リーフィアと歩む緑の軌跡

大好きなリーフィアとともに歩む日常。最近はクトゥルフ神話TRPGを嗜んでいる。

猫が「Fate/Grand Order Fes. 2023 夏祭り ~8th Anniversary~」に両日参加したら、こうなった。

こんにちは。最近は専業主猫として家事に奔走している猫です。

今回は題名のとおり、「Fate/Grand Order Fes.2023 夏祭り ~8th Anniversary~(以下、「FGOFes.2023」と表記)」のオフレポとなります。なお、本文中に「Fate/Grand Order Lostbelt No.7(第2部第7章)黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン」までのシナリオのネタバレを一部含みます。閲覧の際にはご注意ください。

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●概要

そもそも「Fate/Grand Order(以下「FGO」と表記)」というのは、「TYPE-MOON」と呼ばれるクリエイタープロダクションが手がけた、スマートフォン向けRPGのことです。独特の世界観や濃厚な設定、複雑に絡み合うキャラクター同士の人間模様、そして心揺さぶられるストーリー展開が多くの人を魅了し、根強いファンの人気を獲得しています。「FGO」は、TYPE-MOONが2004年に発売したPC向けゲーム「Fate/stay night」から続く「Fateシリーズ」の一つとして今も多くのファンの心を掴み、2023年7月時点で2800万DLを突破しています。
(余談ですが、Fateシリーズはゲーム・アニメ・コミカライズ・劇場版はもちろん、各種派生作品がめちゃくちゃたくさんあります。詳細はFateファンに聞いてください)

今回、猫のオフレポは、2023年7月29日(土)と30日(日)に幕張メッセ国際展示場 展示ホール9~11内で開催された「FGOFes.2023」の展示企画・展示ステージについてとなります。FGO8周年を記念して、ゲームに関するさまざまな催し物や体験型アトラクションが楽しめたり、記念グッズや限定フードが購入できたり、豪華声優陣や開発スタッフによる特設ステージが行われたりと、FGOファンにとってはまさにお祭りイベントです。
若輩者ではありますが、猫もまたFGOを楽しむマスターの一人として、相方ことツキナミさんと共に会場に行ってきました。

 

●チケット確保

いくら新型コロナウイルス感染症が第5類に認定されてイベント開催自体が寛容になったといえ、チケットの当日販売はありません。

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「FGOFes.2023」に入場するためのチケットは事前抽選と先着販売があり、ファストチケット(有料)は事前抽選を勝ち取った者のみ参加できる追加抽選に当選した猛者のみ得られる権利です。展示ステージの座席が確保できれば一番良いのですが、最悪入場券だけでも当選しないと会場の中に入ることすら叶いません。
ちなみに、チケットを予約する際には一人で二人分のチケットしか確保できない点、「申込者」と「同伴者」にはそれぞれ顔認証登録が必要になる点、そして「同伴者」は「申込者」になれない点に注意が必要です。

ところが猫さん、ここで痛恨のミス。29日(1日目)のチケットの抽選予約をしなかった! 馬鹿猫!!

幸いなことに30日(2日目)の入場券チケットは当選したのですが、29日(1日目)が確保できなかった以上、先着発売戦線に勝利するしかない。そこで猫さん、汚名返上・名誉挽回するべく、チケット購入5分前に携帯のアラームを設定してサイトを開いて張り込みました。途中、同伴者の個人コードが分からなくなるトラブルが発生したものの、無事に29日(1日目)のチケットを確保したのでした。
なお、30日(2日目)はファストチケットの追加抽選に当選したので、29日(1日目)は一般入場枠、30日(2日目)はファストチケット枠での両日参加が決定。過去のFGOFesに何度か行ったことはありましたが、両日共に参加するのは今回が初めてです。


●前日準備

ただのファンイベントと侮るなかれ。イベントとは其即ち「戦(いくさ)」であり、戦を前にして無策で挑む将など皆無。何が言いたいかというと、出発前には準備が必要だということです。
そもそも入場券チケットを確保したと言っても、当日はすぐ会場に入れるわけではありません。FGOFes.2023を目当てにしている人達が一箇所に集まる以上、展示企画・特設ステージ、記念グッズや限定フードを楽しむためにはどうしても列に並ばなくてはなりません。しかも今年は「屋外で待機列を作る」と公式からの事前発表がありました。令和の夏真っ盛りの屋外で並んで待つのがどれだけ大変か推して知るべし。

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以下、画像に掲載されていないものも含めて、猫達が当日相談した上で持参したお役立ちグッズについて触れていきます。

・折り畳み椅子:待機列を作る際の個人的必須グッズ。ずっと立ったまま、歩いたままの状態は何かと辛いので、あると便利。軽くて丈夫な素材がおすすめ。画像は100円均一のもの。
・保冷バッグ:冷たい飲み物が最後まで飲める優れもの。当日は画像よりも一回り大きなものを持参したが、助けられることが多かった。
・ペットボトル:ペットボトルに入れて凍らせたスポーツ飲料や麦茶をタオルに包み、保冷バッグに入れた上で持参。最低でも一人あたり1リットル分は欲しい。
・ペットボトルホルダー:飲み物の温度を一定に保つためのグッズ。追加で購入したペットボトルを入れるのに大活躍。
・急冷パック:患部を冷やして冷却効果を得るためのグッズ。万が一の時の保険。今回は使わなかった。
・熱さまシート:意外と活躍する(と猫は勝手に思っている)暑さ対策グッズ。額に貼ると体感温度が段違い。
・汗拭きシート:冷感効果のあるグッズ。今回はあまり使わなかった。
・タオル:過去に購入したFGOのイベント限定タオルを首に巻き、日焼け防止と汗拭きに利用。冷感効果のある薄いタオルがあるとさらに良い。
・塩飴:手軽に塩分を確保できる上、味自体も美味しいので特におすすめ。
・ウエットティッシュ、マスク、ハンドクリーム:新型コロナウイルス対策グッズ。ハンドクリームは除菌効果のあるものを持参。
・ビニール袋、ジップロックTwitterを見て急遽持参したグッズ。ゴミを処理したり手に入れたグッズを保管したり、その用途は多岐に渡る。
・割り箸:限定フードを食べる時用のもの。もちろん会場でも貰えるのだが、万が一に備えて持参。
・扇子:仰ぐと風が感じられる日本古来の冷感グッズ。軽い。当日会場で団扇を貰えたので実はあまり活用しなかった。
・折り畳み傘:晴雨両用のもの。コミケの待機列で差すのはマナー違反だが、今回は公式から許可が下りたため持参。あるのとないのでは雲泥の差だった。
・日焼け止めクリーム:この時期外に出る時に無いと詰むグッズ第1位。なお、耳は意外と塗り忘れるので注意が必要。
・帽子:この時期外に出る時に無いと詰むグッズ第2位。長時間外にいる場合は必須。
・薄手の上着:こんな暑い中長袖を着るのはおかしいとも思うが、こんな暑い中肌を露出して数時間外にいる方が絶対にまずい。
・携帯充電器:この炎天下でスマホの電池が1日中保つはずもない。両日共に存分に活用した。ケーブルも持参しよう。

上記以外にも、宿泊用グッズや酔い止めや服用薬などを持参しましたが、取り急ぎ大事そうなものはまとめました。ただ、どれだけ準備しても暑いものは暑いので、最低限自分の体調を崩さないためにどんな物が必要なのか考えた上で用意した次第です。そして、イベントに参加する際何よりも大事なことは、充分な睡眠を取ること! もちろん、猫達も前日は7時間ほど睡眠を取りました。


●29日(1日目)入場前

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いよいよ29日(1日目)朝、猫とツキナミさんは揃って自宅を出発。途中で朝食を摂りつつ現地まで移動しました。ところが「1日目は開場1時間前には現地に着いていよう」と相談したはずが、開場時間(本来は9時開場)を10時と間違えていたせいで開場30分後(9時30分頃)になってようやく待機列に並びました。一般チケットよりもファストチケットの方が入場が先になるとはいえ、一般チケットの人達も列の先頭から入場し続けて列が動いていたので、折り畳み椅子はあまり使えませんでした。
そこで、帽子を被りながら襟に冷えピタを貼り、首に巻いたタオルで汗を拭きつつ日傘で直射日光を防ぎ、水を飲んで塩飴を舐めて少しずつ歩いて、入場できる時を待ちました。運営スタッフから戴いた団扇も使いましたが、風がそれなりに吹いていたので助かりました。コミケ待機列に比べれば短い時間とは言え、日が昇りきって陽射しを遮るものがない状況は正直かなり辛かったです。

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手荷物検査を受けた後、電子チケットのQRコードを読み取りながら顔認証を行って、10時40分頃にようやく入場できました。


●29日(1日目)入場直後
「1日目はあくまでも下見。」ツキナミさんと何度も綿密な打ち合わせをして導き出した結論でした。
そもそもファストチケットで入場できない以上、目当ての場所に行ったとしても確実に並ぶ。場合によっては、並んだとしても本懐を成し遂げられません。そこで、1日目であらかじめ混みそうなブースに目星を付けておき、2日目入場後に速攻を仕掛ける作戦を立てたのでした。

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猫「うわーーーー!! 今年のウェルカムロードすっごーーーーい!!!」
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猫「あ! ゴンドラのところにマナナンいますよ、マナナン!!」
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猫「所長ーーー!!! 所長でけぇーーーー!! (パシャパシャ)また後で来ますねーーー!!」

まさに時代はハイテンション猫。自称お上りさん。ツキナミさんの先導がなければ猫はその都度足を止めていたでしょう。

こうして寄り道をしてしまいましたが、猫の1日目における最優先事項は決まっていました。足早に会場奥の方へ移動します。

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辿り着いたのは「わくわくカラフル エリセランド」……FGO内の過去のシナリオに関連した幾つかのアトラクションが遊べるブースでした。しかし、猫はアトラクションを遊びに来たのではありません。推しに会いに来たのです。

ツキナミ「猫さん、ありましたよ!」
猫「本当ですか!? ありがとうございます!!!」

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猫「わああああああああ!!! 会いに来たよジャンヌーーー!!! 可愛いよジャンヌーーーーッ!!!!!」

今回のイベントに際して書き下ろされた猫の推しの一人である「ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ」の新規絵のパネル。他にもさまざまなサーヴァントの新規絵のパネルが会場の至るところに展示されていましたが、そのパネルから会場内でしか聴くことができない撮り下ろしボイスが聴けるのです。言うまでもなく、猫によって今回のイベントの最優先事項の一つでした。
武内崇先生の美麗イラストと坂本真綾様による可愛いボイス。まさに神の所業。此処は冬かクリスマスか。いや違う今は夏だ。しかしサンタは真夏にも現れることが証明された。ありがとう! ありがとう! ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ!!


●ドリンク購入列

新規イラストと撮り下ろしボイスに満足したところで、次の目的地に急がなくてはなりません。ツキナミさんとは一旦解散し、猫はそのまま外にある「カルデアキッチン」へ移動しました。

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このブースでは、FGO内のシナリオやサーヴァントに関連したフードやドリンクを購入することができます。そう、猫はジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィをモチーフにした「トナカイさんのカラフルかき氷 ~じるクン人形を添えて~」を食べなければならない。推しのフードを食べずして何が推しだ。たとえかき氷自体はただのかき氷だとしても、そこに少しでも推しの成分があるなら食べなければならない。これは義務なのです。

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こうして、猫は約1時間弱ドリンク購入列に並んで、無事に推しのフードを購入することができたのでした。ツキナミさんと合流するまでの間いろんな角度からかき氷を撮影しました。猫は満足です。肝心のかき氷の味ですが、掛けられていたシロップがなかなか美味しかったです。
何とか休憩エリアの椅子が確保できたので、ツキナミさんと合流してから、彼に頼まれて購入していた他のかき氷やドリンクも一緒に食べたり飲んだりしました。フード購入列に再度並ぶ胆力はさすがになかったので(フードとドリンクは別扱いのため、ドリンク列に並んでいてもフードは購入できません)、あらかじめこうなることを見越して買っておいたパンも食べました。ちなみに、この時のフード列は約90分待ちでした。


●コレクションカード購入

何とか一息吐いたところで、次の目標を相談することになりました。
自分の好きなサーヴァントと写真撮影ができる「英霊召喚フォトスタジオ」と、特定のサーヴァントによるイベント限定バイノーラルのフルボイスを楽しめる「BAR蜘蛛の巣」の整理券は既に完売。各種限定グッズが手に入る「縁日エリア」は長蛇の列。イベント限定グッズを購入できる「カルデアマーケット」の整理券はツキナミさんが確保していたものの、軽く見積もってあと4時間ほどかかりそう。入場口で貰っていた場内周遊型のリアル脱出ゲーム「モリアーティvsモリアーティ 『MAKUHARI』からの脱出」の問題用紙は、謎を解く時間がどのくらいかかるか分かりませんでした。というか正直な話、猫にはそもそも謎が解けそうになかったのでした。

猫「あの、実はコレクションカードが欲しくてですね……買いに行ってもいいですか」

そこで提案したのが、今回のイベントで発売しているコレクションカードの購入。もともと気になってはいたのですが、何しろ380枚の中から推しを引き抜ける確率があまりにも低いため、前日まで買うかどうか逡巡していました。しかし、もしツキナミさんが「カルデアマーケット」に行くのであれば1ボックスずつ(A・B・Cの全3パックがあるので、この場合3ボックス)買おうと思ってお願いしていたので、早めに手に入れられるなら確保しておきたかったのです。おかげさまで何とか早めに手に入れられましたが、その時点で既にCパックがボックス(箱)販売ではなくパック(袋)のみ購入になっていました。全ラインナップを見てもCパックは人気サーヴァントが目白押しだったので仕方ないですね。


FGO THE EXPERIENCE ~ナウイ・ミクトラン~

購入ブースの近くでは「FGO THE EXPERIENCE ~ナウイ・ミクトラン~」が上演されていました。FGO第2部第7章の物語を、超大パネル2枚を駆使して楽しめるブースです。なお、映像は今回のイベント用に特別編集されており、会場限定のフルボイスで上映されていました。前方に交代制の座席があり、その後ろには立ち見席に並ぶ方々がたくさんいました。上映1回につき約30分という長さにも関わらず、かなりの人がいました。
猫達も上映途中から立ち見で観覧。前半部分が見たかったのでもう一周しようとしたら、猫の持っていた荷物が人混みに巻き込まれて前方に放り出され、結果的に座席で観覧することができました。後方の立ち見席は全体が見渡せる利点がありましたが、前方の座席は大迫力の映像と演出が味わえる魅力がありました。
上映を見ながら泣いている方もいらっしゃいましたが、猫もネモマリーンの辺りで涙腺が緩みました。オルガマリー立体造形が作られている以上、所長の見せ場は多かった印象です。イシュキックとテペウの関係やサッカの件、イスカリについて入れる余裕がないのは残念ですが仕方ないとしても、デイビットとテスカトリポカの出番はもう少し多くても良かったのでは!? 一方、カマソッソ君とトラロックの出番はたくさんありました。それにしてもカマソッソ君は相変わらず声が大きい。ORT君の終盤の演出はさすがの一言。あのシーンは実際にゲームをプレイしていた時に鳥肌が立ったので……。


●カラフル サーヴァントすくい

二度目の上映を観終わって何度目かの合流を果たした後、意外にもエリセランドのアトラクションが比較的空いていたので、そちらに並ぶことにしました。f:id:leafiness:20230810205306j:image
猫達が最初に体験したのは、「カラフル サーヴァントすくい」と名付けられたスーパーボール掬いです。ぐるりと一周流れ続けるスーパーボールをポイで掬い、その個数に応じて特製スーパーボールが貰えます。ポイが予想より硬かったおかげで、猫は2個掬うことができました。なお、隣で掬っていたツキナミさんの掬い方が神がかっていたので三度見くらいしました。二人の報酬を合わせて全4種のスーパーボールを揃えられたので結果オーライです。


●マンドリカルドくん八艘飛び

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次に体験したのは、「マンドリカルドくん八艘飛び」と名付けられたアトラクションです。ちょうど人混みが捌けた頃合いだったので10分弱並ぶだけで体験できました。てこの原理の要領で専用台の端をハンマーで叩き、台に置いてあるボールを飛ばして前方にある的の指定された箇所に張り付けられれば特製ステッカーが貰えます。
スタッフ「あんまり強く叩くと明後日の方向に飛んでいくので気をつけてくださいねー」
猫「(一投目だから優しく打とう……このくらい?)」
\一投目命中/
\体験終了/
猫「えっ(もっとやりたかった…………!!)」
成功しました。ありがとうございました。ツキナミさんもなかなか良い箇所に飛ばしていたのですが、マジックテープの粘着力が弱くなっていたのか勢いが強すぎたのか張り付きませんでした。


●29日(1日目)ゲーム最新情報

猫達が2つのアトラクションを体験した頃、会場奥のステージ「Grand STAGE」では開発スタッフがゲーム最新情報を公開しているタイミングでした。ゲーム最新情報こそFGOfes.2023最大のサプライズ。毎年多くの参加者がゲーム最新情報を現地で見るために集まっていると言っても過言ではありません。猫達も巨大モニター前に立ち見で陣取り、その時を待ちました。そして、いよいよ公開された今年の水着イベント情報!
立ち絵のみ公開されていた円卓騎士達の霊衣解放!
新規水着サーヴァント情報!
そして、待望の水着アルトリア・キャスター実装!!

会場一同「わあああああああああああああ!!!!!」

大絶叫に大歓声。猫も負けず劣らず大興奮。叫ばずにはいられません。この場にいるプレイヤー達の誰が発狂しないでいられると思いますか。無理です。

ツキナミ「『聖剣、抜刀』が出てきたら耐えられないと思っていたら本当に来ちゃいましたねぇ……」
猫「あの演出は反則だ……っ、引かないといけない……!」
二人「……水着キャストリアの情報の後に来る鯖って誰??」

FGOは周年イベントごとに強力かつ大人気のサーヴァントが実装され、それが誰なのかは2日目最後の展示ステージで公開されるのが通例でした。つまり、1日目の情報はどちらかといえば前座扱い。しかし、「アルトリア・キャスター」はFGOを牽引する超強力な補助サーヴァントの一角。そんなサーヴァントの後に公開される周年サーヴァントとは一体誰なのか。期待に胸が躍る反面、何だか怖くなりましたが、どうせ引くことになるんだからいいか。


●特設展示・チャレンジクエス

ゲーム最新情報を見た後、ツキナミさんが確保していた「カルデアマーケット」の整理券番号順が近づいていたので一旦解散。猫は会場を適当にぶらぶらしながら、会場内に点在している特設展示を見て回りました。途中、侍JAPANFGOがコラボしているグッズを見つけて衝動買いしたり、キャラクターに扮して歩くぬいぐるみ群を見つけて写真に収めたりしました。単純に歩いているだけでしたが、それだけでFGOの世界観を味わえる素晴らしい空間でした。

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最終的に猫が辿り着いたのが「モルガンスタジアム」、会場奥にある「Grand STAGE」の中継をしたり別の催しを実施している第二のステージ。ちょうど「チャレンジクエスト 〜女王の試練〜」の決勝ステージ開始直前だったので、ステージ前方に陣取って様子を見ることにしました。

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「チャレンジクエスト」とは、FGO内で行われている特殊戦闘をいかに最高火力で突破できるのか競うゲームです。制限時間内でどれだけ自分のサーヴァントを強化して火力を上げるのかが鍵で、レベリングや強化はもちろん、編成やプレイヤーの技量が試されます。決勝に残ったとあって、どの方も非常に考え抜かれた編成を組んでいて凄かったです。当たり前のように水着伊吹童子レベル120・宝具5を所持している方々が猛者でないはずがないんですよ……素晴らしかったです……!


●ライブ中継

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そのままステージ前方に座っているとツキナミさんが合流してくださったので、二人揃って1日目最後のステージ中継を見ました。豪華声優陣による面白おかしいバラエティーが終わると、特別ライブステージが披露されました。ライブステージはどのボーカルも素晴らしい声色を響かせてくださいました。金管楽器はもちろん、和風の音調に合わせて三味線や箏、篠笛に巨大和太鼓まで揃った特別感溢れるライブになっていたのが印象的でした。特に、和太鼓の力強い音は会場の端から端まで響くほどの大迫力。何度も聴いた曲がプロの方々の手によって目の前で披露されて感動せずにはいられませんでした。


●29日(1日目)退場後

ライブが終わった直後、明日もあるので二人揃って早めに退場しました。数駅離れてはいるものの、会場近くにホテルを確保していたのでそちらに移動し、近くの居酒屋で夕飯を終えてようやく一息。明日はファストチケットがあるとはいえ、7時半には現地に行く予定だったので、夜は寝る準備を速やかに進めるつもりでした。

猫「コレクションカード開封するぞーーー!!!」

それはそう。ここで推しのカードがなければ2日目に追加で買わなくてはいけないため確認は必須です。猫はBパックとCパックを1箱ずつ、ツキナミさんはA・B・Cパックを全て1箱ずつ購入していたので、出てきたカードを並べながら確認していきました。

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まず、二人共オベロンがめちゃくちゃ出てきました。ツキナミさんはご自分の推しである両儀式を無事に引き当てて、猫も狙っていた推しのサーヴァントを大半引き当てられました。なお、何枚か引けなかったカードがあったので2日目にも箱購入を決意したとかなんとか。お互いの推しや気になっていたカードを交換し合いつつ、X(旧Twitter)で2日目参加を表明していたフレンドの推しサーヴァントや、ツキナミさんの妹さんの推しサーヴァントのカードを仕分けていたら、あっという間に23時過ぎ。これはマズイと、慌てて寝支度を整えて即就寝しました。


●30日(2日目)入場前

朝、猫とツキナミさんは朝食を済ませてホテルを出発し、予定よりも少し遅れて現地に到着しました。昨日のカード開封の儀が予想以上に楽しかったせいで翌朝寝坊しただなんてナイナイ。
ファストチケットは、列形成時点から一般とは違う場所に促されました。すぐに手荷物検査を受けて、電子チケットのQRコードを読み取りながら顔認証を行うと、ファストチケットに記載されている番号に従って列形成を行います。並ぶ場所は番号毎にあらかじめ決まっているのですが、下二桁50ずつしか表示が貼られていないため、自分の場所を確実に把握するためには自主的に周りの人達に番号を聞く必要があります(一応、開場前にはスタッフさんが全員のチケットを確認して正しく番号順に並べているかどうか確認してくれます)なお、今回に限っては猫がちょうど節目の下二桁50だったので迷うことなく辿り着けました。

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それにしても暑い。1日目は1日目でもちろん暑かったのですが、2日目も2日目で変わらず強い陽射しが頭上から襲いかかってきました。1日目と違って列があまり動かなかったため折り畳み椅子が使えたのは僥倖でした。しかし、1日目に比べて奥まった空間に列を形成していたので、それほど風を感じられませんでした。風がないと体感温度は段違いです。1日目同様の暑さ対策は行いましたが、入場開始時間を待つのは相当大変でした。ただ、さすがはファストチケットというべきか、入場開始時間の9時になるとすぐに列が動き始め、9時10分頃には入場することができました。


●30日(2日目)入場直後

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2日目の優先順位は、1日目の下見を踏まえてあらかじめ設定していました。猫の最優先事項は「英霊召喚フォトスタジオ」の整理券確保。続いて、「テスカトリの射撃訓練場」への参加。そして、「カルデアキッチン」のフードメニューにある「セタンタが焼いた召喚フランク」を入手することです。一方、ツキナミさんは昨日購入できなかった限定グッズを求めて「カルデアマーケット」の整理券確保に動きました。お互い行動方針は決まっていたので、今回はフォトスタジオの整理券を確保した後すぐに別れて移動しました。余談ですが、「BAR蜘蛛の巣」も魅力的ではありましたが、二人共に推しのサーヴァントがいなかったこと(いたとしても優先順位はあまり高くなかったこと)、恐らく今回のイベントにおける激混みブースの一角だったことも相まって、作戦会議の段階で参戦を見送っています。


●テスカトリの射撃訓練場

フォトスタジオの整理券番号まで少しだけ時間があったので、「テスカトリの射撃訓練場」に移動しました。1分以内に、7発の弾で7枚の的を倒すという射的ゲームです。三人の中で最も多く的を倒した人、もしくは6点以上獲得した人は特製ステッカーが貰えます。なお、1日目では相当混み合っており、最も混んでいた時には待ち時間90分。ところが、ファストチケット入場後15分の時点では待ち時間20分という表記。これは幸いと思ってすぐに並びました。ちなみに、並んでいる最中にはアトラクションに関連したサーヴァントの専用ボイスも聴こえてきます。これがまた面白いのなんの。
自分の手番になって初めて銃を握った時の感想は「軽っ!?」の一言に尽きます。プラスチック製の銃のため非常に軽く、片手だけで楽々と持てました。銃の寸法も短いため、右手で引き金を引き、本来なら肩に当てて衝撃を抑えるプレート部分が左手ですっぽり抱えられるレベルの大きさ。要は子供用の玩具です。ただ、コルク弾を銃口に詰める際には注意が必要で、押し込めすぎず緩すぎず、バランスよく入れないと真っ直ぐ飛びませんでした。

結果、猫は7発中5発命中させ、同率1位タイで無事特製ステッカーを手に入れました。並んでいる際には6発命中させた人や全弾命中させた人もいたので、こればかりは運がよかったとしか言えませんが……。


●英霊召喚フォトスタジオ

ちょうど「英霊召喚フォトスタジオ」の整理券番号が迫っていたので、整理券を片手にブースへ移動しました。整理券を求めて4列の巨大な列が形成されているのを横目に、人がほぼいない撮影エリアへ。
FGO内で実装されている約330体以上ものサーヴァントの中から一人と写真撮影ができる「英霊召喚フォトスタジオ」は、例年のFGOfesでも大人気のブースの一つです。過去に最も混んでいた際には待ち時間300分を達成していたほどの人気ぶりで、猫達は未だかつて体験したことがありませんでした。猫は誰と一緒に写真を撮るか迷いに迷った結果、今回のイベントで取り上げられていたジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィと一緒に撮影することにしました。
ただ、今回からサーヴァントを再臨ごとに選択できるようになったので、再臨が変わったサーヴァントと撮影すればよかったと少しだけ後悔しました(ゲーム内では再臨≒進化すると衣装や雰囲気が変わるキャラクターがいるのですが、ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィは再臨しても衣装が変わらない)。ちなみに、「再臨ごとに衣装が変わる推しと撮影したほうがいいよ」という猫のアドバイスを踏まえたツキナミさんは、ボイジャー第3再臨(宇宙飛行士スタイル)と撮影していました。ポーズまで合わせて撮影していて羨ましかったです。ところが、撮影エリアに入った猫さんは非常に興奮しており、サーヴァントを変更する等という冷静な判断力はありませんでした。

スタッフの方に「あの、ここって撮影しても大丈夫ですか!?」と尋ねた上で上記の写真を記念に撮った後、撮影ブースへ。某プリントシール機への妙な既視感を覚えながら、自分の選択したサーヴァントと記念撮影。撮影チャンスは一度しかないので注意です。おかげさまで、猫は汗まみれの状態で撮影して無事に写真映り終了。残念ながら、しばらく写真は見返せなくなりました。サーヴァントが映っている左半分だけ切りたい所存です。


●フード購入列

2日目の優先順位は残り一つ。写真撮影後、猫はすぐにフード購入列に並びました。猫が並んだ時点で待ち時間は約40分。昨日よりも想定される待ち時間が短いとあって、気持ちにも少し余裕ができました。2日目参加予定だったフレンドことイルハさん、カルデアマーケットに向かっていたツキナミさんとDM内で連絡を取り合い、注文を聞き合いました。

イルハ「ドリンク(列)に並んだ。どうする?」
猫「実は昨日ドリンク食べた(飲んだ)んですよねぇ」
ツキナミ「昨日飲めなかったの頼めればですかね」
猫「ジャンヌリリィのカラフルかき氷をお願いします」
猫「推しのフードは2周せねば」

一方で、猫は猫で三人分のフードをまとめて注文しました。まさかフードで5000円以上払うとは思っていませんでした。なお、猫が狙っていた「セタンタが焼いた召喚フランク」は一人10本(連)まででしたが、さすがに10本も食べられないので2本だけ購入。他のお二人も2本ずつ欲しいとのことだったので、合わせて6本購入しました。このフランクフルトの棒には当たりがあり、それを引けば特製クリアファイルが手に入るとあって、フランクフルトの引き渡し列だけ異常な人気でした。みんなガチャを引きたいんだなぁ……気持ちは分かるぞ。猫もそうだからな。


●休憩エリアで合流

フードを受け取り、既にドリンク購入済だったイルハさんと休憩エリアで合流しました。あらかじめ確保してくださった席を引き継ぎ、全員が合流できるまで「トナカイさんのカラフルかき氷 ~じるクン人形を添えて~(2回目)」をシャクシャク食べました。しばらくするとツキナミさんが先に合流。イベント会場内で購入できるお面を被った上カルデアマーケットで購入したばかりの法被を着て、全力でイベントを満喫していました。そして、いよいよ「セタンタが焼いた召喚フランク」を食べることに。なお、猫が6本購入した際、スタッフさんが2本ずつ分けて袋に入れてくださったので配分が楽になって助かりました。

ツキナミ「あ、当たった」
猫「はぁ???」

何故かツキナミさんに渡したフランクフルトが2本とも当たっているんですが??? イベントに参加して初めて食べたけれどそんなに当たるものなんですか!? 猫さんの分は1本も当たりませんでしたが!!?
その後、カルデアマーケットに行ってきたイルハさんと合流し、フードとドリンク代等を清算した後、購入したフードやドリンクを三人食べながら雑談に花を咲かせました。実際、ここまでの間ずっと体に負担しかかけていないので、重い荷物を下ろしてゆっくり休憩できるのは正直助かりました。

イルハ「こっちも(フランク)2本当たり出たんだが」
猫「……逆に猫の運が良すぎなのでは???」

後々ツキナミさんからクリアファイルを1枚譲ってもらったし、実際フランクフルト自体は美味しかったので猫は満足です。召喚フランクフルトを6本中4本以上当てた猛者がいれば猫に教えてください。


●「モリアーティvsモリアーティ 『MAKUHARI』からの脱出」

この後どうするのかという話になった際、イルハさんがリアル脱出ゲームを解こうとしていたので便乗することにしました。元々ツキナミさんは1日目の時点で解く気満々だったので良いとして、猫は頭を使うゲームが不得手でした。ただ、クトゥルフ神話TRPGの歴戦プレイヤーのイルハさん・ツキナミさんの二人が一緒ならきっと大丈夫だろうと、これまで同卓してきた故の確信がありました。
実際、猫が散々困っていた謎解きの解法をイルハさんが速攻で導き出したり、これまでの情報をもとにツキナミさんが正しい解法を精査したりしてくれました。猫は二人が導き出した解法を基に地道に答えを求めたり、情報を照らし合わせて気になることを述べたりと、二人のサポートに回りました。なお、序盤・中盤はイルハさんのアイデアが光り、終盤はツキナミさんのアイデアが活きました。これぞまさに、三人寄れば文殊の知恵。猫だけでは到底解けなかった謎ですが、二人の御力があって無事にクリアしました! 謎を解明して特設エリアで答えを提示すると、先着で特製ステッカーが貰えます。

……正直な話、猫がいなくても二人だけでどうにかなったので、猫は便乗させてもらっただけです。頭が回るようになりたい。


●トイレ列

ここで不意の尿意に襲われた猫。近くの女子トイレに行くことにしたのですが、そこには長蛇の列がありました。アトラクションもかくや。比喩なしに男子トイレの30倍近く並んでいて驚愕しました。ツキナミさんを長時間待たせるのは申し訳なかったので、事情を話して一人で別のブースを回ってもらいました。ちなみに、ツキナミさんが別のブースのアトラクションを1回体験した後もトイレの列が途絶えていなかったので、猫は実質30分以上並んでいたことになります。前述したリアル脱出ゲームのエンディングムービーを見たりFGOを周回しながら順番を待ちましたが、それにしても異常な混みようでした。


●スプラッシュ・カラーズ

何とかトイレ地獄を抜けてツキナミさんと合流し、イルハさんとの再合流までの時間、イベント会場内を散策することにしました。縁日エリアにも寄ったのですが、この時点ではほとんどの商品は売り切れていました。

そこで、1日目で満喫した「エリセランド」で唯一体験していなかったアトラクションである「スプラッシュ・カラーズ」に並ぶことにしました。2~3人一組になって、制限時間内で画面上の的に向かってボールを当てるシューティングゲームです。その時の待ち時間が約20分と比較的短かったので、これ幸いと並んだ次第です。
事前に「難しかった」とツキナミさんから話を聴いていたのですが、想像以上に難しかったです。何が難しいかと言えば、複数のボールが画面上に当たると反応しないので、タイミングを見計らって投げないといけないことです。パターンが同じとはいえ、画面上を巨大な的(=コロンブスの卵)が左右に動き回るのも厄介でした。待ち時間中も他の参加者の様子を見ていましたが、100%を達成している方はいませんでした。

ちなみに、このアトラクションでは最終スコアに関わらず特製ステッカーが貰えますが、最終スコアに応じてキャラクターのボイスが変化するようです。


●立ち見席

U-オルガマリー大統領の立体造形前でイルハさんと合流し、三人で向かったのは「Grand STAGE」の立ち見の陣取りです。1日目に引き続き、2日目のゲーム最新情報はFGOfes.2023に来た以上、見過ごせない一大イベントです。周年キャンペーンの詳細や、周年イベントで実装されるキャラクター発表を現地で見てこそ、ここまで来た甲斐があるというもの。
同じことを考えている方はやはり多く、ステージ開始1時間半以上前にも関わらず、ステージ周辺には人集りが形成されていました。人の流れに従って立ち見エリアの後方に辿り着いたのですが、既に周囲にはたくさんの人がいるにも関わらず、後方を見るとさらに人が集まってくる様子がわかりました。あまりの人混みで、イベント会場内は空調が効いているはずなのにやけに暑く感じると共に、周辺の空気が薄かったように思います。なお、1時間半もの間、三人でFGOを周回しながら雑談して過ごしました。月に数度はTRPGに明け暮れ、共にFGOを嗜む者同士、会話のネタには全く困りませんでした。
ちなみに、三人共2023年7月末時点で開放されているメインストーリーを全て踏破しているとはいえ、ツキナミさんとイルハさんはマスターレベルが160(現状170が最高レベル)を越えており、当たり前のようにレベル120のサーヴァントを複数保有しているFGO熟練者です。対する猫は、マスターレベルが160に達しておらず、レベル120のサーヴァントは1人もいないFGO中級者(強調)です。

余談ですが、この時間でツキナミさんがダヴィンチちゃんを呼符で2人引きました。許せねえ……! いや、そのサーヴァントは猫の推しなので大事にしてください……っ!


●30日(2日目)ゲーム最新情報

遂に始まった「カルデア放送局 8周年SP」!! 序盤、初めて披露された「Memorial Movie 2023」フルバージョン解禁に度肝を抜かされました。あれだけの人数が一切声を発さず、固唾を呑んで見守る様子は壮観の一言に尽きました。なお、ジャンヌ・ダルク及びジャンヌ・ダルク・オルタ推しの猫は胸を押さえて動悸と絶叫を抑えるのに必死でした。突然推しの美麗映像を叩き付けられたら猫は死ぬんですよ!!!
また、9月に発売が決定している「Fate/Samurai Remnant」の最新PVが公開され、アルジュナFGO内で実装されているサーヴァント)と巴比倫弐屋(縮緬問屋の名前。某サーヴァントの象徴ともいえる)の映像に会場から歓喜の声が上がります。

その後に発表された周年キャンペーンの詳細の中でも特に魅力的だったのは、自ら引きたいサーヴァントを各クラス1人ずつ選択し、計9人から必ず1人を引けるという「デスティニーオーダー召喚」です。自分の手で最強のガチャが作れることに魅力を感じないはずがありません。まさに「Fate(運命)」を呼び寄せるのに相応しいシステムでした。

そして、1日目で紹介された水着イベント2023の情報について振り返りがあった上で、更なる最新情報があるという発表がありました。

カノウ「実はですね、霊衣まだありまして」
マフィア梶田「おや、終わりじゃなかった?」
カノウ「いっちゃいましょうか。スライドいきますよ。4騎目の霊衣サーヴァントは、こちらとなりまーーす!」

猫「あああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

ここまで語った諸々の最新情報が頭から吹っ飛んだ瞬間です。猫さん大暴走。斜め後ろにいたツキナミさんの服を引っ張りながら今年一番の大絶叫を上げました。ごめんなさい。でも後悔は全くしていません。いやぁあのですね、猫さんそのキャラ好きなんですよ。猫のカルデア内でも最速かつ爆速で絆レベルが上がり、7月末時点で最も絆レベルが高いサーヴァントでした。水着実装決定なんて堪えられません。ありがとうございますありがとうございます。

カノウ「それでは、皆さんと共に8周年のサーヴァントを呼び込みたいと思いますよー。せーの、5・4・3・2・1、どうぞーー!!」

猫「うおおおおおおおおおおおお」※星5キャスター蒐集中のためガチャ決定
ツキナミ「うわああああああああああああ」※FGOの全サーヴァント蒐集中のためガチャ必須
イルハ「(財布が)終わった……」※推しの水着サーヴァントが実装したため宝具5になるまで終わらないガチャ開始

何で猫の知人全員にクリティカルするサーヴァント実装するんです!?!? 所長が実装すると思っていたのに、突然猫の視界外から凄まじい勢いでぶん殴られたような気分でした。もちろんトネリコ実装自体は嬉しいんですが!!
某メインシナリオのネタバレ満載ですが、非常に強力かつ人気サーヴァントの実装に、もちろん会場中が凄まじい絶叫に包まれました。配信ライブを見ても全く聞こえないと思いますが、「サーヴァント キャスター、トネリコ」というボイスの瞬間、「聖剣遥か夢の名残」という宝具が開示された瞬間、某メインシナリオの冒頭BGM直後に「希望孵す夏の水鏡」という宝具が開示された瞬間と、少なくとも3回は大歓声が上がっています。会場中の熱気が一体になった瞬間でした。
その後、「Memorial Movie 2023」で流れた「flowers」の特別ライブが行われ、再度会場に静寂が訪れます。涼やかで美しい美声でした。こうして「カルデア放送局8周年SP」は無事に終了し、ひいては「Fate/Grand Order Fes.2023 夏祭り ~8th Anniversary~」は閉幕を迎えたのでした。


●30日(2日目)退場後

会場から出る人混みでごった返す中、三人は最寄り駅である海浜幕張駅まで歩きました。もちろん、三人の手にはスマートフォンが握られています。先程発表されたサーヴァントをガチャで引くためです(※注意 危険なので歩きスマホはやめましょう)。駅に到着してから入場制限のためホームに上がる階段の前で立ち往生しつつ早速ガチャを引き、三人共トネリコを1人引くことができました。ただ、イルハさんは止まることなくタップを続けていましたが……。
イルハさんと別れ、猫は心身共にくたくたではありましたが、ツキナミさんと共に帰路に着きました。なお、「11連ガチャを引いてほしい」と頼まれたので彼のマイルーム(お気に入りのキャラクターのボイスが聞ける機能)をオベロンに変更してから引いたところ、2人目のトネリコが出てきたとか。猫はマイルーム教を信じています。どうぞよろしくお願いします。


閑話休題(ブログ執筆途中の会話)

猫「いやだぁ……もうブログ書きたくない……。長い……終わらないよ……(沈)」
ツキナミ「何文字書いたんです?」
猫「10000字……」
ツキナミ「えっ」
猫「今フード食べたところ(2日目前半)……」


●総括

ここまでご覧いただき、本当にありがとうございます。「何で猫はこんなに長々と文章を書いているんだ……?」と何度か猫の心が折れかけました。
これまで一度も2日間FGOFesを体験したことがなかったこと、コロナ禍の規制が少しずつ解除されてイベントを純粋に楽しめる機会が戻ったこと、去年参加した「FGOFes.2022」1日目の「FGO THE DRAMALOGUE ―アヴァロン・ル・フェ―」の感想を書こうと思って結局できなかったこと……。いろいろな要因や思考が重なり、「今年こそは」という思いで、覚えている限り書き記そうと頑張った次第です。正直「来年も同じことをしろ」と言われてもできる自信は全くありません。何しろ今回のオフレポ、17000字くらいあるので……。

所感として、開催日程の両日あれば、FGOFesのイベント会場を一通り回って体験することができると思いました。過去に1日だけ参加したことは何度かありますが、どうしても全部は回れませんでした。だから、「FGOFesを目一杯楽しみたい」という方は、頑張って両日のチケット確保をオススメします。
ようやくブログ更新が終わったので、8月11日(金)18時から行われる夏限定のイベントシナリオを堪能してきます。あと、バイノーラル録音のフルボイスが体験できる「BAR蜘蛛の巣」のサーヴァントボイスの映像がYouTubeに投稿されたので、時間のある時にゆっくりと楽しみたいと思います。

どうか皆さん、これからも楽しいFGOライフをお過ごしください。