リーフィアと歩む緑の軌跡

大好きなリーフィアとともに歩む日常。最近はクトゥルフ神話TRPGを嗜んでいる。

【1年目】猫がPLとしてCoCのシナリオを繰り返したら、こうなった。

現在進行形でクトゥルフ神話TRPGの世界観の沼に浸かっている猫です、こんにちは。

この文章はクトゥルフ神話TRPG歴がようやく一年となった猫が、いつ、どんなシナリオをプレイしてきたのか忘れないための備忘録的なものです。要は一人語り。読まなくても平気です。なお、こちらはPL編です。
「壊胎」「貴方は私を二度殺すのね」「はにー❤︎すいーつ❤︎ちょこれーと」「この中に一人無課金がいる(インセイン)」「星空荘の怪異譚」「人工陰謀島」「ドライブ(仮)」「Crumble Days」「狼の鳴く夜に」「ハンバーガーショップD」「ご主人様は吸血鬼!~新米執事メイドの奮闘~」「明日が来るから寝たくない」「オートマタは星に願う。」「ジュリエット」「ホットカーペットが剥がせない」「イートアンドウォーカーズ」「イエイ! ブラッディバレンタイン!!」「デュエリストの集い」「繰り返す夢」「首切り様」「境界の社より 〜大晦日奇譚〜」「セーラー服を脱がさないで」「汝、真実を愛する者なりや。」「絶世美人」「好奇心は君を殺す」「壁からケツが抜けない」「ニャルットモンスター」「死ね! 花粉」「江戸と宝と姫と侍」「君におはようと言えたら」「チクタクハート」「daze syndrome -目眩まし症候群-」「夜と睦言」「Your Captive」「ななつとみっつでとおのむら」「都市伝説『T高のU子さん』」「そして誰もいらなくなった」「七夕狂騒曲」「実りの鈴の鳴る前に」「君は可愛いぼくの飼い主」「怪人」「墨染桜」「その隋に君を呼ぶ」「宝石を食む」のストーリー詳細と顛末、要はシナリオのネタバレが含まれますので、PL予定の皆様はこの先の閲覧はお控えください。ネタバレをしても後悔しない方のみどうぞ。

 

 

 

2018年8月24日「壊胎」むつー様作

KP:れいらん/PL:猫・テル坊/PC:煽堂蓮(エンターテイナー/スタントマン)・武故征矢(警察官)

一言:れいらんさんありがとう……テル坊さんありがとう……!!

Twitter上でPL募集を見かけ、秒でリプを送ってれいらんさんを驚かせた猫です。むつーファンとしてはぜひPLで経験したい! そしてKPとして回したい!!

そんな欲望まみれで21時半から始まったセッションは、紆余曲折ありながらもNPC含めて全員生還! なお、終了時間は朝5時。計7時間半!!(シナリオ概要には「2〜3時間」との記載あり)(作者本人がTwitter上で「5〜6時間かかる」と言及)

はい、初めて完全徹夜クトゥルフ神話TRPGをプレイした瞬間です。仕事で朝5時半には自宅を出なくてはならなかったので仕方ない……。

途中、PLの思考が溶けてRPがまともにできず手詰まりだったとき《アイデア》を振らせたり、PLの意見をこれでもかと採用してくださったりした優しいKPがいなければ確実にロストしていましたね……難易度高すぎだろ……。

猫の知り合いでPLをしたい方が沢山いると思うので詳細はなるべく控えますが、新探索者こと煽堂くんの設定と今回のシナリオが噛み合いすぎて自分で自分を疑いました……(シナリオ本は購入したものの後書き以外は開いていない猫)また、煽堂くんは追い詰められる程燃えるタイプのようで、後半のSANCはことごとく成功させました。主人公かな??

セッション中に、彼の未来を大きく変える選択を突きつけられるのですが、彼の場合むしろ喜んで承諾したに違いありません。

また、冗談で振った《言いくるめ》が1クリしたために7匹の動物が懐いたので、そのまま飼うことにしました。「可愛く見えてきた」とはセッション中の煽堂くんの談。ドイツ語の数字を名前として付けました。結構お気に入り。

一方、武故さんのRPは安定感に溢れており、数値の高い《目星》と《拳銃》技能はたびたび頼りにしていました。(研究室PCへの《図書館》三人連続ファンブルから目を逸らしながら)

また、終盤では冷静沈着に脱出手段を組んでいっていただき非常に助かりました。あと、最後の三連続《拳銃》技能成功はガッツポーズしました。全員生還できたのは紛れもなく武故さんのお力です。いろんな意味で忘れられないセッションとなりました! ありがとうございました!

 

2018年8月25日「貴方は私を二度殺すのね」りくも様作

KP:イルハ/PL:猫・こたつタコ・えみりぃ・トト丸/PC:柊杠葉(大学院生)・尾崎聡(冒険家)・榊原えみ(アイドル)・カナディアンマン(プロレスラー)

一言:満足とは何か、それは「やり切る」ことだ!

Twitter上でイルハさんからお声がけされ、イルハさんのお知り合いの方々と一緒にセッションをすることになりました。

事前情報一切なしの初めまして通話は久しぶりで非常に緊張しましたが、お優しい方々ばかりで本当に良かったです。皆様、クトゥルフ以外のTRPGも数多くプレイされている経験者らしく、非常に心強かったです。

導入段階から身内卓独特のダイスが狂喜乱舞していて緊張がすっかり取れました。また、榊原さんには女子同士ということもあって結構気を遣ってもらいましたが、まさかその榊原さんから呪文を教わることになろうとは……「君も早く “こちら側” においでよ」って貴女はどこのニャル様ですか……?(褒め言葉)

今回登場した重要NPCの名字が「ひいらぎ」だったため、KPから「妹設定にしますか?」と聞かれ、ダイス目が「妹を生やせ」と命じてきたので妹が増えました。おかげさまでセッションの難易度がノーマルモードからナイトメアモードに変更し、身内補正でSAN値減少が増えた上、拉致られた柊ちゃんにトラウマが増える。なお、その時に送られてきたハンドアウトを見て三分以上放心状態になりました……(いろんな意味でエグい内容だった)

難易度を上げたことを許してくださり、他の皆様には頭が上がりません。尾崎さんのことだけ《知識》失敗で知らないことになってしまって申し訳ないです。あと、発狂時に優しく止めてくださったカナディアンマンさんには感謝しています。おかげさまでクトゥルフ神話技能が貰えました。皆様が面白いRPをドンドンするので、猫は正直笑い死ぬかと思いました。「KPとPLの関係性ではこんなRPもアリなんだな」と新しい視点が見えた気がします。

ED後、猫に送られたハンドアウトの内容が公開された直後、立ち去ろうとするNPCをPC二人がよってかかって昏倒させ《吸魂》を使用するというまさかの展開に。どんな形にせよ、柊姉妹の仇を取ってくださって感謝しています。ガッツポーズ不可避。

 

2018年8月26日「はにー❤︎すいーつ❤︎ちょこれーと」磨白様作

KP:ツキナミ/PL:猫・ぴー/PC:草加怜(医者)・小鳥遊悠(作家)

一言:これが「恋」か……。

大学の後輩に頼まれて、行方不明になった女性を探すことになりました。作家さん(頻繁に診療所に訪れては深緑ちゃんを見せてくれているらしい。優しすぎる)と合流してアパートを訪ねたと思えば、待っていたのは血塗れのエプロンと○○で一杯になった浴槽でした。

一方の小鳥遊さんですが、ソファーを調べるためにカバーを引っ剥がし、ベッドを調べるために掛け布団と敷き布団を剥がしているせいか、NPCの女性から冷たい目で見られていました。不審者ムーブはご健在のようで何よりです。

そして、終盤でまさかの事態に陥り、NPCをどう説得するのか悩む羽目に。その際、「友達なんだからNPCに説得してもらうのが一番自然な流れでは?」とKPに丸投げしたら、ツキナミさんが満面の笑みを浮かべながら空気を一切読まないキラーパスを飛ばしてきました。解せぬ。

そして、全力で考えた末のRPで補正付きで《説得》を振っても90台で失敗したばかりか、恋が話題に上がった途端にあらゆる技能を全部失敗する辺り、やはり草加さんに恋なんて分からないんだなぁ……と改めてキャラ性を強く実感した瞬間でした。

最終的には小鳥遊さんが(頭を抱えながらも)全てを受け入れて華麗なフォローをしてくれたお陰で万事解決しました。おかげさまで、小鳥遊さんの周辺がだいぶ面白いことになりました。深緑ちゃんを元に戻す算段を付ける目標を無事に達成できましたね、おめでとうございます!(なお現状)

ところで、同じPL回数を経験しているキャラのはずなのに、《クトゥルフ神話技能》の数値に3倍の差を付けられました。誰だよこんなにたくさん《クトゥルフ神話技能》をあげたのは!? 一ファンとして、今後とも小鳥遊さんの行く末を暖かい目で見守りたい所存です。

 

※2018年8月29日「この中に一人無課金がいる」逸様作《インセイン》

KP:おにぎり/PL:マサキ・かろん・猫・すし/PC:真田・早乙女・佐藤・すしこ

一言:RPめちゃくちゃ楽しかったです!!!

異文化交流卓のボドゲ会で知り合ったおにぎりさんが、インセインシナリオを回してくださいました。このセッションのために事前にインセインのルルブを購入したのに読む暇がなく手付かずで大変申し訳ない。そんな雑魚猫にも懇切丁寧に分かりやすく教わりながらキャラを作りました。

インセインは表向きに提示されるハンドアウト(HOと略される設定メモ的なもの)とは別に真の目的が記された秘匿HOが配られ、各々の目的のために腹の探り合いをしながら殴り合うTRPGという認識なのですが合っているでしょうか??(偏見)

今回猫が作成したキャラは「佐藤創」という高校生です。元ネタは、去年5月頃に猫が身内間で執筆した創作小説の主人公。今だから正直に言いますが、HOを読んでから《回想》RP(=自分の秘匿HOの内容を公開すること)のことしか考えておらず、秘匿HOの設定に合致するこの子を引っ張り出してきました。

肝心の《回想》RPは、やや低い声域で恨み言を吐き散らしながら悪役RPができたので大満足です。最終的に美味しいところは全部すしさんに持っていかれましたが猫は満足です(2回目)。PCこと佐藤くんは多分未練しか残っていないでしょうが仕方ない。せめて怨敵だけでも道連れにしたかったなぁ……。


2018年9月2日「星空荘の怪異譚」耶話鳴え様作

KP:イルハ/PL:猫・こたつタコ・えみりぃ・ミスターS・エカルラート/草加怜(医者)・山崎ひなた(医学生)・江見正明(医者)・星野空(森林組合職員)・龍臣虎治(元自衛官

一言:ほう???(起きた事がよく理解できていない顔)

草加さんに負担をかけた、というよりも猫の精神に負担がかかったシナリオとなりました。

山梨県某所にあるロッジで天体観測を楽しむために訪れたはずが、何の因果か神話生物に襲われることになりました。これは理不尽。更には「KP側としては軽率に出したいがPL側としては最も出会いたくない神話生物(猫調べ)」の影がチラホラ見えてゾッとしました。アレは駄目、アレは簡単に対策が取れないから駄目!

また、NPC含め狂気に陥る人が多かったので振った《精神分析》や、KPから「いいですよ」と促されたので振った《クトゥルフ神話技能》をことごとく失敗した時には思わず叫びました。辛うじてRPで補正が付いた《説得》が何とか成功したので一安心……していたら、セッション開始前からKPが密かに準備していた地雷を誰かが踏み抜いたらしく難易度がナイトメアモードに変更(既視感)。危うく1d8/5d10を振らされそうになりました。《目星》に失敗してよかったと心底ホッとした瞬間です(ミスターSさんがダイスを振って奇跡的に生存したのを見ながら)。

その後は紆余曲折ありつつもNPCの《運転》技能に全てを任せ、無事脱出に成功しました!! 今回はいろんな意味でロストが見えたセッションとなりました。

ところで、草加さんが相変わらずの鋼メンタルのせいで遂にSAN値が82/83になり、クトゥルフ神話技能が増える度に現在のSAN値が削れるという逃れられない宿命を背負う。彼の寿命はあとどれくらいなのだろうか。

ちなみに、翌日9月3日午後。彼のRPを意識したお陰で長期休暇明けの某仕事を乗り切って上司から珍しく褒められました。草加さん本当にありがとう。

 

2018年9月10日「人工陰謀島」アポロン様作

KP:イルハ/PL:猫・トト丸・アイリーン/PC:煽堂蓮・梶木漁太(漁師)・白江仇(消防士)

一言:煽堂くんがご迷惑をおかけ致しました……。

知人と観光目的でやってきた人工島で一騒動に巻き込まれました。そもそも煽堂くんをPCとして使っていいかどうかという問題もありましたが(前回セッションで彼の設定を大きく変更せざる得なくなったため)、KPが了承してくれたので思い切って採用。なんやかんや言って、むつーさんのシナリオを突破した彼のことは結構気に入っているのです。

序盤で出逢った幼女を引き止めたかと思えば、幼女が白江さんの肩を気に入ってよじ登った辺りで可愛さが限界突破しました。もっと撫でて愛でたかった……。白江さんも普段は険しい目つきのせいで子供に懐かれないらしく、かなり可愛がっていました。

他の探索者たちと一緒に幼女の両親を探しながら観光を楽しむことになるのですが、昼食で頼んだシーフードカレーはルーの海でイカの脚がウネウネ動いているし、幼女に頼んだタコ焼きはロシアンルーレットになるし、次の日の朝食(ビュッフェ形式)で梶木さんが山盛りのご飯とステーキを食べさせようとするし、食事が来る度に煽堂くんが弄られるのが楽しかったです! それにしても、幼女がBL要素(梶木さんが煽堂くんにくっ付いた案件)に食いつくのは本当に笑いました。さすがに早すぎる……。

セッション後半では儀式を阻止するために祭壇に突入し、梶木さんの《投擲》成功→白江さんの《剣道》失敗→煽堂くんの《パンチ》+《MA》成功→敵を粉砕という綺麗な流れで戦闘終了かと思えば、敵いそうにない神話生物が登場しました。さすがに11d6の攻撃は死にます(しろめ)

そんな中、煽堂くんが密かにファンブルをSANCで消費する上、1d20を1減少で抑えてくれました。犬の悪夢がチラつきましたが、さすは追い詰められるほど燃える男!

……と思っていたら、肝心要のSANCに失敗して一時的狂気(反響動作)を発狂。正気に戻そうと精神分析(物理)を試みて失敗する仲間の動きを真似して鮮やかにカウンターを決めてしまいました……あまりの展開にKPが頭を抱える事態(ちなみに猫は大笑いするしかなかった)。

ぶっちゃけた話、あの時は本気で煽堂くんのせいでPC全滅が視野に入っていました。KPの温情がなければ全員の命がなかったでしょうね……。

そんなわけで辛うじて生還したのですが、SANC自体は軽めに抑えていたせいでSAN値が10近く黒字になりました。悪運強くない??

 

2018年9月22日「ドライブ(仮)」ツキナミ様作

KP:ツキナミ/PL:猫・じいじ・おにぎり/PC:草加葵(私立探偵)・米俵一郎(米農家)・オリヴァー・トルネンディ(人類学教授)

一言:最後は正直ロストしたかと思いました。

ツキナミさんの誕生日にツキナミさんのオリジナルシナリオを回していただけるという幸運を噛みしめながらのセッションでした。体調管理は大事ですね(猫含む)

序盤は英語技能を一切持っていないPC達二人がおにぎりや緑茶をダシにPCの外国人と意思疎通を図ろうとするRPてんこ盛り。特に、おにぎりの中に入っている具の一つで交友関係が深まったり亀裂が走りそうになった辺りは笑いが止まりませんでした。食文化は偉大。だからこそ、おにぎりにコーラという組み合わせよりも緑茶の方がいいというのは自然の発想だと思うんです。我ながら神がかった発想だと思った瞬間でした()

今回、草加弟こと葵くんはあろうことかSAN27で(死ぬ気で)参加しましたが、セッションの途中で当たり前のように不定の狂気に陥って発狂RPをさせていただきました。他のお二方のRPが非常にレベルが高いので、今回中途半端なRPとなってしまったことを深く反省しているところです。度重なる寝不足のせいで頭も回らず、話がまとまらないまま話してしまうことも多々ありました。申し訳ありませんでした。

さて、誤解を与えてしまうことを重々承知の上でシナリオの内容を説明するなら、「楽しいドライブだったはずだったのに、気がついたら絶望の淵にいた」が的確だと思います。超短編シナリオはロスト率が高めだと思うんです(猫調べ)

一方で、超短編シナリオ故にクトゥルフ神話要素が薄くなっている……というわけではなく、むしろ過密とばかりに充実していて素晴らしいと思います。その辺りの神話現象の取り入れ方がとても自然で、そして緻密性があるように感じました。ツキナミさんが描写内容を書き切ったら、作者ご本人の許可を貰った上でKPとして回したいです。軽率に回せるというのは最高だと思います!

 

2018年9月29日「Crumble Days」こたつタコ様作

KP:こたつタコ/ PL:猫・イルハ・えみりぃ・ミスターS・エカルラート・ツキナミ/PC:後藤鋼樹・美凪栞・ヘリオス・キルケー・M・カジタ・高山・宇那木拝道(全員高校生)

一言:大人数だとKPの処理が大変だと思いました(他人事)

「土日に接近する台風対策に自宅勤務だった? いいえ、クトゥルフをするためにあえて仕事を持ち帰ってきました!」という週末でした。

初めてまともに「クトゥルフ2010」(ルルブの内容を補填してくれる別冊。他にも沢山の種類があるらしい)の中身を読みながら「学生探索者」ルールを適用して探索者を作りました。それにしても、あらゆる箇所の数値が足りなさすぎて本気で大丈夫かどうか心配でした。途中「数値足りないなら極振りですよ!」という経験者のお言葉を支えに《日本刀》を取得しました。

開幕にて突然起きた衝突事故からヒロイン共々生き残ったかと思えば、今度は謎の組織から監視される羽目になりました。日常は何処。

KP「(事情を知らされた上で)組織に協力しますか? しませんか?」

猫「巻き込まれたくないから遠慮します」

しかし結局巻き込まれる。さすが不幸体質。序盤の《幸運》クリティカルがラッキースケベに反映されて周囲から非難されるし、何でもよく食べる美凪さんからショゴススープを貰ってSAN値が減ったかと思えば、美凪さんが《暴飲暴食》でモブ男君の頸動脈を食い破ってショゴス化したのを目撃するし……誰だよ、彼に「不幸体質」なんて設定を付け足したのは??

肝心のシナリオ終盤では、まさかの《日本刀》と《暴飲暴食》がメインの攻撃となりました。それから、たびたび《マーシャルキュケオーン》なる未知の技能が振られていたのですが、猫の感性が足りないのか未だに理解できないです()

ともかく無事に生還できたので、次回以降、後藤君を成人設定にするかどうか存分に悩みたいと思います。

 

2018年9月30日「狼の鳴く夜に」isora様作

KP:ぴー/ PL:猫/PC:草加葵(私立探偵)

一言:ダイスの馬鹿野郎おおおおおお

記念すべきぴーさんの初KP回という喜ばしいセッションだったはずが、蓋を開けてみれば猫のRPと葵君のダイス目がことごとく反比例する大惨事回と化しました。KP大笑い回とも言う。

気が付いたら見知らぬ場所に閉じ込められ、促されるままに「人狼」を見つけようとする葵君ですが、興奮してまともに話ができない女性NPCに対する《言いくるめ》が失敗して情報が引き出せず、逆にKPが頭を抱える羽目になりました。

そんな中、頭の空っぽな猫が捻りに捻って出した打開策が(あのお人好しの兄貴ならきっとこうするだろうから、という理由で)「人狼を傷付けられない普通のナイフを自分の首に当てて切り裂く」というものでした。今考えると随分捨て身な真似をしたものだ……。

そして、ここで大きな問題発生。NPC達に詳しく話を聞きすぎたせいで、猫がパニックに陥って情報を整理しきれず全く推理できなくなってしまったのです()

猫「あの、私のINTがPCと違って足りてないんです! PCなら気付くと思うから! アイデアを振らせてください!!」

KP「ま、まあいいですよ」

† 100ファンブル

猫「ああああああ(頭抱えながら)」

KP「あはははははは!!!」

ダイスの女神様は微笑まず、結局誤った推理のまま罪のない幼女と人に化けていた人狼をその手にかけた葵君です。あの時の猫は本当に頭が働いてなかったなぁ……色々と後悔の残るセッションとなりました。

 

2018年9月30日「ハンバーガーショップD」ありんこ様作

KP:ぴー/ PL:猫/PC:草加葵(私立探偵)

一言:ありがとう葵君

先程のセッションで骨を食べたり幼女を手にかけたり散々な目に遭った葵君に同情したぴーさんが、その日のうちにSAN値回復シナリオを回してくださいました。今考えてみても、この日短時間で三つもセッションしたの頭おかしいですね??

ハンバーガーを食べる」という至極単純なシナリオだったのですが、問題はその中身。本来なら自由に選べるであろう具材をダイスで決めたのですが、何で当たり前のように神話生物が候補に入ってるんですか!!?(そして当たり前のようにそれらを勧めてくるKP)

ここで葵君の本能と直感が発揮されたのか、奇跡的な運と確率で以ってダイス目が全ての神話食材を避けてまともな伊勢海老バーガーが完成!! これにはKPも「あのダイス(前回セッション時)と同一人物と思えない」と証言。やったぜ。バーガーを食べてSAN値が異常に回復しました。シナリオに記載されていたという回復量がエグかったのでさすがに自重しましたが、それでも他のシナリオに十分参加できるようになりました。一時期「SAN27になってしまったから『○○○○○○(シナリオ名)』でKPCとして死んでもらおうか」と思っていたとは口が裂けても言えませんね(おい)

 

2018年10月5日「ご主人様は吸血鬼!~新米執事メイドの奮闘~」isora様作

KP:ぴー/ PL:猫・fin@・ツキナミ/PC:有栖川弥夜(聖職者)・良牡丹(ネットタレント)・日野柏尾(ドライバー)

仕事中聞き専していたセッションに割り込む形で参加させていただきました。ちなみに、参加開始時刻は23時を回っていました。さすがに迷惑だったと(今更ですが)反省しております。

何故、当時の猫は吸血鬼に聖職者をぶつけようと思ったのだろうか……?

制限時間ギリギリになって参加した有栖川さんですが、参加直後にご子息の遊びに付き合って血液を吸い取られるという散々な目に遭う。

そして、肝心の脱出の手がかりを求めてご主人様の部屋に突撃したのですが、《目星》に失敗したせいで肝心のブツが発見できないという事態に発展。たまらず他の探索者に助けを求める羽目に。

しかし全員《目星》を失敗していくーー!!

猫「え、いやこの中に(肝心のブツが)入ってるって知ってるんですよね!? しかも既に一回調べてますよね! 補正は貰えますよね!?」

KP「そもそもそんな時間があるかどうか《幸運》判定ですね(にっこり)」

その後、何とか《幸運》も《目星》も成功したのでよかったのです……これ以上失敗していたらロスト一直線だったらしいので……。

なお、給仕服(メイド服)を着る探索者達を想像したのが聞き専で最も楽しかったところです。

 

2018年10月5日「ハンバーガーショップD」ありんこ様作

KP:ぴー/ PL:猫・fin@・ツキナミ/PC:草加怜(医者)・鎖創(高校生)・ミフネ・ムレーヌ(闇医者)

一言:あの、え、待って何で??

またしてもSAN値が減った探索者達のためにハンバーガーショップが開店する流れとなり、既にシナリオ踏破済の猫は聞き専に回りました。

ツキナミ「ミフネさんは草加診療所で薬剤師をしているので、昼ご飯に草加さんを誘います」

猫「…………はい???」

訂正。見事に巻き込まれました。

確かにとあるセッション以降、ミフネさんは闇医者から薬剤師に転身して猫の探索者(=草加怜)の経営する診療所に転がり込んでいましたが、まさか踏破済シナリオに引きずり込まれるとは思っていませんでしたね!?(というか、ツキナミさんが関係ないシナリオでも何度か草加さんを巻き込んでくるんですがそれは)

ちなみに、当時の草加さんのSAN値は82/83。前回のセッションで「このシナリオはクトゥルフ神話技能がかなり増える」とぴーさんから聞いていたので余計に不安しかありませんでした。

セッション中、鎖さんとミフネさんが嬉々として謎の神話食材を選んでいく一方で、草加さんのダイス目がことごとく神話食材を引き当てていきました。少しは弟のダイス運を見習ってほしかった……っ!!

KP「ドリンクはどうしますか?」

????「ゴルゴロスの卵のタピオカジュースが飲みたいです」

????「黄金の蜂蜜酒ソーダ割りってできますか?」

猫「飲み物だけは普通のコーラを飲ませてあげてください……」

そんなわけで結果がこちら。

f:id:leafiness:20181021121907j:image※なお、この後更にクトゥルフ神話技能が1増えて、SAN値71/71になりました。

ただ、彼の初期SAN値70なんですよ()

そんなわけで依然としてSAN値黒字を確保し、草加さんの鋼メンタルは健在だったという話でした。

 

2018年10月25日「明日が来るから寝たくない」nakahara様作

KP:ぴー/PL:猫・りん/PC:草加葵(私立探偵)・小鳥遊縁(看護師)

一言:人の家を焼いてSAN値回復させた幼女殺しゴリラ爆誕(偏見)

いつの間にか見知らぬ布団で眠っていた葵君と縁さんが協力して和風の家から脱出を図ることになりました。

草加怜と小鳥遊悠、兄同士は知り合いなのに、弟と妹同士は一切面識がなかったという……リアルであり得そうな設定ですよね。

りん「身長180cmって高いですね……これは実質ゴリラなのでは? 30cm差ありますし」

猫「実質ゴリラって何ですか??」

謎のゴリラ認定された葵君。おかしい。

落ちていた紙幣を見てどうやら時代が違うことを理解した上で地図を見た猫、リアルアイデアがクリティカルして「あ、これ○○○○○だ」と把握。最近、仕事のためにこの時代の生活環境や文化水準について調べていたことも大きかったです。なにより、部屋の配置が特徴的だったからね……。

探索中、これまで日の目を見ることがなかった「探偵」としての勘が開花したのか《目星》をかなり成功させてくれました。ところで、とある部屋に入ろうとして《言いくるめ》を成功させた際に、

KP「おかしいな……猫さんのRPとダイスが反比例しない……」

りん「次にどうやって説得しようか考えてました」

猫「酷すぎませんか!? 80でそうそう失敗しませんよ!」

という流れからの、

f:id:leafiness:20181027161320j:image《目星》クリティカル→《目星》ファンブル→《DEX×5》失敗→《幸運》ファンブルは酷かったですね……葵君は褒めたら付け上がるタイプのようです。そんなところ、猫とそっくりじゃなくてもいいからね!?

危うく押し入れで付けていたマッチから引火してロストしかけたところを、《幸運》に成功した縁さんが水を汲んで鎮火してくれました。縁さんありがとう……本当にありがとう……そして葵君は反省したまえ!!(言い訳こと《言いくるめ》も当然失敗して居間でテレビ見ながら落ち込んでいました)

 

2018年11月3日「オートマタは星に願う。」にこいち様作

KP:ぴー/PL:猫/PC:草加怜(医者)

一言:守りたい人がいるから。

ぴーさんがかねてより「回したい」と仰っていたシナリオを回すことになりました。なお、23時半開始7時終了である(推定2~4時間とは)

実は、事前に同じシナリオを踏破したツキナミさんのダイス目が荒ぶったらしく精神的に重症を負っていたので、猫の探索者の中で出目が安定している(もとい猫が最も信用している)草加さんを連れていくことにしました。

宝富士という山に一人で慰安旅行に出かけたところ、「親方! 空から女の子が!」現象に遭遇。その子が猫の元PC草加深緑ちゃんに瓜二つだったのですが、そんな衝撃的な出来事に遭遇しても草加SAN値は減りませんでした。さすが鋼メンタル。なお、聞き専だったツキナミさんから「翡翠(ひすい)」という素晴らしい名前をいただきました。即採用。

猫「KP、今日の草加さんは自分の診療所をミフネさん(ツキナミさんのPC。最近は薬剤師として草加診療所で働いている)に任せて旅行に来ています。しかも、自宅は診療所の2階にあります」

KP「はい、そうですね」

猫「翡翠ちゃんを連れて帰るならミフネさんと遭遇するので、きちんと紹介しないといけないと思うんです。そんな訳でミフネさんを招集したいです。あと、念のため深緑ちゃんの所在を確かめたいので、小鳥遊さん(鳩になった深緑ちゃんを預かっているぴーさんのPC)に連絡を取ります」

聞き専だったツキナミさんと、KPのぴーさんを巻き込み、突発的に草加・ミフネ・小鳥遊のRPが開始されました。このメンバーが全員揃って会話する機会はこれまでほとんどなかったので最っ高に愉しかったです。

KP「そんなわけで翡翠ちゃんを見たミフネさんと小鳥遊はSAN値チェックです」

結果、小鳥遊さんのSAN値が1減りました。お二方共ノリがよすぎでは??

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※その後の探索にあたって、再度診療所をミフネさんに任せた際のお言葉がこちら。この闇医者最高か??(RP的に)

その後、翡翠ちゃんに熱いものの食べ方を教えたり、オススメの本を紹介したり、ぬいぐるみをプレゼントしたり、お互いにご飯を食べさせたり、翡翠ちゃんを落ち着かせるために頭撫でながら一緒に寝てあげたり、一週間後に舞台を見にいく約束をしたりしました。そんなRPをする度にKPが「はあーーーーー」と溜め息を吐いてくれたので猫としても楽しかったです。

PL的にこの後の展開が何となく読めてしまった(関連する神話生物にもアタリが付いてしまった)が故に、RPは特に気合いを入れました。「KP、ちょっと待って下さい。PCはともかく、私は決して『あーん』をしたくないわけではないんです。同じご飯でやるよりも別の物でやるべきです。デザートはどうでしょうか? 翡翠ちゃんはパフェを注文するイメージです」と提案する位にはガチでやりました。後悔はありません。

翡翠『両親も、帰る場所も、戻るはずの記憶もなかったんですね」
草加『帰る場所ならここにある。記憶はこれから作っていけばいい。両親の、代わりにはなれるかどうか分からないが……そんな悲しいことは言わないでほしい』

我ながら特に頑張ったRPがこちら。ただし、この後のダイス目は悲惨なことになりましたが(反比例の法則)

そして、遂に訪れた運命のダイスロール。KPの温情で「10d100を3回までなら認める」とのこと。覚悟を振って回した結果がこちら。

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猫「っっっっしゃああ!!!(両手ガッツポーズ)(大声で叫ぶ)(朝6時)」

草加さんは奇跡を起こすことができました。ハッピーエンドで生還した彼は、翡翠ちゃんと同居することに。深緑ちゃん嫉妬不可避。SAN値68/71と初めて赤字を達成しましたが、そんなことは些細な問題なので全く気になりません。

その後の反省会では「まさか本当に出すとは思わなかった」「何も言えない」「とりあえず瞳の色だけは変えませんか?」「今までのことは全て翡翠さんをお迎えする壮大な伏線だったのでは??」と様々なお言葉をいただきました。ツキナミさんのPCが辿った結末を思うが故の申し訳なさを若干感じつつも、猫はこれからの彼らの生活が少しでも幸せになるように願っておきます。

f:id:leafiness:20181105095158j:imageカスタムキャスト翡翠ちゃんを制作してみました。可愛い。

※にこいち様の許可をいただき、ぴーさん・ツキナミさんのご協力の下、後日談的短編小説「シーライトの希い(願い)」を書かせていただきました。本当にありがとうございます。

 

2018年11月4日・11日「ジュリエット」喀血卓様作

KP:えみりぃ/PL:猫・イルハ・トト丸・キラメル・ツキナミ/PC:如月琳(ディレッタント)・美凪靖(教授)・ルミッサ・小杉(考古学者/冒険家)・羽沢紗夜(警察官)・我家垂蔵(刑事)

一言:PL1は我家さんでした(満場一致)

えみりぃさんから「このシナリオ、猫さんが好きそうなので回したいのですが」と誘われ、軽率にPL参加させていただきました。キラメルさんとは初交流でした。ありがとうございました。

馴染みの喫茶店の店主から依頼を受けて、とある絵に隠された真相を探ることになりました。遭遇時から美凪さんが二人に見えて「あれ、これSAN値チェック案件かな?」と思いましたが、お互い常連客だったので許されました。よかった(よくない)

途中、情報収集のために三カ所に別れたのですが、見事に一人きりになって(技能を失敗して情報を聞き出せなかったらどうしようと思って)焦りましたが、先にダイスを振った4人が順調に情報を集めてくださったおかげで大分心穏やかでした(我家さんのファンブルに目を瞑りながら)

その後、とある洋館の地下室で奇妙な体験をして見知らぬ空間に辿り着きました。その空間にいた謎の女性から「好きな紅茶とお菓子を出してあげる」と言われたのですが、ほとんどの人が紅茶とお菓子ではないものをお願いしているのが非常に面白かったです。ルミッサさんに至っては自ら寿司を握り始め、そして全部失敗しているの本当に面白すぎました(元ネタがあるという話はいいですね。そういう裏話大好きです)

セッション後半では謎の神殿に赴き、蛇と遭遇して噛まれたり謎の巻物を見てSAN値削れたりと散々な目に遭いました。その過程で、どうやら我家さんが本シナリオの神話生物の両方共に接点があることが明らかに。

我家『実は、知り合いの娘さんをとある館で死なせてしまったことがあるんです』

猫「うぐっ」

ツキナミ「どうされましたか猫さん」

猫「ああ……いや、心当たりしかなくてですね」

そして訪れた最終決戦。探索者全員が戦闘技能持ちで武装済、その上技能に成功すれば銃弾も量産可能で一回のみ即死無効付きという破格の待遇でしたが、もちろんそんな待遇である以上相手も破格の神話生物でした……。毎ターン、あの数値の回復量はエグいです(しろめ)

PL達が頭をひねっても打開策が見出せず、KPが《アイデア》を振らせてくださったおかげで何とか活路を見出せました。その際に、PLの心が一致して起きたのが「我家さんに決着を付けてもらいたい(『技能を振って銃弾作ります』という宣言)」というものでした。KPまでもが我家さんのためのシナリオではないかと公言する程の噛み合いぶり。

結果、無事に生還して終えることができ、如月ちゃんは日本語と英語とエジプト神聖文字と猫語を使いこなすバイリンガルになりましたとさ。如月事務所の今後は如何に。

 

2018年11月16日「ホットカーペットが剥がせない」ぴー様作

KP:ぴー/PL:猫・ツキナミ・りん・れいらん/PC:翡翠(メイド)・ミフネ・ムレーヌ(闇医者)・小鳥遊縁(看護師)・雪音リリィ(歌手)

一言:† 圧倒的ゴリラEND †

どうしても翡翠ちゃんを使いたい欲求を抑えきれず、投入させていただきました。職業はKPと相談して決めました。《製作/料理》と《精神分析》は譲れなかったんだ……。

ミフネさんと一緒に草加家を掃除していたら、突如りんさんとれいらんさんがダイスを振り出し、結果的に小鳥遊妹と世界的有名歌手が草加診療所に来襲しました。何だこれ。

肝心のホットカーペットがやはり剥がせないのでどうしようかと思っていたら、縁さんの《説得》がクリティカルして無形の落とし子さんがにゅっと登場。何とか退いてもらおうと雪音さんが歌を唄い始めたり、縁さんがゴリラの召喚に成功して草加家に突撃させようとするのを猫が制止したり、猫は猫で翡翠ちゃんにサラダを作らせて落とし子に食べさせたりと、まさにやりたい放題。そんな中、SAN値チェックを全部失敗していくミフネさん()

小鳥遊『ごめんゴリラ、戦闘があるかも知れないからそこで待ってて(診療所の外)』

れいらん「(《変装》に失敗して野次馬が多数押し寄せている状態+ゴリラにSAN値チェック案件なので)診療所の外に出て歌います」→《芸術/歌》成功

りん「ゴリラがドラムを叩いてくれますよ多分」

れいらん「ベース弾いてほしいんだけど」

KP「ベース弾いてくれますね」

???『何か面白いことをしてくれたら此処を退いてあげるよ』

翡翠『今、診療所の外で歌のお姉さんがゴリラさんと一緒にライブしてます』

???『何それめっちゃ面白そう(落とし子を連れて観にいく)』

KP「シナリオクリアです」

PL全員「えっ」

確かこんな感じのゆるふわ深夜テンション(もはやカオスすぎて記憶すら怪しい)で終始笑わせていただきました。セッション開始時に翡翠ちゃんの戸籍について重々しい話をしたようなしなかったような気がしましたがきっと気のせいですね()

f:id:leafiness:20181117123349j:image※ちょっとした後日談

 

2018年11月22日「イートアンドウォーカーズ 草取村の疑惑」健康骨様作

KP:桜井義之/PL:猫/PC:翡翠(メイド)

一言:連れて行くキャラを間違えた(ごめんなさい)

珍しく早く帰宅した猫の様子を見て桜井さんがお声をかけてくださり、短時間でセッションをしてくださることになりました。キャラを選択する時点では推奨技能しか分からなかったので、家庭教師ミフネさんのおかげで元に戻ったEDUの数値で技能値を振り直した翡翠ちゃんで臨みました。

※猫はこのシナリオの概要を知っていましたがPC視点を重視して臨み、メタ知識を一切用いなかったことを此処に宣言いたします。

導入段階で「一人で旅行する程に成長した翡翠ちゃん」「美味しい茸を入れて帰ろうと、クーラーボックスを抱えている翡翠ちゃん」の姿(想像)がもう可愛くて可愛くて、画面の前で顔を覆っていました(実話)

f:id:leafiness:20181123123113j:image ※当時猫が更新していたツイートがこちら

《投擲》が予想以上に大切だったことに今更ながら気づくも既に遅かった。しかし《地質学》に成功したので個人的には満足です。

シナリオ後半では肝心の神話生物と遭遇することになるのですが、ここで大きな問題が発生。

猫「翡翠ちゃんのメモ欄に書いてあるんですが、○○○って翡翠ちゃんの○造○なんですけれど……」

KP「え、ち、ちょっと待っ……えっ?? これ、SAN値チェック入ります??」

猫「減少数値を減らしてはいかがでしょうか?(SAN値チェックを成功させる音)」

KP「SAN値減少はありません! 見慣れてますね!!」

ご迷惑をおかけして本当にすみません……その後、美味しい料理もちゃんと作れました……SAN値回復も美味しかったです……。

最後の最後で翡翠ちゃんが《説得》技能を失敗したときはどうしようかと思いましたが、NPCの少女の交渉技能が見事に成功したので圧倒的ハッピーエンドでした。やったぜ。

ところで、翡翠ちゃんの数値が14→93→9だったのですが、荒ぶりすぎでは??(なお、《目星》でクリティカルを2度出している模様)

f:id:leafiness:20181123123135j:image ※ちょっとした後日談

 

2018年11月22日「イエイ! ブラッディバレンタイン!!」ありんこ様作

KP:ぴー/PL:猫・りん・れいらん・ツキナミ/PC:草加翡翠(メイド)・小鳥遊縁(看護師)・冬美心愛(パティシエール)・Tsune Narami(武道家

一言:愛の力は偉大

見知らぬキッチンで30分以内にチョコを作ることになりました。謎空間でのSAN値減少なんてなかったんだ……(全員SAN値チェック成功しました)

趣旨を理解した心愛さんが「これバレたら世界滅ぶのでは??」と彼女(神話生物)にビクビクしていましたが、それ以上の本命チョコを作ることで何とか許されていました。世界が滅ばなくて本当によかったです。

時間を超越したオーブンは現実世界にも欲しいところです。いや割と真面目に欲しい。

そんなわけでみんなでワイワイしながらチョコを作り始める四人。そして全員判定成功。地味に凄い。奈良海さんに至ってはクリティカルを出し、それを見たプロのパティシエールが膝から崩れ落ちる程の奇跡のチョコが完成しました。一番女子力が低いというのは嘘だった模様。

そんなわけで何の問題もなく普通に生還を果たしたのですが、ここで猫が駄々を捏ねる。

猫「自分のRPはともかく! 私は! 皆さんのRPが! 見たいんですよ!!」

ここから、PC四人が誰にどうやってチョコを渡すのか、壮大なるRP会が幕を開けるのであった……っ!!(奇跡的にシナリオ関係者のKP及びPLが勢揃いしており、NPCも問題なく召喚できる最高の条件付きである)

心愛さんは、彼女に対してガチのチョコレートケーキに手紙を添えてテーブルに置くという粋な計らい。

奈良海さんは、いつも料理を教わっている兄妹に感謝の意を込めてプレゼント。

縁さんは、同居人のナイちゃんに手渡し。それから、何だかんだ言いながらお兄さん(小鳥遊悠さん)の家のドアノブにも引っ掛けておいたのだとか。

そして翡翠ちゃんは、いつもお世話になっている草加さん、ミフネさん、悠さん、そしてゴリラのお姉さん(縁さん)にフォンダン・オ・ショコラを渡しました(《製作/料理》技能を四回振って、全部成功させたチョコである)。なお、草加さんには特別に甘さ控えめのホイップクリームを添えるというオマケ付。

何だこれ、RPしている猫の方が胸焼けで死にそうなのだが……!?(実は告白させようかどうか20分近く迷っていた模様)

 

2018年12月3日「デュエリストの集い」ぴー様作

KP:ぴー/PL:猫・ツキナミ/PC:草加葵(私立探偵)・空色疾風(コンピュータ技術者)

一言:「半端な気持ちで入ってくるなよ。デュエルの世界によ!!」(偏見)

ぴーさんのオリジナルシナリオと聞いてすっ飛んできたのですが、PCの条件がこれまで作成したどのPCにも当てはまらなかったので、「近所の悪ガキ共と話をしている内になんやかんやでカードゲームにのめり込んだ」という謎設定が追加された葵君で臨みました。

馴染みのカードゲームショップで新作TCGが発売されると聞いて行ってみたら、何故か「空色・藍色」と色の濃淡で呼ばれるようになってしまった……愛されているから仕方ないね(実際に名前呼びやすい)

さらに、その新作TCGを実際に体験してみたら、それはもう散々な目に遭いました(《クトゥルフ神話技能》が1クリして冒涜的な雰囲気を察してしまう不遇さ)嫌な予感を覚えて帰ろうとしても時すでに遅し。それはもう店員さんにコテンパンにされました。やはり某犬は怨敵……。

このシナリオの何が凄いというとその圧倒的情報量と各デッキのバランス配分です。普段からカードゲームを嗜んでいる方だからこその内容を他の方々にもぜひ体験していただきたい。次回作(新弾)も今から楽しみにしています。

 

2018年12月31日「繰り返す夢」ぱちょ様作

KP:桜井義之/PL:猫・イルハ・えみりぃ・パーティクル/PC:有栖川美弥(聖職者)・美凪栞(本屋)・工藤七海(オカルト作家)・不二嵐(無職)

一言:意図せずリアルクトゥルフ神話技能を使ってしまった……(反省)

年末年始クトゥルフ神話TRPG大感謝祭第一弾として、企画者こと桜井さんがシナリオを回してくださいました。《戦闘技能》が欲しいと事前に言われていたのですが、これまでほとんどセッションに参加していなかった有栖川さんを連れて行くことにしました。ちなみに彼女の戦闘技能は《こぶし》のみです(なお、DBはない模様)

開始早々、共通の知人が早々に命を落としたと思ったら、気がつけば時間が元に戻っていたという摩訶不思議な出来事が起こります。ただ、それ以上に「空の色が○○色である」と描写された途端、美凪さんが腹の中に納めていた神話生物を吐き出して「これと同じ色?」と確認して1d6/1d20を周囲に振りまいたことが印象に残りすぎて……よく有栖川さん不定踏まなかったなぁと感心しました()

ところどころで不二さんだけが《聞き耳》を成功するのが面白かったですし、老人の手を引いて歩くRPめちゃくちゃ楽しかったです。

KPにも迷惑をかけつつも何とか元凶と対峙できたまではいいのですが、肝心の有栖川さんが《応急措置》しか役に立たず申し訳なく……それにしても美凪さんダイス運よくないですか?? 何とか生還できたのは、間違いなく美凪さんのおかげです。ありがとうございました。

 

2019年1月2日「首切り様」マリコロ様作

KP:トト丸/PL:猫・イルハ・えみりぃ/PC:草加葵(私立探偵)・美凪栞(本屋)・江見正明(医者)

一言:譲れないものがあればPvPが起こっても仕方がない(にっこり)

突発的に参加した2019年初セッションとなりました。序盤では久々の葵君RP(反復言語)に慣れるまで時間がかかり、縛りを忘れて普通に話していました。やらかしました(多分誰も気付いていない)。それから、交通手段がバイクというのがネックになっていて個人的に笑いました(PLの皆さんのおかげで葵君のバイクがスクータータイプに決定したり、NPCがバイクを貸してくれたりしました)。

自由奔放の美凪さんを押し留めるために服を引っ張りながら《言いくるめ》を振ったのは楽しかったですし、そんな美凪さんの食事代を江見先生に奢らせたのも本当に面白かったです。こういうノリに付き合ってくださるPLの方々に心から感謝します。

途中、NPCの口が堅すぎたので(三人共《言いくるめ》《説得》を失敗したため)猫が頭を捻らせて「そういえば、この山には○○○の封印がされているところがあるらしいっすよねー、行ってみますかー」とNPCに聞こえるようにRPしてから再度振った《言いくるめ》が1クリしたのが葵君の山場でした()

また、会話を交わす内に予想以上にNPCの男性のことが好きになってしまい、「一発殴らないと気が済まない」という発想に至ってしまいました。ちなみに、その時に言った「お前、俺の職業知ってるだろ?」が個人的に好きな台詞です。

そして、終盤に押し入った部屋で目の当たりにした事実を前に、美凪さん・葵君・江見さんの三つ巴が発生。PL同士も全力で弁舌を発揮する展開となりました。KPはきっと大変だったと思いますが、猫は非常に楽しかったです。以前、自分の手で人の命を絶ったことのある葵君らしいRPもできたと思います。「包丁を掴む」という宣言をしたときは本気で覚悟を決めました。ところで《暴飲暴食》強くないですか?

○○○「退けよ」

葵「……っ」

○○○「そんな素人の動き、見ていられるか」

素晴らしいRPをありがとう、KP……最も感動した瞬間の後にどうしようもない絶望に叩き落とす展開嫌いではありません(むしろ大好きです)(しかし咄嗟に言葉が出ないくらい衝撃を受けました)

結果的に、また一つ後遺症が残ったものの無事に生還できました。彼はどうやってもこんな役回りなんだろうなぁと改めて思いました。

 

2019年1月3日「境界の社より〜大晦日奇譚〜」深淵様作

KP:ツキナミ/PL:猫・あさ/PC:後藤鋼樹(郷土史家)・里原薫(大学生/剣術家)・沖津紅(巫女)

一言:中国語の野郎許さねえ

念願叶ってあささんとご一緒にPLを体験する機会に恵まれました。猫の数少ないTRPG歴の中でお逢いした「この人のようなRPをしたい!」と思った方の一人でしたので本当に嬉しかったです。

以前、高校生シナリオに参加していた後藤君を一回だけダイスを振り直して数値を加え、成人として登場させました。その際、図らずも里原君と《日本刀》技能が被ったため、後藤君の柳木道場に後輩として入っていただくことになりました。畏れ多いことです。

初めはどうやって関係性を築いていこうか迷いましたが、里原君の適度に軽い言動をブン殴ってでも止めさせる、程のいい年上のお兄さん的な立場に収まりました。

ところで、格好いい男性が袴を着こなす姿って最高だと思うんですよ??(里原君の袴姿のイラストめっちゃ待ってます)

鍵を握るNPCに謎の組織の調査を依頼されたはいいものの、見つかりそうになる度に二人揃って《日本刀》を振り出して気絶させようとするのが楽しかったです。

見かねたKPが「本部からやってきた天子様と護衛の方々」という助け船(という名の無茶振り)を出してきたお陰で、RPに散々頭を悩ませる羽目になりました。

そして、探索の末に手に入れた資料を読むために振った《中国語》のファンブル処理で、里原君の携帯とNPCから借りた電子辞書が壊れました。その説は誠に申し訳ありませんでした(補正有《中国語》を三連続で失敗しながら)

何とかKPを言いくるめて四回目の《中国語》を成功させたはいいものの、KPが資料の内容を即興で一昔前のギャル風に言い直し、それをメモした猫が後藤君として喋るという阿鼻叫喚と化しました。そして、恥も外聞も捨て去った後藤君のフワッフワとした説明で全てを理解したNPCである(クトゥルフ神話技能がクリティカルしたらしい)

f:id:leafiness:20190113125837j:image※なお、RP中の猫はずっとこんな顔でした。

後藤君の尊い犠牲の下、いざ最終決戦へ。それにしても何ですかこの神話生物大感謝祭は(SAN値を削られながら)。ただ、事前に準備させてくださったKPの温情やダイス目のお陰で戦闘内容はほぼ完勝。何やかんやで《日本刀》が綺麗に決まって良かったです。それにしても、日本刀よりも木刀の方がダメージが出るのは何故でしょうね……?

 

2019年1月13日「セーラー服を脱がさないで」かる様作

KP:イルハ/PL:猫・こたつタコ/PC:柊杠葉(大学院生)・奥村燐太郎(祓魔師)

一言:柊ちゃんはいつもこんな目に遭う(定期)

先んじて「高校の文化祭に行ってもらいます」という話があったため、散々頭を悩ませた末に柊ちゃんを連れていきました。なお、高校生の奥村君とは近所の知り合い関係になったのですが、彼の語尾が「ヅラ」だったのは反則ですよね(最初、猫が笑いすぎてRPどころではなかった)

二人で謎解き脱出ゲームに参加しただけのはずが、気がつけば年齢的に辛いセーラー服を着せられる羽目になりました。柊さんは(APP的に)まだ大丈夫という判定をいただいたのですが、お隣にいた男子高校生が散々たる有様になっており……柊ちゃんとしては冷めた目付きにならざるを得ず……その上SAN値チェック案件をことごとく引いていく奥村君……本当に申し訳ないというか何というか……。

ただ、名前付きで黒板に相合い傘が書かれていればさすがに消します(すまない)。

途中まで出目が安定していたのですが、終盤で一回ファンブルしたために何者かに抱きしめられた上キスまでされてしまいました。そういうところだよ本当……(多分これが初めてだったと思われる)

最終的にはこたつタコさんと協力してリアル知識で謎解きを完遂させ、無事脱出することができました。こういう話を体験する度に、せめて点字とモールス信号くらいはきちんとした知識を持っておきたいと思うんですが……。今回、正直一人ではお手上げだったと思うので、こたつタコさんの存在が非常に大きかったです。ありがとうございました。

イルハさんから「柊ちゃんのセーラー服姿、描いてくれるんですよね??」と言われましたが、さすがにイラストを描く余裕はなかったのでカスタムキャストで許していただきたい……(ついでに紺色セーラー服がなかったこともお許しいただければ)。

f:id:leafiness:20190113222556p:plain

なお、今回のシナリオにおける猫の目標は「お土産のリンゴ飴を某診療所の少女に渡す」だったのですが、ともかく生還できて良かったです。

 

2019年1月19日「汝、真実を愛する者なりや。」にこいち様作

KP:ぴー/PL:猫・ツキナミ/PC:草加隼人(ビジネスマン)・空色疾風(コンピューター技術者)

一言:新たなコンビと関係性に期待。

遂に草加家最後の一人こと長男が満を辞して解禁。久々に新規で探索者を作成したので非常に緊張しました。

後輩が恋人と共に行方不明になってしまったので、事情を知っていそうな妹さんに話を伺いに行くことになりました。途中で自転車を全力疾走して来た空色君と合流し、一緒に部屋を漁りつつ情報を集めることに。

ところでこの二人、年齢差が20歳近くあるので側から見ればもはや親子レベルではないのでは……そんな二人が嬉々として他人のコンピューターを覗き見するの可愛いのでは……??

その後、交通手段がバラバラだったこともあり、現地集合しようという流れになります。

ツキナミ「自転車に乗って先に行きます」

猫「え!? タクシーで後を追います(探索し忘れた箇所を確認し終えてから出発した)」

ツキナミ「教会に十字架はありますか?」

KP「ないですね」

ツキナミ「隼人さんを待ちます(即決)」

何とか合流した後、二人で教会に突撃。情報収集してから問題の失踪地にて後輩を見つけて辛うじて連れて帰ることができましたが……確かにクトゥルフ神話的な後味のシナリオでした。好きです(直球)。

その後、シナリオ後の「真実」を知った故に空色君がとある決断をしたことで、一つの話が持ち上がります。

ツキナミ「空君的にはあの人と恋人さんの行方を探したいんですけど、どうしましょうか」

猫「それなら隼人さんが、自分の弟のやってる探偵事務所の連絡先を教えてくれますよ」

ここでまさかの葵君と空色君がデュエルセッション以来の再会を果たすフラグが立つ。そして、セッション終了後に(1時間半ほどかけて、誰も聴いていないのに、しかも朝3時なのに)ツキナミさんと一緒に彼らの会話をRPするという暴挙を果たしました。自分でも頭おかしい真似をした自覚はあります! 楽しかったです!!(次の日録音データをほぼ全部書き起こした顔)

 

2018年1月29日「絶世美人」t-sr様作

KP:イルハ/PL:猫・桜井義之/PC:如月琳(ディレッタント)・プラシド(軍人)

一言:やらかしたが満足である(すみませんでした)

久方ぶりに出張先から直帰できたので、「余裕があればPLやりたいなぁ」とツイートをしたらイルハさんが颯爽とKPを買って出てくださいました。有り難い話です。

プラシド及び女社長と知り合いという謎の交友関係をもつNPCの男性から「妻と別れたいから妻について色々と調べてほしい」と頼まれ、家宅捜索することに。真っ先に人様のベッドにダイブして《医学》をクリティカルさせ、別の部屋では前置きなしに冷蔵庫を開けられたので個人的に大満足です。部屋を漁る内に猫も桜井さんも「むしろNPCの男性の方が怪しいのでは?」という話になり、もう一つの情報源である酒場に行くことになった時に事件は起こります。

猫「(バイク変形したプラシドさんの後ろに乗る直前に)あれ、これヘルメットありますか?」

KP「《幸運》判定をお願いします」

猫「(あ、やべぇ余計なこと言った)《幸運》失敗しました……」

KP「運転中に警察に見つかりますね」

桜井「《運転》で振り切ります。ファンブルしました……」

KP「激突します。1d3+1で振ってください。あと、当然警察には切符を切られます」

桜井「《言いくるめ》を振ります。失敗しました……」

KP「切符切られます。あと、事故を起こしたのでバイク変形ができなくなりました」

桜井「《機械修理》を振ります。失敗しました……」

KP「今日はもうバイク変形できないということで」

もう余計なことは言わないようにしようと決意した瞬間でした桜井さんごめんなさい(KPにも色々負担をかけました)

何とか酒場までやって来たのですが、バーの店主に名刺を渡しながらオススメを聞いたら世界第一位から三位までの高度数の酒を勧められたのでCON対抗を振って第二位まで一気に飲み干しました。如月ちゃんはお酒に強い。プラシドさんは第三位で既にダウンしていたのに帰りのタクシー代を奢ってくれるといういい人(?)でした。

次の日、改めて妻に話を聞いたらやはり妻の方がヤバい感じで言葉を失いました。しかも《クトゥルフ神話技能》が成功したせいでNPCの男性の正体まで分かってしまうし、再度呼び出された時に「やっぱり耐えられないんだ……」と言われれば、そりゃ同情もしますよね……。

結局鍵を握るアイテムをどうするかという話だったはずなのに、隣にいたプラシドさんが不定に堕ちたので選択の余地はありませんでした。なんやかんやで生還を果たした上、屋敷で手に入れた拳銃を持ち帰ってしまったので、拳銃の弾を自作できる上、《猫語》を話せるというよく分からない探索者が誕生しました。如月ちゃんの明日はどちらだ?

 

2018年2月2日「好奇心は君を殺す」ポン酢様作

KP:ぴー/PL:猫/PC:草加怜(医者)

一言:ぴーさん覚えてろよ……(褒め言葉)

土曜の仕事が終わって帰宅した後、突発的にぴーさんと卓を囲むことになりました。日曜仕事があるというのにKPをしてくださり、本当にありがとうございました。

それにしても、草加次男(最近未成年と同居し始めて幸福な生活を送っている怜さん)を指定する時点で既に業が深いですね。序盤の時点で狙い澄ましたかのように天国から地獄へと落としてくる辺りが最高です(あまりのことに言葉を失いながら)。

そうしてやってきた見知らぬ部屋。KPC含めて16回のセッションに顔を出している怜さんですが、「い つ も の(謎の異世界に閉じ込められる)」案件は彼にとって初めてだったのでSAN値チェックを食らいました。そして当然成功である。

ソファーに座っていた謎の白猫(しかも琥珀色の瞳の子)と一緒に、帰る手段を探すことになったのですが、あちこちに好奇心旺盛な猫が引っかかるようなデストラップが仕掛けられていて探索どころではなかった。リアル知識を駆使したり《アイデア》を振ったりしたのですが、《目星》失敗のせいで猫を一回見殺しにしてしまい(KPの温情で自分で殺した扱いにはならなかった)「すまない」と謝る羽目に。これは感情移入しますわ……それにしてもお前、危険なものに自分から飛び込むのマジで止めろ??(ビー玉取ったりタマネギ処理したりプランターを抱えたりボロボロの本棚が崩れ落ちた時に庇ったりと色々あってPL・PC共々息切れ気味)

その後、部屋を探索しても帰る手段が見つからずにどうしようかと思っていると、猫が出口らしき地下室(底の見えない直下型)を教えてくれました。直下型だからさすがに入ろうかどうか迷っているとKPから「入っていいんですか?」と声をかけられ、今度は猫が勝手に別の扉に付いている猫用の通り窓に入って「え、このまま猫を置いて帰っていいの?! いや、そもそも猫は無事なの!?」という思いから扉を開けようとして「本当にいいんですね?」と声をかけられる。どちらに転んでも辛い選択を強いられ、猫が自分で通り窓から出てくるまで待つことを決意。こういう優柔不断さは本当に何とかしたいですね。

結局は(KPの温情のおかげで)生還するのですが、シナリオのエンディング分岐を聞いて心が折れそうになりました(ベストエンドだったので全く関係ないはずなのに、いざそうなったらを考えたらゾッとするレベルだった)。SAN値回復もほぼ最低値で、怜さん的にも心が折れかかった体験だったようです。エンディングで突然翡翠ちゃんを抱きしめてもおかしくないよね……。「守りたいものがある」というのは強さにも弱さにもなるなぁとつくづく実感したセッションでした。

 

2019年2月11日「壁からケツが抜けない」たん吉様作

KP:ぴー/PL:猫/PC:草加葵(私立探偵)

一言:もはや芸能美である。

猫が回したシナリオのお返しとばかりに、ケツシナリオを回していただけることになりました。いや何だよケツシナリオって本当(褒め言葉)

目が覚めた時点で既にクライマックス。描写について少しでも触れようものなら葵君の貞操に関わる大惨事。何というかいろんな意味でヤバい。シナリオタイトルからしてヤバい感じでしたが、開始3分の時点でこのシナリオを回そうと思ったぴーさんをいろんな意味で尊敬しました。ええ。

それにしても制限時間8分というのが驚きました。ダイスを振る時間や描写説明を除くとはいえ短すぎない?! と焦りながら始めた探索でしたが、KPの焦りやPCである葵君の動揺がそのままダイス目に反映したのか、《目星》を2回ファンブルするというよく分からない確率(69もあるのに途中まで成功率約30%以下)で制限時間がどんどん削られました。解せぬ。

テーブルに向かって何度か縄を《投擲》してクリティカルをもぎ取ってから運気が回復して事なきを得ましたが、セッションの途中まで「ああ……葵君、ここで死ぬ気かコイツ(死んだ魚のような目)」と思っていました。事なきを得て何よりです。

ところで、セッション終了後の成長ロールで《目星》1クリするの止めような??(KPの温情で《目星》が72になりました)

 

2019年3月3日「ニャルットモンスター」喜乃様作

KP:ぴー/PL:猫・りん・れいらん/PC:琴乃葉奏(大学生)・唯乃実花(私立探偵)・鳴神咲夜(私立探偵)

一言:感動の再会(?)

休日出勤して処理した仕事が一区切りした段階で早々に退勤し、ホテルにてセッションに参加しました。そして2018年7月以来の琴乃葉ちゃん参戦。前セッションで一緒だった唯乃さんがいなかったら(コミュ障なので)完全に詰みでしたね……危ねぇ……。

気楽な名前に反して、不思議な世界に迷い込んだ矢先にSAN値直葬しかけ、その後も気軽にSAN値が吹っ飛びかけたり死にかけたりするという恐ろしいシナリオでした。

途中、情報集めに訪れた図書館で嬉々として振った《図書館》85が見事に二回失敗する快挙を成し遂げたかと思えば、命の危機に苛まれた時に振った1d100で2クリを叩き出すなど、いざという時の出目が強かったです。

KP「○○○○には行かないんですか??(やけに嬉しそう)」

れいらん「アイツ、神話生物で一番嫌いなので行きません(キッパリ)」

そんな訳で終盤戦。黒幕との会話にて衝撃(でもない)事実が判明し、鳴神さんが生涯をかけて捜し求めていた存在との感動の再会を果たします。記念に家族写真を撮影した後、生き残りを賭けた運命の対決が始まりました。しかしクトゥ○○とクトゥ○○は強かった……(圧勝)

無事に生還を果たした三人。鳴神さんは人生に疲れたらいつでも家族と再会できる権利を獲得して満足かと思われます。琴乃葉ちゃんと唯乃さんは邪神との接点をまた一つ増やしました。

……あれ、ここだけ見れば圧倒的ハッピーエンドでは??

 

2019年3月13日「死ね!花粉」つきのふね様作

KP:ぴー/PL:れいらん・りん・テル坊・猫/PC:花宮蓮(林業者)・小鳥遊縁(看護師)・黒木薫(医者)・煽堂蓮(スタントマン)

一言:(関係各所に対して)申し訳ありませんでした、楽しかったです。

「何やら面白そうなシナリオ回しているじゃないですかー!?」と喜び勇んで聞き専として飛び込み参加しました。前置きもなく突然通話に参加したのに「あ、猫さんだー」と温かく迎えてくださる皆様の懐の深さに感謝します。

要は花粉を焼くシナリオらしく、皆さんが挙って防護服を着込んでいたのが面白かったです。ただ、クライマックスでは予想以上に凶悪な神話生物が顕現。一度《回避》に失敗すれば即死のはずなのに、KPもPLもクリティカルが飛び交う(ある意味で)散々たるダイス目でした。

りん「バナナで受け流しできませんか??」

れいらん「(クリティカルが出たので)反撃しまーーす!」

テル坊「猫さんがKPしましょう!(猫KPの戦闘技能は失敗することに定評がある)」

KP「いやー、いくら猫さんでもさすがにこの数値は成功しますよ……猫さん、今から(PLとして)突撃しません??」

猫「え、物理攻撃ほぼ効かないんですよね? 貫通系の戦闘技能持ちの探索者ほとんどいませんよ?」

れいらん「D-4着ればいいんですよ」

全員「!!!????」

猫「あ、あれって貫通系の攻撃ありましたっけ?」

れいらん「ありますあります。もし(猫の探索者である)煽堂君を連れてくるなら着せると思いますよ」

猫「……と、上司(某シナリオでKPを担当したれいらんさん)も言っているんですが、いかがでしょうか」

KP「分かりました、許可しましょう!」

猫「いいんですか! 本当にいいんですか!?」

そんな流れでヘリコプターで派遣された正義のヒーローこと煽堂君が、神話生物を一撃で真っ二つに斬り裂きました。「ありがとうヒーロー!」というPCの声援にポーズのみで応えて去っていく姿は、まさに彼が理想とするものだったでしょう。PL視点としては何これ状態でしたが()

ともかく、本来ならあり得ない某シナリオの設定を急遽投入する許可をくださったKPに圧倒的感謝を。いろいろとお疲れ様でした。

 

2019年3月17日「江戸と宝と姫と侍」ぴー様作

KP:ぴー/PL:猫・ツキナミ/PC:後藤鋼樹(郷土史家)・沖津紅(巫女)

一言:2クリ5ファン(大惨事)

ぴーさんが一日で何千文字も書き進めて完成させたというオリシを回してくださると聞き、嬉々として参加してきました。

序盤、後出しジャンケンの如く「後藤君って普段から着物のイメージなんですが……」と爆弾発言を投下して申し訳ありませんでした。ちなみにダイス目が「お前は洋服」と告げたので今回は大人しく洋服を着ました。

さて、シナリオ内で出会ったNPCがこちらの言い分をなかなか信用してくれず、沖津ちゃんの怒りのボルテージが徐々に上がっていくのがリアルだなぁと思いました(そんな不穏な空気の中で二人に挟まれる後藤君)。

探索パートでは、道場で矢を撃ち合って優劣を比べたり不意打ちを退けたりしたかと思えば、胡散臭い情報屋が望む対価の基準がよく分からず困惑させられました。あの時は(恐らく)途中から沖津さんの言葉がツキナミさんの本心になっていましたね……。

そうして技能値がやたらと高い裸眼A・裸眼B(おまけに眼鏡掛け機)との戦闘へ。《日本刀》技能による殺陣の応酬が非常に楽しかったです。さすが八割さんは安定感がある。

ただ、後藤君が殺害を許容できるとは思えず、敵対NPCの命を奪わないためにHP管理に気を遣いました。協力NPCが遠慮なく敵対NPCを殺そうとするのを止めるために、《日本刀》のクリティカル判定を使う位には頑張りました。おかげさまで死亡者ゼロに済ませられたので本当に良かったです。それにしても寝起き姫による《応急手当》が優秀だったなぁ……。

また、戦闘中にノックアウト攻撃の判定方法、ショックロールの方法、《受け流し》の判定方法、自動気絶および蘇生方法についてKP・PL共に確認不足な部分も否めず、先述した猫のワガママも相まって、戦闘処理だけで一時間もかかりました(すみませんでした)。改めて、クトゥルフ神話TRPGの戦闘方法はきちんと頭に叩き入れておかないといけないなぁと痛感しました(特に《受け流し》については猫自身、ルルブを後から読み直してようやく理解した模様)。

その後、縛り付けた眼鏡掛け機に(日本刀を喉元に突き付けながら筆談で)事情を聞き、借りていた物を返却し、NPCも含めて無事に全員生還できました。ED後、紆余曲折あって手元に戻ってきた木刀を道場の神棚に納められて何よりです。

ところで、何の判定か忘れてしまったのですが戦闘中にこんな掛け合いがあったのだとか何とか。

猫「え? 1d100の90以下(の数値を出せば成功)ですか!?」

ぴー「そうですよ」

ツキナミ「大丈夫です、ファンブルしなければいけます」

猫「止めてください……そんなフラグを立てたら……!!」

f:id:leafiness:20190319213854j:image

猫「ほら、ね。来ると思ったんですよ」

ぴー「むしろ凄いですね……」

ツキナミ「本当に出るとは……」

 

2019年3月30日「君におはようと言えたら」セカイ様作

KP:あまつ/PL:猫・あまつ/PC:柊杠葉(大学院生)・橘千里(モデル)

一言:「埋め合わせ」という言葉の重み……。

あまつさんとの初セッション。先に猫がKPをした後に回してもらいました。「ココフォリア」というオンラインセッションツールを教えていただきながらのセッションでした。どとんとふが使用できなくなる前に機能を把握しておきたい今日この頃です。

突然ですが不遇な目に遭うことに定評のある柊ちゃんに彼氏ができました! 仲良し補正で《心理学》+30%されたら自動成功になって彼氏が隠し事をしていることが分かりました! 即落ち二コマかな??

そんなわけで一つ何やら抱え込んだ彼氏と遊園地デートをすることになりました。途中不穏な雰囲気を感じつつもデートっぽい雰囲気になったので良しとしましょう。ジェットコースターで撮影された写真を買ったり、ゲーセンで大きなぬいぐるみを取ってもらったりしました。なお、ぬいぐるみはセッション途中から最後まで抱えていました。

いい加減嘘を隠し通されるのも癪だったので事情を問い詰めると「実は僕、クローンなんだ」と予想の斜め上の告白をされました……。

橘「何で? どうして僕じゃ駄目なの? あの人と何も変わらないじゃないか」

柊「自分の知っている人が危険な目に遭っているって知って、私が何もしないような人じゃないって知っているでしょう?」

この直後、心底弓矢が欲しいと思いつつも敵本拠地に突撃しました。そして明かされる真実と橘君の決意を聞くことになるのですが、柊ちゃんとしてはここは譲れないところだと思って最後の最後まで粘りました(KPには申し訳なかったですが)。《説得》の技能を低くしたことをこんなに恨んだ日はありませんね……。

柊「『埋め合わせ』してくれるって約束したじゃない。だから、必ず帰ってきて」

どうやっても彼を説得できないと分かってもなお、小指を差し出して無茶な約束をさせることだけは止められない柊ちゃんでした……。ただ、辛くても、苦しくても、橘君のことをしっかりと心に刻んでくれるでしょう。強い子だなぁ……。

 

2019年3月30日「チクタクハート」isora様作

KP:トト丸/PL:猫・アイリーン・イルハ・エカルラート・キラメル・こたつタコ・桜井義之/PC:草加怜・不破郁音・美凪儺穣・オッコエ ルイス・菊池エンリケス・山崎ひなた・九十九遊馬

一言:めちゃくちゃ悔しい。

大人数でワイワイ騒ぎながらのセッションとなりました。某病院に研修でお邪魔したかと思いきや(自分の診療所でもないのに)代わりに診察を任されたり、突如発生した大量殺人に巻き込まれたり、挙げ句の果てには時間遡行までやってのけたりと序盤からシナリオもRPも飛ばして まくりでした。

事態を解決するべくひなたさん(「星空荘」の際に同卓だったことをセッション中盤まで忘れていたPL達)と別行動するも上手いこと情報が得られなかったり、遊馬君達がジャーナリストから情報を得るべくデュエルして敗北したり、蚊帳の外になっていた美凪さんが暗躍したりと、さまざまな視点で進行するストーリーが緊迫度を増幅させていきました。

なお、一番驚いたのはイルハさんから秘匿チャットで「よろしくPvP」というコメントが届いた時です(この時点で終盤の展開をある程度察した猫である)。

ただ、核心的な情報を収集できないまま終盤に行き着いてしまい、探索者達はNPCの少女から何もせず立ち去るように求められます。ほとんどの探索者がそれに従う(それに従えば探索者の命はほぼ確実に助かると分かっている状態だった)中、怜さんは(内心で翡翠さんに謝りながら)相対することに決めました。PCが死ぬことを覚悟してRPをやり切ろうと決意した瞬間です。もはやどうすることもできない故に遅延行為だとは分かっていましたが、他の方々にご無理を言ってやらせてもらいました……。

NPCにかける適切な言葉が見つからなくても、戦闘技能を持ってなくても、美凪さんとのPvPになろうとも、「目の前で多くの人の命が失われるのを見過ごせるわけがない」という言葉が彼の本音だったのでしょう(結局、美凪さんのノックアウト攻撃の前に倒れる)。

???「貴方は優しいですね」

???「もっと早く貴方のようなお医者さんに出会えていれば、何か変わったのかも知れませんね」

???「……ありがとう」

気絶中、NPCの少女に抱きかかえられるというよく分からない体験をした後エンディングに移行。結果的にはNPCの少女の思いは報われず、さらに目の前で多くの命も失われ、何もできなかった後悔と罪の意識を抱えることになりました。 PLとしても情報を取り逃がしたのが痛すぎたので今後は探索を徹底したいと思います。

 

2019年4月1日「daze syndrome -目眩まし症候群-」にこいち様作

KP:猫/ PL:猫/PC:草加怜(医者)

一言:何かを得るために何かを奪う覚悟。

KPがいなくても PLが選択することでストーリーを進行できる「KPレスシナリオ」というものを初めて回してみました。

そして初手誘拐である(34歳男性、何度目かの誘拐の瞬間)。翡翠ちゃん共々謎の組織に攫われ、何かの冒涜的な儀式の生贄にされかけました。ただ、技能を失敗したために儀式阻止に必要な物品を得るためのパスコードが入手できず、結果的に誰かを生贄に捧げなければ出られないということが明らかになってしまいます。

勿論翡翠ちゃんは除外するとして、残された選択肢は自分と組織の人間。ただここで自分が犠牲になったとして、無事に翡翠ちゃんが診療所に戻れる保障がなかった(もしそんな保障があったら怜さんが犠牲になる選択肢もあり得たはず)……。

f:id:leafiness:20190510073831j:image 結果として無事に脱出することに成功しますが、また一つ罪を抱え、初めての一時的発狂を翡翠さんに救われた怜さんでした。

 

2019年4月29日「夜と睦言」八重樫アキノ様作

KP:猫/PL:猫/PC:草加怜(医者)

一言:きちんとやりました!!

KPレスシナリオ二本目、回してきました。本当は前回の反省(前回のKPレスシナリオはDiscordを使ってRPしたせいでいろんな人にネタバレを振り撒いてしまった)を踏まえ、RP内容をどどんとふに書き込んできました。

さて、肝心の内容ですが、謎の空間に飛ばされたかと思えば自分の想い人について書かせるというなかなかエグいものでした。 PL自身、怜さんが翡翠さんに対してどんな想いを抱いているのか考える良いきっかけとなりました。

ただし、改めてチャット欄に書くと恥ずかしくないですか!? めちゃくちゃ恥ずかしかったです!!

f:id:leafiness:20190510075240j:image ※犯行の現場を捉えた貴重な画像

 

2019年5月1日「Your Captive」甘党ふうせん様作

KP:イルハ/PL:猫・こたつタコ・トト丸・イルハ/PC:琴乃葉奏・高橋かなで・霧原かすみ・美凪朱癒

一言:何だこれ(ダイス目)は……!?

記念すべき令和を迎えた日にシナリオを回していただきました(このセッションの前に猫が「沼男」を回している)。

美凪さんから泊まりの旅行に誘われ、山奥のペンションにお邪魔することになりました。なお、この時点で既にコミュ障の琴乃葉ちゃんにとって快挙に次ぐ快挙。シナリオの都合とはいえ、携帯電話にどんどん連絡先が増えていきます。嬉しい悲鳴です。

さて、到着した先で美味しい料理を振る舞っていただいた後、いろんな場所を散策して夕飯の食材を集めることになります。

ところが。

f:id:leafiness:20190511111832j:image 山にキノコを採集に行った琴乃葉ちゃん達がこんな有様になり、途中までで既に2クリ5ファンという悲惨すぎる(某不幸体質剣道道場主と同じ)ダイス目を披露。毒キノコを嬉々として収穫しました。一方の川組は無事にNPCの少女(桃華ちゃん)との接触に成功。何だこの差は。

その後、なんやかんやでコミュ障なのに少女との遊び相手を任され、一緒にレクリエーションルームで遊んだり、持ってきた本で読み聞かせをすることに。ついでとばかりに(PL達の悪ふざけで)兎耳の被り物を付けさせられました。これで本当にAPPが上昇していいんですか……?

後半では、既に他PCが発見していた場所から隠された部屋を見つけて突撃。少女の隠された真実と、自分達が気付かずに犯してしまった非人道的行為に衝撃が走ります(諸事情で某PCのSAN値回復するの笑う)。

終盤では、拙いながらも琴乃葉ちゃんの価値観や言い分をNPC達にぶつけるRPができて大満足です(そんな中でも諸事情でSAN値回復する某PC)。他の皆さんも各々が生き残るためのRPをして下さり、非常に助かりました。それにしても、一時的狂気(殺人癖)を引いてしまったために美凪さんに強制退場させられた霧原さん、ご愁傷様です……。

少女を助けるために何度も対抗ロールを振ることになりましたが(当然だが文学オタクに戦闘技能など存在しないので死ぬ気で振った)、最後の最後で1クリを叩き出しました。思わず「っしゃああ!!」と叫んでガッツポーズした件についてはお許しください。

結果、少女をお持ち帰りした琴乃葉ちゃん。両親への諸々の事情説明はきっと大変だったでしょうが、琴乃葉家で預かり、今後は妹として可愛がることでしょう。

 

2019年5月5日「ななつとみっつでとおのむら」にこいち様作

KP:ぴー/PL:猫・みーな/PC:柊杠葉(大学院生)・鼠家蕾(大学生)

一言:あれ、これ柊ちゃん要りましたか……?

ゲーム仲間と共に満喫した二泊三日のTRPG合宿後、一時間程度の電車内でまさかのオフセが始まりました。ちなみにオフセだけでは終わらなかったので、帰宅後にボイセを行いました。

京都以来に蕾ちゃんと再会し、こちらも二泊三日で小さな村に旅行しに行きました。途中までは普通の(途中、部屋の物が移動したこともあったけれど悪意はないようだったから問題なし)旅行だったはずなのに、気が付いたら蕾ちゃんが小学一年生くらいの女の子になっていました。

柊「え……、ひょっとして、蕾、ちゃん……?」(蕾ちゃんを持ち上げながら)

蕾「うん! 蕾だよー。柊ちゃん大きくなったのー?」(手をぶんぶんしながら)

何だこのカオスかつのほほんとしたやり取りは。可愛いか、これが可愛いなのか??

その後、何とか元凶を探ったり何とかするべく探索を始めるのですが、リアル知識でどんな神話生物が関わっているのか分かってしまったせいで猫がやたらと水場に行きたがらなくて申し訳ありませんでした……。

そんなPLのせいで逡巡し続けていた柊ちゃんを横目に、《登攀》や《跳躍》や《水泳》を次々に決めて必要そうな物を全部回収する蕾ちゃんにはさすがの一言でした。まあ、蕾ちゃんよりも全体的に技能値が劣っていたからなぁ……。

結果的には蕾ちゃんも無事元の姿になり、残りの宿泊日数を満喫した二人でした。

ところで、KPのガバが見つかる度にぴーさんが焦っているし、猫も猫で技能失敗する度に悶えるし……リアルで会話しながらRPする楽しさの一つは、きっとああいうPL同士の反応が見られるところなんでしょうね。ぜひ、またオフセをやりたいものです。

 

2019年5月26日「都市伝説『T高のU子さん』」にこいち様作

KP:ぴー/ PL:猫・りん・れいらん/PC:如月琳(ディレッタント)・陽向芽衣(YouTuber)・星宮リオン(歌い手)

一言:如月芸能事務所に待望の新人が到来。

f:id:leafiness:20190611222018j:image時間おかしくないですか??(お誘いいただきありがとうございました!!)

そんなわけで、ぴーさんに釣られてホイホイ付いて行った先にはホラーシナリオが待っていました。

正直、お化け屋敷が苦手な猫ですが、猫以上にホラーが苦手なりんさんとれいらんさんとぴーさんが互いに互いを殴り倒すような現場だったので、むしろ開き直って嬉々として参加することにしました。ちなみに、セッション中に恐怖感を煽るような「通りゃんせ」をYouTubeで探してDiscordで流したのは私です()

あらかじめ幽霊や怪談関係のシナリオだと知っていたので、如月ちゃんを連れて行くことにしました。すると、あらかじめ提示されていたお二方のPCとの接点を持つために、逆にお二方のPCが如月芸能事務所に所属することになりました! やっと芸能事務所としての面目が保てる! ……と、意気揚々と機材を買いに行った矢先に不可思議な現象に巻き込まれました。

某赤魔術師曰く、「怪物であるためにはいくつかの条件がある」らしく、その中に「怪物は理解されてはならない」「怪物は会話をしてはいけない」というものがあるとか。そういう意味では、今回の神話生物は非常に恐ろしい存在でした。おかげさまで必死に頭を働かせて何とか遭遇しないように考えましたとも、ええ。技能値が足りなかっただけですとも。しかもセッション後半では、情報が集まったはいいもののどうすることもできないと分かって絶望しかないという、隙を生じぬ二段構え。辛い。

それでもNPCの少女を救うために何とかしようとした結果、少女の救済と引き換えに、如月ちゃんの目の前で所属タレントの二人が無残な死体となるという残酷な結末を迎えました……(INTが溶けてギミックを解けなかった猫が悪い)直後、二人共何事もなく生き返って元の世界に戻れたとはいえ、如月ちゃんにとっても PLにとっても(いい意味で)生きた心地がしなかったホラーセッションとなりました。

なお、セッション終了後に寝られなかったPL達もいれば、とある猫はKPと導入の読み上げをし合うというよく分からないことをした後にぐっすり寝たらしいですよ。

 

2019年6月2日「そして誰もいらなくなった」isora様作

KP:ぴー/PL:猫・桜井義之・りん・れいらん/PC:藤咲澪(刑事)・堂下浩次(消費者金融社員)・市原桜(院生)・零林蒼夜(怪盗)・星名貞弘(刑事)

一言:上げて落とすと思っていました()

かつて猫がブクマをしておいて一切読まずにいた気になるシナリオを回してくださるとの報を聞き、ぴーさんに急遽お願いした次第です。参加して本当によかったです!!

秘匿HO制の採用により、「何でも願いが叶う島」という噂を聞きつけてやってきた藤咲君。他の探索者の様子を伺いながら、何故か女装してきた自称探偵の男性怪盗に茶々を入れたり、堂下さんの願いが叶うかどうか確かめようとしたり(魔道書はさすがに却下されていましたが、『願いが叶った』というカウントになっていたり)と、途中までは結構慎重に立ち回りました。それというのも、 PL視点的にはあまりにも島の噂が罠すぎて「願いを叶えたら外に出られなくなるか、最悪即ロストもあり得るのでは……?」とメタ的な思考に走っていたからです(反省)

「いやいや何のための秘匿HO制だ、PLではなくPC視点で動け猫! 今更(探索者の)命なんか惜しくはない、やるなら後悔しないようにやれえええ」と自分を奮い立たせて一人で突撃し、「自分の上司である星名貞弘(=猫が某シナリオでKPCとして殺したPC)を生き返らせてほしい」という願いを叶えてもらいました。まさか本当に叶うとは思っていませんでした……。

ぴー「猫さん、星名さん(のRP)やります?」

猫「はぁ!? まさかPLで一人二役!? いやいやいや無理です、ぴーさんに任せますよ!?」

藤咲『あの……本当に、星名さんッスか』

星名『(亡くなった直前の記憶が失われているため、前後の記憶が断裂している)何だお前、そんなところで何やってるんだ。ところで、ここは何処だ? 何でこんなところにいるんだ?』

藤咲『あー……えーーっとそれはそのぅ……』

星名『ほーう? お前、上司に嘘を吐ける程偉くなったのか?』

藤咲『いいえ違うっスこれには深い訳がありまして……(一時的狂気で口にしていた座布団を敷いて、その上に正座して謝罪する部下の図)』

その後、 PLの皆様方から「刑事コンビ」と並び称された藤咲君と星名さんが、珍しく有能な活躍を見せてくれて非常に嬉しかったです。特に、《追跡》と《目星》と《心理学》を二回振れるというのが大きかったですね。しかもほぼ成功させているのが強い。f:id:leafiness:20190612001248j:imageこんなことも言われましたが猫は元気です(全ては星名さんのSAN値が低いのが悪い)

途中まで、生還ルートはともかく星名さんお持ち帰りルートが掴めずにPL全員悩んでいたら、ぴーさんから「探索が足りないからですよ……」と(天の)声が聞こえてきました。優しすぎませんか??

市原さんの出目が輝いて二度も達成率30%代の技能に成功したかと思えば、最後の《幸運》で堂下さんが1クリを叩き出して他PLのロストを直前で回避してくださるなど、それぞれのPCが互いを補い合った結果のベストエンディングだったと思います。

当面は戸籍が消失して遺品整理までしてしまった星名さんの処遇について考えようと思います……が、その前に刑事コンビで邪神的ハンバーガーを食べに行ってきました!! 美味しい!!(しろめ)

 

2019年6月14日「七夕狂騒曲」riryuru様作

KP:ぴー/PL:猫・ぴー/PC:草加怜(医者)・草加翡翠(メイド)

一言:ヤメロォ(いいぞもっとやれ)

草加さんに回したいシナリオを見つけてきました! 今日やりませんか!?」と、ぴーさんのよく分からない話にまんまと誘われ(むしろ乗って)、23時過ぎからセッションしてきました。3時間半睡眠ダメ絶対。

翡翠さんと七夕祭りに行って短冊に願い事を書いてきました。KPCである翡翠ちゃんの願い事は決まっていたそうですが、翡翠ちゃんならそう書いても文句は言えない……。

ちなみに怜さんは「翡翠さんが幸せになれますように」と書きました!!(初期値《隠す》に失敗してしっかり翡翠ちゃんに見られました畜生)

ただ次の日、何故か二人で仲良くベッドに寝てるし恋人繋ぎしてるし警察がリア充爆発させようとしてくるし、またしても何やら巻き込まれていることだけは理解できたので取り急ぎ知人に連絡をしておきました。

f:id:leafiness:20190615135817j:image(なお、ツキナミさんとあささんには一切に何も伝えていないという。完全にフレーバーである)

その後、話の聞かないおばさんに助けられつつも事態を解決させることができました。

赤面する翡翠ちゃんの方がまともに見られなかったり、ファンブル続きで転びまくる翡翠ちゃんを抱きしめたり、攻撃から身を呈して守ったり……何だこの医者格好いいぞ? いつ結婚するんだこいつ??

猫「『私には《医学》の心得がある!』何のための86だと思ってるんですか。こういう時のためですよ!(翡翠ちゃんが怪我した時)」

ぴー「前回のセッションで《医学》の限界を感じたんですよね……」

お互い一年で相当数をこなしてきたことを感じるセッションとなりました。

 

2019年6月18日「実りの鈴の鳴る前に」提灯鉄鼠様作

KP:イルハ/PL:猫・ぴー・りん・れいらん/PC:草加葵(私立探偵)・小鳥遊悠(作家)・小鳥遊縁(看護師)・冬美心愛(パティシエール

一言:突発卓とは思えない充実感。

珍しく早く仕事が終わったと思ったらいつの間にかクトゥルフを始めていました(イルハさんありがとうございました)

一夜経って改めて見ると凄まじい面子でしたね……荷車を音速レベルでかっ飛ばしたり○○人に分裂したりするKPCこと臥凪ウィルさんも相当に凄まじいキャラだったので、葵君は完全に一般人ポジションでした。

ちなみに、冬美さんのAPPに魅力されて一目惚れしてしまった葵君。この事が冬美さんの彼女にバレたら彼は死にます(ツキナミさん許すまじ)

さて、改めて自己紹介をしたところで全員荷車(葵君が閉所恐怖症のため車に乗れないので移動手段がほぼ全部荷車になりました。やはりツキナミさん許すまじ)で移動して肝試しへ。そして案の定、次の日に左手に何やら良からぬ痣が浮かび上がり、事態の解決に乗り出すことになりました。

あれ、気のせいかも知れませんが、まともに探索しているのが葵君と冬美さんの二人だけだったのでは……?(なお、葵君の《言いくるめ》は安定の失敗だったので冬美さんにカバーしてもらいました。何でいつも失敗するんだちくせう)

小鳥遊兄妹が行くところに限ってめぼしい情報がなく、相変わらず仲良く雑談しながらも神社で笛を吹き合っているのが面白すぎました。数値的にもダイス目的にも優秀な妹と、どうしても妹に及ばない兄という、いい関係性を見せてもらいました。ただ、機会を見つけては兄妹揃って《ゴリラ語》振るの本当に何でですかね(褒め言葉)

そして、遂に訪れた神話生物との遭遇および特大のSAN値チェック。その直前に幼女殺害のトラウマを思い起こしたからなのかSAN値が削られていた葵君でしたが、犬のトラウマを乗り越えて血文字と同数値の減少に留めました。

葵『拒むに決まってんだろこの野郎』(と言いながら右手の親指を下に向けているイメージ)

……ところが、クトゥルフ神話技能が最も高い小鳥遊兄が一気にSAN値を減らして不定も踏み越え、一ヶ月ほど笛を吹くことに執着するようになってしまいました。どんなに吹いても上手にならないのが不憫でしかない……今後はしばらく草加診療所に通院ですね。

正直に言えば、PLとしてはこの面子と葵君との交友関係ができたのが嬉しすぎるので、ぜひまた同卓させてください!

 

2019年7月6日「君は可愛いぼくの飼い主」八重樫アキノ様作

KP:ぴー/PL:猫/PC:如月琳

一言:如月ちゃんでよかった(満足気)

仕事が立て込んでいる合間を縫ってTwitterを開いてTLを追っていると、暇そうにしているぴーさんがいたのでクトゥルフに巻き込んできました(急なお誘いにも関わらず、本当にありがとうございました)。

しかも、ほとんど他人に明かしていなかった如月ちゃんの過去ネタをセッション中に勝手にRPで使ってしまい、ぴーさんには本当にご迷惑をおかけしました……何卒お許しを……。

さて、セッション中、幽霊的な存在や謎の神話生物などの異質な存在を終始忌避していたせいなのか、肝心の技能が失敗続きで全く探索が進みませんでした。大抵のダイス目が80を超えるなんておかしすぎません??()終いにはNPC任せでないと情報が手に入らないという……。

終盤、NPCと如月ちゃんに意外な共通点が判明したこともあり、NPCと同棲を始めることに決めました。「凪」という名の存在が、如月ちゃんの心の支えになってくれたことに感謝しかありません。ツンデレって、いいよね。

ところで如月ちゃん、《目星》や《図書館》よりも《猫語》の方が技能値が高くなったのですが……もはや《猫語》マスターなのでは……??

 

2019年7月21日「怪人」桜井義之様作

KP:桜井義之/PL:猫/PC:草加葵(私立探偵)

一言:問題児がさらに問題児と化した瞬間である。

「三十三連勤から解放された」とツイートした際、桜井さんから誘われてセッションしてきました。KPを快く引き受けてくださり、本当にありがとうございます!

探偵らしく行方不明の友人を捜索する依頼を引き受けたのですが、肝心の依頼主が怪しさ満点、友人が最後に目撃された診療所も怪しさ全開、肝心の友人も人間性がクズ気味。まさに前門の虎後門の狼。終始「面倒くせぇ……もう止めようかな……」と呟き続ける葵君でした(あまりにも呟き続けたせいでKPを不快にさせてしまっていたら申し訳ない)。

診療所に人がいなくなった頃合いを見計らって侵入した葵君。時間制限に怯えながらも結構サクサクと情報を集めていきました。何でいけないことをしているときに限って出目がいいんですか??(ウキウキで鍔付き帽子とロープと手袋を装備させる猫)(そういうところやぞ)

最終決戦前の戦闘で《回避》がファンブルしたときには死んだと思いましたが、辛うじて生き残った時には胸を撫で下ろしました。ただ、HPが15→5となってしまい、シナリオも友人も全て投げ出して逃げ出そうかとも考えました。しかし、「葵君ならどうするか」を考えた結果、途中で投げ出さずに戦う決意をしました。具体的には、診療所に遺書を書き残すくらいには覚悟を決めました。医学書や医療施設による《応急手当》の補正を認めてくださったKPには感謝しかありません。

最終的には敵と殴り合いながらも《マーシャルアーツ》をクリティカルさせ、無事にエンディングを迎えました。辛うじて生還した葵君ですが、探索中に《クトゥルフ神話技能》をファンブルして予期せぬ形で羊皮紙を見てしまい、そのまま持ち帰った結果、《クトゥルフ神話技能》が30に上がりました……。

後から相当ヤバいものだったと知らされ、その上呪文も会得してしまったため、草加家どころか猫の探索者史上最も物騒な探索者となってしまいました。自分で言うのもアレですが、《萎縮》も《支配》も使える人間なんてラスボスになりかねない……大丈夫かな……?

ともかく、素敵なシナリオをありがとうございました! また別のシナリオを作った際には是非参加させてください!

 

2019年7月29日「墨染桜」楽しむことを諦めない卓様作

KP:れいらん/PL:猫・ふぃな/PC:後藤鋼樹(郷土史家)・夜特種(私立探偵)

一言:京都に行きたいです。

平日月曜にも関わらずクトゥルフを楽しみたい人達が集まってセッションをしてきました。KPを引き受けてくださったれいらんさん、ありがとうございました!

中学生の探偵と共に京都に赴いた、もとい引率して旅行に来たかと思えば、知人である大学生の八重咲さんと一緒に彼女の知人を探すことになりました。ツアー客の藤見さんも巻き込んで、前半は桜の名所を回って観光がてら情報収集をすることに。

藤見さんが短歌を披露するたびに、猫が「あーーーーこの句分からないいい」と唸っていた件については本当に申し訳ありませんでした。リアル知識も後藤君の《歴史》の数値も足りませんでした。リアルの専門分野だけに悔しかったです。

夜君の中学生らしいテンションの高さと愛らしさ、それに対して片っ端からツッコミを入れる後藤君のやり取りが非常に楽しかったです。

ファンブルが原因で清水寺から落ちそうになる後藤君に御守りを買うように勧めてくれたところは個人的にお気に入りです。あと、勝手に夜君が朝コーヒーに砂糖をたっぷり入れている設定を盛り込みました……申し訳ない……。

後藤『ところで小さな探偵さんよ。人捜しをしているってこと、忘れていないよな』

夜『そそそそんなわけないだろ!?』

ただ、なかなか思うように情報が集まらず人捜しは難航。そんな中でKPから突然求められる対抗ロール。対抗値も高くて怖かったです。PL虐めは止めましょうね……?

そして、後半から怒濤の展開。藤見さんの告白を聞いて覚悟を決めた直後にクライマックス。「木刀を背中から抜いていいですか」と宣言した時は、猫の脳内で後藤君が本当に木刀を抜いていました。その後の戦闘でも《日本刀》と《回避》を全て成功させ、道場主としての意地を見せてくれました。格好いいぞー! あと夜君《こぶし》クリティカルしすぎでは??

最後に待っていたのは、彼にとって幸運とは呼びがたい現実でしたが……それでも、きっと後藤君なら自分なりに抱えて生きてくれると信じています。

f:id:leafiness:20190730212316p:plain※KPに熱望されてセッション終了直後に40分で一気に書いたSS。ネタバレ含みます。

 

2019年8月4日「その隋に君を呼ぶ」USB様作

KP:あさ/PL:猫・あさ/PC:草加怜(医者)・里原椿(事務員)

一言:「I believe ~海の底から~」を聴いていたら涙が出てきました。

「『スノーパレスにさよならを』『追憶の蒐集室』の仕返しをしに来ました!」と、嬉々としてあささんからお話をいただいたセッションに行ってきました。緊張しすぎて開始前から腹痛に襲われました()

当初から、最近怜さんや里原君の周辺で発生した短編やらセッションやらの都合でRPが捗るのなんの。本当に、お互い大切な人が増えたものですね……。

さて、そんな時に里原君が謎の時計を拾ったことで視線を感じるようになり、なんやかんやあって謎の空間に飛ばされることになりました(展開の説明が雑すぎる)。

怜さんは、里原君が謎の化け物に何度も拷問されている様子を何もできずに眺めることしかできませんでした。あまりの展開にPL・PC共に言葉を失う始末。途中、怒りのままに振るった《こぶし》が1クリしましたが、その甲斐なく、繰り返された拷問によってズタズタになった里原君の死体に「すまない、すまない……また、私は助けられなかった……」と、言わせてくださったKPに感謝です。

その後、あささんが一週間かけて書いてくださったという渾身の「里原椿の○○」を読ませていただきました。あれは反則でしょう……(猫は泣いた)

さすがに本文を載せるのは憚られたので、あささんの文章を読んだ直後に猫が即興で書いた、怜さんの心情をまとめた文章が以下になります。

『……ああ、「満足」だなんて嘘だ。だって、医学生になるためにあんなに頑張ってきただろう。私に頼んでまで勉強を見てもらっていただろうに』
『確かに、君は人並み以上に嫌なことも辛いことも経験してきただろう。でも、君にだって幸せになる権利はあるんだ』
『……この手紙の最後に書かれている方に、心当たりはない。それはつまり、君が私と同じようにいい出逢いをしたってことだろう?』
『それなら、君はここで満足だなんて言ってはいけない
『もちろん、私に力足らずなことがあったことは認めよう。あの化け物から君を助け出せなかった。救えなかったことを認めよう』
『それでも……、いや、だからこそ私達は、こんな非現実的な現象に屈して自分の幸せを諦めてはいけないんだ』

まあ、この直後に2回連続でファンブルしたんですけどね!!!(RPとダイス目が比例するジンクスを持つ医者)

一方で、別の空間ではとある男性の成長過程を追体験してきました。小学校低学年の彼は可愛さの極みだと思うんですよ(イラスト待ってます)

少年『いつかね、人魚姫のように誰かのために一生懸命何かができる、強い人になりたいんだ』

怜『……ああ。君なら絶対になれるよ』

そして、研修医として草加診療所にやってきた頃まで成長した彼に対して、怜さんはつい「どうして医者を目指したのか」を問いかけていました。彼の答えは分かっていましたが、どうしても聞きたかったのです。小さい頃から変わらない純粋な想いに少しばかりの憧憬を抱きながら、医者として立派に成長してほしい、そう思ってRPしていました。

椿『もう僕は手遅れです。先生だけでも元の世界に戻ってください』

怜『……っ!!』

その直後にこれですよ。やりかえされたああああああああと心の中で呻いた瞬間でした。やられた。「追憶の蒐集室」の罪は重い……。

終盤、突如として現れた様子のおかしい化け物を殺すか殺さないか、怜さんは選択を迫られます。PLとしては慎重に決めたかったのですが、怜さんとして考えれば一択でしたね!!(葵君なら殺してた)

??『早く、殺せ、殺したくない、傷つきたくない』

怜『私は医者だ。「人」を殺すなんて選択肢、取れるはずがないだろう』

結果的に里原君共々無事に生還できましたが、終始PLが焦ったり放心状態になったり饒舌になったりと、KPにご迷惑をおかけしました。ついでに、怜さんが馬鹿正直に一部始終を漏らしたせいで里原君に不定の狂気が……すみません、責任取って診療所で診ます……。

なお、セッション後は猫が「私とあささん、選ぶシナリオの傾向が似てますね」とお互い笑い合い、仕事終わりのぴーさんを巻き込んで「翡翠ちゃんとどこまでいったんですか。そもそも、何で結婚式まで挙げて告白までしておいて進展がないんですか?」という事実に対して弁解RPをする羽目に。

ぴー「……って、これミフネさん欲しくないですか?」

非常に濃密なRPを満喫できたセッションとなりました。あささん、そしてぴーさん、本当にありがとうございました!!

 

2019年8月5日「宝石を食む」く様作

KP:ぴー/PL:猫/PC:草加怜(医者)

一言:おめでとうございます!!! ありがとうございます!!!

「某怪盗様から紹介されたので回したいと思っていたんですよ」と妙に笑顔を浮かべるぴーさんに回されてきました。

初手から怜さんが記憶喪失。同じ部屋にいた白髪の少女を「君」と言いながらも、彼女の作る料理を食べながら記憶を少しずつ取り戻していきました。

怜『(無理して笑っているような少女を見て)君にそんな顔をさせたくはないんだ。何故か分からないんだが、そんな気がするんだ』

怜『記憶がないせいだろうか、君になら正直にいろんなことが言える気がしたんだ』

怜『君が、私のために料理してくれる腕前を「そんなこと」だなんて言わないでほしい』

「記憶がないので、思ったことを正直に言うだけの機械になってもいいですよね!?」という犯行声明を残して思う存分RPする猫と、それを聞いて少女が顔を赤らめて百面相を浮かべるRPをしつつ「はーーーー」と溜め息を零すKPの姿がそこにありました。

そして《医学》ファンブルである(もはやわざとではないだろうか)(RPと反比例するダイス目)

最終的には彼女の記憶をきちんと取り戻し、無事に二人揃って生還した怜さんでしたが、最後にどんな行動をするかで少しだけ迷いました。

具体的には「真珠の扱いをどうするか」です。

PLの思考としては「真珠も宝石の一つには違いないから念のため食べておきたい」だったのですが、PCとしてどんな気持ちで食べるのだろうか、と。そう考えた時に一つ思い浮かんだことがありました。

真珠は彼女の涙が形を成したもの。それなら「真珠を食べる」=「少女の悲しみを飲み込みたい(彼女が悲しむことを消し去りたい)」ことにならないか、と思いまして……。

そんな解釈で飲み込んだんですけれど、分岐的には全く意味がなかったらしいですね……(猫としては非常に意味がある行為だという話でした)

後日談として、四ヶ月間も翡翠ちゃんを失意のどん底で待たせていたことを知りました。それを知った怜さんは何をするだろうかと考え、ぴーさんにRPにお付き合いいただきました。

https://twitter.com/leafiness_neko/status/1158706304057167872?s=21

詳細はこちらのツイッターをご参照ください。お互いよく素面でRPしたものですね……。

二人の未来に少しでも幸多かれと願って。