていく一本道なシナリオだったので、回すのに然程苦労はしませんでした。ただ、NPCの状況や部屋の描写がED分岐にも関わってくるので、情報の取りこぼしがないように細心の注意を払いました。今振り返れば、《目星》を振らさずに情報出しすぎたなと少し後悔しています。

それにしても、1の部屋では素通りし、2の部屋は即決でボタンを押し、3の部屋では腹に蹴りを入れ、4の部屋では逡巡して時間切れ、5の部屋では唄を歌いながら背中を向けるという終始NPCに厳しいRPで、猫としては非常に面白かったです。

最後の部屋で黒幕から全ての真相を聞かされた時、snowmanさんがボソリと「初見殺しだろこれ……」と唸っていらっしゃったので「してやったり」とほくそ笑みながらRPさせていただきました。

結果としてはノーマルエンドで生還できましたが、その過程でSAN値をゴリゴリ削ったために二人とも不定の狂気入りとなりました。おめでとうございます!()

 

そして、セッション後の感想会にてクトゥルフしたい欲が収まらなかった猫から一言。

 

猫「実は、来週末に行うオリジナルシナリオのセッション、ルームの準備できてるんですよね。今からでもやれますよ。どうしますか? やりませんか!?」

PL2人「えっ、え、え!?? やります!!」

 

(今更ですが)ご無理を言って申し訳ありませんでした……お二人共、本当にありがとうございました!!

 

「紅葉の館(仮称)」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:fin@・snowman/PC:セイヴァー=クッ=コロ(英国騎士)・春日井秋(医者)

一言:何だこのシナリオ回しにくいんだが()

初めて書いた自分のオリジナルシナリオを回すという底知れぬ恐怖を抱きながら臨んだ突発的セッションでしたが、大きな問題もなく進行していきました。感謝以外ありえない。

ただ、中盤以降に出す予定だった資料を的確に持っていかれた挙句、初日から重要なイベントを発生させたプレイングについては一言物申したい。RPも含めて完璧でした(あまりにも綺麗にフラグを立てられたので焦りすぎて変な声が出ました、その節は申し訳ない)。

途中、NPCのキャラがぶれっぶれでしたが、PCと絡むことによって逆にNPCに命を吹き込んでもらったように感じます。特に某大学生。他のキャラ達も「ああ、このキャラはこんな風に動かせばいいんだな」とぼんやりと掴むことができました。

終盤直前、パニックに陥ったsnowmanさんが「PL発言ーーー!!!」と宣言したときには思わず笑いましたが、その後は素晴らしいRPでイベントを発生させたので流石としか言えませんでした。

反省としては、シナリオが長すぎて該当ページを引き当てるのに時間がかかりすぎたことです。さらに、一部資料の情報量が多くて「あ、やべ。ここまで書いたらそんな発想になるよな」と思ってセッション中にシナリオを書き直すなど、細かい点はその都度修正しました。やはり実際にプレイしていただけると新しい発見ができますね。

そしてセッション終了後に、

snowmanさん「普通にネットに上がっているシナリオよりも完成度高いですよ」

fin@さん「楽しかったです、特に地図が凄かったです!」

と言われたのが嬉しすぎて今でも舞い上がってます(文量がやけに長いのはそのせい)。

ついでとばかりにその場で後日談を捏造して付け足したら「これ絶対あった方がいいです!!」と二人から強く勧められたので今から書き足します()

 

5月6日、GW最終日に再度オリジナルシナリオを回してきました。

 

「紅葉の館(仮称)」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:みーな・れいらん・桜井義之/PC:福寿恵里佳(守衛)・緋月紫(剣術家)・堂下浩次(消費者金融社員)

一言:おい待て落ち着けダイス目の馬鹿野郎!!()

先週同じシナリオを回したこともあって、序盤は比較的落ち着いて進行できました。しかし途中からKP・PL含めてダイス目が荒れに荒れ、クリファン祭とでも言わんばかりの荒れ具合に処理が大変でした。途中で堂下さんがトランプを口実にNPC全員を部屋に招いたかと思ったらNPCとデュエルし始めたり、緋月さんが突然写真を撮り始めたりと、面白いRPも見られました。

終盤でのSANチェック失敗でNPCが発狂し、KP的には思った以上の展開と荒れ具合にほくそ笑んでいましたが、ノックアウト攻撃が失敗したことで余裕はなくなりました()

本来なら即ロストEDだったのですが、諸事情が見事に絡んでSAN値直葬ルート(絶対にないだろうと思って用意していたED)に突入し、堂下さん以外は発狂しつつも辛うじて全員生還できました。堂下さんには魔道書まで持っていかれて悔しさの極みですね……。それにしても「残る」か「逃げる」か選択を迫られたときに発狂のせいとはいえ即座に「残る!」と宣言したみーなさんのRPには感服しました。

改めてお三方、生還おめでとうございます(あれでよく全員生還できたなぁ)

 

5月13日に突発的な卓を行いました。前日にPLで参加していたセッションメンバー相手に猫が「実は今日新作シナリオができました! 明日の夜とかどうですか!?」と宣伝したら「やります!」と即答されました。ノリのよい皆様のおかげでクトゥルフを楽しませてもらっています。本当にありがとうございます。

 

「深淵図書館」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:みーな・snowman・ツキナミ/PC:鼠家蕾(大学生)・宮知具衣(暴力団組員)・宵藻鈴(心理学者)

一言:リアルアイデアが神がかっていた。

正直キャラシをもらった段階ではどうやってお三方のキャラが絡むのか未知数でした。それ以前に、各キャラの個性が強すぎて事前処理にめちゃくちゃ困りました。危険予知ができる《第六感》はさておき、「過去のシナリオで入手した○○○(=今回のシナリオの黒幕)のメアド入り携帯電話」なんてどうやって処理しろと言うんだ……!! 空気を読んだsnowmanさんが「携帯は忘れた!」と仰ってくださって本当に助かりました。まあ、今回のシナリオでは携帯使えないんですけどね!!

初めのうちはツキナミさんとみーなさんを中心に探索をしていたのですが、今回のシナリオのギミックに気づいた途端何故か情報を集めたくなくなるPLの皆様に幸運や対抗ロールを振らせるのが楽しかったです。おかげさまで、PCのSAN値は減少していないのにPLの皆様がびくびくしているという面白い現象が起こりました。特にツキナミさんには申し訳ないことをしました。後悔はしていません()

それと、某生物に関する音が聞こえた途端PLの皆様が呻き声を上げましたね……あの場面はKPとして非常に楽しませてもらいました。

実は今回、試験的に特定の個人に重要な情報を開示してみたのですが、システム的にどうだったかPLの皆様に聞くのを忘れていました。やってしまった……。

それにしても、中盤にかけてPLの皆様で今後の方針について話し合う場面があったのですが、

ツキナミ「あの文章にある『一部』って○○のことだから、○○○しないと帰れないんじゃないかと思うんです」

snowman「なるほど! 確かに「○○○」って言葉はあからさますぎてミスリードかなと思ってたんですよ。それでいきましょうか」

猫「大正解ぃーーーっ!!??(声を押し殺しつつ大笑いしながら)」

ギミックの中核やベストED条件どころか、引っかかるかと思って配置していたミスリードすら的中させられました……(しろめ)

改めて、とんでもない方々とクトゥルフしているなぁと思った瞬間でした。

 

5月26日深夜、discodeで作業通話しているノリでまさかの突発セッション開始。23時開始5時終了という非常に申し訳ない時刻となりましたが、皆様に少しでも楽しんでいただけていれば嬉しいです……。

 

「紅葉の館」ざっそうを愛する猫作
KP:猫/PL:すし・あさ・ツキナミ/PC:犀川恵(医者)・倉間霞(探偵)・我家(刑事)
一言:これがRPガチ勢の本気か()

役者が揃った感が半端ない。事件が起きる前から皆様がRPをしっかりしてくださっていたので、猫もつい悪ノリで自販機に酒を仕込んだりNPCとの会話を増やしたりしていたら、非常に濃密な1日目となりました。まだ館内で何も起きてないのにリアルタイムで4時間も経過しているのに気づいた時には頭を抱えました(当時朝3時頃)。

さすがにマズいと思ったので、倉間さんが星名さんと接触した際に(KP側から半ば強引に)真夜中の動向を一緒に見ようと提案をし、一気に話が動きます。

突如怪物に誘拐されたNPCのために奔走するPC達。謎めいた場所で遭遇する大学生にキレ気味の倉間さん、煮え切らない仲居を差し置いて扉をぶん殴りダイナミックに部屋へお邪魔した犀川さん、中の人的にもPCの職業や年齢的にもNPCを死なせたくないのでめちゃくちゃ必死な我家さん。そして無慈悲な幸運ダイス。結果的にPCは全員無事に生還を果たしますが、1日目で決着が付いたのは今回が初めてだったので、KPとしていろいろ処理に迷う場面がありましたが、何とか回せたのではないかと思っています。これがRPだと実感したセッションでした。

夜中から朝までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!

 

6月3日、図らずも仕事の準備が順調に進んでクトゥルフしたい欲が出てきたのでPLを募集したものの返事が皆無。そんなときに現れた救世主ぴーさんのためにシナリオを回しました。

 

「In the cage.」優希様作
KP:猫/PL:ぴー/PC:小鳥遊悠(作家)
一言:楽しんでいただけたようで何より。

キャラシの作り方やらダイスの意味やらほんの半年前に教わったばかりのにわかKPが、今度はそれを他人に教えることになる立場になろうとは露ほども思っていませんでしたので内心バックバクでした()なるべくつまらなくないように話したつもりだったのですが、それでもキャラシのダイスロールから、どとんとふの使い方やチャットパレットの作り方まで話していたら一時間半弱かかってしまって申し訳ない……。

それで、肝心のシナリオとしては散々悩んで行動を選択してくださっていました。KPとしてシナリオに出ていた情報は全て提示し、《アイデア》で追加情報も出していたので、あとはぴーさんの判断のままに委ねました。深緑ちゃんが鳩になりました。可愛い。個人的な感傷はありますが、ぴーさんに重々しく受け止めてもらいすぎるのも……PCロストが絡むと処理が難しいなと思いました。私自身いろいろと考えさせられるセッションとなりました。

ただ、少なくともぴーさんから「今度募集してたらぜひ!」というお言葉をいただけたので猫的には嬉しかったです。本当にありがとうございました!!

 

その後、ぴーさんが度々ツイッターでダイスを振っては数値のいいキャラクターを作っているのを見た猫は「よし、面白いと思うタイミングでシナリオをやらせないともったいない! 沼に引きずり込むなら今だ!」と、半ばぴーさんを狙い撃ちする形で、6月8日24時開始という頭のおかしい卓を企画しました。

 

「深淵図書館」ざっそうを愛する猫作
KP:猫/PL:ぴー・fin@/PC:小鳥遊悠(作家)・折原翔太郎(心理学部学生)
一言:なぜ自ら死のうとするんだ()

本の虫で人と距離を置いている大学生が、目の前にいるのが自分の好きな作家さんだと気づいた途端懐いたのが楽しかったです。

ぴーさんのPCが続投すると聞いた段階で、猫は「今回の黒幕に深緑ちゃん(=前セッションで小鳥遊の選択で鳩になって実質ロストした猫のPC)の格好をさせたい」という中々エグい演出をやりたがり、陰でツキナミさんが「いいんじゃないですかね」と許可してくださったので思う存分やりました。

ただ、それ以上に折原君がヤバかった。

ショゴスを見て第一声が「美味しそう」かと思えば、駆り立てる恐怖に対しては「こんにちは。その体、太くていいですね」と気軽に話しかけ、応急手当を失敗したら自分の靴下を巻き始めるなど(全部発狂していない模様)

……いやぁ、いいですねぇ好き勝手にやってください!!(と色々と許可していたらロスト条件スレスレの言動が多くて散々迷った挙句、とあるギミック処理を間違えたKPの図)

結果的に二人とも生還したものの、折原君に関しては厳しい生還報酬を支払ってもらうことになりました。まあ『黄衣の王』も読んだので仕方ないですね()

 

6月16日24時、一週間に一度クトゥルフ神話TRPGをしたくなるという狂気()に駆られてPLを募集すると桜井さんが名乗りを上げてくださいました。聞き専で参加してくださった方もありがとうございます。

 

「死にたがり電車」ごんずい様作
KP:猫/PL:桜井義之/PC:野ビィのビィ太(警官)
一言:慈悲はなかった。

以前から回したくて回したくて仕方がなかった某卓発のシナリオを遂に回せる嬉しさと、某卓リスペクトの異色キャラがどんなRPをするのかという不安と期待が入り交じるセッションとなりました。ただ、このシナリオ自体がどちらかといえばシリアス調だったので、ネタに走れるような部分が少なかったかもしれません。NPCに優しく接するRPはさすが警官といった感じでした。

なお、某神話生物と遭遇して逃げ出す際にファンブルしたのが原因で左腕を捥がれ、なおも隠れている時の言葉がこちら。

桜井「KP、右腕だけですが《芸術(綾取り)》をクリティカルしたら神話生物を魅了できたことにできませんか?」

猫「え、ええっ!? ま、まぁ、クリったら考えます(内心面白いから許可しようと思っていた)」

……結局、それを振る機会に恵まれなかったのが個人的には残念でした。さて、肝心の PCですがNPCからヒントを得て無事に生還できました。《幸運》に失敗したため左腕は義手になりましたが、さらなる活躍に期待ですね(無事とは何だったのか)

 

6月20日、猫の職場から「午後休を取れ」とのお達しが下り、急遽空いた時間にセッション募集をかけたところ桜井さんが快諾してくださいました。ありがとうございました! 平日の19時開始23時終了なんてまさにホワイトですね()

 

「弊社のためなら死ねる」シュマ様作
KP:猫/PL:桜井義之/PC:不動遊星(エンジニア)
一言:さすが主人公。

ネタシナリオにこのキャラを持ってきてくださったことに心から感謝しました。キャラ的にも最高のキャスティングでは??

そんなわけで初手から決闘者の魂であるデッキを無慈悲に捨てさせたKPがこちらです()

当初はNPCの方が出目が高く、桜井さんが思わず「これ、ひょっとしてNPCだけで何とかなるんじゃないですかね?」と呟くレベルの活躍でしたが、遊星さんもここぞという《コンピューター》技能を成功させ、パソコンのデータをことごとく破壊して回るRPは非常に面白かったです。そして、最終局面ではNPCの85%を外したかと思えば35%の確率の壁を突破されてノーダメ戦闘終了を達成されました。誠に悔しい。

エンディングでは互いの絆の力を確かめ合うというまさに遊星エンド。「あれ、これって5○sだっけ?」というレベルの熱いセッションとなりました。

 

6月23日、あささんが「休日にクトゥルフしたい」というツイートをしているのを見つけ、気がついたら「回しましょうか?」と返信していた猫。だからお前はもう少し堪え性というものをry

 

「深淵図書館」ざっそうを愛する猫作
KP:猫/PL:あさ・猫/PC:里原椿(大学生)・柊杠葉(大学院生)
一言:このシナリオでタイマンは無茶!

恥ずかしくも以前から非常に楽しみにしてくださっていたらしく、個人的には嬉しい反面プレッシャーを大いに感じておりました。

あささんのPCがいくら高SAN値・高APP・高INTかつ有能呪文持ちの継続探索者とはいえ、一人では図書館のギミック的に進度の余裕がなさそうだったので急遽猫のPCを出張させることに。話の流れから杠葉さんが通う大学名と後輩の設定が生えました。やったね!

肝心のセッションですが、里原さんが図書館内で本を探す際に振る《図書館》を四連続で失敗するという不運が発生。代わりに杠葉さんの《図書館》はほぼ全て成功。あれ、KPCの方が活躍してませんか??

……なんて調子に乗っていたらファンブルを起こして進度が最高値の一歩手前まで上昇した杠葉さんが自力で正気に戻れなくなりました。里原さんによる必死の《精神分析(物理)》→《幸運》成功は土壇場での強さを感じました。本気で自分のシナリオで自分のPCがロストするかと思いました(なお、生還報酬でちゃっかりSAN値ほぼ初期値まで回復+クトゥルフ神話技能を獲得していく)

脱出を果たした数日後、あささんがふせったーで素晴らしい後日談を書いてくださっています!! ありがとうございます!! あのAFって何も実害ないんですが見方によれば相当エグい代物なのに誰も踏み込んでいる方がいなかったので非常に嬉しいです。このシナリオを踏破した方にはぜひ見てほしい!!

 

6月24日、前日にこそっと紹介した新作シナリオ案がなんとか形になってきたので、いっそアドリブ込みで回してみようかと思ってPL募集したところ桜井さんがまたしても快諾。本当に突発卓で申し訳ありません、いつもありがとうございます。

 

「雪が舞い上がった夜」ざっそうを愛する猫作
KP:猫/PL:桜井義之/PC:ペガサス=J=クロフォード(社長)
一言:なるほど、そんな方法もあるのか……。

事前に探索者を絞るためいくつかの条件を指定していたのですが、まさかの人選に「た、確かにこれなら行けるなぁ!?」と目から鱗が落ちた気がしました(『遊○王』で「社長」と言われ、海○社長と赤○社長しか出てこなかった猫)。

セッション開始直後、桜井さんからこんな提案が。

桜井「KP、《幸運》振っていいですか?」
猫「えっ、いいですけど何でですか?」
桜井「成功したら『○戯王』が流行しているということにしてください(切実)」

無事に成功したので『遊戯○』は児童たちに大人気となりました。これは大きい。

そんなこんなでやってきた児童養護施設で一人の児童と交流を深める某社長。おかしい、何故だか胡散臭さが半端ないぞ……?? (しかし対人技能はことごとく成功していく)

セッション後半では完成していないシナリオ故に出せる情報が少なく、散々頭をひねって悩ませてしまいましたが無事に生還しました。猫のシナリオにしてはロスト率は限りなく低そうなので大丈夫だと思ってはいましたが、いざ回すと非常に緊張しました……今回のセッションの内容を録音して聴き直しつつ、文章としてまとめたいと思います。ご協力ありがとうございました!

 

7月16日、ようやく仕事の山場が過ぎ去ってクトゥルフできる余裕が出てきたのでPLを募集したら、れいらんさんとツキナミさんが快諾してくださいました。お二人共、お忙しい中ありがとうございます。

 

「雪が舞い上がった夜」ざっそうを愛する猫作
KP:猫/PL:れいらん・ツキナミ/PC:雪音リリィ(歌手)、ミフネ・ムレーヌ(闇医者)
一言:ミフネさん毎度毎度申し訳ないです()

「近所だからたまにライブに来てます」「そのライブで体調不良者が出てもいいように臨時保健医として呼ばれました」という理由でKPを言いくるめ、児童養護施設にやって来たお二人のセッションとなりました。

とあるNPCの少年を心配している闇医者が可哀想なくらい交渉技能に失敗し続けていて笑いました。以前助けたはずの深緑ちゃんが知らぬ間にロストし、以前のセッションではある少年を助けられず、傷心気味の闇医者の古傷をさらに抉っているようでKP的にも心苦しかったです。

一方、(PL曰く)探索もほどほどにライブに全力を尽くす歌手。ライブ開始前のRPが素敵すぎて二回もお願いしてしまいました。こういうRPができる人は尊敬しますね……いいなぁ……。

「ところでこれってクトゥルフ神話TRPGなんじゃよ」とばかりに突撃してきたNPCに対し、隠し持っていたナイフ(メス)で立ち向かおうとする闇医者を容赦なく刺し殺そうとしたKPがこちらです。

その後、NPC達との交渉を見事に果たして情報を引き出し、とある呪文を手に入れて使うことになるのですが、PLの皆さんが普段振らない数値のダイスを嬉々として振っている姿が見られて猫は満足です。今度は救えてよかったですね……。

 

「以前PLでご一緒したりんさんと一緒にセッションしたいけれどKPがいない」というツイートを見かけて、当然のようにKP候補として挙手した猫です。7月20日にセッションしてきました。

 

「嘘の世界から消える」茜色様作
KP:猫/PL:れいらん・りん・テル坊/PC:祇夜璃玲央(スタイリスト)・小鳥遊縁(看護師)・黒木薫(医者)
一言:大型トラック被害者の会が過激すぎる

猫の数少ないKP歴の中でも特にヤバいセッションとなりました。まず、一日目に出会う重要NPC(確かに初対面の人に対する態度と言葉ではありませんでしたが根はいい人)に睡眠薬を勧め、卒倒させるとは思いませんでした()

さらに、シナリオのギミック的に探索者達に大型トラックが突っ込み即死級のダメージが入るのですが、トラックに轢かれた人達が軒並み「あの大型トラックの運転手絶対○す」という思考になってしまい「大型トラックが来る時刻まで暇だから図書館行こうぜ」「このままだと大型トラックが来る時刻に間に合わないのでは」などという発想に。

そして、再度登場したトラックに対する熱いコメント(雑談チャット)がこちら↓

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無理だった……これを見て冷静に処理できるほど猫の腹筋は鍛えられていなかった……それどころか笑いのツボにはまってしまった猫は、笑いを堪えるためにパソコン画面からどとんとふとチャット欄を消し、ダイスの音量を消し、一部の方の通話を聞こえないように設定して進行するという暴挙に出ました。あの時はPLの皆様にご迷惑をおかけしました、申し訳ありませんでした……。

そうして三回目にして探索者全員が「トラック被害者の会」を立ち上げ、持ち物申請を潜ったライフルは勿論、ライターや釘などあらゆる手段を用いて街に存在する全てのトラックを撲滅すべく探索を始めました。

今更ですが、よく全員生還できましたね(クライマックスでは全員生還すべく頭を捻って考えてくださいました!)

 

猫の職場がやや平和な時期となり、猫も早く帰宅できる日があった時に「セッションしませんか、いやしたいです」というDMをいただき、7月25日に突発的にシナリオを回してきました。

 

「深淵図書館」ざっそうを愛する猫作
KP:猫/PL:ぴゃん/PC:刀愛読子(図書館司書)、琴乃葉奏(大学生)
一言:全てはツキナミ様の御導きのままに。

刀剣乱舞オタクとコミュ障の文学マニア、しかも二人共相当なビブリオマニアという、このシナリオにぴったりの人選をしていただき誠にありがとうございます。おかげで本を読むことに抵抗がないまま進度が増していくのでKP的には非常に楽しかったです。

途中、SANCの値をどうするか迷ったところがあったのですが、聞き専のツキナミさんと相談して決めました(このシナリオを回すのは3回目のはずなのに)。

嬉々として本を読みたがる奏ちゃんを読子さんが止めようとしていたのですが、遂に根負けして折れてしまう際、「PLとして一言」と振ったところ「(本を)読みたくないいいいい」と唸っていたのが楽しすぎました。その後、脱出のギミックに気づいて即座に対応したのはさすがでした。「915」のヒント無しで辿り着くとは……。

セッションが終わった後には、図書館のギミックや疑問点について鋭い視点でご指摘いただきました。機会があれば「遠野物語」読みますね……! ついでとばかりに新作シナリオの相談まで聴いていただき、本当にありがとうございました! 夏コミでは絶対ご挨拶に行きます!!

 

7月27日、出張も終わって時間が少しだけ空いたので何をするかツイッター上でアンケートを取ったところ「KPやって」という意見が出たので回してきました。よし、今度は選択肢の中にKP系を入れないようにしよう。

 

「EXIT 〜自宅から出られない?!〜」手塚ユキア様作
KP:猫/PL:れいらん/PC:鳴神咲夜(探偵)
一言:この経歴は美味しい(しかしメタい)

ニャル様に育てられたという異色も異色の経歴と霊体をブン殴れる特異体質設定、さらに持ち物に銃が入っていても「問題ないです」と快諾した猫に拍手が欲しい。切実に欲しい。

家から出るために鍵を探すという矛盾したシナリオ内容なのですが、肝心の場所だけやたらと警戒して開けてくれなかったです。解せぬ。他の場所で見つかった鍵を片っ端から使っても出られないことで、ようやく半分だけ開けてくれました。おかしいなぁ。

(その前に洗濯機を空けてSANCを発生させて一時的狂気を発症、更に自殺癖を引き当てて酷い目に遭っているので至極当然ともいう)

そして最後に、NPCの女性に対して「この人、知りませんか?」と写真を見せながら育ての親について尋ねるという最高のRPをしてくださいました。彼女が深淵に足を踏み入れる日も近いのではないでしょうか。

ところで、今回のシナリオで鳴神さんのSAN値が最大値になりました。これは強い()

 

「EXIT 〜自宅から出られない?!〜」手塚ユキア様作
KP:猫/PL:ぴー/PC:小鳥遊悠(作家)
一言:深緑ちゃん(鳩)大活躍

れいらんさんとのセッション直後に行われた第二回戦。鳴神さんはいろいろと寄り道をしながら《目星》をしていましたが、小鳥遊さんは堅実に区域を分けながら《目星》をしており、キャラクター性を感じるRPでした。

途中、《目星》ファンブルで超高所から小鳥遊さんの身体が落ちそうになるのを女性がSTR対抗で支えきれず、もはやこれまでかと思ったその時、幸運クリティカル補正で放し飼いにしている鳩も協力して窮地を脱しました。

ぴー「あ、でもどうやって鍵取ろう……」

KP「そこに白い鳩がおるじゃろ?」

ぴー「神か? 深緑さんにお願いしてみます」

KP「鳩は鍵を取って戻ってきました」

ぴー「神か?? 頭めっちゃ撫でます」

深緑ちゃんは鳩になっても愛されていました。

その後、無事脱出に成功した作家による、深緑のことを忘れてしまった草加怜への渾身の説得RPが幕を開けるのであった……!

結果、ダイス目は草加さんの記憶を呼び起こしたため当然SANCが発生。草加さんのSAN値が5も削れたのを初めて見ました()

 

翌日7月28日、初めてのSKPとしてセッションを回してきました。

 

「DolL」おぎーノ様作
KP:れいらん(猫)/PL:テル坊・みーな・りん/PC:土方照美(メイド)・羽咋紅(看護師)・小鳥遊縁(看護師)
一言:お持ち帰り大案件

みなさんのRPが非常に面白く、どとんとふの画像を切り替えつつも聞いているだけで笑いが止まらないセッションとなりました。まさか鍋の中の右足をぐつぐつ煮込み続けるとは思わなかった……地下室の中にいた謎の男を蹴り殺したメイドさんマジ半端なかったです。

あと、終始小鳥遊さんが少女と一緒に行動していてめちゃくちゃ可愛かったです(こなみ)

キャラシ提出の段階では戦闘技能持ちが一人もいなくて「あ、これ大丈夫かな」と思ったこともありましたが、見事PC全員生還。おめでとうございます。

 

予定されていたセッションの日となりましたので、8月4日にオリジナルシナリオを回してきました。

 

「雪が舞い上がった夜」ざっそうを愛する猫作
KP:猫/PL:ぴー・りん/PC:小鳥遊悠(作家)、小鳥遊縁(看護師)
一言:兄妹設定は最高だった。

当初りんさんのみ誘っていたのですが、「小鳥遊」という名字のキャラを使っているという繋がりでぴーさんをお招きして、ついでに兄妹設定を付け加えてのセッションとなりました。

当初、重要NPCに絡む機会があまりなかったのですが、いざ彼の本心を知った途端に

縁「めっちゃ抱きしめます」

悠「その頭をめっちゃ撫でます」

兄妹共々可愛がり始めました。分かる、誰もがそうなる。

縁さんは看護師としてNPCの体調面を気遣う素晴らしいRPを見せてくださり、悠さんは養護施設の警備を厳重にするために渾身のRPを見せてくださいました。セッション中、妹に「お兄ちゃんが不審者レベルでおかしい」と言われていましたが、施設周辺にヤクザを呼ぼうとした闇医者に比べたらまだマシですよ……。

RP重視シナリオ(=ほとんどの情報がNPC達の会話から出てくる)のため、お二人には相当苦労を強いたかと思いますがこれもまた練習です頑張ってください! ……と思って和やかに見守っていたら、突然《心理学》でクリティカルとファンブルを出されて対応に困る素人KPこと猫。「お前も一緒に苦しめよ!」ということですね、ええ、処理に相当苦しみましたとも。

そんなわけで用意していたNPCの差分も使えてKP的にもPL的にも(恐らく)大満足のEDだったのですが、

??「猫さんのやりたいことをもっとやってもいいんじゃないですか?」

という神の御声が聞こえた気がして、悠さんにNPCをお持ち帰りしてもらいました。正直に言うと「小鳥遊悠」というキャラが完全に猫推しなんですよ……なんなら自分から「イラスト勝手に描いてもいいですか!?」とぴーさんに聞きにいくレベルで好きなんですよ……白鳩共々可愛がってください。

でも、覚悟しておいてください。猫は推しキャラを極限まで衰弱させること、もしくは軽率に死なせることに定評があります(以前リア友に本当に言われたことがある)。

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※猫が描いた小鳥遊悠さん。諸事情によりアルビノの白鳩が肩に乗っている。

 

8月8日、ツイッターでKPを募集している流れにホイホイ乗っかった猫である。久々のPL3名を相手にするのは非常に楽しかったです。

 

「深淵図書館」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:りん・れいらん・桜井義之/PC:小鳥遊縁(看護師)・矢吹聖夏(私立探偵)・ペガサス=J=クロフォード(社長)

一言:死に急ぎ集団(褒め言葉)

最初は順調な流れでした。最初は。まさか図書館で本を読まずに情報収集を始めるとは思わなかったですね。あまりに本を読まなかったので《幸運》成功で机の上に本が生えました()

続いて言語の棚でいろんな言語の本があるか探し始める三人。いいぞー、コンマイ語もルルイエ語の辞書もあるぞー、持ってけーーー。

そうして、無事に魔道書に挑戦して深度を増やしていきました。最終的には全員がほぼ限界まで深度が上がりました。おかしいな??

実はペガサス様を本気で殺そうと思ったのですが(ギミック的に死亡ルート直行だったので)《幸運》を振って成功したために九死に一生を得ました。「本当に死にますよ」と遠回しに忠告したのに再度魔道書を読もうとする姿勢、嫌いではないんですけどね……!

なんやかんやで三人とも無事に生還。終わってみて振り返れば、このメンバーが最も図書館を有効活用していたのでは……!?

 

ここから怒涛のクトゥルフ神話TRPG4日間の旅となります。8月16日・17日・18日・19日に行ったセッションの感想を一気に述べていきます! 今更だけどもこんなハードスケジュールを立てた馬鹿KPは一体誰なんだろうね!? どのセッションも楽しかったです!!

 

「雪が舞い上がった夜」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:みーな/PC:蒼井史朗(大学生)

一言:初テキセ、結構大変でした。

当時ツイッター上で暇だと呟いていたみーなさんを、ディスコードでダイスが振れるようになってから密かにやりたかったテキストセッションに巻き込んできました。

「みーなさんならこのNPC、気に入ってくれるだろうなぁ」と思って回していたのですが、気に入ってくださったようで何よりでした。何度もぎゅっと抱きしめてもらえました。用意していた差分もご満足いただけたようでした。

バレないようにレモン味といちご味の飴をNPCにそっと渡したり、サッカーボールで足が滑って転んだり、不審者に《組み付き》を仕掛けたり、RPも充実していたように思います。

実はセッションの1/4の時間は親が近くにいたり電車の中にいたりしたのですが、そんな状況であってもセッションができるというテキストセッションの強みを感じました。内容が鮮明に残るという点も素晴らしいですね。

ただ、KPとしてすぐに情報を返す必要があったり、画像の準備に手間取ったり描写文章の切り貼りをミスしたり、色々と反省点の残るセッションでした。

 

「泡沫の行方」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:桜井義之・イルハ/PC:九十九遊馬(決闘者兼セラピスト)・美凪傾(ディレッタント

一言:KPの限界に挑戦した。後悔はない。

次の日の夜に、事前に募集していたオリジナルシナリオのテストプレイを行いました。なお、イルハさんとはクトゥルフ神話TRPGでの初絡みとなりました。

まず言わせて欲しい。二人共キャラクター設定が濃い!! 遊馬君はデュエル技能とゼアル設定をきちんと持ち込んでくるし、美凪さんに至っては過去のセッションでお持ち帰りしたメイド=外界の神という驚愕の設定が降ってきて理解が追いつきませんでしたが許可しました。褒めて!!(なお、余程の超絶展開や根幹を揺るがすような設定でなければ猫は全部許可します)

そうして始まったセッションですが、前半までは二人共たびたびファンブルを出してHPが削れる以外、特に問題なく進みました。

問題は後半。黒幕の正体を知った途端、「やばいやつだ、これシナリオブレイクするやつだ……!」と突然焦り始めるイルハさん。ブレーキをかけない猫。発生する5d6のSANCの危機。そして、SAN1しか減らないメンタル最強の遊馬君……うん、PCに何事もなくてよかったですね!!(NPC達の散々たる有様から目を背けながら)

最終的には探索者達がある「選択」を下し、シリアスな描写がやけに突き刺さる幕切れとなりました。PLの皆様の胸に少しでも何が残っていただければ幸いです。

 

「紅葉の館」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:じいじ・おにぎり/PC:佐川大和(配達員)・北大路野子(酪農家)

一言:宗谷大活躍回

異文化交流卓のボドゲ会および飲み会で知り合ったボドゲ兼インセイン勢のお二人との初セッションとなりました。どとんとふは不馴れとのことで、ディスコードのみを使ったセッションとなりました。改めて考えても、ディスコードでダイスが振れるようになっただけで卓の幅がかなり広がったように感じますね。

男性を見かける度に「男の人がいた!!」と荒ぶる北大路さん、宗谷君に「スポーツマンならご飯食べなきゃ駄目だよ」とお握りを渡す佐川さん、どちらのRPも素晴らしかったです。戦闘時の佐川さんの出目も光っていました。ただ、それ以上に宗谷の出目が光り、31%のマーシャルアーツが火を噴いていました。まさか成功するとは……。

今回は星名さんとの接点はなかったのですが、彼に事の顛末を話してくださったので特殊エンディングをつけさせていただきました。喜んでいただけて何よりです。

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セッション終了後、じいじさんが素晴らしいイラストを描いてくださいました! 本当にありがとうございます!!


「泡沫の行方」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:ツキナミ/PC:我家垂蔵(刑事)

一言:迷走の末に待つものとは。

今回は終始ツキナミさんが苦悩し続けており、当初からそれとなく怪しい雰囲気を感じて意気消沈するツキナミさんを猫が励まし続けました。

タイマンだったこともあって、技能を失敗すると取り返しが付かないのですが、《心理学》も含めて大抵肝心なところだけ失敗するのは我家さんの宿命なのでしょうか()

ただ、持ち前のRPで本来死ぬはずだったNPCを救うルートに引っ張っていったのはさすがの一言でした。

それにしても、死にそうになっていた別のNPCを助けたせいで余計に頭を抱えるばかりか、そのNPCに恩を仇で返されて呪文までかけられ、結果的に殺害することになってしまった辺りはもうどうしようもない感じが出ていましたね……。

最終的にはある「選択」をすることになるのですが、何とかできないかと最後まで粘りに粘って頭を捻った結果、

ツキナミ「本土に戻って草加診療所(=猫のPCが営む診療所)に行きます」

猫「……ええっ!??(慌ててキャラ画像と診療所の画像の準備を始める)」

とりあえず一つ言えることがあります。幼女RPで声を半音上げるのがだんだん気持ち悪く感じてきたので次回以降から地声で喋ります!!

 

まだまだクトゥルフの世界を楽しみたい所存の猫です。では、また何処かで。