リーフィアと歩む緑の軌跡

大好きなリーフィアとともに歩む日常。最近はクトゥルフ神話TRPGを嗜んでいる。

猫がリーフィアと共に皇居外苑を一周したら、こうなった。

こんにちは。ざっそうを愛する猫と申します。

突然ですが、今日半日を使って皇居外苑の散策をしたので、その成果をブログにまとめることにしました。

事の発端は昨晩。連勤で精神的に参っていた中、何とか勝ち得た休日にすることを考えていた時に、ふと思いついたのです。

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皇居外苑をじっくり見てみたい、という憧れは前々からあったものの、なかなか実現する機会には恵まれませんでした。そもそも猫の居宅から皇居まで軽く1時間以上はかかる上、たまの休日に疲労を重ねる真似をしたくない気持ちが強かったのです。

ただ、今回の疲労感はどちらかというと精神的疲労の方が強いと思ったので、普段行かない場所に行こうという気持ちになったのでした(ここ最近、ほぼ職場と居宅との往復しかしなかったことも原因かと思われる)

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そんなわけで皇居に行く決意を固めたものの、何もなく行くのもつまらないと思った猫は、自室にあったリーフィアのぬいぐるみを鞄に押し込みました。

余談ですが、他にも幾つかリーフィアのぬいぐるみがある中でこの子を持って行ったのは、特に可愛くてお気に入りだったからです。あと、きちんと自立するぬいぐるみは撮影が楽そうだと思ったからです。

こうして準備を整え、11時頃にいざ出発。とりあえず地図アプリに従って電車を乗り継ぎ、二重橋駅まで向かいました。

ただ、駅ホームまでは着いてリーフィアのぬいぐるみを置いて写真を撮ったものの、後は野となれ山となれ精神もとい「急いでないなら迷子になっても別にいいし迷子になるのも散策の醍醐味」な考えを持つ方向音痴猫は、地図を見ぬまま駅周辺をぐるぐる回る羽目になりました。

途中、面白そうな美術館の展示がありましたが、さすがに両方を見る余裕はないと思ったので、諦めて皇居方向(だと思う方に勘を頼り)に向かいました。

当たり前ですが、リーフィアのぬいぐるみを置いて写真を撮っている二十代後半猫に対する周りの目は冷たかったです。この辺りから気にすることは止めました。

そうして、ようやく皇居外苑へ。

案内図を見ながら、何があるのかを簡単に確認した上で改めて一周歩く決意を固めます。せっかく来たのだから、見られるところは全部回ろうの精神で進むことにします。

ちなみに、身バレが怖かったので実際に写真を撮った時刻とTwitterに画像を投稿した時間は意図的に開けました。短くて5分程度、長くて1時間程度でしょうか。

それと、謝罪の意を込めてお伝えしますが、途中で「皇居周回は逆時計回りがマナーです」と書かれた張り出しを見つけました。気付くのが遅かったので、画像の現在地から「時計回り」で回ってしまった愚かな猫と同じルートは進まないようにしてください!! 次回からきちんと調べてから行くことにします。思い立ったら即行動も考えものです。

まずは、二重橋から。既にTwitter上に誤字が見られるのですが気にしないでください。当時の猫は、鞄からおっかなびっくりリーフィアのぬいぐるみを取り出して写真を撮るのに必死でした。ただ、建造物自体は非常に重厚な趣があって見応えがありました。

次に、桜田門です。ほう……と心の中で吐きながら、猫は鞄からいそいそリーフィアのぬいぐるみを取り出すのでした。なお、この辺りでようやく「そういえば皇居外苑なんだから周辺に国の重要施設がいっぱいあるのでは!?」「しまった! この場所を触媒にFGOのガチャ引けばよかったのでは……!?(手持ちの石ほぼ0の民)」と思ったとか何とか。

刑事ドラマが好きな猫ですが、近くに見える建物が警視庁だと理解するまでに時間がかかりました。気付いた時には喜び勇んで写真を撮りに行ったのですが、リーフィアのぬいぐるみを取り出した不審猫に対し、信号を挟んだ向こう側にいた警備さんの視線が厳しかったです……。

国会議事堂も見えたので、切り替わりの早い信号を潜り抜けて写真を撮ってきました。さすがにリーフィアのぬいぐるみを携えて近付く勇気はなかった。

この辺り(桜田堀近辺)で少し立ち止まって休憩しながら、とあるセッション用に作成したキャラクターシートの編集作業をしました。Safariの調子が悪すぎて困る。

少しずつ勾配が上がったり下がったりと、外周を回っている感を覚えながら半蔵門を通り過ぎました。

途中、千鳥ヶ淵公園を通って幾つかの像を見ながら、葉がなくなった桜の道を歩いて行きます。

ただ、ここで地図を見ていなかった弊害が。本来なら北の丸公園の方向に進むはずだったのに、信号を右に曲がってしまったために田安門と清水門を見逃してしまったのです……やらかしました。次回行く時はそちらを重点的に回ろうと思います。

※ちなみに、問題の信号を曲がった直後の画像がこちら。

乾門の側には、普段あまり見かけない歩行者用信号のボタンではなく、タッチ式の歩行者用信号がありました。こんなものもあるのか……。

そして、いよいよ皇居東御苑へ。何も考えずに門へ向かいましたが、手荷物検査を経て入場無料で中に入ることができました。ありがたい。

天守台の石垣がとても高かったので、その大きさが少しでも伝わるように撮影できたのがお気に入りポイントです。今更ではありますが、リーフィアのぬいぐるみを置くときには周囲にいる方々の迷惑にならないように気をつけて撮影しています。

全く分からないと思いますが、雨がパラパラ降り始めてきたので、折りたたみ傘を差しながら歩いています。途中、本丸跡の芝生がありましたが、リーフィアのぬいぐるみが濡れるのを嫌って写真は撮りませんでした(後から撮っておけばよかった、と後悔したとか)

汐見坂を下りて二の丸雑木林を進み、諏訪の茶屋を巡り、二の丸庭園と菖蒲田を見ていきます。ここら辺で足にガタが出始めており、疲労感も相まってTwitter上の投稿が少しずつ遅れています。ただ、猫のテンションだけは常にハイでした。

猫がこういう雰囲気の休憩所が大好きな上、誰もいなかったので少しだけ凝った写真を撮りました。かなりお気に入りの写真です。

この写真を撮るために鞄からリーフィアのぬいぐるみを取り出したのですが、途中で女子小学生達から奇異の目で見られたのが今日一で辛かったです。だって石垣が良かったんだもの。仕方ない。

その後は(写真は撮っていませんが大番所を経て)百人番所から大手門へ。途中、三の丸尚蔵館を見るかどうか迷いましたが、まさかの閉館時間。勿体ないことをしました。

本来であれば大手門から入って汐見坂を登って本丸まで向かうのが正規ルートなので、開館時間までに入れていたのですが……ドンマイです。

大手門を出ると、ちょうど直線上に東京駅が見えます。疲労感も大きかったのでここで終わろうとも思いましたが、ここまで来てしっかり一周したかったのでもうひと頑張り。桔梗門と(投稿はしていませんが)坂下門を見送ります。

そして、遂に二重橋の石畳まで戻ってきたのでした。

その後、途中で見かけた東京駅周辺の銀杏がとても綺麗だったので、今度こそ外苑を逆時計回りで引き返して東京駅方面へ向かいました。イルミネーションも綺麗でした。

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そんなわけで、リーフィアのぬいぐるみと共に巡った皇居外苑でした。密かに「人生で一度はやってみたい」と思っていたことだったので、終始ハイテンションで回れました。非常に楽しかったです。

ただ、皇居外苑に関する事前情報を入れなかったので、一般的な知識しかない状態で回ることとなりました。そのため、堀や石垣を見てその技術の高さに感動したり、江戸時代に思いを馳せたりする程度のことをしました。ただ、いつも働き詰めの猫にとってはそのぐらい頭を空っぽにして見ることができて逆によかったかもしれません。

生憎の天気ではありましたが、正直晴れている日に行っていたら陽射しが厳しくてもっと辛かったと思いますし、きっと観光客も多かったのでこんなにのんびりとリーフィアのぬいぐるみを置いて写真は撮れなかったと思います。これは僥倖。

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最後に、今回猫はこのようなルートで皇居外苑を回りました。約2時間に及ぶ皇居外苑巡りwithリーフィア歩数計を見たら15000歩くらいになっていたとか。

この機会に、運動不足な人や綺麗な景色を見て気分をリフレッシュしたい人は、皇居外苑に行ってみるのはどうでしょうか。そんなわけで、こんな独り言のようなブログ記事を最後まで見ていただき、誠にありがとうございました!