リーフィアと歩む緑の軌跡

大好きなリーフィアとともに歩む日常。最近はクトゥルフ神話TRPGを嗜んでいる。

猫が「探索者天下一武道会in羽星市」に参加したら、こうなった。

れいらん「『探索者天下一武道会』やりたいんですよね」
猫「すぐ声かけましょう。こういうのは即行動です(調整さん作りながら)」

そんな流れから始まった本企画。高生紳士さんを始めとしたTRPG界隈の強者達が行っていたルールを元に、猫達も自分の探索者を持ち寄ってお祭り騒ぎのトーナメント戦を行いました!

動画や生配信を見ながら「いつか自分もやってみたいな……」と思ったこともあったので、非常に楽しみにしていました。勢い余って、自分で(トリオテンプレをお借りして)参加探索者の画像を事前に作った猫がいたとか何とか。

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参加探索者 一覧

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KP:れいらん
・雨宮燐(警察官/29歳男)
・シュバリエ・ベアトリクス(執事[護衛]/25歳男)
・緋月紫(剣術家/24歳女)
・ベアトリス・ルーリエ・エトワール(考古学者[狂信者]/21歳女)

SKP:ざっそうを愛する猫
・如月琳(ディレッタント/28歳女)
草加葵(私立探偵/29歳男)
・後藤鋼樹(郷土史家/29歳男)

PL:あさ
・百鬼サツキ(自称何でも屋/2?歳男)
・眼目庚(警察官/32歳男)
・里原薫/ルベル・ヴィルフィーヴィ(大学生[剣術家]/22歳男)

PL:ツキナミ
・我家垂蔵(刑事/45歳男)
・レイジ・クイックス(自宅警備員/19歳男)
・群犬御舟/ミフネ・ムレーヌ(薬剤師[闇医者]/30歳男)

PL:ぴー
・御神楽薫(資産家/25歳女)
・石橋巧/黒石ヘンジン(探偵[古物研究家]/26歳男)
・八代大地(山岳救助隊/27歳男)

 

トーナメント表

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対戦結果

第1回戦 第1試合  ×八代大地vs我家垂蔵○
第1回戦 第2試合  ×眼目庚vs如月琳○
第1回戦 第3試合  ○御神楽薫vs後藤鋼樹×
第1回戦 第4試合  ×草加葵vs緋月紫○
第1回戦 第5試合  ○里原薫vs雨宮燐×
第1回戦 第6試合  ○ミフネ・ムレーヌvsベアトリス・ルーリエ・エトワール×
第1回戦 第7試合  ×百鬼サツキvsシュバリエ・ベアトリクス
第1回戦 第8試合  ○レイジ・クイックスvs黒石ヘンジン×

*****

第2回戦 第1試合  ○我家垂蔵vs御神楽薫×
第2回戦 第2試合  ×如月琳vs緋月紫○
第2回戦 第3試合  ○里原薫vsシュバリエ・ベアトリクス×
第2回戦 第4試合  ×レイジ・クイックスvsミフネ・ムレーヌ○

*****

準決勝 第1試合  ×我家垂蔵vs里原薫○
準決勝 第2試合  ×ミフネ・ムレーヌvs緋月紫○

*****

勝戦 ×里原薫vs緋月紫○

三位決定戦 ×我家垂蔵vsミフネ・ムレーヌ○

*****

エキシビションマッチ 第1試合 ×レイジ・クイックスvs里原薫○
エキシビションマッチ 第2試合 ○黒石ヘンジンvsベアトリス・ルーリエ・エトワール×
エキシビションマッチ 第3試合 ○雨宮燐vs眼目庚×
エキシビションマッチ 第4試合 ×里原薫vs後藤鋼樹○
エキシビションマッチ 第5試合/未実施 草加葵vsミフネ・ムレーヌ


クリファン数・一言コメント

KP:れいらん
・雨宮燐(試合数2回/4クリ・4ファン)
「庭師」HO3と「傀逅」踏破探索者。登場するだけでその場の雰囲気がシリアスになりがちな人(猫調べ)
まさか第1試合で負けるとは……。対戦相手が地獄の「傀逅」相方の里原君ということもあって、あの試合は実質準決勝以上のものでしたね。幕間では、お姉さんのことを「『こちら』のことを知らない人」として大切にしている様子が見受けられて本当に素敵でした。どうか今後は幸せになってほしいです。

・シュバリエ・ベアトリクス(試合数2回/2クリ・3ファン)
猫とは初めてお会いする探索者。れいらんさんに聞いてみると、2030年の未来からやって来た子だとか。ドラ○もんでしょうか?
終始冷静な判断で試合に臨んでいる点が好印象。つまり格好いい。出目としては、攻めるよりも守る方が得意だった印象です。さすがは護衛。れいらんさんの探索者はダイス目が意図せずキャラクター性に反映するのがいいと思います。

・緋月紫(試合数4回/4クリ・1ファン)
自他共に認める戦闘狂。今回の一件で「バーサーカー」の称号が付与されました。この度は優勝および里原薫のスカウト成功、おめでとうございます。
普段は出目が悪いのですが(「紅葉の館」ではそのせいで痛い目を見ている)、今回は見事な剣戟で強敵を倒していきました。真剣を振って全力で勝負する機会なんて滅多に恵まれないでしょうから躍起になっていたのかもしれません。終始楽しそうで何よりです。

・ベアトリス・ルーリエ・エトワール(試合数2回/1クリ・2ファン)
自他共に認めるラスボス候補。こんな狂信者を作らせるようなHO制のシナリオを作った猫は誰でしょうね()
れいらんさんが試合前から「負けてくれ」とPCに懇願するの笑えませんか?? 試合中のRPでは終始サイコパス感を崩すことなく終了したかと思えば、ちゃっかり解説にも参加。そういうところ、結構好きです。

SKP:ざっそうを愛する猫
・如月琳(試合数2回/3クリ・3ファン)
他PLの皆様方から「トリガーハッピー」と称されてしまった零細事務所社長。裏設定がこれでもかと披露できたので満足です。
それにしても《回避》62・《拳銃》80だったはずなのに、ほとんど成功したのが凄かったです。自分の事務所の金庫に収めてある拳銃は適宜手入れしていると思うので、きっと手に馴染んでいたんでしょうね。それにしてもダメージ数で最大値を出し過ぎて猫の方が吃驚しました。何だこいつ。

草加葵(試合数1回/0クリ・0ファン)
草加家の問題児。現在進行形の失踪者。今回、無貌の神によって強制招集された被害者のため、万が一知人に出会ったら「失踪する前の草加葵(の時系列)」を偽って会話するつもりでいたようです(我家さんとの《心理学》対抗に負けて、すぐに嘘だと見抜かれましたが)
この大会唯一のクリファン0。「お前、本当にあめちゃんのこと以外どうでもよくなったんだなぁ」と、猫はしみじみ思いました。

・後藤鋼樹(試合数2回/2クリ・3ファン)
自他共に認める不幸体質。今回猫の探索者の中で最も戦闘技能が優れているはずなのに、純粋な運対決で1回戦負けなのも頷けます。
それにしても、不定の狂気で里原薫君のことを忘れている設定がここまで突き刺さるとは思っていませんでしたね!? 実況解説席で顔色悪くなっている後藤君を想像したら笑えました。一方で、お祭り騒ぎの大会中なのに、何で猫は里原君の言葉で泣きそうになったんですかね……?

PL:あさ
・百鬼サツキ(試合数1回/1クリ・1ファン)
猫とは初めましての探索者その2。「何でこの子の存在を把握していなかったんだ自分!?」と憤慨するくらいにはタイプです。
ロリショタ系が好きなのは否めませんが、それにしてもギャップが過ぎる……。その体型でお酒を飲んだりナイフを器用に振り回したりすると猫が(萌えで)死にます。詳細な設定メモを求めます(机をバンバン叩く音)

・眼目庚(試合数2回/2クリ・3ファン)
「庭師」HO1の宿業を背負った我らが零課チーフ。木元ちゃんも応援席で観戦していました。余談ですが、木元ちゃんが眼目さんのことを嫌いになったことは一度もありませんので悪しからず。
如月ちゃんとの銃撃戦に続いて、「体術は苦手だ」と仰っていたにも関わらず雨宮君との因縁の対決へ。どうか、これを機に少しでも気持ちが軽くなってくれることを祈るのみです……。

・里原薫/ルベル・ヴィルフィーヴィ(試合数5回/5クリ・4ファン)
今回の大会においてあらゆる奇縁を引き寄せた立役者。準優勝、おめでとうございます。
因縁の「傀逅」相方対決を制したかと思えば、その後も次々強敵と相見える展開。非常に白熱した試合展開とRPで魅せてくれました。偽名を使おうとしたものの尽く失敗に終わるのは笑いました。なお、師弟対決に勝てて猫は非常に満足しています。
記憶を取り戻した後、凪ちゃん達と一緒に柳木道場で里原君の帰りを待っています。

PL:ツキナミ
・我家垂蔵(試合数4回/6クリ・1ファン)
山の神に愛された最年長。老体に鞭打った結果《組み付き》+《MA》で3d6のダメージが出る上、出目まで輝きました。強すぎる。ベスト4、おめでとうございます。
大会中、人語を喋る猫に遭遇したことでSAN値チェックを振ったのは笑いました。また、幕間にて失踪後の葵君と遭遇できた数少ない人物でもあります。しばらく連絡は来ないでしょうが……。

・レイジ・クイックス(試合数3回/3クリ・3ファン)
幼馴染が大好きすぎる最年少。自宅警備員という職業名から想像できないような重いキックが飛んでくるのですが詐欺ですか?
初戦で黒タイツの男性、二戦目で闇医者とぶつかるという、何とも奇妙な対戦運に恵まれていました。幕間で里原薫の存在を認知したかと思えば、エキシビションで彼を指名。「あいつの兄貴ならこれぐらいやらないとなぁ!」と、実力者かどうか確認。楽しそうで何よりです。

・群犬御舟/ミフネ・ムレーヌ(試合数4回/6クリ・3ファン)
猫最推しの元闇医者。「草加診療所の薬剤師」と名乗ってくれてテンション爆上がりでした。第3位おめでとうございます。
「人を傷つけるのは苦手」と言っているのに実況解説組が軒並み「笑顔を崩さず急所を突いてくるーー!!」と言い張るのが面白すぎました。その上、ツキナミさんの探索者同士が争うことになった2試合共、ミフネさんのダイスを代わりに振らせてもらえて感謝感激雨霰でした。推しのダイスが振れるとか最高では?? RPする度に解釈違いになっていないか心臓バクバクでしたが、ダイス目はめちゃくちゃ輝いたので満足です。固定値+2は強い。彼を敵に回すと怖いことを再認識しました。

PL:ぴー

・御神楽薫(試合数2回/2クリ・3ファン)
ぴーさんの参加探索者の中で(恐らく)唯一の一般人枠にして「傀逅」NPCだった子。
ところが、いざ試合になるとそのような経歴を疑いたくなる《武道》+《キック》をまともに食らって大変な目に遭いました。ちょっと待ってください強すぎでは!? あまりのダークホースぶりに困惑が隠しきれませんでしたが、後々キャラシを読んでほっこりしました。お兄さんと仲良くしてくださいね……。

・石橋巧/黒石ヘンジン(試合数2回/3クリ・3ファン)
こんな狂信者を以下略その2。当時、探偵HOを送ったはずなのに黒タイツ探索者が返ってきたのでHOの送り間違いを何度も疑いました。普段、彼がどんな風に生活しているか疑問しかありません。
第一回戦で敗北するも、真の狂信者を決めるべくエキシビジョンでベアトリス・ルーリエ・エトワールを指名して勝利。技能値は伊達ではなかったです。無事にお目当てのAFを手に入れられて良かったと思いますが、こんな所で贈与しないでください。

八代大地(試合数1回/2クリ・2ファン)
「壊胎」踏破者にして山の男。山であれば出目が輝き、海であれば出目が腐ることで有名。なお、今回の舞台は山ではなかった模様。
初戦から白熱したダイスバトルを魅せてくれたかと思えば、後半は何故か実況解説席に陣取って熱血解説に回ってくれました。山の神とは無事、仲良くなれたのでしょうか。それにしても、幕間にて葵君と我家さんの一悶着の最中に八代さんがいるのは面白すぎでは?? とにかく笑いの絶えない人でした。

 

セッションメモ

あさ「薫君は堕ちるところまで堕ちてから幸せになれ、って思っています」
ツキナミ「あささんがライオンだということは分かりました」

あさ「(後藤君に)さよならを言いに来ました」
猫「嫌だ!!!(即拒否)」

ツキナミ「(ミフネさんのステータスを確認しながら)お前HP倍にしても24にしかならないのか。装甲に頼りすぎだろ」
あさ「私(HP)16の子いますよ」

れいらん「とりあえず戦闘(技能持ちの探索者を)作るなら《回避》70振るから」
ぴー「分かる」
ツキナミ「むしろ戦闘(特化)ではない子に《回避》振る」
あさ「(戦闘技能を持っている)理由づけが難しいですよね」

*****

八代『何故山を登るのか。そこに山があるからだ』
我家『老体に鞭打ってここに連れてきた奴は何を考えているんだ』

ぴー「山チャレンジ行きましょうか」
八代『お前も山!(《こぶし》成功)』
れいらん「ここは山だった……?」
ぴー「山じゃなかった(《こぶし》ファンブル)」

我家『(勝利後)あなたには、待っている山があるでしょう?』
れいらん「何なのこいつら」

*****

里原『(後藤君が敗北したのを見て)……あんたの無念は俺が晴らしてやるよ』
??『はー……。まーた運がないんだね、後藤君は』

*****

ツキナミ「(我家さんの《追跡》が成功して葵君に追いついた後)油性ペンで葵君の服に電話番号書きます」
我家『ここから出たら、やることが終わったら絶対ここに連絡してください』

我家『これ以上嘘を重ねさせるのは本意ではないので。ただ、居場所もちゃんと教えてくださいよ。この約束を破ったりすると世界中のどこにいてもとっ捕まえますからね』
葵『……じゃあ、そいつらに言っておいてくれ。「元気でやってるから気にするな」ってな』

*****

猫「両者見合って……これ、試合開始? それともスタート?」
れいらん「どちらでもいいですよ」
ツキナミ「のこった?」
猫「のこった!?」

***** 

れいらん「(我家さんが)山の神の力をもらっている」
あさ「そういえば我家さんが山でした」
猫「山決定戦」

猫「(ダイスの出目を見て)これ絶対山の加護ありますよ」

*****

ぴー「(如月ちゃんの名乗りを聞いて)こんなヤクザみたいな社長がいるかーー!!」
れいらん「サイコ決定戦」
あさ「私の声は天の声だと思ってください」
八代『山の神?』
あさ「私が神です。おはぎを供えなさい」

ぴー「(試合後)サイコパスの名を勝ち取ったのは緋月さんでしたか」
れいらん「バーサーカー(の称号)ならもらいます」

*****

ツキナミ「自分の探索者、どちらもミフネさんに刺されてるんですが(なおPLは猫)」

*****

里原『あーーーもう、名乗ってやるよ! 教えは父の里原威俐、師は後藤鋼樹。柳木道場所属剣術家……里原薫。参る!』
緋月『こちらも名乗らせていただきますね。変幻自在の剣術、紫天緋月流の第10代目継承者、緋月紫。参ります』

*****

れいらん「表彰式は無貌の神の提供でお送りします」
ぴー「山の神を出せーーー!!!」
無謀の神『トロフィーは……落ちてるしこれでいいか』

 

感想

めちゃくちゃ楽しかったです!!!(大声)

途中、メモを取ることすらできない程思いっきり笑わせてもらいました。休憩中、父親から「お前窓閉めてないからめちゃくちゃ煩かったんだが」と言われましたが後悔はありません。むしろ、濃密なRPの数々を録音できなかったことを後悔しています。録音環境がなかったことを恨むしかない……。

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どれもこれも素晴らしい試合でしたが、特に猫の精神的にヤバかったのがエキシビションマッチの里原薫vs後藤鋼樹でした。

不定の狂気中で里原君のことを忘れている後藤君が、自分を師範と言い張る弟子の存在に苦しみながらも日本刀を振るいました。辛勝でしたが、師弟対決を制せて良かったです。

ところが、試合後に「俺といつ出会って、いつスカウトしたか思い出せないだろ?」と里原君から現実を突き付けられたことが辛くて辛くて……何処となく覚えがあるはずなのに、思い出せないんだよなぁ……。

結果的に、里原君は剣術家の修行のために緋月さんの道場に行くことになりました。おこしやす、京都。また、共に和気藹々と話ができることを楽しみにしています。

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……時間の都合で実施できませんでしたが、この対戦もいつかやりたいです。

改めまして参加者の皆さん、本当にありがとうございました! お疲れ様でした!!