リーフィアと歩む緑の軌跡

大好きなリーフィアとともに歩む日常。最近はクトゥルフ神話TRPGを嗜んでいる。

【4年目】猫がKPとしてCoCシナリオを繰り返したら、こうなった。

クトゥルフ神話TRPGの世界観の沼に浸かり続けて四年目を迎えた猫です、こんにちは。

この文章はクトゥルフ神話TRPG歴が四年となった猫が、いつ、どんなシナリオをプレイしてきたのか忘れないための備忘録的なものです。要は一人語り。読まなくても平気です。なお、こちらはKP編です。

「そうだ、お酒飲もう。」「やっぱり、お酒飲もう。」「反逆過剰ブレイカー」「勇者が死ぬまでは。(マーダーミステリー)」「狂気山脈 ~邪神の山嶺~」「海も枯れるまで」「全国学生探索者最強決定戦」「闇室 ーThe Dark Roomー」「告別私記」「海の藍にはまだ遠く」「紅葉の館」のストーリー詳細と顛末、要はシナリオのネタバレが含まれますので、PL予定の皆様はこの先の閲覧はお控えください。ネタバレをしても後悔しない方のみどうぞ。

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2021年10月10日「そうだ、お酒飲もう。」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:イルハ・のれん・宮沢輝/PC:美凪獣(作家)・平本のどか(古物商店主)・丸山西治(私立探偵)・後藤鋼樹(郷土史家)

一言:このシナリオは周回可能(PLの3分の1が踏破済)

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支部にて閲覧数5000回を突破した、自作お酒シナリオの第6陣です。今回は、ネット界隈の優秀な方々によるココフォリアの部屋素材を利用したり、ロゴ作成サイトでオリジナルのロゴを作成したりと、知り合いのKPの皆様からご助言をいただきながらココフォリアの部屋を少しだけ凝ってみました。

猫の知人にたくさんこのシナリオを回しているため、参加者の中には初見勢も周回勢もいたのですが、みんなで楽しくお酒を飲めば問題ない一本道シナリオなので大丈夫です。

さて、今回の宅飲み会場はKPCの鋼樹君の剣道道場。みんなでお酒を持ち寄り、PLもここぞとばかりにリアル飲み会を始めるのでした。なお、猫も用意したお酒を片手にKP役に徹するはずでしたが、セッション前日に人生で一、二を争うレベルで頭を強く打ち付けて悶絶したため(万が一の場合、お酒を飲むと脳に異常が出ることを恐れて)、大事を取ってツマミとオロナミンCを片手に参戦しました。

そんなわけで宅飲みRP開始!! 今回はキャラクターとしても、プレイヤー同士としてもたくさん語ることができました。そもそも久しぶりのセッションということもあり、TRPG界隈の方々とお話ができたこと自体が本当にありがたかったです。

あと、KPがお願いしなくても勝手に《酔っ払い判定ロール》を何度も振ってくれるの助かりました。全員見事に酔って後半戦に入れたのでKPとしてもホッと一息吐けました。

例の依頼を快く引き受けて、ザッと依頼を熟して、あっという間にセッション終了。時間としては2~3時間ほどのセッションでしたが、宅飲みの楽しさを少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。これに懲りず、現在執筆中の続編もよしなに。

 

2021年12月11日「やっぱり、お酒飲もう。」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:イルハ・こたつタコ・のれん・宮澤輝/PC:美凪獣(作家)・佐々木ノエル(学生)・平本のどか(古物商店主/古物研究家)・丸山西治(私立探偵)・後藤鋼樹(郷土史家)

一言:これぞ本当の「酒の肴」ということですね!?(セッション中に真理に気付いた猫)

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仕事の山場を抜けて何とか休みが取れそうだったので、ようやくのことで完成した宅飲みシナリオの続編のテストプレイに行ってきました。

Twitterで募集をかけたところ、ありがたいことに前作を経験したことのある方々が集まってくださいました。なお、このテストプレイのためだけにイルハさんが事前にこたつタコさん相手に前作を回してくださったとか。その節は感謝しかありません(聞き専もさせてもらいました)そして、今回の探索者たちのほとんどは、今年10月に前作を踏破した子ばかり。おかげさまで心置きなく今作を回すことができました。

今回の宅飲み会場は美凪宅。やけに足の多い息子さんには人型になっていただき、何とかSAN値チェックなしでお邪魔しました。

こたつタコ「グラス空いたから離席するわ」
のれん「ビールが温くなるーーー!!」
猫「はやく梅酒開けたいーーーー!!!」

既にリアルでお酒を飲んでいるPLと、乾杯の音頭待ちの他PLとKPとの温度差を潜り抜け、遂に待望の宅飲みへ。新しく用意したテーマ表も活用しながら、どんどん《酔っ払い判定ロール》を振ってもらいました。

イルハ「スピリタスタワー作ります」
丸山『ちょちょっ、煙草消すから!』
後藤『窓窓! 窓開ける!』
佐々木『いけいけーーー!!』

そんなわけで、獣ちゃんは軽率にスピリタスタワーを建設し、ノエルさんは嬉々として自作の醸造酒の話を始め、のどかちゃんは男性陣の動きに同人誌ネタを見出し、丸山君は女性陣に気を配る常識人枠になりました。何だこれ。

その後に待ち受けていた怒涛の展開を受け入れてもらえるかどうか非常に不安でしたが、KPはあくまでもノリと勢いに任せて進めていきました。

改めて考えると少し強引な進行が多い(かつアドリブに任せた部分が多い)ように思えたので、その辺が上手く進むようにシナリオに反映させたいと思います。あと、技能を振って出せる情報をもう少し増やそうかと。

何よりも、当たり前ですがお酒に酔っている状態であちこち好き勝手してもらったので、いざ進行しようとした時にどうやって全員を合流させるか相当悩みました。これはKPの手腕にかかってきますね……。

結果的には予想通りの展開になりましたが、セッション終了後、「猫の出目は死ぬ」と想定した上でシナリオを作っていたことに気付かされました。言われるまで分からないものです。

こうして、テストプレイは約3時間強にて終了! 日付を跨いでしまって申し訳ありませんでしたが、とても面白い会となったと自負しています。

またの機会があれば、どうぞよろしくお願いします!

 

2021年12月12日「反逆過剰ブレイカー」たぬき様作

KP:猫/PL:宮澤輝/PC:丸山西治(私立探偵)・後藤鋼樹(郷土史家)

一言:ブチ切れている丸山君、最高でした。

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12日朝2時頃に決定した突発卓。互いに喋り足りなかったこともあり、RPの足りない部分を補えるシナリオに心当たりがあったので、持ち帰ってきた仕事の進捗そっちのけでココフォリアの部屋を速攻作りました。自作したロゴがお気に入りです。

そんなわけで、初手から謎の空間に閉じ込められた2人。スピーカーから聞こえる謎の声に耳を貸すことなく出口を探す流れになります。

後藤『……っと、こんなもんだろ(《日本刀》に成功して扉に13ダメージを与えてぶち壊す)』
丸山『おっかねぇなぁ』

その後に登場した敵も、2人で協力しながら見事に倒していきます。それにしても、丸山君の《ナイフ》がダメージ2d4なのに4以下を出さないという安定感たるや、目を見張るものがありました。羨ましい限りです。

また、探索のために足を踏み入れた部屋の中で施設内で行われている惨状を知り、二人に怒涛のSAN値チェックが入りました。SAN値がゴリゴリ削られて青褪めた顔をしていた後藤君を気遣う丸山君、本当にイケメンでした。何でここまで気配りできる人間がモテないんだろうなぁ……?

宮澤「扉入りますかね」
猫「じゃあ一緒に蹴破りますか」
丸山・後藤『3、2、1……オラァッ!!』

二人同時に扉を蹴破り、遂に黒幕との対面へ。既に必要な情報を提供していたこともあり、油断せずに対応してくださってすばらしかったです。そして敵に対するヘイトもバッチリでした。ええ、ここまでは良かったんですよ。

猫「一応(呪文の効果)確認させてくださいね……うわ、これ(後藤君が)MP消費すれば(戦闘)終わるのでは……?」
宮澤「えっ、後藤君ヨグパンチ使えるんですか!?」
猫「そうなんですよね。さすがにすぐ(戦闘)終わらせるのはアレなので《日本刀》がファンブらない限り使いませんが」

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二人「嘘ぉっ!?」
宮澤「これ日本刀折れません!?」
猫「いやいやいや!! さすがに折りたくないので!!」
丸山『鋼樹お前何やってるんだよ!?』
後藤『……悪ぃ。すっぽ抜けた』

そんなわけで、後藤君の愛用していた日本刀は天井に突き刺さったのでした。何がどうしてそうなった。猫に聞くな。その後、呪文は最後の手段に取っておき、一応持参していた別の日本刀を使って応戦することに。何ともお恥ずかしい限りです。

一方で、丸山君の出目が光るのなんの。最終決戦中、ダメージ2d4で7か8しか出しませんでした。女性には手を出せないが男性には思いきり切りつける丸山君、最高です。きっと悪い笑顔でナイフを振っていたんだろうなぁと予想が付きます。

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そして、終盤でようやく後藤君の出目が戻ってきます。さすが、戦闘中に一度はファンブルを出す(と、猫の中では有名な)不幸体質。転んでもタダでは起きませんでした。それにしても、どこかのタイミングで《日本刀》を振る前に前口上喋りたかったなぁ(個人情報保護と負担削減の観点から断念せざるを得なかった)

エンディング描写を話しているうちに、先日の飲み会で丸山君が零していた裏話が話題に上がってきました。丸山君もまた、暗い過去を内に秘めた人物なのです。

後藤『悪い奴が善行を積んじゃいけないなんてことはないし、逆にいい奴が悪い行いをすることだってある。何より、お前自身が悪いことをしたわけじゃないっていうなら、素直に(感謝状を)受け取っといてもいいんじゃねえのか?』

抱えていた悩みを零す彼に対して(実際のRPは大分噛んでいたので細部は違うかもしれませんが)、後藤君なりに気持ちの籠もった言葉は伝えられたのではないでしょうか。少しでも丸山君が過去と向き合い、前を向こうとしてくれたのなら幸いです。

またいつか、気持ちを新たにした丸山君と再会できることを信じて。

 

2021年12月18日 マーダーミステリー「勇者が死ぬまでは。」ゴブリンハウス様作

GM:猫/PL:れいらん(HO1戦士)・ぴー(HO2僧侶)・あさ(HO3魔法使い)・ツキナミ(HO4狩人)

一言:草加診療所メンバーで初マダミスTRPG

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事の発端は、某有名実況者の皆様方が行っていた「勇者が死ぬまでは。」の実況放送を見たことでした。視聴したい気持ちに負けてネタバレ覚悟で開いた生放送が、本当に本当に楽しかったのです。
そして、こんな楽しいTRPGを、今度は自分のよく知るメンバー(草加診療所面子)で回したらどうなるのか。期待に胸が膨らんだ猫は、速攻でシナリオを電子データで購入した後、いつものメンバーの集うDMで呼びかけたのでした。

声をかけた時は、土壌は違えどクトゥルフ神話TRPGのKP経験はある程度積んでいるし、何とかなるだろうと軽く考えて準備を始めましたが、ユドナリウムの使い方が全く分からなくて詰みました。せっかくデータがあったのに宝の持ち腐れでした。

その後は、ココフォリアで情報を提示できないかどうか試行錯誤したり、放送で見たエンディングがオリジナルだと気づいて慌てて画像を自作したり、時間管理がうまくいく気がしなかったため制限時間で終わる落ち着いた曲をネットで探したりしました。いつも以上に部屋準備には気を遣ったと思います。

また、当日は進行の順番決めや、質疑応答に対する回答の仕方などで頭を悩ませました。そんな時、PLの皆さんが当日の進行案を出してくださったり、時間管理が上手く行かなかった時に教えてくださったり、猫の操作ミスで情報カードが表を向いた時にフォローしてくださったりと、本当にお世話になりました。改めてTRPGは参加していただくPLの方々がいてこそだと実感しました。

そんなわけで、いつものメモです。もちろん、ネタバレは含まれておりません。

【遅れてきたぴーさん、最初の一言】
ぴー「そば屋の出前です」
れいらん「かけそばください」
猫「温かいそばください!」
あさ「カレーうどんください」
猫「カレーうどんww」
ツキナミ「カレーって言うつもりだったのに、その上をいかれた」

*****

【最初の情報カード配布の際の一言】
ツキナミ「みんな、勇者が死んだんだぞ!?」

*****

【情報を集めながら】
れいらん「アークナイツ周回している場合じゃない」
あさ「何してるんですか」

*****

【僧侶が一番レベルが低いことに気付く】
ぴー「ステータスが足りないと装備を盛らないといけないんだよ」

その後、全体会話の序盤をツキナミさんの語尾の考察に費やした後、一気にRPへと切り替わる瞬間が最高に格好良かったです。さすが歴戦のプレイヤー達でした。

なお、拙いながらもGMとして進行しつつ、猫は皆さんの推理を聴いてニコニコしていました。めちゃくちゃ楽しかったです。日付が変わった後もお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

初めてのマダミスGM草加診療所面子で集まれて嬉しかったです。また是非、別の卓でもお会いしましょう。

 

2021年12月31日「狂気山脈 ~邪神の山嶺~」まだら牛様作

KP:猫/PL:イルハ・こたつタコ・トト丸・ぴー/PC:美凪阿層偽天・大森衛・ダリル・ドーソン・昇山岳(全員登山家)

一言:「狂気山脈」雑草卓第2陣、見事な登頂劇となりました。

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2021年正真正銘最後の卓(KP編)は「狂気山脈」でした。

今回は第1陣と異なりPL4人用のため部屋を調整しなければならず、ついでとばかりにシーン作りを拘った結果、セッションの約30分前にようやく準備が終わりました。あまりにも終わらなすぎて「終わらないいいぃ誰か助けてえぇ!!」とパソコンの前で叫ぶ猫がいたとか。ただ、その分クオリティだけは何とか確保したくて、今の猫にできるだけの力は出し切ったつもりです。

そんなわけで登山です。当初、《ナビゲート》初期値の継続探索者(しかも思い入れが強い子)のキャラシを見た時にはひっくり返りそうになりましたが、その後新規探索者を作成していただき、他の方々の能力値も見て胸をなで下ろしました。

以下、ネタバレを含むセッション中の会話のまとめとなります。ブログ記事作成にあたってメモを提供してくださったぴーさんに、この場をお借りしてお礼申し上げます。いつも本当にありがとうございます! ぴーさんのブログ更新もお待ちしています!!

【KP「大森さんが第一次登山隊に参加できなかった理由は?」】
こたつタコ「何だろう……毒きのこを食べたとか?」

*****

【コージーのキャラクター紹介後】
ぴー「装備が対照的だぁ(キャラ画像が裸ムキムキお爺さん)」
KP「そりゃ裸だからなぁ!!」
ぴー「心が綺麗な人しか見えない装備です」

*****

【装備決定のためにアイコンを出した結果】
猫「(「自分だけ見る」が選択される)こらこら勝手に見るんじゃない」
猫「(「非公開にする」が選択される)隠すんじゃない」
猫「(「回転する」が選択される)回すんじゃない」
こたつタコ「小学生の先生みたい」
トト丸「(PLの)悪戯が小学生みたい」

*****

【処理に困るので序盤からクリティカル出さないでもらえます!?】
KP「それじゃ、登山に向けて肉体強化をしてもらいます。適切な技能を振ってください」
ぴー・トト丸「はいクリティカル」
KP「ぐぬぬぬぬ……!!」

*****

【おや……? 山男の様子が……?】
ぴー「今日の出目はいいぞ?? これは山」
KP「第二の山ができる!?」

*****

【ダイスの女神が微笑んでいます】

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トト丸「飛ばしてるねぇ」
KP「ぴーさん、久々のクトゥルフ楽しいなぁ!?」
ぴー「クトゥルフ楽しいぃ!!」

*****

【80ある技能が二度も失敗するとかある??(ある)】

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猫「あああああ……!!」
トト丸「猫さん失敗してるぞ」
イルハ「ファンぶってるなあれ」
ぴー「手番が来る前にNPC死なない? 平気??」

*****

【一度失敗すると人はこんな反応をする】
KP「(シークレットダイス振る前に)私が失敗するとお思いで?」
ぴー「おい、自分の出目見て言ってみろ」
イルハ「おう出目見せてみろよ」

*****

【ダリルさんが高山病でもKPとしてイベントを進行させなければならなかった結果】
K2『おい、みんな外に出てみろ。いい景色だぞ』
こたつタコ「のんきだなあ。申し訳なさが微塵もねえぞ」
トト丸「高山病の仲間への思いやりの欠片もねえ」
猫「止めて今描写どうしようか考えてるので(笑いをこらえつつ)」

*****

【コージーを上手いこと説得するトト丸さん】
ダリル『人を頼るのは決して恥ずかしいことではない。だからこそ、人を頼ってくれ。一流の人間なら、そうするだろう?』
コージー『そうだな! 俺は、一流のアルピニストだからな!』
ぴー「コイツの扱い方分かってきたぞ??」

*****

【順調に5000mを越えたPL達の一言】
イルハ「初日が嘘のようだ」
トト丸「いやー、3000mは強敵だったなぁ」
KP「そうでしたね……そうでしたね!!(元凶)」

*****

【コージー君、発狂場面で出目が光ってしまう】

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イルハ「あれ? ここでコージー発狂の予定だった?」
KP「今どうしようか考えてるから言うんじゃない!!!」

*****

【7000m地点にてコージーが脱落する際】
ダリル『山を下りるのはいい。諦めてもいい。だが、どうか、山を嫌いにならないでほしい。全員で戻ってきたら、また別の山に登ろう』
こたつタコ「じゃあ護身用にライフル渡しておこう」
ぴー「俺からは、ここまでの地質調査の結果をまとめたレポートを」
トト丸「きっとペンダントとか持っているからそれを渡すか」
コージー『おいおい、お前ら冗談じゃないぞ!?』
イルハ「じゃあ、最後に言葉だけ残そうかな」
美凪『まるで形見分けのようですね』

*****

【第一次登山隊の一員が残した手記を読んで一言】
こたつタコ「くっそーーあの時毒きのこ食ってなければーー」
トト丸「台なしだよ!!」

*****

【運命を変えた、9000m地点の天候決定ロール】

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KP「うっそぉ!!? これは! 快晴無風です!!(クリティカルで天候決定ロールの失敗を1つ帳消しにする処理をしていたため)」
PL達「ここだ! ここで5ピッチ登るしかない!!」
こたつタコ「これは運だけマン」

*****

【登頂記念写真】

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トト丸「これは大森(タイマーセット後に)戻れずに倒れるよ」

*****

【おや……? 山の様子が……?】
ぴー「さっき『動かない』って言ったじゃないですかーー!!」
KP「さっきは動いていませんからねぇ!?」

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【PCの運命を分けるロール】

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全員「出目が腐ったーーーーっ!!?」
こたつタコ「猫さんの出目だから信じてました」

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こうしてKPの不運も相まって、雑草卓第2陣はNPC含めて全員下山を果たしました。本当におめでとうございます! 年末最後にPCの死骸を積み上げるかもしれない不安に押し潰されそうでしたが、PLの皆さんがダイスで最高の結果を勝ち取ったこと、KPとしても嬉しく思います。

また、エンディングでもそれぞれの個性が表れていて素晴らしかったです。儀天ちゃんのエベレスト単独登頂および他メンバーによる富士山初日の出を見る会の詳細はいつ聞けるのでしょうか……!? あと、セッション後に何やらよく分からないネタをぶっ込んだことはお詫びしますが、くれぐれも音源はご内密でお願いします!!!

改めまして、2021年も本当にありがとうございました。2022年でも、皆さんとまた卓を囲める機会があることを楽しみにしています!

さて……そろそろ、続編の準備を始めるか……。

 

2022年1月3日「やっぱり、お酒飲もう。」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:イルハ・えみりぃ・リュート・宮沢輝/PC:美凪阿層偽天(登山家)・六月一日宮琥珀(作家)・沖津根永久(YouTuber)・南野志門(私立探偵)・如月琳(ディレッタント

一言:お酒シナリオ続編はいいぞ。

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新年最初の卓はお酒シナリオとなりました。予定が空いたこともあり、Twitter上でPLを募集したところ参加者がたくさん集まりました。突発卓にも関わらず参加申請していただき、ありがとうございます!

前置きはともかく、今回のKPCである如月ちゃんの芸能事務所に集まってお酒を飲むことになりました。

毎度のことながら1d100で遅刻したかどうかを決めるのですが、今回遂に全員時間内に到着するという快挙を成し遂げました。素晴らしい。そして、前回忘れたダイスロールをきちんと振らせることに成功しました。良くやった自分。

そんなわけでPC達にお酒を飲ませつつ、PL達もお酒を嗜みました。ちなみにKPは梅酒を用意したのですが、開けようとした瓶が開かずに断念しました。悔しい。それにしても、お酒のツマミとしてケーキは合うのでしょうかね……?

満を辞して後半戦へ。例の如くPC達を急展開に叩き落としたわけですが、アレで本当にいいんでしょうかこのシナリオ……(作者が不安を覚える展開とは)

ただ、終盤で振らせた例のダイスロールが半分以上成功するとは思っていませんでした。改めて凄まじいダイス運です。ぐぬぬ

結果としては大団円でセッションは終了! 美味しいものと甘いものが食べたくなる卓でしたね。

 

2022年2月5日「海も枯れるまで」アキエ様作

KP:猫/PL:イルハ・れいらん/PC:美凪夢人(HO1)・朝霧海華(HO2)

一言:遂にこの日が来ました。

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約一年前にじいじさんに回していただいたシナリオを、今度は猫の手で回すことになった本卓。非常に有名な作品かつRP重視の秘匿HO制のシナリオです。万が一にでも失敗したら猫のKPとしての手腕が問われる(かも知れない)初卓とあって、序盤は大分緊張しました。

そんなわけで、例の如くネタバレ厳禁のため、セッション感想はふせったーにてまとめました。

https://fusetter.com/tw/azf8fSuV

ちなみに、彼らの行く末はEND①と相成りました。改めてお二方、本当にお疲れ様です。今回はありがとうございました!

 

2022年2月27日 マーダーミステリー「勇者が死ぬまでは。」ゴブリンハウス様作

GM:猫/PL:イルハ(HO1戦士)・トト丸(HO2僧侶)・えみりぃ(HO3魔法使い)・こたつタコ(HO4狩人)

一言:どったんばったん大混乱

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猫の仕事が多忙期ではありましたが、あまりにも予定が入っていなかったため、どうしても卓を囲みたくて夜九時という遅い時間帯から行ったセッションでした。無理な日程調整を快く受け入れてくださった皆さんに感謝しかありません。

そんなわけで、第二弾マーダーミステリー初心者会。なお、HOは各々の性格や特質に応じて速攻で決まりました。なお、個人的には、猫が用意したココフォリアの部屋が凄いと褒めていただけたことが嬉しかったです。

その後は進行表に従い、情報カードを引きながら秘匿会話へ。途中メタい考察も交えながら、各々にとっての真実を求めていきました。

それにしても、途中でえみりぃさんとイルハさんの考察が非常に冴え渡っていました。これにはさすがの一言です。こたつタコさんは重要な情報をどんどん抜き取ったばかりか、適切なタイミングで他のプレイヤーに回すのが上手かったです。トト丸さんは一貫して自分に課せられた目標の達成を目指して動いていて好感が持てました。このメンバー相手ならもう少し難度の高いシナリオを持ってきても楽しそうです。だが、猫はこれ以外のマダミスのシナリオをほぼ見たことがないのであった。完。

最後は投票先が分かれたため、急遽エンディング描写用の画像を新規で作ることになりましたが、皆さんらしい結末となりました。マダミス初心者プレイヤーの方もいらっしゃいましたが、少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。ありがとうございました!!

 

2022年4月2日「カタシロ」ディズム様作

KP:猫/PL:あさ/PC:里原椿(事務員)

一言:ここが地獄

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Twitter上で「カタシロと狂気山脈あたりはいつか行きたいと思いつつ縁がなさそうな気配がする動画解禁してしまうか……」というあささんのツイートを見かけて、それは勿体ないと思ってお声がけして立卓した今回のセッション。あささんとの久しぶりの卓ということもあり、非常に楽しみにしていました。

当初、里原薫・里原椿のどちらで参加するか悩まれていたので、KPとして「椿君で来ない方がいいと思いますよ」とお伝えしたところ、「『来ないでくれ』と言われたら行くしかないよなぁ!?」と、椿君で行くことになりました。猫は止めたのですが……。

そんなわけで、記憶を失った真っ白な椿君との対話が始まります。

・黙秘。自分だけが得をする道は好まない。相手がどのような状態に陥っているかによるが、両者にとってよりよい決断をしたい。

テセウス(乗組員)自身、そして周りの人が「それ」を元の船(テセウスの船)と呼べれるのなら、言える。逆に、テセウス自身が呼べないなら、別の船という扱いになる。

・自分がくじで当たったなら「これでいいんだ」と笑ってしまう。殺されてしまうことを受け入れてしまう。くじで当たった相手が自分の大切な人であれば、きっと止めてしまうと思う。ただ、大切な人が自分を止めたとしたら、生きている自分ができることを考える(くじというやり方自体を変えようとする)かもしれない。

どの対話も非常に興味深い内容となりました。特に「臓器くじ」の思考実験を持ち出した際、「誰かのために何かをすること」に固執している様子が垣間見られて、つい気になる質問を投げかけてしまいました。結果的に椿君の深掘りになったのなら、これ以上喜ばしいことはありません。

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それにしても、椿君の探索技能が成功しなくて笑いました。まさか、このシナリオで二連ファンブルが見られるとは思いませんでしたね……。

終盤の椿君が何を見て、そして何を考えたのか、それは後日伏せったーにて書き起こしたいと思います。今しばらくお待ちください。

あさ「今までの会話がクソデカブーメランなんよなぁ……いやああぁ……兄の方が決断早かったよなぁ……!?」
猫「私言いましたよねぇ。『椿君で来ないでください』って言いましたよねぇ?」
あさ「いやーーいやいやでも行くと言ったのは私。地獄を見に来たのも私なんよーー!」
猫「どうですか、ここが地獄ですよ」
あさ「ここは地獄ですね本当に……」
猫「お望みの地獄ですよ」

そんな感じで、猫が決定的な一言を投げかけてから、あささんは一生懸命悩んでくださいました。考えすぎて申し訳ないと仰っていましたが、考えるための時間を確保するためにセッション時間に余裕を持たせて開始していたので予定調和です。むしろ大いに悩んでください。KPとしては、こうして真剣に探索者について悩んでくださる姿が見られたことが有り難いのです。そして、今回のシナリオを通して、椿君が辿ってきたこれまでの軌跡と、精神的な成長が見られたことを本当に嬉しく思います。

このたびは雑草卓までお越しくださり、ありがとうございました。また次の卓でも、どうぞよろしくお願いします。

 

2022年4月16日「狂気山脈 ~邪神の山嶺~」まだら牛様作

KP:猫/PL:鞍馬・ツキナミ・あさ/PC:月無鈴裡(消防士)・宇佐美要(登山家/大学生)・天地星空(山岳写真家)

一言:それは、ダイス目とRPと本能による軌跡。

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あささんが「『狂気山脈』行ったことないんですよね」と呟いているのを猫が見つけたことが発端となった今回のセッション。猫の予定が空いている日付が少ないために、セッション前日になって日程が決まった突発卓でした。その節はご迷惑をおかけしました……。鞍馬さんとあささんは初絡みでしたが、通話を始めた直後から大分打ち解けてくださってよかったです。

セッション開始前から自己陶酔型ドMの消防士と、何でも記録をしたがる写真家が提出されて果たして大丈夫だろうかと不安に思いましたが、各々登山に懸ける思いを胸に、狂気山脈に挑んでくれました。ただし、今回の探索者の《ナビゲート》が全体的に見ればやや低く、月無さんに至っては某NPC君よりも数値が低くて本当に大丈夫かなぁと思ってはいましたが、あえて止めませんでした。

以下、ネタバレを含むセッション中の会話のまとめとなります。

【ダイスの出目が悪くなった時は】
あさ「私は悪くないんですよ。Enterキーが悪いんですよ」

*****

【所信表明】
鞍馬「今期はドMを極めるスタイルでいこうと思っています」

*****

【全員の自己紹介が終わって】
ツキナミ「これは理性崩壊パーティ」

*****

【初手コージー君に対する反応】
あさ「そのプライドをへし折りたい~~~」
鞍馬「泣いて媚び諂わせて跪かせたい~~~」
KP「でも分かる~~~」

*****

【ブリーフィング後、全員で写真を撮りたがる天地さん】
コージー『何で全員で写真なんて撮らないといけないだよ!?』
天地『こういうのはビフォーアフターが大事なんですよ! コージーさんの武勇伝のために必要なんです!』
コージー『……ふっ、そこまで言うなら仕方ないな。格好よく撮れよ?』
ツキナミ「ちょろ」
KP「私は今泣きそうなくらい笑ってます」

*****

【K2がダイスを振る際の一言】
ツキナミ「(不安なのは)ここで猫さんに振らせるってことですよ」
KP「こらこらこらこら~~~??」

*****

【このパーティ、なぜか3回も雪崩に巻き込まれている】
ツキナミ「ここに、雪崩が起こったらいつも引っかかっている自分がいるんですよね」

*****

【コージーが技能を成功するとこうなる】
あさ「よしよししておきます」
ツキナミ「コージーの武勇伝の写真集作れるな」
鞍馬「買います」

*****

【「悪夢を見た」というK2の前で】
天地『悪い夢って写真に撮れないから困りますよね。夢ってどうしても証明できないから』
あさ「サイコパスゥ」

*****

【コージー君、不定の狂気により泣きながら「山を下りたい」と言い出す】
KP「あささん、目標達成ですよ」
あさ「私の目標は達成されたんでありがとうって気持ちなんですけど」

*****

【《聞き耳》を失敗した天地さんを起こすために月無さんが蹴った件】
月無『蹴るなり叩くなり好きにしてください(土下座)』
天地『その姿(土下座)を取ってもいいですか?』
月無『好きなだけ撮ってください(歓喜)』
ツキナミ「じゃあ撮りますね」
ツキナミ「(土下座の写真は)持って帰れたら持って帰るくらいで」
天地『もし死んだら、この写真はあなたに渡します』
月無『絶対に死なせませんから(土下座しながら)』
あさ「凄くいい話しているんですけどね!?」
KP「今全部メモっています」

*****

【猫が書き下ろした手記を読んだ後に】
あさ「情緒がだめです」

*****

【360°カメラで撮影できる機材を《幸運》成功で所持していたことにした際】
ツキナミ「Googleマップに登録できるように」
鞍馬「この地域(狂気山脈)Googleマップに登録するんですか!?」

*****

【登山隊のフラッグを立てて】
宇佐美『K2さーーーん、カフカーーー、私やったよーーーっ!!』
ツキナミ「その(宇佐美さんの)姿を撮りたい」
鞍馬「その(天地さんの)姿を後ろから見てます」

*****

【断崖絶壁と洞の奥、どちらに進むか】
ツキナミ「じゃあ(どちらに進むか迷っている宇佐美さんに)手を差し伸べます」
あさ「それは反則ーーーっ!!」
ツキナミ「やばい、罪深くなりそう……(その後大事な《ナビゲート》技能を全て成功させるのであった)」

*****

【某神話生物を見た三名の反応】
天地『帰るよ!!(唯一正気で二人の手を引いていく)』
月無『何あれーー!? ねえ、何アレ!??(感情の噴出)』
宇佐美『カフカーー! もう嫌だーーーっ!!(金切り声の発作)』

何とかケイビングに成功した彼らは、穂高ちゃん達に助けられて下山を果たすのでした。一時はどうなるかと思いましたが、ダイスの出目が上手い具合に転がった末の全員生還、おめでとうございます。

天地さんは念願の写真集をまとめつつも、第二次登山隊の面々向けの写真集を全員に献本してくれました。月無さんは狂気山脈踏破以上の快感を求め、消防士を辞めて世界を旅するようになります。そして、宇佐美さんは友人の遺品を遺族の下に返しに行って「ネームタグは貴女に持っていてほしい」と告げられて受け取るのでした。各々にとって良いエンディングを迎えられたのであれば、KPとしてこれ以上ない喜びです。

こうしてセッションは無事に終了したのですが、15時開始(途中休憩込みで)28時終了という、KPとして未熟なばかりに時間管理が行き届きませんでした。本当に申し訳ありません。今後、このようなことがないように十分気をつけます……と、何度も言っているので信憑性がカケラもなさそうですが、いつも本気でそう思っているんです……。

ただ、それを抜きにすれば本当にどこを取っても充実したセッションでした。この度は参加してくださり、誠にありがとうございました。これに懲りずにまた同卓してくださると幸いです。

最後となりましたが、雑草卓も「狂気山脈」を第3陣まで回し終えました。これでようやく雑草卓でも、続編「未知なる山嶺を夢に求めて」が解禁できます!! ココフォリアの部屋作りは全く手付かずですが、猫が生きていれば年末年始を目処に頑張ります……(なお、予定は未定)

 

2022年4月30日「反撃過剰ブレイカー」たぬき様作

KP:猫/PL:ツキナミ・トト丸/PC:我家垂蔵(刑事)・霧原かすみ(元女子高生探偵)

一言:推しの活躍とRPを鑑賞する会。

「我家さんと霧原ちゃんの絡みが見たすぎて卓を開きたい」という衝動に負け、二人に対し真夜中にDMを送りつけて無理矢理立卓したセッションでした。ちなみに、例の短編(2022.04.08)で某失踪探偵に「あめには『草加葵は死んだ』と伝えてくれ」と言われている二人を指名して「いい加減お前ら絡めよ!!」と叫んだKPがいたとか何とか。

KP「それで、導入何やりますか!? とりあえず病室のシーンは用意しましたが」

あまりにも雑すぎるフリにも関わらず、文句一つ言わずに乗ってくださるありがたいPLの方々でした……その節は本当に申し訳ありませんでした……。

なお、本来であればKPCとPCのタイマンシナリオなのですが、「この二人は突然殺し合う関係じゃないから大丈夫」という謎の確信の下、改変を行いました。

以下、セッション中の会話をまとめたメモになります。何故お前はこういう時に限って録音していないんだ……っ!

【このKP、全く何も考えていないのである】
ツキナミ「時系列いつですか?」
KP「時系列から詰めましょう」

*****

【あめちゃんへの差し入れ(霧原ちゃん編)】
KP「童話とか好きだと思います」
トト丸「じゃあシャーロック・ホームズ
KP「何で??」

*****

【あめちゃんへの差し入れ(我家さん編)】
ツキナミ「①花、②果物、③暇つぶしできそうなもの」
トト丸「④プレイステーション5」
KP「何て??」
ツキナミ「リピートアフターミー」

*****

【1d100を振って病室に来る順番を決めることに】

KP「扉の前でバッタリ会ってくれ!!」
トト丸「どんな確率だよ」

*****

【二人の初対面は一年半近く前でした】
我家『あの時、草加さんと一緒にいた……』
霧原『草加葵の一番弟子の、霧原かすみです』
KP「私は何も言わないぞ……!」
トト丸「言いたい放題だから」
トト丸「《草加探偵事務所 所長代理 霧原かすみ》と書かれた名刺を差し出します」
ツキナミ「用意周到だなぁ……」

*****

草加あめ、初めてのダイスロール】
ツキナミ「我家さんのこと、覚えてるかなぁ……?」

KP「さすがに覚えてますよ(《アイデア》成功)」

*****

【目を覚ましたあめちゃん、霧原ちゃんとの初めての絡み】
霧原『(名刺を出しながら)草加葵の一番弟子の、霧原かすみです』
あめ『葵さんから、そんなお話は聞いたことがないですが……』
霧原『まあ、師匠はあんな人ですから』

*****

【まだ導入(むしろここが本編)】
ツキナミ「あの、時間かかってもいいですか」
KP・トト丸「いいですよ」
我家『……草加葵さんは死んだ、という話を聞きました』

*****

【差し入れの帽子をあめちゃんに被せながら】
我家『これはそうですね……探偵、いや、探索者の証とでも言っておきましょうか』
KP「ツキナミさん、あめちゃんのキャラシの職業欄には『探索者』って書いてあるんですよ……!?(情緒死)」
ツキナミ「すみません、知りませんでした」
KP「とりあえず今からななむーんさん(あめちゃんの立ち絵を描いてくださったリア友絵師)に連絡してきます」
文面『あめちゃんのイラストに帽子被せたいんですが構いませんか……?(ちなみに快諾いただきました)』

*****

【病室を去る際に一言】
霧原『事務所は綺麗にしてますから、二人で帰ってきてくださいね』
我家『……ほら、言ったでしょう葵さん。子どもを甘く見ないほうがいいですよ、って』

*****

【導入終了(集合から1時間30分経過)】
トト丸「セッション一本終わったような気がする」
KP「もう満足しました」

*****

【可愛いカフェに師匠を連れ込んで嫌な顔をさせたい弟子】
トト丸「Hei,Siri.『葵君を連れて行く方法』」
KP「該当件数はありません」
トト丸「あめちゃんを連れて行くか……もしくは偽依頼の待ち合わせ場所に指定するとか」

*****

【ようやくシナリオ本編開始(突然の白い部屋)】
トト丸「勝手知ったる我が家」
KP「ここに我家さんがいますが」
ツキナミ「我家さんの家ではないです。ミフネさんの家に近いです。どちらかというと」

*****

【《目星》失敗で血痕が分からない刑事】
ツキナミ「あーー、老眼でよく見えないーーー」
トト丸「KP、ここに老眼鏡はありますか」
KP「ないです」
トト丸「眼鏡は武器じゃないんですか!?」

*****

【一体だけ立ち絵が違う理由】
KP「(人形)Cだけダメボが(1d)6です」
トト丸「やっば」
ツキナミ「わしじゃん(我家さんのDBは1d6)」

*****

【人形の攻撃対象が大抵我家さんになる件】
トト丸「我家さんに何の恨みがあるんだ」
KP「うるせぇーーー!! 私は拳を振るんだよーー!!」

*****

【主犯の私室に潜入】
トト丸「冷蔵庫の中に人肉とかないよな……」
KP「シュレディンガーの冷蔵庫です」
トト丸「開けます」

*****

【主犯の背後に忍び寄って、頭にショットガンを突き付ける元女子高生】
霧原『動かないでください。動いたら撃ちます。手を上げてください』
KP「上げようとした手を下ろし、何かのボタンを押しました」
トト丸「撃ちます(ダメージ値11)」
我家『ちょっ!? 霧原さん!?』
霧原『すみません。動いたのでつい』
主犯『危ないじゃないか!? 普通なら死んでるぞ!?』

*****

【我家さんと主犯によるSTR対抗が発生】
トト丸「こいつ葵君より筋力あるぞ!」

*****

【今回の件で表彰状をもらうか否かを確認】
トト丸「宣伝として表彰されておきます。『草加探偵事務所 所長代理ですー』って」
KP「多分新聞とかに載るんでしょうね……」

*****

【可愛いカフェで既視感と戦う我家さん】
霧原『我家さんー、これがマリトッツォですよー』
我家『これは、シュークリーム……? パン……? いやこれはマリトッツォ……』

素晴らしいRPと戦闘技能の応酬、そして《ショットガン》の弾を存分に浴びたセッションとなりました。久しぶりにルルブとクトゥルフ2010を抱えながらセッションしましたとも。ルルブを見ながらとはいえ《組み付き》の処理はこれで本当に大丈夫なのかと毎回心配で仕方ありません。戦闘は好きなのに処理が不安で出目も悪いKPでしたが、参加してくださったお二人と楽しい時間が共有できたなら、これ以上の喜びはありません。

この日の夜に行われた全国学生探索者最強決定戦も含め、お二人とも本当にありがとうございました!

 

2022年4月30日「全国学生探索者最強決定戦」ざっそうを愛する猫

KP:猫/PL:イルハ・ツキナミ・トト丸・のれん/PC:臥凪斎征(研究職手伝い)・美凪黒兎(狂信者)・宇那木牌太郎(中学生/執事)・星宮朋(自宅警備員/学生)・霧原かすみ(探偵)・井生正義(不良/ストリート・ローグ)・近藤優介(高校生/弁護士)・倉橋竹蔵(高校生/作家)・榊透(学生/スポーツ選手)・星宮昌(自宅警備員/学生)

一言:だって、やりたかったんだもの。

発端は上に挙げた猫のツイートでした。

高生紳士様が企画した「探索者天下一武道会」は、全国各地さまざまな形で企画されています。猫もれいらんさんが企画した身内大会に絡み、のれんさんが企画した大規模な大会に参加する機会にも恵まれました。そんな中、「このルールを使えば、普段は使えない(使う機会の薄い)学生探索者に焦点を当てた大会ができるのでは?」という気持ちが抑えきれず、いつもの「思い立ったら即行動」癖が出た結果、携帯のメモ帳に概要と基本ルールが完成していました。一言で言えば、猫が継続学生探索者のRPをしたかったんだ……!

そんなわけで、TwitterのFF内で大会参加者を募り、日程を調整した次第です。参加者の皆様におかれましては、DM内で何度も返信の催促をしてすみませんでした。さらに、開催数日前に猫が「第0回全国学生探索者最強決定戦(=猫の探索者による予選会)」を開いて思ったことを踏まえ、開催数日前にも関わらずルール調整を入れてしまって申し訳ないです。ココフォリアの部屋が完成したのも大会前日で、しかも肝心なシーンを作り忘れているのに気づいて裏で相当動揺していました。

当日の司会進行もノリと勢いに任せてハイテンションで乗り切ろうとした結果、ぐだぐだになってしまって予定時間を越えてしまいました。至らぬところが多くて本当にすみませんでした……。身内卓にしていて本当に良かったです(だからと言って許されると思うなよ)

ちなみに予選会の様子がこちら。当時、ツキナミさん・れいらんさんと作業通話を繋げながらダイスを回し、誰も見ていないココフォリアのテキストにRPを書き込んでTwitterに投稿していました。誰得。

そんなわけで始まったお祭り騒ぎの大乱闘。途中で様々なドラマが生まれましたが、KP業に専念していたせいでメモが吹っ飛び、恒例の台詞集がないことをご了承ください。でも、唯々楽しかったという思い出しかないのです……突発的に双子最強決定戦が幕を開けたり、男子中学生が1d100級のパンチを目指して拳を振り出したり、京都の山奥からやって来た眼鏡女子が半端なく強かったり、元女子高生がさらりとショットガンを撃ちまくり、それらの弾を避け続ける不良男子がいたり、お姉様への愛が強すぎてラスダン中にサイリウムを振り出す人がいたりと、文字にすると本当に凄まじい濃さでした……。誰か音声を録音している猛者はいないのか……!?

その上、主催者こと猫の出目が見事なまでに輝き、榊透君が優勝を掻っ攫っていきやがりました。薄々気付いていたけれど、榊君やはり強いなお前……?

拙い大会ではありましたが、参加者の皆様におかれましては本当にありがとうございました! 第2回以降は未定ですが、気が向いたら企画するかもしれません。ただ、その前に別の方が企画してくれることを祈ります!

 

2022年6月26日「闇室 ーThe Dark Roomー」あべべん様作

KP:猫/PL:イルハ/PC:美凪夢人(デザイナー)

一言:人の悪性を凝集して型に無理矢理押し込めたらこうなる(褒め言葉)

f:id:leafiness:20220628072639j:image

イルハさんに「いつか『闇室』回しますね!」と約束してから二年近くが経過し、ようやく実現したセッションとなりました。

まず、こんなにお待たせして大変申し訳ございませんでした!!

何度読んでもシナリオ特有のギミックが理解できず、動画を見ながら確認するしかない(しかしそんな時間がない)と頭を抱えていたのですが、先日ふと読み返したら「あっ、こういうことか」と、これまでの苦悩が嘘のようにすぐに理解できました。部屋作りはシンプルに簡潔にまとめ、効果音にこだわりました。それにしても、ココフォリアで一から部屋を作ってシナリオを回すのが約4ヵ月ぶりで非常に緊張しました。

なお、猫が読んできたクトゥルフ神話TRPGの中でもトップクラスに残虐で非道なシナリオ(褒め言葉)だと思うので、念のため回す際にイルハさんの地雷を確認しました。終始「何が起こっても猫は知りませんからね!!」と言っていたような気がします。

以下、タイマンではありましたが、ささやかなメモを残しておきました。なお、シナリオの核心的なネタバレは含みません。

*****

【何を言っているのか分からないがそういうことだ】
KP「すげえーー、石橋を叩いて歩いているーー!!」

*****

【一度目の休憩時の会話】
KP「今のお気持ちをお聞かせください」
イルハ「マジで測量しながらなんだよね」

*****

【諦めて携帯の電卓機能を開きました】
KP「KPにまで計算させるなよぉ!!」
イルハ「25センチの方が計算しやすかったのに……」

*****

【シナリオ本の情報とキャラシの内容を見比べた末の結論】
イルハ「どちらの方が彼女(夢人さん)にとって心躍るメロディですか」
猫「…………わからん」

*****

【KPの心の声】
KP「(見事にSAN値チェックポイントだけスルーしてない?? 私、地図見せてないよな?? 何でRTAコース回れてるの???)」

*****

【KP、とある事実に気づいて必死に祈る図】
KP「PLの宣言を止める権利はないから! 辛いのよ私も!!」

*****

【夢人さんによる迫真のRP】
夢人『闇の中に安息なんてない。希望だってない。だったら、それ以外を求めて焼け落ちるのが私なんじゃないの?』
夢人『安息じゃ、死ねないのよ』

*****

イルハさんの考察やダイス目が見事に噛み合い、さらに彼女の精神性が味方をして辛くも生還を果たした夢人さん。ただ、それが幸いなことなのか、それとも生き地獄なのかは、彼女のみぞ知る。改めて、お付き合いいただいたイルハさんには感謝申し上げます。長らくお待たせしてしまった分、楽しんでいただけたなら幸いです。ちなみに、猫は終始いろんな意味で笑って楽しんでいました。

積極的に回せるシナリオとは言えないかもしれませんが、無垢なる犠牲者が望むのであれば「闇」はいつでも歓迎いたします。

 

2022年7月2日「告別私記」篠箕(骨蜜堂)様作

KP:猫/PL:ぴー/PC:神納木彩斗(HO1/医者/PLアンケート①)

一言:ええやろこのシナリオ(ドヤ顔猫)

f:id:leafiness:20220703180625j:image

ぴーさんが「クトゥルフ感のあるシナリオを回りたい」と仰っていたので「闇室 ーThe Dark Roomー」と「告別私記」の超高ロストシナリオの二択から選んでいただき、立卓しました。

そんなわけで例の如くぴーさんのメモもいただきつつ、今回は自分でも取っていたメモと合わせてまとめました。なお、核心的な表現は避けましたが、シナリオ内のネタバレを含みますので、閲覧の際にはご注意ください。

【神納木さんの画数占いの結果】
ぴー「家庭運と仕事運が大凶なんですよ」

*****

【運試し10d100で0クリ2ファン】
KP「大丈夫です? これ」
ぴー「厄は祓ったんで(その後もたびたび厄祓いをする)」

*****

【初手《心理学》失敗につき】
ぴー「あまり《心理学》に頼りたくないんですよね」
KP「私の出目ですからね」
ぴー「これメモ取っておいたほうがいいですかね(取ってた)」

*****

【薬を増やせるかどうか患者に尋ねられて】
神納木『担当医と相談してみます』
KP「あなたが担当医です」
ぴー「聞かなかったことにしていただいて」

*****

【マンションの外観の画像を出した際の一言】
ぴー「ここがあの女のハウスね」
KP「はぁあああーーー懐かしいなぁーーー!!?」

*****

【KPの心臓に悪い】
KP「《コンピュータ》の半分です」
ぴー「初期値10くらいでしたよね??」
KP「1だから!!」
ぴー「四捨五入したら1!!!(1d100→4)」
KP「こんなところで貴重なクリティカル使わないで」

*****

【家探しの定番】
ぴー「懐かしのカーペット引っぺがしたりしますか?」
KP「まずこの家カーペットないです」
ぴー「ベッドのスプリングがありますよね。やんないですけど」

*****

【初見誰もが思うこと】
KP「第一章、これにて終了です!」
ぴー「何も分からん!!」

*****

【予想以上に丁寧に探索してくださいました】
ぴー「久々のソロモードということで」
ぴー「最近KPやるかガヤ飛ばすかだったんで」

*****

【第二章開始前につき】
KP「ちょっと心の準備していました」
ぴー「まるで何かあるみたいな」

*****

【とある質問に答える際の一言】
ぴー「これ試されているんですか?」
ぴー「(答えた後)クイズ大会みたいに言ってしまった」

*****

【ダイス目と指定技能だけは温情なし】
KP「書いてあることしか言わないですからね」
ぴー「温情はないんですか!?」

*****

【ココフォリアの画面でSAN値の管理を始める猫】
KP「0(の画像)はなかったのでリーフィア生やしておきます」
KP「こんなところで狂気山脈の数字(日付)が役に立つとは」
ぴー「これそこから持ってきたんですか!?」

*****

【選択を強いられる神納木さん】
ぴー「あーーーっ、そういうことするぅ?」
ぴー「医者が患者に○○○って言っちゃ駄目でしょーーー!?」
神納木『例え冗談だろうと言うべきではないが……医者失格だな』
??『いいえ、そんなことありませんよ。だって、思い出せましたから』

*****

不定の狂気で他者の命を救うことに執着する神納木さん】
神納木『自分自身が助かったところで、もっと助けを求めている人がいるんだぞ』

*****

【エンディング後かつクリティカル報酬で温情処理】
KP「わざわざ数日前に飛ばした意味を考えてください(無茶振り)」
ぴー「完全に頭真っ白なんだけど」
KP「はよ直接会いにいけや

*****

【今度こそ】
神納木『貴女を助けたかったから来たんですよ』
神納木『そのために死にかけましたから。……まさか、患者だけではなく自分を冥土から還すことになるなんてね』
KP「不定の狂気っていいよね」
ぴー「何も考えなくていいからね」

ダイス目が好転するようにPL以上に全力で祈ったKPの念が通じたのか、神納木さんは微かな生還の道を選び取ることができました。患者のために心を砕く、信念ある医者の姿が見られたことを嬉しく思います。

セッション終了後、シナリオについて熱く語りすぎて申し訳ありませんでした。一方で、それを聞いたぴーさんが「なんか、この……満足感? 充足感というか……終始作者とKPの掌で転がされていて完敗したというか……」とクソデカ感情を抱えていて何よりでした。ぜひ他の方々にも回してください。「告別私記」はいいぞ。

 

2022年7月10日・23日「海も枯れるまで」アキエ様作

KP:猫/PL:ツキナミ・えみりぃ/PC:フィンクス・S・ブラック(HO1)、青海藍(HO2)

一言:二人の掛け合い、素晴らしかったです。

半年前にHOを配布していた卓をようやく回すことができました! ツキナミさんもえみりぃさんも歴戦のプレイヤーでしたが、RPを主体としたこのシナリオが突き刺さるのか分からず、新規探索者を作っていただくにしてもだいぶ制限の厳しいHOをお配りしたため、本当に大丈夫かどうか不安でいっぱいでした。

そんなわけで、例の如くネタバレ厳禁のため、セッション感想はふせったーにてまとめました。

最終的に、第一陣と同じくEND①に到達しました。今回、諸事情で二日に分けて行ったセッションでしたが、少しでも充実していた卓になっていたのなら幸いです。この度はありがとうございました!

※遅ればせながら、7月10日のセッション感想をふせったーに投稿した際に、シナリオ作者名を誤って投稿していたことに気づきました。大変申し訳ございません。ふせったーのサイトでは訂正しましたが、Twitterに投稿された文面までは変更することができず、そのままとなってしまいました。改めてお詫び申し上げます。

 

2022年7月23日「反撃過剰ブレイカー」たぬき様作

KP:猫/PL:はりゅ・猫/PC:時野雨華(学生/レスラー希望)・東雲司(学生/教授)

一言:突発卓で巻き起こる、女子高生達の大活劇。

23日は午前中から夕方にかけて雑草卓第二陣「海も枯れるまで」のKPとしてPL達の素晴らしいRPを聞きながらメモを取っていたのですが、そのRPに感化されて「ぐぬぅ……あんなのを聞かされたらもっと卓をやりたくなる……そうだ! 突発卓だ!」と、思い付きでTwitterに投稿したらいろんな方々からお声がけされました。本当にありがたい限りです。そんなわけで、最も反応が早かったはりゅさんにタイマンシナリオを回すことにしました。この度は突然のお声がけにも関わらず快く卓を囲んでくださり、本当にありがとうございます。

以下、セッション中の会話メモとなります。ただ、今回はKPCのRPをしながら敵NPCの処理やシナリオの進行をしていたこともあり、セッション内容は密だったのに反してメモが少なくなってしまったことをお許しください。

*****

【ギャグシを見せられて一言】
KP「《職業:兵器》じゃねえよ」
はりゅ「猫さんのツッコミ、いいですねぇ」

*****

【時野雨華ちゃんのキャラシを見ながら】
はりゅ「『傀逅』以来ずっと埃被っていたキャラだから」
KP「メモ欄と《クトゥルフ神話技能》を見たらそれは何となく分かりましたが、問題は技能値なんですよね(どのステータスも大体ほぼ最大値である)」

*****

【導入を一言で表すと】
はりゅ「『親方、角から女の子が!!』っていう交通事故」

*****

【東雲ちゃんから見た雨華ちゃんの第一印象】
KP「調子狂うなぁって感じかな。ただ、話はちゃんと聞いてくれてるから良い子だなって」
はりゅ「『傀逅』通ったからな」

*****

【(時野さんにとっては)いつもの質問】
あめ『あなたは強いのー?』
KP「ロボットからの返事はないです!?」

*****

【さも当たり前のように】
あめ『ぎゅーん、ずばーん、どごーーん』
時野 雨華(ときの あめか)CCB<=86 【キック】 (1D100<=86) > 50 > 成功
時野 雨華(ときの あめか)CCB<=80 【マーシャルアーツ】 (1D100<=80) > 71 > 成功
時野 雨華(ときの あめか)3d6 (3D6) > 14[5,3,6] > 14
はりゅ「やばすぎるこの女」
KP「これが、最強を目指す女……」
はりゅ「目標は吉○沙保里」

*****

【この日の東雲ちゃんは戦闘技能で3回クリティカルを出しました】
東雲 司(しののめ つかさ)CCB<=51 【こぶし(パンチ)*】 (1D100<=51) > 18 > 成功
東雲 司(しののめ つかさ)CCB<=51 【武道(合気道)】 (1D100<=51) > 1 > 決定的成功/スペシャ
東雲 司(しののめ つかさ)3d3+1d4 (3D3+1D4) > 6[2,1,3]+3[3] > 9
はりゅ「ギャグですか!?」
猫「東雲ちゃん!?」
猫「私の出目がこんなに輝くことなんてないのに……」
はりゅ「KPが困惑している……!」

*****

【解釈不一致 とは】
はりゅ「はりゅさん(PC名)連れてこなくてよかった」
はりゅ「成長するはりゅさんとか解釈不一致だったから」
KP「???」

*****

【謎の格言】
KP「いつまでも あると思うな 学生服」
はりゅ「それは残念」

*****

【東雲ちゃん、初めて遺体の山を見る】
あめ『だいじょうぶ?』
東雲『うん……ごめん、気持ち悪くて……』
あめ『わたしは なれてるから』
KP「重い……『傀逅』が重い……」
東雲『慣れてるかもしれないけれど、……でも慣れていいわけじゃないでしょ。無理はしないでね』

*****

【最終戦前、勢い余って人形を三体出しました】
時野 雨華(ときの あめか) CCB<=86 【キック】 (1D100<=86) > 64 > 成功
時野 雨華(ときの あめか) CCB<=84 【マーシャルアーツ】 (1D100<=84) > 1 > 決定的成功/スペシャ
時野 雨華(ときの あめか) 4d6 (4D6) > 16[6,2,3,5] > 16
KP「人形の首が蹴り飛ばされてもげました……」
はりゅ「最初から二体しかいないならそう言わないと」

*****

【今回は演出のために扉への攻撃を許可しています】
KP「もちろん蹴って良いですよ」
3d6 (3D6) > 12[4,5,3] > 12
KP「おおよそ人間が出してはいけないダメージが入りました」
あめ『きたくのじかんだー』
東雲『観念しなさい! 腐れスピーカー男っ!!』

*****

【《肉体の保護》35点分が3Rで削れるなんて誰が思う??】
あめ『あなた、ほんとうはよわいの?』
NPC『そそそんなことはないぞ!?』

*****

【ノックアウト攻撃に失敗して敵NPCのHPが0になって焦る東雲ちゃん】
東雲『どどどどうしようーーーー!?!?」
猫「《応急手当》ーーー!!!」

*****

こうして、女子高生達の無双によって事件の幕は降ろされました。それにしても、雨華ちゃんの《キック》+《マーシャルアーツ》の出目が非常に安定していましたし、それに触発されたのか東雲ちゃんの《武道(合気道)》が光るのなんの。奇妙な共闘ではありましたが、特に危なげもなく締めくくれたので結果オーライとします。ただ、今後雨華ちゃんを相手取って戦いたくはないですね……この子、強すぎる……!

彼女達の未来に幸あらんことを祈って。

 

2022年8月12日「海の藍にはまだ遠く」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:トト丸/PC:霧原かすみ(私立探偵)/KPC:草加葵(私立探偵)・草加あめ(小学生)

一言:全てを詰め込みました。

先週金曜「対霧原かすみ用シナリオの原案だけはあるんだけど文に起こすの怠い(Twitter)」
今週日曜「大雑把な概要ができてしまった(DM)」
今週木曜(昨日)「シナリオほぼ完成しました!(DM)」
今週金曜(今日)「今夜回しましょう!!(DM)」

そんな感じの流れでオリジナルCoCシナリオを回してきました。実はシナリオ完成直後、しかもココフォリアの部屋を一切作っていなかった猫は、約5時間後に立卓すると決まった直後から超特急で部屋作り(+トレーラー画像作り)に取りかかったのでした。全てはトト丸さんと猫の都合が合う時がなかったのが悪いんだ……っ!

こうして始まった、第17作目のオリジナルシナリオ。葵君の発案で、霧原ちゃん・あめちゃんと共に一泊二日の海水浴に行くことになります。民宿に着いて荷物を預けた後、海の家で巨大カレーを食べたり、海水浴場で1PL2PC(葵君とあめちゃんの会話)を強要されたり、砂風呂をしたり、すいか割りをしたり、手持ち花火やねずみ花火で遊んだり……これでもかと夏を思いっきり満喫しました!

なお、あらかじめ何となく流れを考えてはいたものの、実際にセッション中にトト丸さんが提案してくださった話と組み合わせながら、ところどころ適切な技能を振りながらほぼ即興で進行しました。あの時のPRはお互いガチでしたね……本筋とはほぼ関係ないところだからKPも何も考えずRPできました……序盤だけでセッション時間の半分を費やしましたが後悔は微塵もありません。満足です。

ただ、KPとしてはシナリオを進行させなければならないわけで、例の如く「対探索者用シナリオ」たる所以を発揮してきました。以下、ネタバレ有のセッション中の会話をまとめました。なお、特に猫が気に入った部分だけを書き起こしたので、その点はご承知おきください。

*****

【察しの早いPLは嫌いではありません】
KP「黒くて大きな波が二人に襲いかかる。貴女は少しだけ濡れてしまいますが、そこには一人だけ。他の人の姿はありません」
KP「そもそも、何でこんなところに来ているのか思い出せませんでした」
トト丸「……なるほど??」

*****

【このシナリオのやりたいことの半分はココ】
トト丸「ここらへん何もないんですよね」
KP「何かがあるはずないんですからね~~」
トト丸「ふふっ、くっそぉ……くっそ辛いシナリオやん……」
KP「あーー! 楽しいなぁーーー!!」

*****

【見覚えのないファイルに触れて、かすみちゃんの記憶が戻った直後】
霧原『なぜ私は、こんな大事なことを忘れていたんだ……!』

*****

【ファイルの中身を読んで】
霧原『……実に師匠らしい言い回しですね』
あめ『師匠?』
霧原『ええ、ちょっとお仕事が入りまして』
あめ『随分と突然ですね』
霧原『まあ、この人の仕事が急なのはいつものことなので』

*****

【《目星》をクリティカルして、とある事実に気付くかすみちゃん】
KP「『霧原へ』という宛名を何度か書いて、その都度消していることが分かりますね」
霧原『……やれやれ、手間のかかる師匠ですね』

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【謎の空間で出会った少年の正体は……】


霧原『私の名前は霧原かすみと言います。あなたのお名前は?』
少年『僕は、草加葵っていいます』
トト丸「ほーーーん??」
トト丸「やべえ、ショタが出てきたんだけど」

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【一応、悪夢もとい異世界の中なので】
KP「スマホは何と電源がつかなくなっています」
トト丸「ええーー! 写真が撮れないじゃん!」
KP「誰が撮らせるか」
トト丸「くっそーー、防水って書いておくべきだったな……」
KP「そういう問題じゃないんですけども」
霧原『……まあ、いいでしょう。写真を撮れないのは非常に残念ですが』
少年『お姉さんってひょっとして不審者か何かなのかな』

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【トト丸さんから一言】
トト丸「葵君にもこんな素直な時代があったんだなぁって」
KP「なんてひどいことを言うんだ」

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【葵君について】
少年『……そっか。お姉さんが言ってた「師匠」って、大人の僕のことなのかな』
霧原『ええ、そうです。人に身体をあげるだなんて選択肢を平気で取っちゃうゃう人ですからね。……でも、それをできるのが凄いんですけど」
少年『凄くなんかないよ。多分、それが自分にできたことだったから、だと思う』
霧原『いいえ、それは凄いことですよ。もし仮に私がその立場になっても、私は絶対にその手段は選べませんから』
霧原『だって、人は何より自分が可愛いんですから。だから、人のために全てを投げ出せる人は、本当に凄いんです。そんな人だから、彼に幸せになってほしんですけどね』
少年『それ、大人の僕に言ってあげてくれる?』
霧原『いやー、さすがにそれは恥ずかしいというか何というか……』
少年『じゃあ、大人の僕のことは好きなのかな』
霧原『それはもちろん、大好きですよ』
少年『意地悪いところとか口悪いところとかいろいろあるかもしれないけれど、それでも根気強く一緒にいてくれると、きっと「僕」は嬉しいよ』
霧原『……ええ。もちろん。一緒にいますし、またどこかに行こうとしたら、地の果てでも追いかけていってあげますよ』
少年『うん。お願いね』

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【KP(お前、助けに来てくれた人に対する第一声がそれかよ)】
霧原『おはようございます、師匠』
葵『……ん、おはよう……? ……霧原、お前……こんなところにまで来たのか』
霧原『そりゃ「来てください」って書いてありましたから』
葵『そんなこと書いた覚えはない』
霧原『だって、探偵が来られるような情報を残すってことは「来てください」ってことでしょう?』
葵『……まあ、今回に関しては取れる手段は取ろうと思ったけどな』

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【トト丸「そういえば邪神に喧嘩売ったわ」】
???『霧原かすみ、だったかな。どうやって入り込んだのか知らないけど、ここから彼を連れ出してどうするつもりさ』
霧原『それは、もちろん家に帰るつもりですよ』
???『知ってのとおり、彼は本来なら既に死んでいる、ただの死者だ。ついでに今、外の世界では「いなかった」ことになっている。今なら、彼がいなくなっても誰も何も困らない』
???『人間は、死者を冒涜するな、なんて言う。死人が生きていると怖がるだろう? それなら、死んでいるはずの人間がのうのうと生きているだなんて、間違っているとは思わないかい?』
霧原『うーーん、微塵も思いませんね』
???『何でまた』
霧原『だって、一度死んでようが二度死んでようが、生き返ればその人は生きているんですから』
???『……なるほどね。人間は本当に傲慢だな。その命は僕があげたのに』
霧原『でも、あげた以上はもうその人のものですよね』
???『人間にだってよくあるだろう。「あげたけど返してくれ」ってやつ』
霧原『よくありますけど、それは相手が同意しなければ返さないものですよ』
???『……それもそうだ。でも、僕の場合、同意なんて必要ないんだけどさ』

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【無事に二人で元の世界に帰ってきた直後】
霧原『ていうか「身体をあげた」って何ですか!?』
葵『えっ、あ……、な、何の話だよ』
霧原『聞いたんですけど』
葵『聞いたって誰に』
霧原『それは、草加葵君にですけれど』
葵『草加葵君? 誰だよそれ』
霧原『で、本当なんですか』
葵『……何の話だよ』
霧原『だから、身体を誰かにあげたって』
葵『あげたかどうかなんて別に関係ないだろ』
霧原『……そう言うんなら、はぁ……本当、自分を大切にしてくださいよ
葵『うっ……別に、まぁ、支障はねえよ。……あれだ。所謂ドナーみたいなもんだから』
霧原『いや身体丸ごとのドナーって。……でもまぁ、師匠らしいと言えば師匠らしい、か』
霧原『……じゃあ、帰りましょうか。草加探偵事務所に』

*****

【朝方、探偵事務所に戻ってきたら】
霧原『あらら、寝ずに待ってたんですか』
あめ『葵さんもいないし……かすみちゃん、仕事で出かけるって言ってから帰ってこないし……』
霧原『でも、約束通り帰ってきましたよ、二人で』
あめ『……そうだね。うん。よかった。葵さんも、お帰りなさい』
葵『……ただいま。心配かけたな、悪かった。とりあえず……あれだ、朝食作るから』
霧原『じゃあ、私作りますよ』
葵『はぁ??』
霧原『いやー、凄い久しぶりだなぁ』

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【セッションスチルに使用したイラストを見て(絵師様に許可申請済)】

トト丸「あー、いい。あー! 素晴らしい。待って尊い、手の握り方凄く尊い
トト丸「あーーーやばい絵が尊い。ええなこれーーー!!」

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こうして、セッションは目標時間内に無事終了。トト丸さんにも満足していただけたようで本当によかったです。猫もこうして葵君達と久しぶりに会えて、しかもたくさん話ができたので嬉しかったです。彼らが予想以上に日常生活を満喫していて何よりでした。

自分のやりたいことをこれでもかと詰め込んで作った対探索者向けシナリオを回すのが本当に久々だったこともあって興奮冷めやらず、思わず短編を作っていました。シナリオのネタバレを含むので閲覧注意です。実は、セッション直後の夜にとある夢を見たので、その内容が元になっています。

彼らの行く末に平穏な日常があらんことを。

 

2022年8月18日「紅葉の館」ざっそうを愛する猫作

KP:猫/PL:えみりぃ/PC:松七五三 一二三(刑事)

一言:お一人様RTA in Japan、始まりました。

意外にも需要があるかもしれないと噂の弊卓処女作、密かに7陣目となります。ココフォリアの部屋も心機一転で改築した本作。本来であればPL2〜3人推奨なのですが、あまりの突発卓につき募集もかけられなかったので、「えみりぃさんならお一人でも大丈夫!」という謎の自信の下、PL1名という異例のセッションを行いました。

そんなわけで、なぜか序盤から中盤にかけて「紅葉の館」のRTAが始まったのでした。詳細はふせったーにて。

途中休憩時にえみりぃさんの鋭い考察を伺った時点で神話生物を看破されていて「マジか、この時点(1日目深夜)でここまで推理できるのか……!?」と本気で思いました。なお、一番驚いたのはふせったーにも書いたように、猫による某NPCの発言と話の流れだけでNPCの本質を見抜いたことです。いや、これは逆に、猫によるNPCのRPが上手かったということにしよう……!

実は以前RTAコースを踏破されたことがあったので、その時よりかは心穏やかに進行できましたが、それにしてもPC1人とNPC1人による突撃は肝を冷やしました。ただ、NPCも敵NPCも出目がいいのなんの……どうしたお前ら!?(自分の出目に驚くKPの図)

結果的にどうしても助けられなかった命はあったものの、END-Aにて終了! 痛快な大活劇を見せていただきました。また、えみりぃさんに至っては、リアル都合の合間でセッションにお付き合いいただき、改めて本当にありがとうございました!