リーフィアと歩む緑の軌跡

大好きなリーフィアとともに歩む日常。最近はクトゥルフ神話TRPGを嗜んでいる。

【0年目】猫がPLとしてCoCのシナリオを繰り返したら、こうなった。

現在進行形でクトゥルフ神話TRPGの世界観の沼に浸かっている猫です、こんにちは。

この文章は猫がクトゥルフ神話TRPGにのめり込みすぎたので、いつ、どんなシナリオをプレイしてきたのか忘れないための備忘録的なものです。要は一人語り。読まなくても平気。こちらはPL編です。

「知を孕む母よ」「天上の籠」「対生す悪夢」「腕に刻まれた死」「もっと、食べたい。」「呼び声」「オンヤマナ」「まずはダイスを振れ、話はそれからだ。」「イマジナリーセカンド」「とおりゃんせ」ストーリー詳細と顛末、要はシナリオのネタバレが含まれますので、PL予定の皆様はこの先の閲覧はお控えください。ネタバレをしても後悔しない方のみどうぞ。

 

 

 

 

 

 

大丈夫ですか? 語っても平気ですね?

 

 

事の始まりは去年8月19日。これまでポケモン関係のオフで何度もお会いしたことのあるツキナミさんから「クトゥルフしませんか?」とお誘いを受けたことがきっかけでした。

猫の好きな実況者であるむつーさんもクトゥルフ神話TRPGをプレイしているのを知っていましたが、そのときの猫は「『クトゥルフ』って何だろう……なんか『SAN値直葬』とかいう言葉は聞いたことあるけど……」という知識しかありませんでした。

 

「知を孕む母よ」ごんずい様作

KP:ツキナミ/PL:猫・れいらん/PC:草加怜(医者)・零林蒼夜(怪盗)

【参考動画】ゆるふわ系CoCリプレイ「知を孕む母よ」 前編http://www.nicovideo.jp/watch/sm29481831?cp_webto=share_iosapp

一言:めちゃくちゃ楽しかった。

当時はPCがどんな持ち物を持っていたのか覚えてないほど緊張していました。いくらライフルを持っていたとはいえ、ミ=ゴに戦闘技能初期値で挑むレベルのにわかだったので、れいらんさんにおんぶに抱っこ状態。ツキナミさんとれいらんさんにキャラシの作り方からダイスの振り方、判定の仕方まで懇切丁寧に説明していただきながらのプレイでしたが、非常に面白かったです。萎縮もかけられたのによく生き延びたなぁ。その説は本当にお世話になりました。

シナリオの途中で出会った喋るたぬきが可愛いすぎて癒されるなぁと安易に思っていたら、最後の展開に胸を抉られました……っ!! 数日間はたぬきロスが続きました。もっともふっておけばよかった……たぬ……。

 

その後、セッションには参加しないものの数々の有名なCoCリプレイ動画を漁る日々が続きました。「ひまつぶし卓」とか「ゆるふわ卓」とか「チェッカー卓」とか……どれも素晴らしい作品でした。野良猫からの説明など不要です、知らない方は動画を見ましょう。

特に、ひまつぶし卓のうごクトゥルフは見て後悔しないと思います。猫自身五周は見ました。魅力的なキャラが動くから初心者でも理解がしやすい、PLの皆様のRPが上手、シナリオが文句なしで面白い。見ないメリットがあるとすれば、このシナリオをPLで出来ることだけ!(それはかなり魅力的ではある)

【CoCリプレイ】闇をゆく者達の宴 Part00【TRPGhttp://sp.nicovideo.jp/watch/sm19112509?cp_in=wt_uservideo

【CoCリプレイ】沼男《スワンプマン》は誰だ? 第0話 http://sp.nicovideo.jp/watch/sm25832985

 

あと、むつーさんが12月に参加したクトゥルフ神話TRPGの動画もオススメです。KPの皆様が大正時代の考証を始め手の込んだ準備をしており、PLの方々のRPも素晴らしいです。内容的にもかなり充実したものとなっていて、後半は特にニヤニヤします。なお、猫はほぼリアルタイムで視聴していました。

【大正】幾年のこひ 前編【クトゥルフ神話TRPG】しぐれなお https://www.youtube.com/watch?v=VNVsJvSyAnA&sns=tw @youtubeより

 

そんなわけで猫が動画の知識だけはそこそこ得た頃。1月21日、再びPLとしてシナリオに参加できる機会に恵まれました。ツイッターの募集に即座に反応したのが懐かしいです。

 

「天上の籠」DAISUKE様作
KP:snowman/PL:ツキナミ・すし・れいらん・猫/PC:見夜明渡(副機長)・時無優子(CA)・椎名大和(航空自衛隊)・草加怜(医者)

一言:死ぬかと思った。

混乱する機内、発狂する乗客、停止する飛行機、疑心暗鬼を誘うNPC、訪れるSAN値直葬の危機。何だこれ、何だこれ、無力感しかない()

正直、最後の最後まで生き残れるかどうか不安しかありませんでした。お爺さんの話かお婆さんの話か、散々頭を悩ませて信用する相手を決めましたとも!

改めて振り返ってみても他の方々が皆GJすぎて感謝しかありません。RPの重要性、メモを正確に取る大切さ、精神分析と心理学への欲求を得たシナリオでした。

 

 

そうして猫のクトゥルフ熱が収まらずにいると、リアル友人が集まった卓がひまつぶし卓のシナリオを回してくださるとの話を聞きます。

「2月25日!? 意地でも予定を空けます!!」と意気込んで参加を決意。ほぼ飛び込み参加にも関わらず受け入れてくださり、本当にありがとうございました。

 

「対生す悪夢」名残雪様作
KP:TRPG部卓メンバー/PL:猫他三名/PC:草加怜(医者)他三名(放浪者、巫、政治家)

一言:泣いた。

憧れていたひまつぶし卓のシナリオということで意気揚々と参加したはいいものの、謎が謎を呼ぶ展開と圧倒的NPCの数の多さに頭を抱えました。NPCと交流を図りつつ屋敷の探索をすることになるのですが、やがてシナリオ名の本当の意味に気付いた時にはゾッとしました。

それにしても草加さんの出目が光る光る。そのときはWEBのダイスロールを使用していたのですが、全体通して80以上の出目が2回しか出ていませんでした。

さらには、キャラの数値的に重要な呪文を覚える役割についたばかりか、説得の高さを買われてNPCの説得RPをやらせていただけることになりました。なお、その様子を見ていた友人から「あれは猫の独壇場だった」と後で言われるレベル。ごめんなさい……めちゃくちゃ悩みましたが無茶苦茶楽しかったので後悔はしてません()

おまけに最終局面で独学で勉強した(という設定の)精神分析でクリティカルを叩き出す。これにはKPから「これ、NPCいらなかったのでは」とのお褒めの言葉をいただく。やったぜ。

エンディングでは予想以上に感動して思わず猫の目が潤みました。初めてクトゥルフTRPGで泣いた瞬間です。やはりひまつぶし卓は神。

このセッションの直後、何とかひまつぶし卓のシナリオ集を購入することができました(猫の注文後ネット通販で「売り切れ」が表示されました、危ない危ない)。いつか回したいと決めているシナリオが載った冊子も購入したので、時間があれば読み込みたいですね。

 

4月14日、予定していたセッションの日になりました。実はこの日の巨人対広島戦の観戦チケットを貰う機会があったのですが、セッションを優先して他の方に譲りました。

 

「腕に刻まれる死」クトゥルフ2010掲載シナリオ
KP:れいらん(ツキナミ)/PL:猫・かろん・テル坊/PC:星名貞弘(刑事)・芥田演二(俳優)・一条望(探偵)
一言:死ななきゃ安い。温情に感謝しかない。

キャラ提出時点で誰も推奨技能を取っていないことに気付き、散々悩んだ挙句、いつもの草加さんではなく、つい最近作成した猫のオリジナルシナリオに登場するNPCをPC化して連れてくるという暴挙に出ました。なお、初期SANは40。

正直な話、これまでSAN値が高い草加さんばかりRPしていたのであまり実感が湧かなかったのですが、今回はSANチェックが恐怖しかなかったです。途中、探索時間ではNPCとの会話がうまくいかなかったり、廊下で謎の生物に遭遇したり、アームに襲われた一条さんが1d6ダメージを貰ったりと色々とありましたが、大体KPのゆるふわ感と多大なる温情を与えてくださったおかげで何とか不定の狂気入りしただけで済みました。

個人的には、KPが「(扉に挟むものとして)無名祭祀書は?」と言ったのがお気に入りです。

それと、機械室で《目星》をファンブルして電気コードを踏み壊したときはガチで落ち込みました。あれが罠だったなんて全く気付きませんでしたね。星名さんが世界を救ったんだよ、比喩じゃないよ吃驚だよ。

最後の戦闘では一条さんを庇ってミ=ゴに1d6+1d6の最大値を叩き込まれて左足を切断されましたが辛うじて生きられたので、またどこかで出してあげたいです。きっと何度もPCとして使うことで愛着も湧いてくるはず。

まあ、その前に最低でも三ヶ月間精神病棟送りからの義足リハビリ生活など、探索者として復帰するまでが長そうですけどね!

 

4月21日、休日出勤にも関わらず職場を退勤する時間が遅くなるも辛うじて時間に間に合い、PLとして高校時代のリアル友人達とセッションしてきました!

 

「もっと、食べたい。」クトゥルフ2010掲載シナリオ
KP:TRPG部卓メンバー/PL:猫他2名/PC:草加怜(医者)・JB(医者)・メアリー(放浪者)
一言:こんなことってある??(いろんな意味で)

目の前で友人が不可解な死を遂げたことを発端に、草加さんが異常なまでの空腹感に襲われるようになり、KPから1d10を求められる度に振るのが怖かったです。いつ死ぬのか分からないという感覚は恐ろしいものでした。さすがに革財布を無意識に食べ始めたときにはゾッとしましたね……。

PLとしての初シティシナリオだったのですが、悩みながらも探索者3人で力を合わせて情報を集めていくことができました。途中、かなりPLの皆さんに助けられました。相談できる相手がいるというのは素敵ですね……何度も言いますが、1d10は本っ当に怖かったです。

今回のセッションにおける珍台詞集。

猫「KP、うさぎさんを殺したことに対して自主的にSAN減らしていいですか……?」

他PL「KP、○○を壁にぶん投げていいですか?」

他PL「KP、□□を連れて草加さんと一緒に3階から飛び降ります」

あれ、よく考えればKPに負担をかける宣言しかしていないのでは……?

最終局面では何者かに草加が操られるわ、その後1人ファンブルして自動気絶するわ、もう1人もなんやかんやで気絶して草加1人しか残ってないわ、てんやわんやの大騒ぎでした。最終的には生還したのですが、正直目の前でNPCが二人も不可解な死を遂げ、助けられなかった無力感で「猫は」放心状態になりました。肝心の草加はその上邪神による白昼夢も見たはずなのにSAN減少が最低値だったため、クリア報酬でSAN値が黒字になりました。この人の精神力、本当に異常なくらい高いんだが……!?

 

 

 「呼び声」すし様作ショートシナリオ
KP:すし/PL:猫・ツキナミ/PC:草加葵(私立探偵)・Jan Percy Oba(放浪者)
一言:はーーーーーー(しろめ)

5月20日、かの異文化交流卓のすしさんから「シナリオを回すのでやらないか」と誘われ、意気揚々と参加したはいいものの、恐怖感を煽られる展開に内心かなり焦りました。あそこまで緻密に描写されると途端に世界観にのめり込みますね……。

今回初参戦した草加弟は少しチャラい感じを醸し出しつつ途中までいいキャラだったのですが、最後のSANチェックで見事に最大値を引いて発狂。半永久的な後遺症まで残る始末。本当にどうしようもない……(結構気に入っていたのに残念すぎる)。一方で、ツキナミさんが相当焦っているのを同じPL視点なのに相当楽しんでいる猫でした。ファンブル含めていろんな意味でも楽しかったです。実は初めてBADENDを迎えたのですが、生還できただけマシですね(最近不定に入りすぎる気がする)。

その後の感想会では各PLのシナリオ談義に花が咲き、そちらも非常に楽しかったです。やっぱり誰かと話しながら何かを考えるのは素敵ですよね(なお睡眠時間)。

 

 

5月12日に行ったセッションが長引いた結果、5月27日に追加でセッションを行うことになりました。長々と考え込んだりRPしすぎたりしました。申し訳ありませんでした。

 

「オンヤマナ」ひふみいろは様作
KP:snowman/PL:猫・みーな・きな/PC:柊杠葉(大学院生)・鼠家蕾(大学生)・七瀬綾(大学院生)
一言:フ ラ グ は 回 収 す る も の

共通の知り合い、あかりちゃんと一緒に京都旅行に出かけたら、何故か人外の鬼に襲われることになりました(しろめ)

シナリオの流れ的にNPC童女と一緒に行動することになるのですが、途中鼠家さんがおにぎりのパッケージの剥がし方を教えたり、七瀬さんがコンビニで花火とライターを購入したかと思えば、杠葉さんが「最期なんて言わないで。みんなで一緒に笑顔で花火しよう」とフラグを立てたり、いろいろと楽しいPRを詰め込むことができました。

個人的に面白かった会話集。

猫「(全く大事ではない場面で)《聞き耳》初期値ファンブルしました!」

KP「思ったことをオブラートに包まず言うなら、余計なことしやがって」

猫「見ててください、次はクリティカル出しますから!」

KP「出さないでください」

そして、最終決戦で二連続クリティカル(《回避》初期値・呪文)を出す猫。

猫「ほら! 予告通り出しましたよ!!」

KP「(無言)」

なんやかんやでその後DEX順的に杠葉さんの手で決着を付けたのですがあえなく不定の狂気に入ってしまい、1d10を振った後にKPから一言。

KP「これだと面白くないですから、健忘症にしましょう」

全員「えっ」

命がけで助けたNPCとの思い出を忘れ、そもそも誰のために戦っていたのか分からなくなるという悲劇が起こりました。ただ、その後のRPを聞いていたKPから再度一言。

KP「……思い出していいですよ」

猫「えっ!? いいんですか!?」

KP「いや、可哀想すぎて見てられなかった……」

そんなわけでKPの温情もあって無事生還。約束通り、みんなで一緒に笑顔で花火をしました!!! めちゃくちゃ楽しかったです!!!

きなさんとはTRPGでの初絡みでしたが、また是非ご一緒したいです。もちろん、他の皆様とも一緒に、機会を見てはセッションしたいです。ありがとうございました。

 

24連勤に苦しみつつも夏コミの原稿を手直ししていた7月15日、Discordで(恐らく)クトゥルフをしている知り合いを発見。聞き専でもいいから参加したいなぁ、と思っていたらKPから「PLならいいですよ」とまさかの回答。初心者の方々が多いということで、最近作ったばかりの探索者を持っていくことにしました。

 

「まずはダイスを振れ、話はそれからだ。」にこいち様作
KP:れいらん/PL:猫・りん・いちまろん/PC:琴乃葉奏(大学生)・唯乃実花(探偵)・桐島佑助(自衛官
一言:なるほど、これがリアルクトゥルフ神話技能か……。

セッション開始直後に関係している神話生物および脱出方法が予想できたのはPL史上初めてのことでした。ただ、PL的に把握できてもPC的には当然分からないわけで、どのようにRPしようか非常に悩みました。そもそも奏ちゃんが「極度のコミュ障」という設定のせいで自分から声をかけられない上、初心者卓で無闇にヒントをあげるのもどうだろうか……と、別の意味で苦しんだセッションとなりました。

とはいえ、内容的には非常に充実していました。桐島さんがバール片手に事あるごとに特攻しようとするわ、唯乃さんが覗き込んだダクトにそのまま入っていくわ、奏ちゃんが書類を見た途端嬉々として《図書館》を振り出すわ……いやぁ、これだからクトゥルフは面白いですよね。

最後にお世話になりっぱなしだったNPC(例のあの人)にお礼を言って帰ろうとするのですが、ここで他の探索者たちとの関係性が欲しかった猫がボソリと、

猫「皆さんと連絡先を交換しておきたいんですが、奏ちゃんは自分から言えないと思うのでどなたか言っていただけませんか!?()」

りん「それなら私が言いますよ」

唯乃『皆さん、よかったら連絡先を交換しませんか?』

桐島『おお、いいですねそれ』

琴乃葉『ええっ!? い、良いんですか!?』

KP「それを見ていたNPCが『じゃあ私も』……と言って、どこからともなくiPhoneを取り出しました」

全員「はぁっ!??」

図らずも例のあの人のLINEを入手しました()

改めて突発参加失礼しました! お二人には改めて雑草卓に参加していただければ嬉しいです。

 

すしさんが7月19日に新作シナリオのPLの募集をかけていたので仕事を早く切り上げて参加してきました。クトゥルフをするためには自分の身すら犠牲にする……さすがにリアルを侵食しすぎではないかと密かに心配です。

 

「イマジナリーセカンド」すし様作
KP:すし/PL:猫・ぴゃん・ツキナミ/PC:立花瑞葉(事務員)・篠田マリオ(なぞなぞ作家)・宇那木葉一(旅人)
一言:飲み会RPの楽しさよ……(そこ??)

KPが開始宣言をしていないのに突然始まった居酒屋RPがめちゃくちゃ面白かったです。お酒やおつまみを追加したりLINEを送ったり「あれ、これ何のTRPGだったっけ?」と思っていたら突然クトゥルフ要素を放り込まれました。そうだこれクトゥルフ神話TRPGだった。

天音ちゃんとはるかちゃんの二人に積極的に絡みたかったのに、猫にしては珍しくそれ系の技能がない()ので全部宇那木君にお任せして、唐突に始まるマリちゃんのなぞなぞタイムを軽くあしらうガヤ役になっていました。これはこれで楽しかったです。しかし、《アイデア》でファンブルを出した途端、SANCと呪文を貰いました。SANCの数値を聞くまでは本気で死ぬかと思っていました()

結果的には宇那木君の神がかった主人公RPとダイス目によって生還しました。さすがツキナミさん。今後続編があるという話だったので、それまで立花さんは大切に扱いたいと思います。

ぴゃんさんとは初対面でのセッションでしたが、非常に気さくな方かつ豊富な知識をお持ちの方で改めてクトゥルフ界隈の人脈の広さと深さに圧巻された瞬間でした。まさかセッションの最中に新しいなぞなぞ量産しているなんて思わないよ……凄いよこの方……。また機会があればというか、いつか続編でご一緒できる日が楽しみです!

 

むつーさんの生放送が8月5日に行われるという情報を入手していた猫。思わず「見た方がいいのか、見ない方がいいのか」とアンケートを流すと「むしろ今からKPしましょう」と桜井さんからの突然の提案に、慌てて探索者を引っ張り出しました。KPを引き受けてくださり、本当にありがとうございました!!

 

「とおりゃんせ」おいも様作
KP:桜井義之/PL:猫/PC:星名貞弘(刑事)
一言:お前そういうところだよ星名よおおおおおおおおお!!!

ダイス目が思うようにいかない苦しみを終始味わったセッションとなりました。突然行方不明になった知り合いの娘さんを探して奔走する星名さんですが、「刑事」という肩書きが逆に束縛になりそうだったため、途中から「電気工学系の会社員です」と名乗るようになる。目的のためには嘘を吐くこともやぶさかではないのだ……。

また、執拗に絡んできたジャーナリストと取材クルーに対して、星名さんは柔らかくも刺々しい態度で取材を断ることを試みる。身内に行方不明者がいる星名としては、被害者側の気持ちを考えない取材は完全に地雷だったので仕方ないね。

星名『すみませんが、お話しできることは何もありません。失礼します』

KP「しかし、取材クルーに先回りされて逃げられませんでした」

猫「《説得》振って誤魔化します……失敗しました」

KP「ジャーナリストは引き続き、星名さんに取材を試みようとしています」

猫「取材クルー達に向かって《キック》+《マーシャルアーツ》を振ります」

KP「……は??」

強引に突破しようと思ったんですが無理でした()最終的にはジャーナリストが大分いい子だったのでしぶしぶ取材に応じましたが、その後の展開ではジャーナリストに結構助けられました!!

それにしても星名さんの交渉系技能の出目が高すぎて成功しない……ので「RPで補正もらえませんか!?」と必死に頼み込んで、頭めっちゃ捻って恥ずかしくも楽しい《説得》RPをたくさんしました。そりゃあもう散々頭使って、しかもかなり格好いい感じのRPを入れましたとも。つまり、星名さんを使うときはRPで補正をもらうこと前提なんだと今更ながら実感しました。

途中、取材クルーが犠牲になるのを助けられなかったものの、最終的にはここぞの場面のみ出目が安定して何とか生還しました。ですが、またしても不定の狂気で健忘症を発症。行方不明になっている自分の妻と子供のことを7ヶ月忘れることになりました。それにしてもSAN値27か……次こそは彼の墓標が必要になるかもしれませんね(にっこり)

 

まだまだクトゥルフの世界を楽しみたい所存の猫です。では、また何処かで。