リーフィアと歩む緑の軌跡

大好きなリーフィアとともに歩む日常。最近はクトゥルフ神話TRPGを嗜んでいる。

【更新途中】猫が異文化交流卓のTRPGフェス#1に行ったら、こうなった。

今から約一年前。2017年夏の自分は職場で大小様々な失敗を毎日のように繰り返し、上司からお叱りを受けては意気消沈する日が続いていました。真夜中に電車の踏切を通るとき、つい「遮断機の向こう側に行きたい」と考えたこともありました。

そんな約一年前の自分に、今こそ、言いたいことがあります。

「お前はこれから新しいゲームジャンルを知ることになる。あまりにも楽しすぎて数年間離れていた執筆活動を再開して新作シナリオを書き上げたどころか、そのシナリオが本になって夏コミで発売された上、その収入で旅行に行くことになるんだ。何を言っているのか分からないだろう? 私もそう思う!!」と。

そんなわけで私的な鬱話はここまで。

ここから先は、2018年9月22日(土)から24日(月・祝)の3日間で行われた「異文化交流卓のTRPGフェス#1」がめっっっっっちゃ楽しかった(語彙力)ということを猫視点でまとめた文章になります。なお、関係者の皆様に対する失言があるかも知れませんが、日本海のように広い御心で見逃していただければ幸いです。

※あまりにも濃密な数日間だったので、ブログの更新は少しずつ行います。あらかじめご承知おきください(2018年10月28日時点)。また、正式に完成した場合にはタイトルの先頭にある【更新途中】の文字を削除します。

 

 

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事の始まりは2018年8月中旬。突然こんな画像がDiscodeに届きました。時期としては、夏コミ1日目(8月10日)と翌日のボドゲ会および編集後記会(8月11日)という相当大きな案件が終わってから然程時間が経っていなかったこともあり、これを見た猫の第一印象は「え、これ本気??」でした。

あまりにも壮大な計画すぎたため「さすがに冗談なのでは?」と考え、その数日後に改めて読み返して「いや待て。『あの』すしさんだぞ? ひょっとして、これは本気なのでは……!?」と驚愕したのを覚えています。

そんなわけで予定を確認した猫ですが、9月22日にどうしても外せない仕事が入っていたために、泣く泣く23日から合流する形で参加を決意しました。なお、9月22日の行程表には洞窟体験やボドゲなど、非常に楽しそうな予定が書かれていました。ぐぬぬ

一方で、猫は同日夜23時からツキナミさんのオリジナルCoCシナリオのテストプレイに参加するという至高の時間を味わっていましたが!!(なお、セッション開始時刻の時点で旅行の荷物は一切まとまっていなかった)(セッション終了時刻は朝2時)(起床予定時刻は朝6時)

 

そして迎えた9月23日。

睡眠不足を乗り切って朝6時の起床に成功し、出発予定時刻の1時間半前からようやくトランクに荷物を放り込み始めました。そうは言っても、昨晩のセッション開始前から必要な荷物を一カ所に置いていたのが幸いして、あらかじめ準備していた荷物は簡単に入れられました。

そう、23日夜に実施予定だったCoCセッションのKP用資料はあらかじめ準備していなかったんですよ!!(自分から「KPやります」と言ったにも関わらず資料を印刷していないという痛恨のミス)

そして、何で急いでいるときに限って印刷機が止まるんだ(インク切れ)

母に心配されながらも最低限の印刷を済ませて(印刷できなかった分は諦めた)出発予定時間に自宅を出発。検索しておいた電車の移動ルートに従って電車を乗り継いで新横浜駅を目指しました。

 

ただ、そこから先が問題でした。 

横浜駅に到着した後、インターネットで予約した切符が受け取れる発券機を探したのですが、見つからないんです……(事前に受け取ろうと考えていたのですが、今週の仕事終わりが軒並み22時を超えていたので取りに行く気力がなかった)

さらに言えば、発券機なんて簡単に見つかると思っていたから乗り換え時間7分しか取ってなかった……(これは馬鹿)

猫「あ、あの! 《とあるインターネットのサイト名》で予約した券を受け取れる発券機はどこにありますか!?」

駅員「それでしたら《猫が通り過ぎていた改札口の名称》にありますよ」

近くにいた優しい男性駅員のおかげで何とか発券機の場所が判明。ありがとう駅員さん!(1回目)

何とか新幹線の切符を受け取り、改札口に切符を通すと改札バーが降りました。おかしいなぁ……。

駅員「ああ、切符二枚入れてますね。これ一枚だけでいいですよ」

先程、猫に発券機の場所を教えてくださった男性駅員さんによる丁寧な対応。ありがとう駅員さん!(2回目)

ようやく新幹線の改札口に入った時点で既に出発時刻まであと1分。恥を承知で正直に告白しますが、ここまで散々焦っている猫はとんでもない考えをしてしまいます。

猫脳内『あ、あれ? 浜松って東京方面だっけ!? 京都方面だっけ!??(混乱)

静岡とは一体なんだったのか。お前はもう一度日本地図を見直せ。

ちなみに、このときの猫が正しい場所を当てられたのは、電子掲示板の終点地や新幹線の番号を把握した上で確認したのではなく、単純に出発時間が近い方に行ったからです(もはや勘)猫が新幹線に飛び乗ってから数十秒後には扉が閉まって新幹線が動き出したので本当に紙一重だったと思われます。よく間に合ったな……。

約1時間後、浜松に到着した猫が再度改札口に切符を通すと改札バーが降りました。おかしいなぁ……。

駅員「あれ? これ、乗車券と特急券が一緒になっている券ですね。もう一枚、別の乗車券をどこかで購入されたんですか?」

猫「……は?」

親切な女性駅員さん曰く(猫がインターネットの予約でやらかしたのか発券機でやらかしたのかもはや区別が付かないのですが)、どうやら「乗車券と特急券が一緒になった券」と「一枚目と同じ区間の乗車券」を発券機から受け取り、それを二枚同時に改札口に入れたためにバーに止められていたそうです。

駅員「二重でお金をいただいている状態なので返金いたします。目的地までの乗車券も購入しますか?」

一度お金を払ったのに再度同じ区間のためにお金を払ってしまった愚かな猫に返金処理をしてくださったばかりか、目的地までの切符まで準備してくださいました。ありがとう駅員さん!!(3回目)

猫「あの……『特別急行』って書いてあるんですが、これ特急券は要りますか?」

駅員「要りませんよ」

その後、乗ろうと思っていた電車の内装が新幹線に酷似していたために動揺していた猫に親身になって教えてくださった初老の駅員さん、本当にありがとう!(4回目)

改めて日本の駅員さんはどなたも優しかったことを実感した半日でした。 

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紆余曲折あったものの、目的地である弁天島まで到着した猫は何とか連絡を取り合ってすしさんと合流(車で迎えにきてくださるというイケメンRP)。そのまま一緒に車で昼食の買い出しに行くことに。道中、普通のスーパーに蒲焼きがあるという光景を眺めつつ、メモにある食材や材料を買い揃えていきました。

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そして、全ての買い物を終えてから他の皆さんこと、キロすけさん・おむねぐさん・すこーぷさん・かろんさんと合流。猫の荷物を宿に預けてから昼食会場ことキャンプ場に向かって車で出発! すしさん、引き続き運転ありがとうございます!

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キャンプ場に着くと全員で協力してテントを張り、火を付け、バーベキューの準備をすることになりました。インドア系なのでこの辺の知識には疎い猫ですが、異文化交流卓の皆さんはアウトドアの知識が豊富な方が多いように感じました。『ゆるキャン』というアニメがいいらしいです(ブログ更新後に「いいです」と訂正されました)

準備ができてから、みんなで炭火を囲んで買ってきた肉を並べて焼き始めました。すしさんのオススメの塩を振りかけて食べたのですが、これが非常に美味しくて感動しました。岩塩プレートの上でモモ肉を焼いて食べるというのは素敵な経験でしたね。

その後、普通のスーパーに売っていた蒲焼きを一枚焼くことになりました。実は、蒲焼きを購入したのはすしさんからのサプライズでした。これもまた身が柔らかくて美味しかったです。野外の炭火焼きで食べる食材は何でどれもこれも美味しいんでしょうかね?

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実は、こうやってバーベキューを楽しんでいる間にもいくつかのボドゲを一緒に楽しませていただきました。

①「語彙大富豪」

1人につき5枚の紙に各自思い浮かんだ語句を書いてシャッフルし、相手が出してきた語句よりも「強い」語句と理由を述べるゲームです。弁論と戦略次第では一見弱そうな語句でも強気に出せるゲームでしたが、おむねぐさんが途中から始めた「鳥」縛りで大爆笑しました。「拳銃」より「鳥」が強い理由が「デザートイーグル」か……なるほど……。

肝心の結果ですが、革命が強すぎて猫の大敗北。自分の書いた語句を必ずしも使えるというわけではないのでもう少し考えて書けば良かったです。それにしても「バシャーモ」と「FGO」はやりすぎました。ごめんなさい。最終的に「水」「太陽」のような自然物は強いという結論に至ったので今後プレイする方はご注意を。

②「インサイダー・ゲーム」

マスターに対して全員(庶民)が質問を繰り返して、制限時間内に答えを導き出すゲームです。ただし、マスター以外にも答えを知っている「インサイダー」と呼ばれる人物が紛れ込んでおり、そもそも答えが分からなければ全員負け、答えが分かった上でインサイダーを見つけられれば庶民側の勝ちというルールです。推理力と洞察力が問われるゲームでした。

それにしても、インサイダー役の難易度が高いことと言ったら……この面子の中で当たり障りのない質問をしつつ、他の人が答えを導き出せるように誘導する……なかなかできることではないですね。何度か回しましたが全て庶民側の勝ちだったのも仕方ない。ただ、インサイダー側の人も怪しまれないように立ち振る舞っていて、正直投票の際には何度も迷いました。

 

そんなこんなでボドゲを楽しみつつもバーベキューに舌鼓を打っていると、気が付けばキャンプ場に来てから4時間ほど経過してしまいました。時間の経つのがあっという間でした。

全員で協力して片付けた後、旅館に戻ってクトゥルフ神話TRPGを回すことになりました。

猫(KP)・おむねぐさん・すこーぷさん組と、かろんさん(KP)・キロすけさん・すしさん組に分かれてそれぞれオンセが始まるのでした。
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次回の更新を待て!!